花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察(7月)コガネムシとカナブン、ハナムグリの違い、クロウリハムシ、他

2020-07-11 | 昆虫
昆虫にも似たものが多いですが、コウチュウ目でのコガネムシとカナブンもよく似ています。
投稿しようと準備したつもりでいましたが、調べていくうちにカナブンが、
時期的なものと樹木にあまり近寄らない為に今年はまだ撮ってなかった。
後日撮るようになったら追加しようと思います。

コガネムシ
カブトムシ亜目コガネムシ科スジコガネ亜科、  大きさ17-24mm、 時期 5-8月、
全身が緑色に輝く美しい甲虫。
 

センチコガネ
カブトムシ亜目センチコガネ科センチコガネ亜科 、14-20mm、 4-11月、
獣糞や動物の死がいに集まる黒いコガネムシ。
体にはにぶい光沢があり、その色は、紫、紫銅、青紫、金銅など地域によってさまざまある。


カナブン
カブトムシ亜目コガネムシ科ハナムグリ亜科、  23-32mm、 6-8月、
四角い頭部をもった、なじみ深い甲虫。
緑銅色、黄褐色、緑色、茶褐色、赤褐色、濃藍色など、色彩変異がある。

コアオハナムグリ
カブトムシ亜目コガネムシ科ハナムグリ亜科、  10-14mm,5-10月、
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体には、うぶげ状の細かい毛がたくさんはえている。
(左下 クロハナムグリ)


コガネムシとカナブンの違いは、
簡単に言えば、体の形と食べるものが違う。
         *コガネムシ      ■カナブン
・頭の形:    *丸みがあり半円形   ■四角形 
・翅の付け根部形:*少し丸みの三角形   ■大き目の二等辺三角形
・食べるもの:  *主に葉っぱ      ■樹液
コガネムシは、コガネムシ科昆虫の総称。コガネムシ科の草食系をコガネムシと言う。
カナブンは、コガネムシ科全般で特に金属光沢が強いものを通称カナブンと呼ぶ。
カナブンを探すには林に行かないと、草だけ眺めていても出合いそうにない。
ハナムグリは、コガネムシ科ハナムグリ亜科
翅に白い斑点があり、光沢がないものが多い。食べるものは花の蜜や花粉に集まる。
(カナブンは大型のハナムグリの一種)

ヨツスジハナカミキリ
カブトムシ亜目カミキリムシ科ハナカミキリ亜科、 9-20mm、 6-9月、
上翅に黄色と黒色のしま模様を持つやや小さめのカミキリムシ。
黄色の帯は4本あり、遠くからでもよく目立つ。ハチの仲間に擬態して身を守っていると思われる。

センノカミキリ(センノキカミキリ)
カブトムシ亜目カミキリムシ科フトカミキリ亜科、 15-40mm、 6-10月、
体色は黒褐色で上翅は黄褐色の微毛があり、濃淡により斑状となる。
上翅の中央から後方に2本の黒褐色の横帯がある。 
普通のカミキリからはずっと大きな印象でした。

ベニカミキリ
カブトムシ亜目カミキリムシ科カミキリ亜科、 13-17mm、  4-6月、
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。上翅はふつうは無紋だが、
黒紋がある個体もいる、頭部、触角、脚は黒色。  

ラミーカミキリ
カブトムシ亜目カミキリムシ科フトカミキリ亜科  8-17mm、  5-7月、
薄青色と黒色にきれいに色分けされたカミキリムシ。体表にはビロードのような材質感がある。 
カラムシの葉や茎をたべるので、カラムシの沢山生えている場所にいました。


クロウリハムシ
ハムシ科 ヒゲナガハムシ亜科 、 6-7mm、  4-9月、
頭部や胸部、腹部はオレンジ色かかった黄色で背中(上翅)と脚部は黒色です 。
クロウリハムシ(ウリハムシを含む)の食害を受けた葉っぱの特徴は円形に穴が開きます。
葉っぱを食べるとき、食べるエリアの範囲を円形に傷つけその内側を食べていきます。
だんだんと、外側へ食べる領域を広げていきます。 これはトレンチ行動と呼ばれるもので、
ウリ科野菜が虫への対策として生成している化学物資を遮断するためではないかと言われています。
←ウリハムシ 6-8mm、4-9月

キバラルリクビボソハムシ 
ハムシ科クビナガハムシ亜科 、5-6.5mm、 5-8月、
体腹面は黒色、腹部末端3節は黄褐色。まれに全体黒色の個体も。
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