花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

夏の野草花(7月)ハゼラン、ハナヤエムグラ、ユウガギク、オニドコロ、他

2020-07-29 | 花の写真
家に居ては、昆虫の撮影の方が増えていますが、花も忘れている訳ではありません。
天候が悪く出掛ける機会が少ないと在庫は少なくなりますが、、

ハゼラン(爆蘭)   別名:シュッコンハゼラン、サンジソウ、クサハナビ等
ハゼラン科ハゼラン属、1年草、西インド諸島原産、花期:8月~10月、
茎の上部に大きな円錐花序を出し、多くの花をつけます。花は径6~7mmで紅紫色の5弁花です。
花は午後3時ごろに咲きます。果実は径3~4mmの球形の蒴果で、熟すと裂けます。

ハナヤエムグラ(花八重葎)
アカネ科ハナヤエムグラ属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~9月、
花は淡紅色または淡紫色で、総苞に包まれているのが特徴。
花冠は直径約5mm、長さ約3mmで4裂する。 葉は4〜6個輪生 、挟披針形でまばらに粗毛がある 。

ユウガギク(柚香菊 )
キク科シオン(ヨメナ)属、多年草、花期:7月~10月、
和名は柚子の香りがするとつけられているが、ほとんど匂わない。
葉は薄く、長さ3~8㎝の披針形~卵状長楕円形、縁はしばしば羽状に中裂し、葉形は変化が多い。  
花は直径約2.5㎝、淡紫色~白色。青味の強さ、花弁の幅や数も変化が多い。
カントウヨメナ等とよく似ていますが、茎上部で 細長い枝を四方に広げる。


オニドコロ(鬼野老)   別名:トコロ
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草、花期:7月~8月、雌雄異株。
葉は互生し、長さ、幅とも5〜12cmの円心形〜三角状心形で、先は長くとがる。 
雄花序は葉腋から直立し、淡緑色の小さな花をつける。
雌花序は垂れ下がる。さく果は上向きにつき、3個の翼がある。
ヤマノイモと似ているが、ヤマノイモはさく果は下向きにつき円形となる。 

ジュズダマ(数珠玉 )
イネ科ジュズダマ属、多年草、東南アジア原産、花期:8月~9月
雌雄同株、花は複雑で簡単な説明ではない。大雑把に言うと黄色いのが雄花(の葯 )で、
白い糸状のものが雌花(の花柱)との事だがこの写真には写っていない。
今後近くで撮った時にはもう少し分かりやすくフォローします。
壺形の総苞葉(苞鞘ともいう。)を多数つける。 
果期には硬くなり、黒く色づき、一般にジュズダマと呼ばれるものである。

野草花と違いますが、野草だけでは寂しいので載せておきます。
ガウラ   別名:ハクチョウソウ(白蝶草) 和名:ヤマモモソウ(山桃草)
アカバナ科ヤマモモソウ(ガウラ)属、多年草、北米原産、花期:5月~11月、
別名の白蝶草の名の通り、少し赤みを帯びた白色で、独特の形をした可憐な花を穂状に咲かせる。

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