****大好評を得ているライブレポート・コーナー。
対バン仲間たちも自身のフェイスブックで公開してくれているよ。
まあ、色々な連中が読んでいるので様々なご意見があります。
叱咤激励歓迎さ。****
皆さん、心して読むようにね((´∀`*))!
他のイベントでも去年から何度も「スターライト」出演が決定するも、その都度中止の憂き目にあっていた・・・・。
先月遂に「スターライト」出演の念願が叶いました!
めでたし、めでたしだ!!パチパチ!!
ゴージャスな対バンが8つ。
「スターライト」
まだオープンして2,3年なんだそうだ。
元々がカラオケ店やダンスホールだったらしく、広い、音響効果もバッチリ。
しかも最近、機材も供給品に一新。
スタッフも親切で優しい。
先月は箱貸しの料金で利用させてもらったんだけど、めちゃくちゃに安くて皆ビックリしてた。
というか、他の場所が高すぎるんだよね。
まあ、この不景気な世の中だからそれも致し方ない・・・。
STAのメンバー達でも、ここに数人が出演経験あり。
だから前もってリサーチした。
結果、今現在札幌界隈で最も熱い視線が注がれている良質なライブハウスなんだってさ。
北24条の地下鉄駅にも近いしね。
周囲は有料パーキングがいっぱいある。
ライブ当日、マサはいつものようにSTSA中では一番のり。
裏手の有料パーキングに納車して2階までエレヴェーターで楽器・機材の搬入。
間髪入れずに続々と懐かしいバンド達が到着。
バンドマン達が和気藹々と和みの会話を楽しんでいる最中にも、純平店長やマッマさんたちは一瞬ものんびりすることなく準備作業にいそしんでいる。
マサは初対面の人々に名刺を手渡してご挨拶。
毎回メッセンジャーばかりのやりとりで終始している連中もいたりするからね。
先月はマサと純平ちゃんとの中継点をスターライト常連組のミーちゃん、SOEN、マオくんが担ってくれた。
だから、とんとん拍子にスターライトと馴染んでしまった。
すこぶる感謝だよ。
特にみーちゃんが逐一、気にかけてくれていて専用のお手製セッティング表まで送ってくれた。
至れり尽くせりの恵まれた環境だ。
そんなこんなで順調にタイムテーブルは進行。
各バンドのわがまま放題なところを全て受け入れてくれた。
おかげさまで大したトラブルもなく順調にライブは盛り上がりをみせていた。
ただ、バンドの入れ替え(15分)とセッティングに戸惑い、ほぼ30分の押し状態に陥ってしまった・・・。
雰囲気を察したのか、わざわざ純平店長はミキシングルームから「時間の事は一切気にしないでいいですからね」と嬉しい言葉をかけてくれたのだ。
感動しちゃうよ。
ちなみに近所ではその名も「純平」という美味しいお蕎麦屋さんも経営しています。
そちらもごひいきに!!
マサは夕方4時、食事に立ち寄ったんだけど、残念ながらまだ仕込み中でした・・・・。
可愛い猫が玄関で出迎えてくれたんだけどね!
必ず近いうちにお邪魔しますよ。
一番厄介なバンドS・T・A。
でも百戦錬磨のしたたかなる連中ゆえにあっという間に準備万端整っちゃった!
素早き頼もしい奴らだ。
マサはアナウンスもかねて場をつなぐ。
マサはワイヤレスを2機使用。
アキ&マサは前の「パープル・ブリンガー」と掛け持ちの多忙さ。
我ながらタフだよなあ・・・・
だって両方とも体力勝負の濃厚なる音楽だよ。
アキちゃん、去年の7月からずっとビデオカメラ撮影に失敗していたんだけど(強風でカメラが倒れたり、変なアングルでズレズレだったり、意味不明にスイッチが切れたり・・・・その都度、根気強くマサが指導した)この度、なんとか成功した模様((´∀`*))・・・・やっとだね。
せっかくセッテイングをバッチリ済ませていたのに、直前に精神統一していてそのままステージへ・・・・。
マサに言われて「あ!??忘れてた!」と大慌て。
ニシヤンとタカジュンに録画スイッチを入れてもらい事なきを得ていた。(靴を脱がないとビデオカメラにまで手が届かないのだ・・・・この靴もそうとうに厄介なタイプらしい)
おっと、開演が今か今かと、待ちきれなくて痺れを切らせた猛者たちから、すでに賑やかなる歓声が飛び交っているよ。
よしよし、こいつは良いことだ。
ありがたき幸せを感じるねえ。
愉快痛快に突き抜けまくったヘヴィメタリックなお祭りバンド「パープル・ブリンガー」の後だけに負けてなんかはいられません。
当初は12人編成でのぞむところを、諸事情によって10人編成となりました。
それでもこの日、一番の大所帯・・・・といっても誰も驚かないよね((´∀`*))
ライブの度に編成や人数、顔ぶれが変わるのはすでに有名な話。
今回もご多分に漏れずだ。
ただ、ちょっとレベチ。
ミキティは方々で引っ張りだこの売れっ子。
そんな彼女のつてで強力なるミュージシャンが2人も参加した。
まずはテナーサックスの若者ヨッチ!
彼は札幌シティ・ジャズで優勝をかっさらった実力の持ち主。
更にはカナダツアー、CDリリースと正真正銘のプロ。
またユーチューブも開設していて緩~いトークと思わず唸っちゃうサックス&フルートによる演奏を90分にわたって無料で生配信している。
余裕と貫禄の演奏は必見だ。
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた。
(10日間ほどの関東滞在、そしてSTAライブ後は福岡に長期間出向くのだ。まさに引っ張りだこ)
スタジオリハは1時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い。
本人もシカゴをとっても楽しみにしていたのだそうだ。
特にジョー・コッカーはお気に入り。
「ホーンセクション5管のロックライブはあまり体験できない貴重なる機会でした。
STAの時間帯が一番大入りでしたね。
またぜひぜひお会いしましょう。
今後ともよろしくお願いします」
とご丁寧なるメッセージが届きました。
別格の大御所プレイヤーなのに腰の低い好青年。
ソフトクリームの紅一点キョウコちゃんは角松敏生のライブがあるから泣く泣く途中で退席。
パープル・ブリンガー、STAが見れなかったことを悔やんでいました。
特に今回のヨッチ参加はビックリしたそう。
彼は札幌ジャズ界隈では「王子」と呼ばれているんだそうですよ。
わかるような気がするなあ。女性ファンが多いのもうなずける。
また彼のコンサートにはご両親が見に来るのも有名。
この日もお母さんが来てくれてマサにご挨拶してくれた。
とっても若々しいので、まるでヨッチとは「姉弟」みたい。
ミキティとお母さんはずっと吹奏楽仲間なんだそうです。
なるほど、そういう繋がりかあ・・・。
羨ましいぐらいに恵まれた環境。
そしてもう一人。
札幌で音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われるトランぺッターの小西さんだ。
北海道ジャズシーンにおける巨匠。
数多くのプロミュージシャンたちのバックで吹いていたそうです。
またススキノなどの生バンドにも在籍。
現在はスターライトのすぐ近所、北24条バスターミナル2階で「リラクシン」というジャズバーを経営。
連日ライブの配信も行っています。
店名はマイルス・ディビス初期の曲から。
月曜日は定休日。
マサは「純平そば店」と同日に「リラクシン」にも足を運んだんだけど、残念ながら定休日だった(´;ω;`)・・・・こちらも近日中に伺うよ。
音楽はもとより人生においても大先輩ゆえに今後もご贔屓によろしくお願いします。
ビッグバンドも率いているとのことでタカジュン、マッキーらもメンバーとして腕を磨いているそうです。
ファニーとは大学の先輩だそう。
STAの管楽器メンバー達から方々のバンドにいたるまで、今回の2人参加は大事件だったらしい。
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
AKI・・・KB CHO
MACKEY・・・TP PER CHO
SAEGUE・・・DR
NISHIYAN・・・G
MIKITTY・・・AS
TAKAJUN・・・TB
TUTTSUE・・・VO CHO
MR,KONISHI・・・TP
YOTTCHI・・・TS
***SET LIST***
1,INTRODUCTION・・・CHICAGO
2,SATURDAY IN THE PSARK・・・CHICAGO
3,SOULMAN・・・THE BLUES BROTHERS
4,UNCHAIN MY HEART・・・JOE COCKER
5,THAT'S THE WAY・・・KC&THE SUNSHINE BAND
6,GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
7,25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
=ENCORE=
8,KNOCK ON WOOD・・・THE BLUES BROTHERS
バンドの入れ替えには15分が用意されている。
マサとアッキーは「パープル・ブリンガー」の熱演直後で汗だく。
でもそのままSTAのポジションをキープ。
サエグーはオカちゃんに「やばいっすねえ」と一言かける((´∀`*))
ステージに颯爽とのぼったメンバー達。
人数が多いからポジションの確保だけでも一苦労。
でもセッティング表に事細かくマサが記載して純平くんに提出済みだから全然安心。
マサ使用のワイヤレス2機(シュアーのヴォーカル用とレクサーのベース用)周波数、ギタリストはどのメーカーの設置アンプで弾くか、ホーンセクションの立ち位置とマイクスタンドや持参マイクの云々等々・・・・。
しかしミキサーSTAFFの純平くん、概ねは酸いも甘いも熟知しているのだ。
シュアーのワイヤレスシステム、キーボード、ホーンのマイクと順々に効率よく接続していく。
これで安心したよ。(ちなみに純平店長はSTAを気に入ってくれたようで、この後にはめでたくフェイスブック仲間に申請し合いましたよ!徐々に管楽器の音つくりにも慣れてきたようで頼もしい限りだ。勉強熱心だもんなあ)
何度もステージとミキサーボードの間を行き来しつつ、その手際の良さといったらもう惚れ惚れするほどだ。
おいおい、ホーンセクションの5人は写真撮影する余裕ありかいな(ピースサインでポーズ・・・・笑)
今回も、先月に引き続き、直前にホーン5人分のクリップマイクを導入。
これがまた、すこぶる好評。
動きやすいと喜ばれていたよ。
ありがたいことだ。
特に一番もたつきやすいドラムセットに陣取るサエグーは、いつでもどこでも関心するくらいに素早い。
モニタースピーカー、アキちゃんのキーボード、ホーン隊のポジションは若干後方や上手に移動・・・。
ほぼ打ち合わせ通りに進行。
マサが一人一人から再度了解をとり、スタッフへとアイコンタクト。
それではミキサーの指示にしたがいサウンドチェック。
ステージ上のスタッフとミキサーとの打ち合わせ。
ホーン隊が順々に音出し。
これが各メンバーのプレイだけで場が和んできちゃった。
それぞれに持ちネタがあって個性がよく出ているのだ。
セクシーで官能的なソロ、アニメソング、競馬のファンファーレ、映画のテーマまで飛び出した。
ベース、ギター、ボーカルとどんどん音がまとまっていく。
なんとなく、この場面だけで観客に受けているんだけど((´∀`*))
観客は当然としてスタッフや対バン達までもが色めきだってステージに熱い視線を送っているのが痛いほどにと伝わってくるよ。
軽く曲の触りを全員でプレイ。
よっしゃあ!
オーケーのサインをもらい、全てが万全な態勢に。
それでは遠慮なくいくぜい!
まずはアキ嬢がプログレッシブでスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を作り上げる
(彼女は何でも受け入れてくれるから調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!頼もしい。
このミステリアスなるSEも事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。
マサがすかさずニシヤンらに手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。
マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らい舞台の後方から落ち着き払った声で華々しくナレーションを告げる。
「ハーイ!たいへん長らくお待たせいたしました。
いよいよはじまりますよ!
今か今かとお待ちかねの皆さん。そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参りますよ。
もはやお馴染みの大所帯バンドが登場。
先月に引き続きスターライトにSTAが帰って来ました!
それはそうと先ほどのパープル・ブリンガーというバンド。
凄かったねえ((´∀`*))
我々も負けてはいられない。
北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」
ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)
波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました。
猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。
さすが、この人数だけに勢いが桁違い。
プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。
普段はクールなサエグーもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに変身するのです。
マサからの丁々発止なフェイントから刺激を受けている御様子。
如実にドラミングの随所からその成果が現れていますよ。!
イントロの爆音が飛び出した途端に、オーディエンス達がいっせいにステージ方向を注視しはじめた。
その中には、団扇やホイッスルを持った常連組が参戦。
手拍子や写真撮影にと勤しんでいます。
皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態的なリズムに、よくもまあピッタリとあわせてくれますねえ・・・と上から目線で失礼ではありますがしばし見とれてしまいました。
もうどれだけの回数この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
メンバー一同が愛してやまないじゃじゃ馬のような曲。
何故だかいつまでも飽きがこないのさ。
その中でもこの日ほど迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。
しかしメンバー全員あの少ないリハ期間で、よくもまあここまでガッチリと固めたものだ。
各自は多くを語らないけれどね。
モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠える。
(実は最初のこのポージングで貼り付けていた虎の巻がビリビリに破れてしまった。
そこのところはどうにかこうにか切り抜けたけどね)
マサはアグレッシブなアクションを巻き起こす。
ニシヤンの計算されつくした独特なるシャープな音色のギターが、サエグーのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく(このギターは謎多き怪しいメーカーの貴重なる高級品。
コンディションも良好な光沢を放っていますが本人は詳細を決して語らず・・・・)
看板ともいえる5管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
バックからは、ドラムが遠慮なしに音壁を構築しながらの進撃展開。
会場をまるごと覆いつくすかのような、キーボードの音色。
なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが嵐のごとく吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。
さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?・・・・今回は一体全体何を仕掛けてくるのか??((´∀`*))
さあ、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。
先月の反省点は見事にクリア。
手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
デリケートなシンバルが奏でる残響音の余韻で幻想的なトーンを漂わせる。
切り込み隊長はいきなりタカジュンちゃんによる、やや食い気味なトロンボーン・ソロ。
彼は4度目のSTAライブだから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがの達人だからこそ成し得る技。
何事もなかったかのように涼しく振舞っていたよ(アキ嬢による縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがタカジュンちゃんの凄いところ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能あるタカは爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、タカジュン君よ!(2回目のスタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく独自でスコアを探しだしてきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。)
水先案内人に扮したアキちゃんはオルガンからピアノにチェンジして橋渡し。
マサによる流麗なる美しきオクターブベースに導かれての場面転換。
マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのサエグーが猛然と先導しつつ、お次はミスター・コニシによるトランペット・ソロだ!
安定感抜群で、時折ヒステリックなハイノートなどもクールにヒットしてニンマリ。
バッキングによる強弱のサポートも効果覿面で・・・・・ホーン・セクションの音色が揺らめく中、鳥肌が立ちっぱなしだ。
もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいに物凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。
西やんは臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。
そして第3の男、西やんのワイルドなギターが火を噴いた。
オーディエンスに向かって「もっともっと!」とジェスチャーで煽り続ける。
ホーン隊もサッと花道を作ることを決して忘れない。
映画「十戒」での海が割れるシーンを彷彿とさせるくらいに神々しい。
いきなり過激なハーモニクスを導入部分に最前列へ一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。
ただひたすらにエキセントリック(と後方に陣取っていたアキちゃんが評していたよ)。
序盤はテリー・キャスに敬意を表して、ラインを再現。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
陶酔の表情も程よくゆがむ。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロをほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまでね。
極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるサエグーが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采。
サンキュー!
いつもは沈着冷静なるサエグーもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
大歓声が沸く中で、すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ(ここの機材を絶賛していた)。
エンディングにおけるベルトーンも、アキちゃん渾身の1音を筆頭にニシヤンへと見事な連携で繋がった。
更にはミキティ嬢からホーンセクションへと渡る流れへ。
ここで繰り出した西やん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
マサが右手を頭上に掲げてピート・タウンジェント風にグルグルと何度も素早く回転。(前方の女性客も真似して腕を回していたよ)
メンバー達と呼吸合わせて、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えてジャンプ一閃フィニッシュ。
以前、ASの女傑ミキティいわく「マサと西やんは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていました。
恐ろしく強烈だった。・・・・・
いい加減コロナ禍の日々続きにマサは、その鬱憤をそれからのステージングに注ぎ込んだ。
思う存分に叩きつけた。
万雷の拍手を全身に浴びる・・・・・・。
****いかがですかな??
まだはじまったばかりだけど、STAパート1はここまで。
引き続きパート2に突入するからご安心をば!
それではまたね~~!!****