読む日々

テーマばらばらの読書日記

終の住処

2010-06-30 | 
磯崎憲一郎「終の住処」

芥川賞受賞作、らしい。帯に書かれた「妻はそれきり11年、口を利かなかった」がおもしろそうで借りました。

感想は・・・・これって、ホラー小説?

怖かったです。ただとにかく怖かった。大して愛のない結婚と、そこに続く人生が。子どもが巣立ったあと、自宅で妻と二人だけで余生を過ごすという意味での「終の住処」なんでしょうが、考えてみたらフツウは「終の棲家」ですもんね。「住処」かぁ。なるほどね、って感じです、読み終わった今となっては。

うちも夫との間に愛はないので(たぶん)、子どもが巣立った後は正直怖いです。

とにかく、何も怖いモノは出てこないけど、すごく怖かったです。もう読みたくない・・

満足度10

あまり怖いから、お散歩中に撮影した、大好きなネジクサの画像をお清めで貼ってみます。。。

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