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読む日々

テーマばらばらの読書日記

ばら色タイムカプセル

2011-10-20 | 
大沼紀子「ばら色タイムカプセル」

 13歳で、複雑な家庭環境から逃れるために家出した、真面目な女の子奏。
13歳にして、ストレスから総白髪な彼女は、千葉の風変わりな老人ホームに住み込みで働くことに。

ホームで生活する様々なお年寄りやヘルパー、料理人、そして近隣の中学生・山崎との関わりがとても楽しい。
そしてホームの庭の、見事なバラ園には「死体が埋まっている」という噂があり、その解決の謎解きも面白かった。

なにより、奏が、最後には自分の心を乗り越えられた場面にちょっとホロリ。


とっても楽しく読めました。

満足度85

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