読む日々

テーマばらばらの読書日記

ぬるい毒

2012-11-01 | 
本谷有希子「ぬるい毒」


表紙に惹かれ借りてみました(昨日やっと図書館行けた。5冊選ぶのに所用時間3分!)

19歳の、厳格かつ分家をたくさん抱える本家の一人娘の元へかかってきた1本の電話。
同級生のフリをし、彼女に近づく男と知り合ってから、彼に利用されながら、逆に彼を利用して心の独立を図っていくお話。
・・・・かな、たぶん。

心理描写や人間関係の駆け引きが独特というか深く掘り下げすぎていて、凡人の私にはわかるようなわからないような。
ちょっと調べたら、この作者の方は、芥川賞候補にもなった事があるようで・・

つまり、私向きのわかりやすいお話を書く小説家ではない、ってことね^^;


芥川龍之介は好きなんですけどねぇ・・・。難解でもないと思うし。

ってことで、満足度60

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