読む日々

テーマばらばらの読書日記

コワ~い葬式の話

2010-09-27 | 
別冊宝島編集部 編 「コワ~い葬式の話」。

はい、怖かったです。

葬式費用、葬儀業者、葬儀ビジネス、僧侶と墓、葬式トラブル、の怖い話。

互助会のカラクリとか、歩合制の勧誘員と正式な社員がいる理由とか、戒名について、とか、まあ何となくウッスラと気付いていたことを、確固たる事象を掲げて説明してありました。

一番怖かったのが、本人の希望で「家族葬」の予定でいたのに、現役時代の会社の人達がしゃしゃり出て来て仕切られたり、町内会が業者と癒着して勝手に仕切りまくって高額な料金がかかるとか、そういった事例。

この不況で葬儀の在り方もどんどん変わっていく気がしますが、いまだに互助会の勧誘ってすさまじいですからね。。ウチきたオジサンもなかなか強烈なトークと、何言っても帰ってくれないしつこさに辟易しましたよ・・

戒名も、そんな名前で死後呼ばれても、自分の事だって気付けなさそうなので私は生きてる時のまんまの名前で結構です、って思いました。親とかの場合はどうするのかなあ。元気なうちに家族で意思を統一して、さらにそれを親族に話を通しておく事が大事ですね。

実家は父親は次男だし、誰も死んだ人がいないので、考えてみたら「無宗教」を選ぶことだって可能なわけで。○○家の本家の宗派は浄土真宗だけど、母親の実家は禅宗で。何を選んでもいいし、父母で違ってもいいのかもな~。などと色々考えさせられましたけど。


実用書だけど怖かったし、満足度は番外で。

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