読む日々

テーマばらばらの読書日記

トットちゃん!

2017-12-22 | 映画・ドラマ
昼ドラ「トットちゃん!」
本日、いやもう昨日か、最終回でした。

かなりハマったドラマ。
窓際のトットちゃんも子供の頃読んだし、朝ドラチョッちゃんも観ていたし、映画トットチャンネルも昔観たけど、ずーっと通して見て、なおかつ黒柳徹子さんの恋愛事情まで描かれた今回のドラマはかなり面白かった。子役の豊嶋花ちゃんはありえないくらいには可愛いしうまかった。

城田優さん、そんなに注目して見た事がなかったんだけど、かっこいいねぇ。清野菜名さんとのバランスがすごくよかった。

このドラマは実在の芸能人もたくさん出てきてたけど、それぞれがまた、いい感じに本人ぽくて。

浅野ゆう子さんの演じた沢村貞子さん、良かったし、花子とアンに宇田川先生役で出てる山田真純さん?の向田邦子さんはそっくり過ぎる気がする。
渥美清さんも、実の娘さんが演じる野際陽子さんも、みんなよく似てるなぁ。

そして何より、チョッちゃん役、徹子ママの松下奈緒さん、ホントに素晴らしかった!世間知らずのお嬢様奥様っぷりがお見事。上品な役が似合うよねぇ。

ママが戦時中かな?トットちゃんをトットちゃんと呼ぶのをやめて以来徹子さん、と呼び続けたのがツボだった。パパは死ぬまでトット助、だったのにね。



ステキなドラマでした。大満足。

五弁の秋花

2017-12-22 | 小説・江戸時代
梶よう子「五弁の秋花」みとや・お瑛仕入帖



だいぶ前に読んだ「ご破算で願いましては」の続編。結構辛い思いをしながら周りに助けられて、江戸時代の100均たる三十八文屋、みとやを開店した兄妹。
今回は実の兄妹ではない疑惑を底辺に、なかなか辛い事件に巻き込まれながらもラストはめでたしめでたし。

新たに登場する辰吉くん。お瑛の、未来の婿さんになるのかしら(๑・̑◡・̑๑)まだ続くといいのだけれど。

謎解きも泣けるし凝ってるし大満足。

満足度100

葵の月

2017-12-22 | 小説・江戸時代
梶よう子「葵の月」


将軍徳川家治の嫡男が急死した。毒ではないのか?
嫡男家基に仕え、主を守れなかった悔恨からなのか?消えた許嫁。
その許嫁の幼馴染との縁談が進む旗本の娘。

そこに娘を姉と慕う遠縁で家人の男の子やら、娘の亡母の兄やら、いろんな人が関わりつつ物語は進む。

許嫁が姿を消した理由は悔恨だけではなく、主君の遺言である、遺児を守るため。

許嫁と幼馴染の対決が悲しかった。

ちょっとややこしいストーリーではあった。

それにしても田沼意次って、基本悪人扱いなのね。確か田沼側から描いた小説も以前読んだ事があった気がする。

満足度80