読む日々

テーマばらばらの読書日記

それを愛とは呼ばず

2016-08-13 | 小説・現代
桜木紫乃「それを愛とは呼ばず」

新潟の実業家を妻に持つ男。事故で妻が意識不明になり、妻の息子に追われるように副社長の座を捨て東京へ。
北海道釧路市から女優になるため上京するも芽がでず、銀座でバイトする女。
ふたりが出会い、北海道を舞台に恋ではなく、共依存のような関係が始まる。

しかし妻が亡くなり…

再び二人が出会った時、事態は思わぬなのか必然なのかわからない方向へ。


新潟市内がたくさん出てきそうで借りてみた。うちの社の商品の宣伝まで書いてあった(笑)

内容は、相変わらずの不思議な暗さと爽やかさ。ただ今回は、男の方の望みはこれだったのか不明ですっきりしなかった。

満足度70