5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

この夏着るもの

2011年04月26日 | 針仕事のあれこれ

実家に帰った折、母にとあるお店に連れて行かれました。
商店街の中にできていた、ナチュラルでシックな洋服屋さん。

リネンやシルクを中心に、素材とパターンにこだわったお店で、
これまでの洋服が微妙に似合わなくなってくるお年頃でも(ワタシだ!)、
とても歯切れよく、粋に映るワンピースやジャケットが揃うお店。
ここのは何を着ても、「あら、いい!」と言ってしまう。
着るもの着るもの、「似合ってるから欲しい!」と思ってしまう。

でもね.....ただひとつ難点を言えば、どれもお値段がいいのですよ。
ブラウスで2万円から、軽いワンピースだと3万円代後半から。
あくまでもカジュアルなスタイルの洋服なのですが、
ものすごく気に入ったシルクのチュニックが6万8千円と来た日には、
これはもう、身分不相応だなと。

でも、私はここでピンと来ました。
これは、自分でも作れなくはない!

あれほどの完成度、洗練度は無理だとしても、
そもそもの作り自体は、単純だったりしますからね。
重量感や落ち感、ボリュームや柔らかさを考慮した素材選び、
“何かが違う”と感じさせる、ちょっとしたラインの工夫など、
最大限に気に掛けながら、自分で作ってみようと。

布なら、たくさんあります。
というか、あの布、使っていかなきゃなりません。

相変わらず、やりたいことは山のようにあるのですが、
その中のひとつ、まずは自分が着るものをこの夏作ろう!
これを優先順位のだいぶ前に持って来ました。
手づくりの中で言えば、堂々の1位です。

ここ2~2日は、せっせとパターンを写し取っております。
手持ちのパターンをひっくり返しても、
作りたいものがたくさん出てきて困ってしまうほどなのですが、
それでも、新しいパターンが出ると、型紙を作らずにはいられません。






和室にミシン?

2010年06月27日 | 針仕事のあれこれ

最近、ブログ更新が滞っております。
というのも、ご紹介できる作品が無いのです。

...... さ、 淋しい 。

先程、コメントの方でも書いたのですが、
あれやこれやと、シュゲイ以外の仕事が目白押しで、
ゆっくり、じっくり、シュゲイに頭を染めることが出来ていません。
( 気分転換に、顔を“さらす”ぐらいは出来るのですが。)
でも、シュゲイへの欲求はずっとずっと踊り続けているので、
時期が来れば、必ず形にするんだと思っています。

あ、そうだ、ミシンを1階に下ろしてこようか!?
和室に置いておけば、すぐに作業にかかれるかも。
でも、和室を雑多なことにしたくないからなぁ......
毎回、作業するごとに掃除機は必須かなぁ......
どうしたものか。迷っています。



最近の考え事&出来事をポツポツと。

オリジナルの織りネーム(タグ)を作ろうかなぁと。
本当は18mmくらいの幅がいいんだけど、
検討しているショップでは、12mmか24mm。
この際、どっちも作ってみるか。

載せる作品はなくても、型紙写しはせっせと続けていて、
2巻き目の型紙用不織布がなくなりそう。
都合、40m分を使ったことになるけれど、
何をどうそんなに使ったのか?という気がしないでもない。
でも、型紙を取るのはこの不織布しか考えられないので、
また注文しなければ。今度は50m巻きにしようかな。

例の3,000円は、やっぱり夫との食事に。
今月は私の誕生月なので、
メンバーになっているレストランから割引券が届き、
その割引券も利用しつつ、実質、無料で食事をすることが出来た。
2人での食事はどんな時も楽しいが、
今回はそんな理由で特に楽しかった。(笑)

水玉バッグセットを渡すと、妹はかなり喜んでいて。
いつも「商売にしろ」と半ば怒られるように諭されるけれど、
でも、私にはどうしてもその気が起き切らない。
商売になるほど数を作らなければならない、という圧迫感。
走り出したら作り続けなければならない、という嫌悪感。
そして、売れるものと作りたいものが一致するのか、という危惧。
その後、“友達の出産祝いにもう1セット”という依頼から始まって、
結局、妹は自分でラミネート生地を10種類近く買い込んでは、
「お姉ちゃんがしないなら、私がお姉ちゃんに発注して商売にする」
と言いながら、生地を私に差し出す始末で、
「それなら、あなたを介さないでお姉ちゃんがするわよ」
......ということでしょ?
おぉー、なんだか、訳が分からなくなってきてる。
そもそも、私はシュゲイを最優先にする生活は考えていなくて、
精一杯やっても、あくまでもシュゲイは余暇のもの。
片手間で出来ることなら、そりゃやってもいいのだけれど、
商売となれば、それは到底無理に思える。
つくづく、「片手間に出来る数とペースでやればいい」
と言い切る妹ほどの器用さがあれば...。
( ただ、妹はシュゲイの器用さには乏しい。よくしたものだ。)
自分の作品が売れるのは夢だけれど、
そうそう簡単に踏み切っていいものだろうか。


う~ん、お腹が空いてきた。
さ、寝よう。






ハンドメイドバトン

2010年01月12日 | 針仕事のあれこれ

『 くるまいすSmile Life 』のぴよぴよさんから、
ハンドメイドバトンのご指名を頂きました。
バトンの存在自体、全く知らなかったのですが、
折角ですので見様見真似でやってみます。

(1) ハンドメイドを始めたのはいつ?
今からもう20ウン年も前の、小学校中学年の頃。
しかし、高校時代からは“それ以外”が忙しく、
ほとんどハンドメイドとは縁のない生活。
結婚して2年後に、本格復帰。

(2) ハンドメイドを始めたきっかけは?
私が子供の頃、洋裁学校に通っていた母の影響。
母の真似をして、小さなモチーフの刺繍をし足踏みミシンで巾着に仕立て、
あるいは、学校で流行っていたフェルトマスコットを作ってみたりと、
完成させる喜びを知ったこと。

(3) ハンドメイドをしていて良かったこと
人生の楽しみを得られたこと。
人に喜んでもらえること。
とにかく、楽しい!楽しい!楽しい!

(4) ハンドメイドをしていて悪かったこと
運動不足。
時間が足りない。
ひとりで家に居て、完結できてしまう部分。

(5) 自分の腕を思う存分褒めてください
よくも面倒な仕事にばかり興味を持つわねぇ。
でも、その好奇心とチャレンジ精神は褒められるかな。

(6) 自分はハンドメイドに向いてると思う?
もともと巣籠りタイプで、こだわり屋、
細かい計算や作業が好きな私は、120%向いていると思う。
若干、材料をストックし過ぎの感はあるけれど。

(7) 主に何を作ってる?
絞り切れなくて困っているけど、
袋物やアクセサリー、赤ちゃん関連のものなど、小物が多い。
技法のジャンルは、編物、パッチワーク、刺繍など。

(8) あなたのハンドメイドに欠かせないもの
私の情熱。
人からのラブコール。
夫の理解。

(9) ずばり!あなたにとってハンドメイドとは?
人生の悦び。

(10) 次にまわすハンドメイダーさんを3人
私のバトンは、ひとまずここで置かせてもらいます。







針離れ...?

2009年12月27日 | 針仕事のあれこれ

『 モダンリボンクラフト 』

リボンを使ったアクセサリーや、ちょっとしたインテリア、
しかも、簡単な手縫いや両面テープで出来る物でありながら、
作品の発想は洋書のような感じです。気が利いています。
と思ったらなるほど、著者は最近まで海外で活動していたとか。

私は、この中のマカロンネックレスにひと目惚れして、
この本の購入を決めたのですが、
先日、結婚が決まった友人に、
これを作って、プレゼントしたいと思います。
でも、年明けになるかな......?




『 マイ・ビーズ・スタイル 15 』

表紙にもある、フリルローズという作品に魅かれ買ってみました。
ビーズを入れてかぎ針で編み込む手法で、
表紙の作品は、ひとつひとつが指輪になっています。
どうしても、作り方が欲しかった。

私、こういう単純な造作で、
丸っちくて大きな指輪(ついでに柔らかい指輪)が好きなんですねぇ。
以前にも、こんなのこんな指輪を作っています。
既製品では、なかなか気に入ったものが見付からなかったり、
ちょっと奇抜で、わざわざ買うのはためらわれても、
自分で楽しみながら作る分には、この手のものはワクワクします。

この年末年始、実家に持って行くシュゲイの道具も、
パッチワークのような、お針箱が必要なものなら止めておくのですが、
リボンストラップや、フリルローズのようなものなら、
縫い針の1本も必要ないので、気軽に持って行けそうですね。
いや、それどころか、どれを置いていくか絞り込むのに苦労しそうです。(笑)



もうすぐ実家に帰省しますが、
2ヶ月振りに甥っ子に会えるのが、楽しみで仕方ありません。
4ヶ月になった彼は、先日、うつ伏せのままでグンと首を持ち上げ、
ついにはエビ反りをするようになり、ほぼ首が据わったのこと。
妹と話す電話の向こうでは、「あーあー、おーおー」と、
大きな声でひとりお喋りをしていて、
その声ですら、私は可愛くて堪らないのですが、
たったひとつ心配なのは、彼の体重が、すでに9.6kgあるということ...!
おばあちゃん(私の母)は、すでに1分も抱けなくなっていて、
もっとひどいのは、初めて彼を見に来た親戚の中には、
「 ちょっとこれは、遠慮申し上げておこう 」などと、
結局、抱かず仕舞いで逃げ帰る無礼者までいて(笑)、
私は負けてなるものか!と、彼を出来るだけ抱いて、
この顔と恩を刷り込んでくるつもり100%でいるのですが、
......果たして。(笑)



ほぼ、10kgの米袋ですからね。
確かに頬っぺたはぷくぷくです。
でも、決しておデブちゃんじゃないんですよ。
背も高いそうですから。

この写真は、初めて首を持ち上げた瞬間の記念の1枚。
大慌てで、妹から報告のメールがあったんです。(笑)






甘栗、ロンバケ、悩み相談

2009年12月03日 | 針仕事のあれこれ

天津甘栗。
赤いネットに入ったものを、1袋買ってきました。
器にあけると結構な量で、思わず「おおぉ~」と歓声があがる。
これを夫とふたりで、一生懸命剥きながら食べるのが面白くて、
手間が掛かるのも、手も汚れるのもなんのその、
テレビを見ながらパクパク食べていました。

うちは、あまり果物を食べないのですが、
今季は、みかん、柿、栗......と続いてますね。



最近、キムタクと山口智子の「ロングバケーション」を、
テレビの再放送で見ていますが、
あれ、今から13年前のドラマなんですね。

洋服やお化粧、髪型にもそれなりに時代を感じていますが、
それよりも、携帯電話が全く出てこないことと、
( 彼らは公衆電話と固定電話を使っています。)
飲み物がペットボトルではなく、缶入りであることに愕然。
しかも、ドラマの話自体、山口智子が31歳の設定で、
「どうせ、30過ぎの女だしねぇ...」なんて言っていることに、
最早、何のリアリティーも感じないし、
煮え切らないセナくん(キムタク)とのシーソーゲームにも、
「で?だから?......ふぅ~ん」という程度の反応になっているのは、
あっ、これは、もしかして時代ではなくて、私個人の変化のせいでしょうか?

たった13年前なのに、こうも違うものだなぁ...と。
「時代」なんてものは、所詮そんなものだなぁ...と。

存在意味すら失った昨今のダメ番組を見ているより、安易ではあるけど、
まだ内容のあるドラマ再放送の嵐に乗じている方が楽しいので、
今、うちのブルーレイレコーダはフル稼働で、
ドラマばかりを記録していってくれています。



さて、今日の本題は、ワタクシの手づくりライフ...についてでした。
( 前置き長すぎ。(^ー^; )
材料も時間もやる気もあるのに、
なぜだか、どれにも手が着かない状態が続いています。

編物もしたいけど、クリスマス小物もつくらなきゃとか、
自分の物をつくる?と思いつつ、甥っ子のものを物色したり、
あるいは、スタンバイが完璧に整ったエコクラフトか、
最近一番気に入っているビーズアートの本から、アクセサリーをつくるか、
時間がなくて、まだ冬物を出していない妹のために、
何か洋服をつくってみようか......など、など、など。

嗚呼、こうやって私はどれだけの時間を無駄にしていくのか。
かと言って、あれこれ考えているだけの時間が、苦であるかといえば、
そうではなく、むしろ、これはこれで充実した時間なのがまた困るところ。
とにかく、準備に準備を重ね過ぎている材料の消費に、
全力を注がなければ。

しかしなぁ......私は何をつくればいいのかな。
何をつくってもいいけど、何をつくっても満足しなさそうなのが、
この、生温いブレーキの原因?
すべては、そのときの情熱に掛かってますからね。






バーゲンとクリスマス

2009年09月21日 | 針仕事のあれこれ

楽天ブックスでバーゲン本が、最大50%オフで出ています。
売り切れも多いのですが、私はこの8冊を買いました。
気になっていた本があればラッキーですね。今、送料もタダですし。
( やはり、雄鶏社の本が多いようです。)




さて、ここのところ気になり出したのは、クリスマスグッズ。
手作り歴はそれなりにあるのですが、
実は今回初めて、手作りしたいなぁと思っています。

というのも、子供のときは兎も角、
大人になってからは、クリスマスに特に思い入れもないですし、
あと決定的なのは、クリスマスに限らず飾り物があまり得意ではない...
という事情があります。だから、気に入ったものをひとつ、
それが既製品でも母の作ったお古でも、ひとつあれば良かったんです。

でも、今年は何だか違います。
多分、甥っ子の存在が大きいでしょうねぇ。
やっぱり(日本の)クリスマスは、子供のものだと思います。

そんな雰囲気が盛り上がってきた矢先、
実家で懐かしい本を見付けました。

『 CHRISTMAS BOOK 手作りで迎えるクリスマス 』
( 文化出版局編 )

これは、23年前に出された本で、母が買ったものなのですけれど、
今見ても、全く色褪せないセンスが光っています。
いいお宝を見付けた!と思って、喜び勇んで持って帰ってきました。



図書館の書庫に眠っているかもしれませんし、
現在、Amazonで中古商品として1円から出品されてますので、
これに340円の配送料を加えた額で買うことができます。
気に入った方には、是非、お勧めです。






宝の扉

2009年08月25日 | 針仕事のあれこれ

IKEAで買った書棚のBILLYくん。
2階に置くかリビング(キッチン近く)に置くかで迷ったものですが、
今では、キッチンの脇でこんな風になっています。

全部で6段ありますが、一番上は夫用なので省略して(笑)、
下の段から、料理とインテリアの洋書、食品のストック、
料理の洋書と建築の和書(安藤忠雄氏の著書がほとんど)、
そして、2段に渡ってのシュゲイの本、びっちり......!



元来、家具は増やしたくない私なのですが、
これまでアトリエのクローゼットの中、寝室、リビングのバスケットの中......と、
分散したスペースに、その時々に読みたい本を移動させていた状態から、
一発バーン!で大好きな本を見渡したい、
その為の家具ならやむを得まい...!と一念発起(笑)、
書棚を扉付きで導入した訳です。

それから2ヶ月少々経った今、扉を開ける度に、
おおぉ...これほど素晴らしい眺めがあるだろうか、
これほど便利なものがあるだろうかと、
心から満ち足りる瞬間を迎えています。
( ついでに、食品のストックスペースも大変重宝!)

ここが、私にとっての異次元への入り口、
大好きな空間、宝箱への扉でございます。






嘘つき...?

2009年06月19日 | 針仕事のあれこれ

暑いです。
窓の外は30度を越えています。

今日、ふと思いましたが、
私......随分とここで嘘をついてますね。

コットンブランケットの後には、お揃いの枕カバーを。
枕カバーの後には、ソレイアードでパッチワークを。
そんなことを言っていた筈です、ええ、ええ、間違いなく。

それが、どんどん別のものにスライドしていって、
今、私はクロスステッチをしてますよ。(-"-;)

これに気が付いたとき、
ちょっと、自分のふらつき加減に唖然とします。
というか、気付いていながら違うことがしたくなるのです。
シュゲイに関しては、したいことを、してしまうのです。

趣味の範囲なので、それでも支障はないのですが、
少なくとも、材料を買った凡その順番で、着手したいものです。
寝かせておくから、物が見えなくなる。
見えなくなるから、また同じような材料を買う。
また、何気なくブログで書いた予告が、嘘になる。(^ー^;
問題は、この2点ですよね。

決して嘘をつくつもりはないのですが、
こんな調子で失礼いたしております。<(_ _)>
シュゲイがあってブログがある、という位置付けですので、
どうぞご勘弁くださいませ。<(_ _)><(_ _)>



さて、この本。
『 ビーズで作る、はじめてのジュエリークロッシェ 』



レース糸でビーズを編み込んでアクセサリーを作るのですが、
その世界が、この中に詰まっています。

箱庭のようにして、その空間を本として手に入れてしまうと、
ついつい油断して、本当の順番が巡ってこないのですが、
この本発行の半年後、早くも第二段が発売されました。



『 ビーズとかぎ針で。大人スタイルのジュエリークロッシェ 』

他の方のブログで出ていることを知り、先日購入しました。
この手法はいつか役に立つ、いつか本気になる、という直感がします。
作品としては、第一弾の方が好きなんですけど、
教科書として揃えておきたいと思いました。

最近では、手元に置いておきたい本は、
すぐに実行に移した方が安全です。
絶版になるのが早いし、大手出版社も倒産する時代ですから、
後悔先に立たず、後の祭りでは、泣くに泣けません...... (^ー^;

もう、今のままで充分に器用貧乏なのですが、
細心の注意を払って、守備範囲から食み出ないようにしなくちゃ。






ドイツ本の身の振り方

2009年06月17日 | 針仕事のあれこれ

ホームセンターに注文していた、
A2サイズのクリアフィアルが届きました。



A2サイズって、滅多に見掛けないものですが、
どんな大きさかと言うと、



新聞1ページが、そのまま入るサイズです。
デカッ!( ̄∀ ̄;)

こんなものを取り寄せたのには、理由があります。
そう、そもそもの始まりは、このクロスステッチの図案集、
『 ALTE VOLKSKUNSUT 』(伝統的な民族芸術、みたいな意味)。



以前、記事でも書いたのですが、
この本は、2つ穴のファイル綴じになっていて、
折り畳まれた47枚の紙の両面に、
びっしりとクロスステッチの図案が印刷されています。

で、表紙に綴じたまま、紙は広げられるのかというと、
ギチギチに詰まっていて、しかも、こんな形で折り畳まれているので、
どうしても広げることは無理なんです。
本に綴じたまま見せる、という体裁ではないんですね。

しかも、紙が30cm×38cmという大きなものだった上に、
なぜ、この寸法に?という中途半端なサイズだったので、
「 さて、これをどう、使える保管にし直すか... 」と考えていました。



で、とにかく折り目が擦れていくのが嫌だったので、
とりあえず、こんな書類ケースに入れていました。
以前書いた記事を見てみると、2008年の3月のことですので、
もう、1年以上もこういう状態だった訳です。



それがやっと、このクリアファイル3冊に落ち着きました。



もちろん、ジャストサイズなんてないので、
上がスカスカして、かなり大袈裟で贅沢なファイルになりましたが、
仕方ないです、これでやっと、使える“本”になりました。

でも、この手の本は、もう買わない。
はぁ...... (_ _|||) 






直径24cmの巻物

2009年06月09日 | 針仕事のあれこれ


不細工な写真(フラッシュをたいてます)で申し訳ないのですが、
さて、ここで問題です。これは、何でしょう。















この角度だと、分かりますよね?















ハイ、これです。刺繍テープ。
2.4cm幅の12目のテープです。
これが丸々ひと巻で、うーん..... (-"-;)
どれくらいの長さがあるのか分かりませんが、
ずいぶん前に、手に入れたものなのです。

12目では、いささか幅が小さくて、
何が刺せる?...と困るほどなのですが、
ま、縁あってうちに来たものなので、
今もこうして、うちの子でいてくれています。
(でも、上手く使いこなせず未開封。)

ちょっと思い付いたことがあり、これに何か刺してみようと思いました。
早速、整理し直したアトリエに上がり、探してみましたが、
(諸々の事情で、まだ整理は完了してないけれど、)
「 はてさてどこに仕舞ったっけ......?」
と、5分ほど立ち尽くしてしまいました。( ̄∀ ̄;)

場所を変えたばかりだからか、物が多いからか、加齢のいたずらか、
残念なことに、記憶が曖昧なことが増えております。
とはいえ、記憶力というよりか、集中力が落ちていると実感しております。
がっかり...... (_ _|||)

ま、それはいいとして、結局、この刺繍テープは、
巻物シリーズ(ゴムベルトや伸び止めテープ)の引き出しの
一番下にあったのですが、
これをリビングに持ってきて、刺す図案を考えています。
ちょっと、リメイクに使おうと思っています。






予想はしていたのですが

2009年06月01日 | 針仕事のあれこれ


この、ひとつ前の記事を書き終えて早速、
キットの糸は何番なのか、糸見本帳で確認していました。
うーん......予想はしていたものの、
「これだ!」というドンピシャリの色が、ないものがある。
サンプルにしているキットの残り糸は、
磨耗しているし、私の汗にも晒されているし、
人から譲ってもらったのなので、
その間に日光に晒されていたかもしれない。
( もしかして、廃盤色に引っ掛かってるかもしれないし。)
という訳で、今更ながら、“正確な色”というのは難しい。
近似色で行くしかないかぁ。
最後のすり合わせは、現物の刺繍糸の束に当ててみること。






釣り、収納ケース、刺繍

2009年06月01日 | 針仕事のあれこれ


今日は、夫の仕事が休みなので、
午前中は、無印の収納ケースを買うのに付き合ってもらいました。
( アトリエ整理は続いております。)
同じ建物にある手芸屋さんについフラフラと寄ってしまいましたが、
レーシークロッシェが10玉2,500円のワゴンセールになっていても、
心を鬼にして...というか、心を無にして、買わずに帰ってきました...ハイ。

そしてさっき、野菜炒めを具にした握り飯を3つ持たせて、
( 食べる間を惜しんで釣りをしますので、片手で食べられるものを )
夜釣りに行く夫を送り出しました。
本人も書いていたように、波止釣りをはじめた夫は、
自宅からも気軽に行ける場所はないものかと研究をはじめ、
良い場所を見付けたようです。

その用意周到な様子たるや、比較的慎重な私も舌を巻くほどで、
子供の好奇心と大人の手段で以って、それを成し遂げていきますから、
楽しんであれやこれやと動く夫は、見ていて小気味好いくらいです。
5時半には“着いたよー”とのメールが入りましたので、
きっと今頃、喜々として糸を垂らしていることでしょう。(*´ -`)
( 私は、残りの野菜炒めと朝作った味噌汁で晩ご飯... )



そして、話は“収納ケース”に戻りますが、
一番最初にホームセンターで買った、引き出し式のプラスチックケース
これが、うちのクローゼットにジャストフィットで、
早速、翌日にはふたつ買い足しました。
これで、クローゼットの足元はプラスチックケース4つで固まることに。

で、今日の無印の収納ケースは、同じようなプラスチック製なのですが、
これは、部屋で布を仕舞っていたラックで使うべく、
これもジャストサイズを調べておいて、収納ケース(小)を4つ買いました。
今のぼんやりとした計画では、この引き出しケースには、
刺繍関係のあれこれをまとめて収納したいと思っています。
( DMCの刺繍糸、キット、刺繍布...... )

さてさて、また話は移って、“刺繍”なのですが、
コメントでご質問を頂きましたので、
ここで、画像入りでご紹介したいと思います。



アトリエから、保管しておいたキット(の残り)を持ってきました。
これが、キットの表紙です(表紙というの?)。



説明部分をアップにしてみると、1997年のDIMENSIONSのもので、
“May Angels Watch Me”という名前の商品です。
デザインは、Betty Whiteakerさん。

数年前にオークションで落札したもので、
当時でも、結構古い商品だったと思います。
落札価格の参考にと、あれこれサイトを探したのですが、
結局、どこでも見付からなかった覚えがあります。
全く同じ図案でなくても、この手のシリーズのキットは、
まだどこかで販売されているでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃれば、教えて頂けるとありがたいです。



チャートは結構大きくて、見やすいものでした。
この残り糸を見本帳と照らし合わせて、色番を割り出します。

さっき、妹からメールがありました。
親戚にアンケートをとろうということで、
生まれてくる子の名前の候補を4つ、送ってきました。(笑)
私の答えは、夫が帰って来てから、相談して返信しようと思います。






布の収納を変えました

2009年05月29日 | 針仕事のあれこれ


今日も今日とて、アトリエの大掃除。
昨日の毛糸と副資材に引き続き、今日は布のお引越しでございます。

いやいやいや、このワイヤーシェルフは、思った以上に使えるやつです!
このANTONIUS(アントーニウス)シリーズは、色々なパーツがあって、
自分でシステムが組めるのですが、初IKEAだった私は“試しに...”と、
この、引き出し4段の基本ユニットを、2つ買ってきていました。
これを縦に重ねています。(専用金具も付いていて、安定感もよし。)

それでも高さは140cmと控えめなので、
もうひとつ背の高い、6段のユニット(102cm)をまた2つ買い足して、
(4段+6段)×2台の組み合わせにしてもいいなぁ...と考えとります。
そうすると、洋服用のコットンもリネンもウールもニットも、
雑貨用のキルティングもキャンバスも、
カウントステッチ用とハーダンガー用の刺繍布も、
そんな布の全てが収まるに違いないのです!
そんな想像をしていると、疲れも薄らいでいくようですねぇ。(*´ -`)
あ、あと、別売りの天板とキャスターも付け足したい。



ポイポイと、色別に布を収めていったら、
パッチワーク用の布は、全て余裕を持って収まりました。
やったね!(人´∀`).☆.。.:*・°

あ、写真↑に撮って気が付きました。
下から4段目、右の緑の段がきちんと入ってませんね。
昼食を食べたら、ここから直します。



ちなみに、これまでの収納はどんな形だったかというと、
オープンラックに、積み重ねるようにして並べていたのです。
棚に奥行きがあったので、前後2段構えの布タワーでしたし、
下の方の布を出すのにひと苦労でした。棚の横から手を回したり。
しかも触る度に、高さ30cmの布タワーが見苦しくなっていくんですよね...。

でも、今回の引き出し式なら、
その引き出しをするっと抜き出してきて、座って布を選べばいい!
途中で他の色から探したいときも、引き出しを変えれば済みますし、
また、時期や季節、気分によって好きな色も変わってきますが、
そんなときにも、このシェルフの中で引き出しを上下してやれば、
常に一番見やすい場所に、お気に入りを持ってくることが出来ます。
その点において、この軽いワイヤーシェルフで本当に良かったかも。(*´ -`)

となると、布は立てて収めるといいかもしれませんね。
布を畳み直さなきゃならないので、
これからの改良点として覚えておきまーす。



やっぱり、いっぺんに見渡せれるのはいいなぁ。ヾ(´▽`*)ゝ
いっぺんに見渡せて、取り出しが便利で、しかも乱雑でない。
よしよし、これまでよりかは、理想に近づけたのかも...?

さて、これから昼食にします。
ご飯が炊けました。(*´ -`)






アトリエ、大掃除

2009年05月28日 | 針仕事のあれこれ


アタタタ、腰が痛い......(>_<")

今朝は朝食を食べると居ても立ってもいられず、
朝7時には自分の部屋に上がり、片付けをはじめました。
クローゼットの中身を全部出して、棚にあるものも全部出して、
新しい収納ケースに収めていってます。

あっちの部屋こっちの部屋をウロウロ、階段を上がったり下がったり、
トイレに入れば掃除をしたくなるし、洗濯機も回してみたりで、
気が付けばあっという間にお昼過ぎ。もう2時だなんて!
あぁー、道理でお腹が空くわけだ。(>_<)

それにしても、自分の持ち物の多さにびっくりします!
今、毛糸と副資材をやっつけたのですが、
一体どれだけあるのよ?と、我ながらおののく始末で。( ̄∀ ̄;)
当初、毛糸は全部プラケースの引き出しに入れて、
いつでもどれでも取り出し可能にしよう!
なんて、甘っちょろいことを考えていましたが、
全然、全然、そんなのは無理な話。

これらは全部、結婚してから買ったものなので、
夫に心から感謝... そして、ちょっぴり(?)懺悔...

冬の糸、夏の糸、レース糸、雑貨用の糸、
どれも思い入れたっぷりで集めた糸たちは、
種類別、用途別にダンボールに入れました。
と同時に、どこに何が入っているか、
糸の名前、色番、ロット番号、個数をメモしていき、在庫表を作成。
これで忘れてしまう糸がないように!( ...と祈るような気持ち。)
見てくれは兎も角として、毛糸やさんの壁一面の什器が羨ましい。

毛糸と布は、ズラッと見渡せるのが理想です。
それでいて、日焼けや虫食い、湿気や汚れを防ぐ構造であれば言うことなし!
といっても、現実のスペースは限られてますので、
代わりに少しでも頭を使って、出来得る機能性を確保しよう!

ただ仕舞い込めばいいのなら、ギッシリ詰めれば済むことですが、
毛糸や布は、ただの材料というだけでなく、コレクション気分でもありますし、
当然、必要な時には、気持ち良く取り出せる必要がある訳で、
なんとかいい方法はないかと、考え考え体を動かしています。
やっぱり、材料は出来るだけ眺めていたいんですよね。(*´ -`)

でも、今日はとにかく新しく物の置き場所を決めていって、
そこからまた試行錯誤、改良を重ねていく方法にします。
段々に、どう収納すれば良いか分かってくるでしょう。

さあ、全体の1/4が終わった程度でしょうか。
これからまだ続けるかどうかは分かりませんが、
明日、あさってまでには終わらせたいものです。

あぁ、今晩のメニューがしゃぶしゃぶで良かったー!(人´∀`).☆.。.:*・°
準備がラクチンだもんね。
実は、ゆうべ、しゃぶしゃぶの予定だったのですが、
夫が「 晩ご飯、いらない 」ということになって、
今日に延期になっていたのでした。

しゃぶしゃぶ、万歳!
手芸、万歳!

( でも当分、手芸の材料は買わないぞ!(本当か?))







あれ!これおかしい

2009年04月28日 | 針仕事のあれこれ


『 ソレイアードで楽しむウエアとパッチワーク小物 』は、
以前、ここでもご紹介していました。( こちら )



最近、近所の手芸店でも反物で見掛けるようになったソレイアードの布。
よし、これはいよいよ何かをつくる日が近いぞ!と思ったので、
本の中で使われている布を、画像入りの一覧表にまとめていました。
用尺も確認しながら、メモにしていって。

そんな作業の中、あれれ?と気になったのが、この“おひるねキルト”。
どう見ても、作り方の材料とは違う生地が写真に入ってる!



作り方の中では、ギャロンテープ(幅広のプリントリボン)を含めて、
計12種類の布が使われているようですが、
その中の1種類が、写真の中ではどうしても見当たらない。
その代わり、その布の色違いのものが2種類、入っているのです。
うーーむ... こんな事ってあるものなのだろうか......
でも、これだけ単純なプリントだから、一瞬にして間違いは明らか。

確認の為に、出版社の主婦と生活社にメールで問い合わせてみました。
すると、やはり間違いであった、とのことです。
複数の人間で何度も確認していたのですが、ご指摘通りの誤りです、と。

本を持ってる方、また、“おひるねキルト”をつくろうとしている方、
気を付けて下さいね。つまり、こういうことなんです。



写真の通りにつくろうとすると、必要な布は12種類ではなく13種類になります。
しかし、必要なピースは348枚ですので、13(種類)では割り切れず、
12(種類)ならば、それぞれが29枚という計算になります。
この点について、出版社では「生地の種類が間違っていました」とあるだけで、
ピースの数や用尺については何もなかったので、
何が正しいのか、結局はよく分からない状態です。
でも、写真では(この写真も製作過程の状態で、完成品は載っていない)、
確かに、ギャロンテープを含む13種類の布が使われています。

しかし、私がこれをつくる時には、ギャロンテープをやめにして、
写真にある本来の生地を含む、12種類でいくつもりです。
まあ、ピースをランダムに並べていくデザインですので、
それぞれの数が揃わずとも、13種類で適当に割り当ててもいいと思いますが。

オホホホ、迷いに迷った結果、
私はこの本の中から作品をつくるために、
例の楽天ポイントを使って、布を取り寄せることにしました。
日曜日には届く予定なので、楽しみです♪

うちはゴールデンウィークは関係ないので、
私は相変わらず、家で何かをつくっているでしょうなぁ。(^ー^*)