5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

ビーズで腕時計

2012年10月12日 | ビーズ

ここ十数年、本当に腕時計をする機会がなくなりました。
言うまでもなく、携帯電話で事足りるようになったからですね。

でも、外出には圧倒的に腕時計が便利な場合はある訳で、
そんなとき、そっと抽斗を開けて取り出してみるのですが、
残念というか、当然というか、決まって電池が切れています。

はぁ.....

これを教訓に、出先で電池を替えようと、
止まった腕時計はいつもバッグに入れてあるんですよ。
ひとまずこの一本という、ブラックフェイスのお気に入りの時計を。

でも、“ついで”ではやっぱり電池交換には至らず、
バッグの内ポケットに入れて持ち運んでいる間に、
革ベルトの表面がポロポロと剥がれてしまいました。
ううぅ、ううー、ダメージ増やしてどうするの!

何か良い方法はないものか。

今回は、本当に腕時計が必要な外出が控えているのですが、
これから新しいものを探しに行く時間もなく、
(というか、常にショッピングの際には探してますが、欲しいものナシ)
ならいっそ、自分でつくっちゃえ!と、
パーツクラブの時計パーツで試してみました。



パールをメインにすることは決めていたのですが、
当初はスペーサーなどを使いつつ、もっと重厚な感じにするつもりでした。
もうちょっとフォーマル感のあるものを。

しかし、実際にパールを繋いでみると、
時計とのコネクト部分がなんとも間が抜けている気がして、
あれこれ試行錯誤はしてみたのですが、
私の腕では思い通りにはならず、結局、軽めのこの形におさまりました。
ビーズを編み付けた、チャームなんかも付けてみたりして。

でも、これはこれで、結構気に入っています。
私にとって初めてのブレスレットタイプですが、
思いのほかつけ心地が良く、今もはめたままこれを書いています。(笑)



留め金具も、時計用のものを使いました。
場合によっては、クラスプの方が洒落ているかもしれませんが、
せっかく初めてのブレスタイプだからと(笑)、ここもそれらしく。

着脱時には、チェーンで繋がっている方が扱いやすいので、
ここも手を抜かず取り付けておきました。

写真にあるように、文字盤にはラインストーンが貼ってありますが、
なんと言っても、針が黒くて見やすかったのが決め手になりました。
数年前までは、こんな判断基準はなかったのに.....
気が付けば、こんなことになっております。

私は、時計にブランド力を求めませんので、
どちらかと言うと、イヤリングなんかと一緒、
デザイン重視で自分に似合えばいいと思っているので、
こうして季節や気分、出掛けるシーンに合わせて、
自作するのもアリだな、と思いました。
(丸カンはどうしても外れやすいので、そこだけは気を付けてね。)

無理して気に入らない時計を買う必要もなく、
言ってしまえば、電池交換より安く上がってしまいますし、
どんなデザインにするか、あれこれ考えを巡らせ出来上がっていく過程は、
本当に楽しく、贅沢なことだと思います。







リボンのキーホルダー

2011年10月23日 | ビーズ

手芸店で、リボンの薬玉(くすだま)のような大きいポンポンを見付け、
どうにもこれを買ってみたくなって、キーホルダーにすることにしました。

このポンポン気に入ったのは、クシャッと握ってもシワにならず、
手を離せばシャキッと元に戻るリボンの張りと、

ポンポンに隠れるくらいの長さのチェーンが付いていて、
その先には、ご丁寧にカニカンまで付いているところです。

直径9cmと結構大きいので、何に使うべきかと最初は躊躇するところですが、
簡単に着脱できるのであれば、何かには使えるだろうという気にもなってきます。

手持ちのアクセサリーの中に、使い勝手の良い既製品のロングネックレスがあります。
Y字型に黒いビーズが連なっていて、大きなクロスモチーフが付いていました。
ボリュームといい、長さといい、何にでも合わせやすかったので重宝していましたが、
ある時から、どうしてもそのモチーフ(キリスト付き)に違和感を覚えるようになって、
これを外してしまい、代わりにそこに付けるモチーフを長年探してきました。

でも、どうしてもぴったりなものが見付からず、
このネックレスはお蔵入りとなって、仕舞われたままになっています。
でも、もしかして、思い切ってこのポンポンなんてどう!?面白いんじゃない?
......などとも思ったのですが......駄目です、
如何せん、ネックレスとのボリュームが合いません。
( ブローチにするのはいいと思いましたが!)

となれば、やっぱりまずはキーホルダーね。
車も新しくなったことだし、ちょっと気分を変えて作ってみよう。



ところで皆さんは、車の鍵と家の鍵を、
ひとつのキーホルダーにまとめて持っていますか?それとも別々?
私は、結婚してからというもの、何となく一緒に繋いで持ってるんですよねぇ。
結婚前は、別々にして持っていたのに。

いや、以前の車は、エンジンをかけるのに鍵を差さなきゃいけなかったから、
必然的に、車と家の鍵は別々にして持っていた訳か。
でも、今の車は、載る時に鍵を取り出す必要がないから、
車と家の鍵を一緒にしてあっても、問題は無いんですよね。

あと、男性は鍵を全部一緒にしていることが多いようですね。
夫も一緒に持っていて、私が今回「別にして持つわ」と言うと、
夫が私の車を運転して出る時には、別に自分の鍵(家+夫の車の鍵付き)を
持って行かなきゃいけないから、不便だ、困る、一緒にしておいてくれ、
それに、できれば“飾り”全部をすぐに取れるようにしておいてくれ、
......と言われました。

うむぅー、私の車だよ?  ヾ(‐_‐;)

とはいえ、ま、夫の不便も分かるので、
夫が常に持ち歩ける、スペアキーを作ろうとなったのですが、
イモビライザー(安全装置)のおかげで、スペアキーではエンジンがかからず、
ディーラーで作ってもらわなきゃいけないということが判明し、
しかし、そこまでのオオゴトになるのであればと、
カニカンを使って、車の鍵だけを簡単に着脱できるようにしました。

......って、最初からそうしたらいいのに!

なんだか、キーホルダーひとつで大騒動。



バックチャーム用の金具セットを少々分解して、
キーホルダーにしてあります。
また、鍵は落ちると大変なので、
カニカンを繋ぐのは丸カンではなく、ニコイルにしました。

あとは、コットンパールやプラスチックのチャーム、
メタルリーフなどを使って、非常に軽量に仕上げています。
リボン素材は、こういうところも利点ですよね。
コットンパールもめちゃめちゃ軽い。

バッグの中ですぐに迷子になる鍵には、
目立って、軽くて、壊れにくくて、でも邪魔にはならなくて、
自分の気分が明るくなるような、楽しいキーホルダーを付けたいですね。
夫は、「俺だったら鬱陶しいわ、そんな大きなの」と言いますが、
いや、違うの。本当にこれは邪魔にならないんだってば!
それに、男と女は違うのよ~。

あ、でも、ちょっと待った。
新しくなった車の鍵ばかり気にしてたけど、
このキーホルダーに、家の鍵も付けちゃえばいいのか。
バッグの中で捜索に苦労してるのは、家の鍵だもんね。
いや、そもそも、どうして鍵を別々にしようとしたんだっけ。

なんだか、頭の中グチャグチャしてきた...... (‐_‐;)






プードルのバッグチャーム

2011年06月03日 | ビーズ

曇り空で暗めの写真になってしまいましたが、
ゆうべ作った、ガラスビーズのプードルです。

雑誌『 ビーズfriend 』の2011年夏号にもレシピが載っているようですが、
私は、夫と出掛けたショップで実際のサンプルを見て、
そのキュートさ.....




例えば、こちらを見つめて離さないつぶらな瞳や、





ぶらぶらと、脱力したかのように垂れる脚が可愛くて、




即、キットを購入し、その日の内に完成させました。

途中、編んでいる間にテグスがブチブチと切れ、
あえなく、ボディを最初から編み直すという羽目にもなりましたが、
指示通りに編んでいくと、きちんと犬の形、
しかも、きちんとプードルになっていくのが素晴らしい!

脚と尻尾はポンポンのように丸く、胸とおしりも毛で膨らんだ感じで、
ウエストにはちゃんとくびれがあるんですよ。
頭の膨らみ方や耳の位置なんかも、プードルそのもの。
微妙な位置調整の選択肢がほとんどないように思えるのに、
どこをどう見てもプードルらしい設計に、作ってみて改めてびっくりしました。

ビーズ店オリジナルの新作だったのですが、他の犬種も出ればいいなぁ。



A4サイズのトートバッグに付けると、こんな感じ。
携帯のストラップには大きいですが、
キーホルダーだったら付けられなくもない...?
でもやっぱり、重さと大きさを考えると、
バッグチャームが一番いいんでしょうね。

あと、色違いでベージュと白、黒を作るつもりです。
黒の場合は、目は茶色がいいのかな.....?と思案中。






オクタゴンリング

2011年03月31日 | ビーズ

貴和製作所のレシピから、
ロンデルバーとパールを使った、ボリュームのあるリングです。
店頭に飾られてあった実物を見て、その輝きと存在感に“おおぉ~!”(゜O゜;)
これは作ってみなければと、30円のレシピをゲット。
一部、材料を変更して作りました。




真正面から見るとボタンのようでもあり、ちょっと指輪らしからぬ感じでしょうか?
ロンデルバーが8本入っているので、結構な重量感です。
でも、指輪であれば、このくらいの重さは問題ありません。



ちょっと角度を変えて.....
後ろにリング部分が見えています。



透かし台のついているリングなので、安定感はいいんですよ。
直径3cmのモチーフもグラグラしません。



据え付ける土台を替えれば、ブローチやタックピン、
2つ作ればシューズクリップにもなりますね。
というか、むしろ、そっち向きのデザインなのかも。
( 私は指輪というところが気に入っているのですが。)



モチーフは大きいのですが、使っている材料の中に“爪”がないので、
実際に指にはめると、布に引っ掛けなくていいんです。
もちろん出っ張っているので、ぶつけないように注意しなきゃいけませんが、
大きな指輪はどれもそうですものね。
私は慣れっこです。


今日は、朝からパソコンの調子が悪かったので、
慌てて、大事なデータのバックアップを取りました。
集め回ったシュゲイに関するデータや、自分の作品の記録、デジカメの写真、
あとは“お気に入り”の中身や、住所録、大事なメール類、追加したフォントなどなど.....
夫と私のものは全く別になっていて、お互いほとんど関知してないので、
自分のものは自分で、が基本です。
だから、夫のものはどうなってるか知りませーん。
自分のものしかしてませーん。(^ー^;

と言いながらも、何故だかさっき急にパソコンの状態が安定して、
今は何の変わりもなく、こうして記事を書いている訳ですが、
でもやっぱり、どうにか手を打たなければ、このパソコンは危ないだろうなぁ。
夫が「帰ってきたら直す」と言っていたので、それに期待。






ゴールドのネックレス

2011年03月27日 | ビーズ

貴和製作所のネットショップで見て、ひと目惚れしたキット。
先月、実家に帰る前から作りかけていて、やっと昨日、仕上げることが出来ました。

これは、予め糸にビーズを通して編んでいくクロッシェではなく、
テグスに通していく方法なので、私としては結構面倒臭かった.....かも。
というのも、レシピと首っ引きで、次はこれ次はあれ、と、
ビーズの順番を間違えないように、ウロウロするのが楽しくなくて。(^ー^;



でも、規則的かつ単純な編み方で、
一見、無作為かつ複雑に見える立体が出来てくるのは面白い。
そこのところは、私の好みです。



ベージュ~イエロー~ゴールドのグラデーションが素敵。
紺色の柔らかなブラウスを買ったので、
もう少し暖かくなったら、それに合わせみたいですね。

それにしても、今日は久し振りにスーパーでの嬉しい活気を見ました。
下手な買占めのようなマイナスのパワーではなく、
(西日本での)照明や暖房、BGMの自粛という、極端な萎縮でもなく、
店内上げて、店員上げての
、いわば景気づけのような熱気の中で、
買いだめとはまるで違う、日常の生鮮食品を調達する客の活気。

この時期に勇気も工夫も必要であっただろうに、
これまでにその店で見たことのないような、しかし絶妙な特価と共に、
“震災”だとか“復興”だとか、改めての言葉を掲なくとも、
店としての本来の商売で、現実に人と生活を盛り立てていました。
私も広告の品だけを買うつもりが、むくむくと力が湧いてきて、
精肉や野菜を中心に、結構な支払いをしてきましたから。

全国総消沈、総自粛ではいけない。
出来る者は、しっかりと生活を続けなければ。
許される者は、しっかりとお金を使わなければ。

私自身は“できること”に加え、
“すべきこと”を考え、実行していくつもりです。






#1028のドームリング その2

2011年02月19日 | ビーズ

#1028のドームリング、また色違いで増えました。
真ん中が一番最初のきっかけリングで、その左がこの前ご紹介したエメラルド。
そして実家に持って行こうと、今朝方まとめてつくったサファイア(左端)と、
クリスタルゴールデンシャドウ(右から2番目)、ホワイトオパール(右端)です。



この3つは、スワロ#1028の大きさが同じで、
先日の記事で言うところの“正解サイズ”。
ファイヤーポリッシュ一粒と同等の大きさに見えて、
表面も、同じ凹凸加減に仕上がっています。



そしてこちらが間違って買ってしまった、小さな#1028のリングです。(右の2つ)
ちょっと写真では分かりにくいのですが、ピンクとの違いが分かりますか?

直径1mmほどの違いなのですが、
やっぱり収まり方が違ってくるので、黒の中のドットとしても小さくなるし、
表面も少し沈むので、若干落ち着いた印象です。
でも、これはこれでスマート、どちらかというとドレッシーになるので、
好みによって、どちらでもイケますね。
しかし、さすがはスワロフスキー、どんな色でもどんな大きさでも、
キラキラとその存在感は確かです。

ボンド使いも、少しずつコツを掴んできました。
コメントで薦めてもらったボンドでも、早く試してみたいのですが、
とりあえず、技術として、はみ出すこともなくなりました。



そしてこちらは、花形のメタルパーツを丸カンで繋いだだけの指輪。
普通サイズで作りましたが、ピンキーにしても良さそうですね。

私は今では、メタルの基本色をゴールド一本にしていますが、
たまに、ピンクゴールドやマットシルバーにも興味引かれることがあります。
でも、きちんとしたものを作ろうとすると、丸ピン、Tピン、丸カン、留め金具...と、
一から揃えなきゃいけないので、二の足を踏んでしまうんですね。
しかし、こんな指輪だと材料も少なく、メタルそのものを楽しめそうです。
重ねづけ用に、どうですか?






やっぱり苦手

2011年02月18日 | ビーズ

パーツクラブのキットで作ったバッグチャーム。
テグスではなく、ビーズ用の糸でステッチしていくもので、
出来上がりが柔らかく、本物のバッグのような感覚で中が覗けます。
( 上に見えてるブラウンのハートも、パールビーズで編みました。)

本来、携帯にはストラップを付けたくない派なのですが、
これは大きさも感触もよく、軽くて邪魔にならないし、
また、携帯電話の雰囲気にも合っているので、
ストラップ愛用記録を更新して、今も携帯にぶら下がっています。

これも評判が良くて、友人には必ずと言っていいほど、
「 あぁー、可愛い!欲しい!」とねだられますね。
私自身も店頭で一目惚れしたので、うんと気持ちは分かります。
でも、申し訳ないけど、全部ホイホイ受けているとキリがないので、
こちらのタイミングになりますが、ちょっとしたお返しのときなどに、
プレゼントするようにしています。

              

さて、明後日から、実家に行くことになりました。
本当は、夫の春休みに合わせて、もう少し先に夫婦揃って帰省する予定でしたが、
妹のたっての願いにより(笑)、予定を早めて、まずは私だけ帰ることになりました。
.....というか、私に“甥っ子会いたし”禁断症状が出ていたのは確かで、
要は、妹の提案に便乗したような形なのですが、
夫もそれは見越していて、「 先に行っておいで 」とのお許しが。

帰りは夫と車で戻ることになるので、私は久し振りに新幹線で行きます。
道中、京都での買い物や食事の予定も入れてあるのですが、
なんだか、思いのほか緊張しているのにびっくりしています。
特に最近はずっと車で帰省していましたから、
それがどれほど、気ままで気楽なことであったかと。

私はかつて、一人で40日間のアメリカ・カナダ・イギリス旅行をした経験もありながら、
もともと一人で電車に乗るのは苦手、というレベルの癖もあって、
今でも、ちょっとした動悸を感じているほどです。
まぁ、買い物が楽しみで興奮している面もあるので、
どこまでが不安のドキドキなのか分かりませんけどね。(笑)

ちなみに、夫もバスや電車が嫌いです。
彼は私とまた違った理由から、“嫌い”なんです。
本人曰く、決して“苦手”ではないらしく。

例えば、私は、夫と行く鉄道の旅なんて夢見ますけど、夫はそれも嫌だと。
とにかく誰とであれ、バスや電車が嫌なんですって。
( ただ、2回ほど一緒に日帰りバス旅行はしたことある!)

.....うーん、よく分かりませんが、
つくづく夫婦とは因果なものです。
なんだか、微妙な似方です。

明後日は、妹と甥っ子が駅まで迎えに来てくれるので楽しみです。
甥っ子は、すんごい成長してるらしい!
出来る限り、携帯からも更新しようと思っています。






#1028のドームリング

2011年02月15日 | ビーズ

自分でビーズ細工を始める前に、
知り合いに作ってもらったビーズのドーム型リング。

黒いファイヤーポリッシュにヴィンテージローズのスワロの配色と、
コロンとした形が可愛くて、長年、私のお気に入りでした。
これをはめて行くと、必ず誰かに「ステキ!」と褒められたものです。



ところが、ビーズアクセの当然の宿命というか、
指を通す部分のビーズがまだらに色褪せてきて、
モチーフの部分は新品の時と何ら変わりないのに、
最近は、このリングに手が伸びることがめっきり減っていました。

残念だなぁ.....
どうにかしたいわ.....

で、やっと、自分で試作することが出来ました。



スワロの#1028は“これほどまでに?”というほど、沢山のサイズがあって、
今回の材料を揃えるにあたり、慎重にサイズを測って買ったはずなのですが、
何故だか、小さなサイズで揃えてしまいまして.....
急遽、手元にあった、正解サイズだけど、本当はこれじゃなかったエメラルド、
.....で作ることになりました。

案の定、エメラルドの色が暗いので黒とのメリハリが出ず、
せまずは、決して望まれての相性ではないかなぁという感想。
しかも、最初がヴィンテージピンクでキュートなイメージだった分、
私には少なからずの違和感が.....。

でもね、これが、指にはめていると、ジワジワと良さが出てくるというか、
手作りだからこそ、贅沢に楽しめるバリエーションの一興というか、
渋く輝く深いグリーンも美しく、段々と、このエメラルドも気に入ってきました。



それにしても、作ってもらったピンクの方は、接着剤の使い方が抜群に上手く、
見事なまでにその存在感を消しつつ、
肝心のスワロはがっちりとホールドする仕事振り。
もう、何年も無造作に使っていますが、どれひとつとして取れそうにありません。
本当に、新品のときと変わりないのです。

接着剤には何を使って、どんな風に塗っているのか、
ここが一番知りたいところですが、
作者の方とはもう連絡が取れませんので、
試行錯誤して、自分で編み出すしかないですね。

いやぁ...今回私が作ったのは、近い内に絶対取れますわ。
接着剤もポロポロとはみ出て見えてますし、
何かいい方法はないものですかねぇ。






そしてこちらは、私のため

2011年02月11日 | ビーズ

ゆうべ、お風呂上りで一息ついている間に、
ビーズの道具箱を開けて、ちょちょいと作ってみました。
昨日の、義母への指輪のアレンジ版。



私の場合、2列だと指輪が細くて似合わないので、
3列にしてボリュームを出してみました。その幅、1.2cmとな。

そして、昨日は半透明の黒ビーズを使っていた部分を、
真っ黒のビーズに替え、全体的に“黒”にしました。
写真では上手く写ってないのですが、規則正しく並んだゴールドビーズと、
黒のカットガラスとビーズの輝きの違いが、全体の模様となっています。
薬指にするのもいいですが、人差し指に合うかな?

比べてみると、こんな感じです。



そしてこちらは、先日、10グロスで買った4mmのパシフィックオパールと、
ベージュ系のビーズを組み合わせて、同じく3列で作りました。
ちょっとスモーキーで、アンティークのような雰囲気.....
こちらは薬指が定位置かしら。



手づくりだと素材や色はもちろん、幅を変えサイズを変えして、
自分の好みのものを試しながら作り出せるので、
その作業自体が楽しみとなり、醍醐味ですね。






一文字型は、義母のため

2011年02月10日 | ビーズ

昨年10月、鹿児島に帰省した際に、
義母が楽しそうに、私の作ったビーズリングを手に取っていました。
普段、アクセサリーをすることのない義母ですが、やはりそこは女同士(笑)、
ひとしきり、あんなビーズがある、こんなアクセサリーが出来ると話をしていました。
その中で義母に私が指輪を作ることになり、色合わせもしていました。
それがこのブラウンゴールドのパールで、
“これで何かシンプルな指輪を”と約束したのです。



それが、刺しかけのクロスステッチ一掃に集中した11月、
妹と甥っ子の逗留の内に過ぎた12月、
さらに、“シンプルな指輪だからあっという間...”という油断も相俟って、
気付いてみれば、約束から4ヶ月近くになっていました。

“お義母さん、ごめん!”そんな気持ちを込めまして、
毎年義父に送るバレンタインのチョコレートに、絶対同封する、
という目標を1月下旬に立て、やっとゆうべ(!)作ることが出来ました。



パール、丸大、丸小を使って、テグスで編んでいきました。
恐らく、中央にモチーフのない、
一文字型の指輪が義母の好みだと感じましたので、
控えめなデザインにし、ビーズの種類も少なくしました。
色は、ブラウン~ゴールドのグラデーション。

多分義母は、出来上がってくるのはパールが2列並んでいるだけの指輪.....
と思っているので、少なからずびっくりしてくれるとは思うのですが、
さて、気に入ってくれるかどうか、はたまた、指にぴったりはまるかどうか、
ちょっと私もドキドキしています。



そしてこちらも、義母への指輪。
リクエストにはなかったのですが、
ボタンカットのガラスビーズと丸小ビーズで編んでいます。

デザインに凝りたい気持ちをぐっと抑え(笑)、
このモチーフがぐるりと一周するだけ.....いや、それすらも止めて、
モチーフは3つだけにし、あとは丸小でごく普通にリング部分を作るに止めました。

こちらは、塗りの剥げが目立つパーツもありませんし、
また、(私の好きな(笑))爪付きのラインストーンやスワロで、
洋服に引っ掛ける心配もありません。
そういう意味でも、使いやすさを最大限に考慮してあります。
しかし、控えめとはいえ、ガラスビーズは光でキラキラと輝きますので、
義母にも、楽しんで欲しいと思っています。



そしてこちらは、ブラウンゴールドの指輪と同じ編み方で、
パールをガラスビーズに替えて作ったものです。
これは自分用にと最後に作ったのですが、実は若干きついことが判明し(笑)、
急遽、友達にプレゼントすることにしました。
また、自分用には編み直さねば.....
そのときには、もうちょっとガツンときつい黒でもいいかも。



このデザイン、パーツや配色をアレンジすると、
色んな雰囲気になりそうで、ちょっと楽しみ!
V字にしても素敵ですね。

指輪とバレンタインのチョコは、今さっき発送してきました。
あとは、両親からの連絡を待つとしまーす。






パールイヤリング

2011年01月21日 | ビーズ

明後日、少しあらたまった場所へ出掛けるので
ふと思い立って、イヤリングを作ってみました。

何を着て行こうか考えていて、
靴はあれ、バッグはこれ、で、アクセサリーは.....となったときに、
一粒玉の本真珠では、堅苦しく面白味に欠けるんだけど、
かと言って、わざわざ新しくパールものを買い足すのも気分じゃないし、
とくれば、ちゃちゃっと作ってしまうのが一番だわ、と。

Tピンに、たった5つのパーツを通すだけなので、
ほんの5分で完成です。



材料としてパーツだけで見ているときよりも、
こうして何かと組んだときの方が立派に見えるので、
こんなに簡単なものでも、達成感があります。

ブラウンゴールドや、グレーなどの色違いでも良さそうなので、
ロンデルを買い足したら、また作ってみようと思います。






パールボールリング

2010年12月06日 | ビーズ

6mmのパールビーズ4個を含む、結構なボリュームのリングで、
指にはめると1.7cmくらい盛り上がってますが、意外と邪魔になりません。
古い本を引っ張り出してきて作ってみましたが、
レシピ通りだと、真ん中のラインストーンが落ち窪んでしまうので、
ちょっとアレンジして、固定を強化してみました。



肌の色に近いパールを使ったので、悪目立ちせず、
普段使いにしたいひとつになりました。



こちらは、私が普段愛用しているリングで、
それを見た友人から、欲しい欲しい!との声が上がったので、
都合10点、プレゼントするために作りました。
( 右奥の印付きは、サイズ違いの目印です。)

使っているパーツは色を変えるなどして、全く同じものはひとつとしてありませんし、
また、同じ手順で組んでいても、微妙にフォルムが違ってくるんですよね。
同じようであって、同じじゃない。

ま、プレゼント先は、皆それぞれに活動範囲の違う人たちですので、
下手にバッティングすることはないでしょう。

ビーズアクセサリーは消耗品。
ポロポロと、石が落ちるまで使って欲しいですね。
そして、また「欲しい」と言ってもらえるのが理想かしら?






パシフィックオパール

2010年12月03日 | ビーズ

おとといまで、風邪を引いて寝込んでいました。
この何年かというもの、11月はいつも忙しく、
特に風邪なんて引いていられないときだというのに、
しかも、きちんと気を配って予防に努めているというのに、
今年も何故だかこの時期に。

ちょうど1年前も同じように風邪が治らず焦っていて、
ここにも書いていましたね。

更に今年は、風邪ぐらいならば這ってでも出掛けねばならない、
泊り掛けの所用があったのですが、
不思議なことに、出発当日に熱が下がり体調も劇的に改善、
「 アァ良かった、ギリギリで治ったわ!」なんて喜び、
つつがなく所用も済ませて家に戻ってみると、
なんと、翌日からまた発熱.....。

元の風邪が復活したのか、新しく引き直したのかはよく分かりませんが、
いずれにしても、まるで大事な時だけ風邪の方で譲ってくれたような、
ちょっと不思議な体験でしたよね。
“この日までには!”という気迫は、やっぱり持つものです。


さて、昨日は体調も戻り、ちょっとした気分転換にと、
夫とショッピングに出掛けていました。
行きつけのビーズ専門店などにも寄ってもらい、材料を物色。
つくりたいものは決まっていたので、色選び(色合わせ)に萌えました。



真ん中は“パシフィックオパール”という色のスワロ(#4231)で、
この色ありきで、回りを決めていったのですが、
ちょっと綺麗にまとめ過ぎた感あり.....?
これはこれでひとつの雰囲気だと思うのですが、
いまや立派な大人(笑)となってしまった私の指がつけるには、
ちょっと面映いような顔付きだなぁと。

もっとくすんだ、トーンの低いものを使うか、
ポイントとなる色を入れてメリハリをつけると、
(この場合、四隅の大きなビーズかしら)、
大人の肌にも、もっと馴染むようになるかと。(笑)

店頭で、小袋越しに「よし」と思うのと、
“粒”として、それぞれが出し合った結合の色とでは、
やっぱり違ってくるんですよね。
他の色もいくつか買ってあるので、
また、別の組み合わせを試してみたいと思います。



リングの部分も、ピンクのチェコビーズと、
ゴールドの丸小で編んでいます。

クロスステッチとビーズ、今は交互にテーブルに広げ、
両方、同時進行でつくっているのですが、そのきっかけは、
頼まれものの指輪を、年内中に仕上げておこうと思ったことで、
納入期限などはないのですが、少し足りなかった材料を揃えることもでき、
一気に数をつくってしまおう...!と。

そう言いながらも、ちゃーんと脇道にそれて、
自分の指輪つくっちゃいましたけど。(^ー^;
( いつでも、新しいものをつくりたい私..... )






ビーズステッチのネックレス

2010年10月16日 | ビーズ

先週末、鹿児島から帰って来ました。
いつも通りのお墓参りや親戚まわりに始まって、
ブラウン管だったテレビのオール買い替えをしたり、
初めて、私一人でバスに乗って繁華街まで出掛けてみたりと、
振り返ってみれば、あっという間の帰省でした。

結婚したばかりの頃は、お勝手仕事全般に、
精神的な気負いや気兼ねがあって、
正直言って、帰省となると勝手にへとへとになっていました。
が、ここ数年では、良い塩梅でいられるようになってきて、
絶対外さないポイントと、ほどほどに自分のやり方で行くところと、
自然と納まりが良くなってきました。
ま、大体は姑に大目に見てもらっているのですが。(^ー^;



さて、シュゲイの方は、引き続きビーズステッチにはまっています。



これはゆうべ出来上がった、スパイラルロープのネックレス。
ビーズステッチ用の糸に針をつけ、ビーズをすくいながら編んでいきます。
編み方はびっくりするほど簡単なのですが、
出来上がってみると、ご覧のような立体感。
面白くて、ぐんぐん進んじゃいました。



問題は長さをどうするかで、
首元で納まる程度か、胸先まで届くようにするか、
実際につくりながら胸に当てて見ていたのですが、
ボリュームのあるロープ状(径6.5mm)ネックレスを、
これまで、あまりに身に着けたことがないもので、
短めにはちょっと抵抗......
ということは、じゃあ長めにしておきますか、という感覚で、
80cm以上にはするつもりでした。

使っているのは、4mmのチェコビーズと、丸大、丸小のビーズ。
この編み方では、チェコビーズを5個使ったところで1cmになるので、
80cmとなると400個が必要となり、
途中、足りなくなった材料を買い足しつつ、編んでいたのですが、
これが実際、重さもどんどん増していくことに気が付き、
68cm(ビーズ部分)+2cm(金具)で、70cmになったところで完成としました。



この色合いでこのデザイン、
中途半端な長さだと、もしかして老けちゃう...?
いやいやどうして、適度な存在感としっとりした質感には間違いがなく、
これをいかに着けこなすか、それが楽しみのひとつでもあります。
( 最悪、どうしても違うと思えば、解いて短くすればよい!(^ー^; )

色違いでも製作中。
今、色合わせをしているところです。






ピカピカ、ワクワク

2010年10月01日 | ビーズ

暑い暑いと嘆いていた夏も、やっと重い腰を上げてくれたようで、
今日から10月、朝晩の冷え込みにも何とか慣れてきました。

ご無沙汰している私はと言えば、
相変わらずあちらこちらと飛び回ることが多く、忙しい毎日なのですが、
今の一番の楽しみは、ビーズでアクセサリーを作ることです。
暇を見つけては、作りかけの材料や七つ道具が詰まった小箱を開き、
運針とはまた違った繊細な作業に、息を詰めながら挑んでおります。(笑)



これは、ビーズやパールで作ったデイジーモチーフのネックレス。
最初、私には愛らし過ぎるかとも思ったのですが、
ビーズショップで実物を見てすっかり気に入ってしまい、
出来たら出来たで、誰かにあげればいいのだから......と、
早速、材料を揃えて作ってみました。



中に通しているのはテグスではなく、ビーズステッチ糸なので、
ゆらゆらと柔らかいネックレスになっています。

実は、ビーズに糸を通す作業自体は、さほど楽しいとは思わないのですが、
まずは、このビーズ系の材料そのものが好き。
様々な色、光沢、形のバラエティーが好き。
そして、その組み合わせが生み出す、全体としての雰囲気が好き。

もう、ビーズショップで材料選びをするひとときなんて、
至福の時間なんですよね......(人´∀`).☆.。.:*・°



こちらは、上のネックレスと同じレシピ集からのバッグチャーム。
パールとソロバン型のスワロ、大小のビーズで作るのですが、
私は、手持ちのボタン型のガラスビーズを使ってアレンジしました。
丸カンをもうひとつ小さくすればいいのですが、
とりあえず、手持ちのこのサイズで。(笑)

私、どうもバッグモチーフに目がないようで、
実物やキット、レシピを見かける度にドキドキします。
きっかけは、NHK“すてきにハンドメイド”の6月の放送。
何となく自動録画にしておいたものを見て、こんなものがあるんだ!と。
でも、今のところ、デザインはこれが一番好きかなぁ。



そして、またネックレス。
これはオリジナルです。



オープンハートとボール作っておいて、
チェーンで繋いでいます。



このイチゴチョコのような、抑えたマットなピンクがいい雰囲気で、
また、モチーフを小さめにしたことによって、
これなら、抵抗なくどんどん着けられそう。(笑)



これは、妹に頼まれたキーホルダー。
“家族のイニシャルチャームをつけて欲しい”と、
スッピンのキーホルダーと共に託されたのですが、
工具を持って行ってなかったので、私が持ち帰り、
“これもおまけに”“あれも付ける”とやっている間に、
こんな風になっていました。
何となく、ベージュ~ピンクになっていましたね。

こっちのオープンハートの方を先に作っていて、
結構、出来上がりに満足したもので、
アクセサリーにもしてみようと思いました。
材料も大きさも全く同じものです。
イヤリングにも、リングにも、ブレスレットにも、
どんなものにも使えて、気に入ってます。

 

そして、ピカピカリング。
スワロ、ジルコニア、ファイアポリッシュ、ガラスビーズ、パール、スペーサーetc、
キラキラパーツを使って、これもレシピを見ながら組み上げました。
写真で見るだけでも、女性の好きなキラキラ満載...!

そりゃ勿論、存在感や奥深さというものは、
リアルジュエリーに敵うべくもないのですが、
こういうビーズの楽しみ方は、また別のところにありますもんね。

指先の装飾は、ネイル然り、リング然り、
本人の目に一番付くところである分、
こういうキラキラを手軽に作り、交換することによって、
大きな気分転換がササッと出来ます。
気が付くと、綺麗ねぇ...と眺めていますしね。

これを着けて外出するかといえば、
それはちょっと、時と場所を選ぶと思うのですが、
しかし、友人との間では、話の種に事欠かない存在になると思います。
( 材料費は、びっくりするほど安いのよ~!なんて。)

あっ、私の携帯には、別のバックチャームが付いていますが、
写真を撮るのを忘れてしまいました。
これはまた、次回ということで!

( 明日から、鹿児島に行ってきまーす。新車でGO!よ!)