5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

なんの種にする?

2016年05月21日 | 庭仕事

季節の移り変わりは、必ず庭にやってきます。
どんなに肌寒い朝が続こうと、雨がしとしと降り続こうと、
しかるべき時期には、必ず春らしい~初夏らしい変化がやってきます。

うちの庭でも、新緑と共に雑草が威勢よく伸びてきています。
特に雨が降った後は、目を見張るほどの生長具合!
やらなきゃやらなきゃと思ながら、
股関節の違和感のせいで先延ばしにしていた草取り。
これをもう見るに見かねた状態で、昨日今日と早朝から取り組んでいます。

しゃがむ、膝を立てて座る…
腰が痛くても膝が痛くても難しいことでしょうけど、
股関節が痛くても影響が出てきます。
加えて、足を組む、あぐらを組む、踏ん張る、重いものを持つ…
これらも負荷を感じることがありますので、
予想以上に、股関節が体の支えになっていることに驚くんですね。

かと言って、夫の手を借りるには休日を待たなければならないし、
しかもその間には草たちはエラい生長を遂げてしまうし、
それより何より、目一杯働いた夫の貴重な休日に、
厄介な草取りをお願いするのも可哀相で、
正直、ちょっとしたジレンマに陥っていました。

でも、そうやって悩んでいたって仕方がない。
誰かがやるしかないんだから。
除草剤を撒くのは嫌、人を雇うのも嫌とくれば、
自分でやるほかないと決めたのでした。
股関節も良い状態だったし、元々特に深刻な訳ではなかったので、
そっちより、精神衛生の方を取ろうと。(笑)

この2日で、庭の1/5くらいが綺麗になったなぁ。
裏庭を入れるともっと少ないかもしれないけど。
土を反すたびに大きなミミズが出てきて、嬉しい限り。
おお、みんな、元気でいてくれたか!そんな感じです。
多分、ガーデナーとアングラーぐらいじゃないでしょうか?
ミミズが身近なのは。(笑)

綺麗に均された土を見ていると、野菜を育てたくなって、
早速、種を買ってきました。
三つ葉、葉ねぎ、ニラ、ほうれん草、ミックスレタス。
直播して大雑把に育てよう!
自然とそういう欲求が沸いたとき、庭に対してもそうだけど、
これまでちょっと鯱張って(しゃちほこばって)
物事を考えていたのかもな……そんな風に思いました。

でも、明日も草取りはする。(笑)






 


くったくた.....

2011年04月29日 | 庭仕事

ここのところ不安定な天気が続いたり、また他の用事で出掛けることもあって、
庭で作業できない日が3~4日続いていました。
普段は、玄関とガレージとの往復でいつもの通路だけを通っていれば、
可愛らしい花々や、初々しく芽吹いた緑を見ていられるのですが、
土の通路、樹木の元、花壇の境、新芽の陰、庭の隅っこ、裏庭.....
その辺りになると、この春第一弾の“許されざるもの”たちが、
我が物顔で生命力剥き出しに。うむむ、目に余る..... (-"-;)

これは母の口癖でもあって、
毎日、1時間でも30分でも必ず草を抜くようにと思っているのですが、
この“継続”の力、“毎日”の意味というのは、本当に庭で実感しますね。
早いうちに叩く! これが鉄則です。

ということで、そんな“毎日”の心掛けを忘れそうになっていた今日、
これではいかんと思い立ち、1時半頃から庭で雑草を抜き始めました。
“今日はこの区域”と決めてしゃがみ込む訳ですが、
現実的な程度で、
出来るだけ丁寧に抜くことが私の身上です。

以前、夫と場所を分けて、同じ日に雑草を抜いたことがあるのですが、
その後の草の生え方には、驚くほどの差がありました。そりゃもう、全く違う。
やっぱりきちんと抜くべきなんだわ、と思い知りましたよ。

だからと言う訳でもないのですが、
“この区画”と決めた今日の草抜きは、面積はそれほどでもないのに、
ふるいを使ったりしたもので、意外と時間が掛かってしまいまして、
その場所が終わってから、正面の門扉の外、その前の道路、
門扉から玄関へ続くクランクの通路、コンクリートの隙間など、
細かいところにきっちりと手を這わせ、掃き清めていると、
結局、家に戻ったのがきっかり5時。
なんと3時間半もの間、休みなしで庭でしゃがんでいました。

おかげで、腰はバキバキ、足はガクガク。
ちょっと、おばあさんになったような姿勢で、家の中を歩いています。

でも、庭にいると時間はあっという間!一番早く感じるかな?
ミシンに向かっているときも早いけど.....でもやっぱり、庭仕事が一番。
それだけ集中力が上がるんでしょうね。

毎日、少しずつ抜く。
これが理想です。






意外と、思い込んでる。

2010年06月03日 | 庭仕事

畑をばらしたり、植物を増やしたり、
自分たちで出来る庭の改造をはじめています。

というのも、いまひとつ生長の良くないものや、
窮屈そうで植え替えた方がいい植物などを動かそうと思っていて、
どうしたらお互いの為(私と植物にとって)にいいものかと、
その移動計画に余念がありません。

またこの際、植えたかった宿根草やハーブ、
灌木なども増やそうとしているので、数々の植物がスタンバイ中。
ちょっと値は張るけど、長年欲しいと思っていたもの、
贈答用の鉢が盛りを過ぎて、処分価格になっていたもの、
( 地植えにするので盛りを過ぎていて上等、来季には復活します。)
久し振りにナーサリーを回ってみると、いろんな出逢いがありました。

あとは、庭にあるもので、秋になったら株分けをするものや、
自家採取した種に、輸入物の種など、色んなものが待機中ですよ。

さて、そこで頭を悩ませるのが、植える場所。
適材適所を探る作業。

表の庭は西側にある建物以外、遮るものは殆どないので、
西日が射さないという点も含め、日照や風通しには恵まれているのですが、
それでも当然、木の陰や家の凹凸の陰などがあり、
細かいことですが、そこにはどのくらい日が当たるのだろうだとか、
木の根元でも、北側と南側ではどれくらい差があるのだろうだとか、
そんなことが、とても気になっているのです。

例えば、半日陰でも大丈夫なアスチルベを、常緑の金木犀の足元、
自立型のポストの後ろに植えてあるのですが、
気が付けば、何年も経つのにさほど株が大きくなっていなくて、
これは意外と日が当たっているか、或いは乾燥しているか、
いずれにしても枯れはしないけれど、のびのびともしていないだとか、
これも日陰好きのクリスマスローズなのですが、
一番日が当たらないと思われる、大きな木の根元(西側)にあるのは、
みるみる内に大きく育ち、びっくりするほど立派になっているのに、
別の落葉樹の北側で、直射日光は当たらないはずのクリスマスローズは、
思いのほか葉焼けなぞ起こして、満足に花も咲かせないだとか、
これはそもそも我が庭ながら、
日照に対して、結構な思い込みがあるんじゃないかと思い至って、
今日は朝から2時間おきに、2階や門扉側から庭の写真を撮って、
日の当たり具合を観察しています。

“こんなものだろう”と思っていたこと、
きちんと確かめてみる必要がありますね。



ほら、この写真手前のが葉焼けを起こすクリスマスローズ。
木の剪定をしたり、余計な植物を処分したこともあるけれど、
思いのほか、日が当たる場所だったんだねぇ!とびっくりしました。
また、後ろにある赤い花を咲かせたのは京鹿の子なのですが、
日陰がお好みと思いきや、日光の当たる方に葉を伸ばしてきてますので、
やっぱり植物とはいえ、個々それぞれ、
ひと口に“日陰好き”といっても、お好みは違うようです。

多少の“違和感”なら、受け入れて順応してくれる植物ですが、
育ち方をみていると、“あぁ、ここがあんまり好きじゃないでしょ?”
というのは、明らかに現れてきます。
そういう子は、どうにかしてやりたいですね。
“どこだったらいいんだろう?”と考えてやって、植え替えて。

また、そういった生育環境の問題と合わせて、
欲しいと思う庭の景色を実現するためにも、
おおいに頭を悩ませています。
ボーダーガーデンを拡充したいのですが......。
そのバランスを考えるためにも、
写真はイメージを膨らませるのにいい道具です。






さて、これは何でしょう?

2010年05月27日 | 庭仕事

何だ!? この細長いもんの集まりは。

遠目に見れば、新種の(フレーバー付き)ブナピー?
いやいや、吸水性抜群、表面積を最大限稼いだモップなの?
それとも、ムーミン谷のニョロニョロか......。



オホホ、こうすると、もう何だかお分かりですね。
3つ重ねてあるんですよ。



ほら、答えはガーデニンググローブでした。
ちょっと珍しいでしょ、こういう色。



今朝、新聞の折込みチラシをチェックしていると、
洗剤とキッチンペーパーが安かったので、
図書館に行ったついでに、近くのホームセンターにも寄って来ました。

そのときに、この背抜きのグローブを発見。
この爽やかな色に魅かれました。
試しにはめてみると、あら、まあ、フィット感もいいんじゃない?

いつも私が愛用しているグローブは、あるお店一店でしか売ってなくて、
しかもお値段もよろしくて、でも一番使い易いからこればっかり指名買い...
というものですが、今使っているのがもうボロボロになっていて、
ちょうど買いに行かなきゃ、と思っていたところにこの出逢い。
こちらはお値段も爽やかで、一双158円でした。

タグをよく見て下さい。
黄色はひまわり、紫はアネモネ、そして緑が......菊。
そう、菊なんです、菊。渋いですよね。
アイビーやトルコ桔梗でも良さそうなものなのに。
あともう1色、“紫陽花”として水色もありましたが、
こちらは色がきつすぎたので、私はパスしました。
( ちなみに、色別で花を探したいとき、こちらのサイトが綺麗ですよ。)

これで、気分だけでも涼しげに作業が出来そうです。
店頭でも残り少なくなっていたので、
もうちょっとまとめて買っておこうかしら。






ブルーの花々

2010年04月28日 | 庭仕事

庭が、えらいことになっています。
新芽があちこちで葉を広げているのと同時に、
雑草がぼうぼうと生えてきています。

あぁーー、これは、野晒し地面を持つものの宿命ね。

il||li _| ̄|○ il||li

早目に抜くが良し、と分かってはいても、
これがなかなか思う通りに行かない!
と言ってはみるものの、これもただの言い訳だろうか......。

3日前から、ゴソゴソと庭の整理をし始めています。
他に興味を取られて(留守にすることも多く)、随分と出遅れてしまいましたが、
庭の北東1/4は、すっきりと春の風景になりましたぞ。

そして、久し振りにナーサリーで購入した、
カンパニュラ・サラストロベロニカ・ロイヤルキャンドルを1株ずつと、
そして野菜直売所の片隅で見付けた、1株50円のアジュガ6株を、
新しく植え付けてやりました。
何となくブルーで揃ってしまった新入りたち、
初夏の姿を想像しては楽しみにしています。





花苗を購入するとき、よっぽどの一目惚れでもなければ、
最近では十中八九、宿根草から選びます。
今回の花も、全て宿根草なのですが、
毎年、芽吹きから花までを楽しませてくれる宿根草は、
長年の良きパートナーとなってくれるのです。

一斉に芽吹きだす小さな緑の頭たちは、
本当に美しく、愛しいものです。
この時期は、ふっと吐息が漏れてしまうような......

カンパニュラ・サラストロは、
どうも地植えだと、翌年には消えて無くなることがあるそうで、
鉢で管理した方がいいとも聞きますが、
( ......というか、いわゆるホタルブクロと同じものだったら、
うちでも一度消えているので、ちょっと心配なのだけど。)
まあ、全く手を掛けなくても、アルケミラモリスが毎年増えてくれる環境なので、
これもどうにか生き残ってくれないかしら......と。
西日の当たらない、風通しのいい一角に植えておきました。

そう、うちで消えた花といえば......カンナ。
カンナは消えました。

カンナは球根なので、時期になれば掘り上げなきゃいけなかったのですが、
近所の道端で、厚かましいくらいに咲き誇るカンナを見ていて、
とてもじゃないけど、いちいち掘り上げてもらってるとは思えなかったので、
“ なーんだ、土の中でも越冬できるんじゃん?”と、うちでも放っておいたら、
物の見事に、翌年は芽を出しませんでした。

他にも、消えていった植物はいくつかあるのですが、
基本的に、うちに合わない植物は深追いしないようにしています。
お互い、無理をしない方が自然だと思えるし、
うちに来るのを待ってる植物は、他にもあるような気がするから。






さつまいも収穫!

2009年10月20日 | 庭仕事

夫が愛して止まないさつまいも。
我が家の小さな畑でも、収穫を迎えました。
去年は畑1面だけでさつまいもを育てましたが、
今年は面積倍増、2面でやってみました。

品種についても、鳴門金時に加え、
今年はベニアズマの良い苗も見付けましたので、
それぞれ10本ずつを植えていました。



はっきり言って、何も手を掛けていません。
水もやらなかったですね。
同じ場所での連作ですが、これも問題ありませんよ。



去年よりちょっと小振りなのですが、
こちらの方が調理には都合がいいかな?

ベニアズマの方が貯蔵に向くので、
まずは、鳴門金時から頂きます。
最初はやっぱり、天婦羅かな!






4年目のジギタリス

2009年06月07日 | 庭仕事


今朝は、ピンクの京鹿の子と、黄色のヒペリカム
斑入りのアマドコロを庭で摘んできて、仏様にお供えをしました。
その清々しく涼しげな姿は、いかにも初夏にぴったりで、
我ながらいい仕事をしたと、満足しました。(*´ -`)

さて、写真のジギタリスは、うちの庭のものではないのですが、
うちでは、アプリコット色が5株咲いています。

ジギタリスを調べてみると、2年草(種まきの翌年に咲く)、
あるいは多年草の扱いとなっているのですが、
どうも、暑さと多湿に弱いために、日本での夏越しが難しく、
ワンシーズン咲いたらさよなら...となるようなのです。

しかし、うちのジギタリスは、もう今年で4年目になりました。
( 2年目のジギタリスもあります。)
苗で買ってきた1年目は咲かず(これは当然)、
翌年の今頃、初めての花を咲かせました。
そして、“夏は越せない”と思っていましたので、
抜いてしまうつもりだったのですが、
あまりにも葉が元気だったので、何となくそのままにしておいて、
その翌年、実は花は咲かなかってのですが、更にそのままにしておいて、
すると今年、再び花が咲いたという訳なのです。

このように、変則的な多年草振りなのですが、
ちょっとこのまま肥培して、来年も様子を見てみようと思います。
株分けで増やせるというので、楽しみです。

以前、アルケミラモリスでも触れたのですが、
うちの庭は西日をシャットアウトできる環境で、
そもそも、気候としても夏は比較的涼しいらしく(十分暑いけど!)、
こうして、夏を越してくれる植物は多いです。

ジギタリスは、パッと庭に迫力を増してくれますので、
咲くまで1年掛かっても、お勧めです。
種からも育てられますし、時期にはポット苗も出回ります。
“半日陰で乾燥気味”と気に留めておけば、あとは育てやすいですしね。

おっと、忘れるところでした。
切り花の通販サイトなのですが、こちらで花の検索すると楽しいです。
一気に色の系統別に見られるのは圧巻ですし、直接名前でも検索できます。
Flower FLOWER







芍薬が咲きました

2009年05月23日 | 庭仕事

一昨年、小さな小さな苗で買ってきた芍薬が、
去年から花を咲かせ始め、今年もその時期になりました。
そして、去年はどうだったかなぁ...と過去の記事を検索していると、
ちょうど1年前の今日、同じように芍薬の記事を書いていたのです。
こういう偶然、ちょっと嬉しくなりますよね。なんだか不思議だし。(*´ -`)

上の写真は、ギボウシ越しに芍薬を見たもので、
今の段階で、3輪の花が咲いていました。
でも、もっと肥料(骨粉入りの油かす)をあげれば良かったなぁ...と反省。
手芸にかまけて、ちょっとさぼってしまいましたね。



エゴの木は8分咲きです。
下向きにお椀を伏せたように花が咲きます。
赤い花の種もありますが、私は断然白い花が好きかな。



もうちょっと、アップで。
去年は幹の中に虫が寄生して、花数が少なかったのですが、
それも駆除して、今年は葉数も花数も増えてくれました。
ホッ、ひと安心。



エゴの木に近寄ると、ブーン、ブーンとあちこちで音がします。
庭をつくるようになってからは、この羽音がしても気にならないのですが、
今日は、よーく見てみると、カナブンだかカメムシだかが、
必死になって花の蜜を吸っていました。
ほら、すっぽり頭から被って、こんなに夢中。(笑)

エゴの木の蜜は甘いのかなぁ。
本当に、パッと見ただけでも同じ格好のが5~6匹はいましたから。



エゴの実は、水の中で潰すと泡がたって、石鹸の代わりになるそうです。
そして、実の味がエグイことから、“エゴ”という名前がついたのですが、
でもこれは、ちょっと誤解されそうな名前ですよね。

「 これ、何の木ですか?」と聞かれて、「 エゴの木です 」と答えると、
必ず、「 エゴ?」と聞き返されます。

「 人間のエゴとは違いまっせ 」
心の中ではそう呟きながら、実際には、最初のように説明しています。(^ー^;







芋掘り2008

2008年10月22日 | 庭仕事



「 芋が、芋が、愛しゅうてならん...... 」
顔をクシャクシャにして、おじいさんのように言う夫には、
お腹を抱えて笑ったものでした。
畑でどんどん広がっていく葉に、感動しての言葉のようです。(笑)

2つに区切ってある庭の畑のひとつを、夫ご所望の薩摩芋畑に変え、
( 鹿児島出身の夫にすれば、これは“唐芋”なのですが。)
鳴門金時を10本植えたのは、春のことでした。

植えつけると、しなびた葉だったのがどんどん茂りはじめ、
あっという間に畑を覆い尽くし、さらに柵を越えてどんどん伸び続け、
今月に入ってからは、「 いつ掘れるの?いつ掘れるの? 」と、
夫は気が気でないようでした。





それが、先日の日曜日、私が朝起きてきてみると、
夫は早くから畑を掘り返したようで、玄関に紫のかたまりが!
最初に掘った苗は、親指ほどのお芋が2つ付いてただけで、
「 こりゃやられた!失敗だー!」
と思ったそうですが、その後は大きなお芋がゴロゴロ。

やっぱり、どの苗にも2つくらいしか生ってなかったらしいですが、
それでも、大層立派に育ってくれました。
早速、蒸かしたりけんちん汁に入れたりして食べましたが、
この、ねっとりとした舌触りが堪りません。゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜

薩摩芋は肥料は厳禁ですので、苗を植えて、夏場は水をやり、
これだけで、お芋はちゃんと育ってくれました。
私も、夫の様子からして、
“ もし、何もできてなかったらどうしよう ”と思っていましたが、
ふふふ、自然はきちんと働いてくれました。ありがとう!

玉ねぎや薩摩芋、根っこのお野菜はオススメです。
実や葉の野菜に比べ虫の心配がなく、手軽に出来ますよ。








スズメの砂浴び

2008年08月24日 | 庭仕事


我が家の庭には、最近、スズメがよく降り立ちます。
一生懸命地面をついばむのですが、雑草の種でも食べてくれてるのかな?
とにかく、何かを食べています。

そのうち、ときたま地面でバタつくようになりました。
リビングの窓から気配を感じるので、最初はびっくりしたものです。
「 え......なになに?手負いのスズメでも舞い降りたか 」
うちの庭は上の方は砂地になっていて、
また、よく草引きの為に掘り返しているので、柔らかいんですね。
そこに上手いことスズメが埋まるよう、穴ポコをつくっては、
羽根を広げたり寝っころがったり、器用に砂浴びをしていたのです。

えぇー、すごいなぁ。(゜O゜;)
スズメは砂浴びをすると聞いたことはあるものの、こういうことだったのか!
夫に聞いてみると、鳥にとって羽根は命だから、
汚れを取ったり寄生虫を取ったりして、メンテナンスしてるんだよ、とのこと。
なーるほどなぁ。

それにしても、結構彼女らは大胆で、念入りに砂浴びをしていきます。
先日、庭の穴ポコを数えてみると、軽く15~6はありました。
砂浴びの写真を撮ろうと、リビングからカメラを構えて狙っているのですが、
ちょっとした気配でスズメは飛び立ってしまうので、まだ激写は叶っていません。

この写真は、砂浴びに集まったスズメがウロウロ、庭の探索をして、
よっこらしょ、日陰で休んでいこうか......というところです。
4羽写っているのですが、このあと皆してこの細い日陰にかたまっていました。
「 わざわざこんな所でなくたって...... 」
こちらでそう思うのは、彼女らにとってはきっと大きなお世話なんでしょう。

スズメの害って、何かあるのでしょうか?
いまのところ、穴ポコぐらいしか気が付きませんが。
ま、これ以上大勢でのお越しでなければ、目をつぶるつもりでいます。(笑)







成敗いたす!

2008年07月09日 | 庭仕事


あぁー、さっぱりした!
庭でダクダクに汗をかいて、ばしゃっとシャワーを浴びました。
そして、冷たい麦茶を一杯、また一杯。

お昼ごはんを食べた後、どうしても庭の草を抜きたくなって、
12時半から3時まで庭を這いずり回ってました。(笑)
あっという間に、青々と茂ってくれる雑草たち。
これで3分の1はきれいになったかしら。
雨が降らなければ、残りは明日に持ち越しです。

もう少し庭の地面の面積を減らすべく、枕木でも敷いてみるか、
庭の隅々まで踏み入れやすいように、畑のレイアウトを変えてみるか、
そんなことをいくつか考えています。いくら草抜きが嫌いじゃないとはいえ、
雨が続いたり、家を留守にしたり、体調が悪かったりすると、
あっという間に見苦しくなっていくので、もう少し手を打っておきたいなぁ。

最後に、畑に残っていた玉ねぎを全部掘り出して、
ネットに入れて吊るし、貯蔵用にまわしました。
玉ねぎは放っておいても、面白いように太ってくれるので、
ほぼ毎日畑からとって食べていても、こんな風に収穫は続きます。

ふうっ。今度は熱い紅茶でも淹れようかな。
冷たいもので喉の渇きを癒して、次は本当に落ち着こうと思ったら、
熱いものをゆっくり飲むに限ります。
私は濃いめの紅茶に、たっぷりのミルクをいれます。

あ、まだ、シルクの糸は全然編んでいません。
夕べなんか、編物の本を眺めてはボーっとしてました。
こんなこと考えている間に、またモチーフネックレスができてしまいそう......(^ー^;

......って、ここまで書いたところで、今、玄関のチャイムが鳴りました。
隣の子が「 学校でみんなで育てました。もらって下さい 」と言って、
黄色い花の苗を持って来てくれました。
「 これ、何て名前やったかな... 」と困っている彼に、
「 マリーゴールドやね 」と逆に教えてあげて。(笑)
これは、“僕達をいつも見守っていてくれて、ありがとう”という手紙と一緒に、
年に2回ほど届けてくれるものなのです。
登下校の安全を地域で守ろうという運動のようです。

さて、また庭に出てこれを植えてあげなきゃね。
紅茶で一服はそれからになりそうです。







今日は白ばかりで

2008年06月21日 | 庭仕事


昨日は、ご心配頂いてありがとうございました。
夕べ9時過ぎには、随分調子が戻ってきて、
寝る前のひと時、少しですがレース編みが出来るまでになりました。
夕べはぐっすり眠り、今朝は頭痛もありませんし、残念ながら食欲も戻っております。(笑)
ご心配をお掛けしました。用心しながら動いて気を付けます。

さて、昨夜からしつこく降っていた雨がさっき上がったので、
庭に出てひんやりした、緑の空気を楽しんでました。(頭もスッキリする)
すると、道路に向かってユリが立派に蕾をつけているのを見付けて、
これは大変、このタイミングを逃してなるものか!と、
ハサミを持って、6本ある内の2本を切り取りました。

あ、そうだ、覚えてらっしゃいますか?
一度、
芽が出たところをこのブログでご紹介しています。あのユリなんです。

あとは、アナベル(西洋アジサイ)とレースフラワー、
ギボウシと南天をちょいちょいと見繕って、花瓶に挿してみました。
本当は、御供えする為に切ったので、最初の写真は仮の姿です。
適当に挿してますので、体裁についてはご勘弁下さいませ。



1本のユリに8つくらいの花がついています。
茎は男の人の親指くらいあって、濃い緑の葉が逞しく並んでいます。
庭には他にもユリがありますが、これほど元気に育ったのは初めてですね。
何が良かったのか...... 確かに、ナーサリーでおがくずの中から選んだ球根だけど、
1球250円くらいだったと記憶してるし(ユリとしては全然高価なものではない)、
途中、何も特別な世話はしてないし...... 強いて言えば、土なのかなぁ。
でも結局、あれだけ立派なのは、球根の持ってるポテンシャルだなぁ。
これを書いていて、そう結論付けました。たった今。(笑)



こうやってふたつに分けて御供えします。
この時点で、花粉を全部取りました。
ユリが元気すぎて、やっぱり体裁は悪いですが(笑)、
部屋はパッと清々しく、明るくなります。







玉ねぎ、初収穫

2008年06月11日 | 庭仕事


初めて庭でつくった、完全無農薬、有機肥料のみの玉ねぎ
今日、第1号を収穫しました。
根っこは結構しっかりしてて、長い。
水と肥料をギリギリに控える
永田農法では、
根が発達して、ふさふさと細かい根がたくさん出てくるんですよね。
( おととし、おっかなびっくり作った永田農法トマトの甘かったこと! )
この根っこはどうかな? 立派な根っこではあったけど。



普通、玉ねぎはあまり薹(とう)が立たないらしいのですが、
中には花茎が出てきてしまうものもあり、こうなると保存に向かないため、
私も、薹が立ったものを選んで収穫しました。



横張りはありますが、結構平べったい。
そういう品種なのかな?



刻んでみると透き通って瑞々しく、鍋に放っても“きれいだなぁ”と思いました。
写真にも見えてますが、にんじんも炒めてチャーハンを作りました。
でも、肝心の写真を撮り忘れたー! (/||| ̄▽)/






庭に欲しいもの

2008年06月06日 | 庭仕事


庭に欲しいもの。

それはたくさんあるけれど、ここのところ思うのは、水。

それはもちろん、スプリンクラーのような灌水のためでなく、

水鉢や池のような、その中で何かを育てるための、水。

私は、自分だけの睡蓮を育てたい。

これも、蓮(ハス)じゃなくて睡蓮(スイレン)であって。

バリ島で過ごした、あのホテルの庭が忘れられない。

( 夫は、ホテルの贅沢なビュッフェ式朝食が、忘れられない。)

あそこのは熱帯睡蓮だから、花が水面からクッと持ち上がって咲く。

( 温帯睡蓮は葉と同じ位置、水面で咲く。)

苔むした石でできた池は、その周りにしっとりとシダ類をまとい、

水面を切り取る静かな静かな円形の葉は、私と蛙だけを待っているようであり、

ただそれだけなのに、折り重なる崇高さと、煙るような密度を見せるのでした。



睡蓮があれば、雨の降る日が楽しみになるだろうと思う。

あ、鹿児島の黎明館前のお堀に咲く蓮も、素晴らしいけれどね。








今日の庭

2008年06月04日 | 庭仕事


花材にするために、欲しい欲しいと思っていたヒペリカム。
一昨年だったか、ショッピングセンターに入っている花屋さんで偶然見付け、
早速、庭に植えたのでした。
最初は小さなポットでしたが、あっという間に大きくなり、
今では背丈が1mほどの放射状(球状)に茂っています。



枝の先っちょに花を咲かせ、
その後の実付きの状態で、切花として売られていますね。
剪定をすると側枝がぐんぐん伸びて、余計密に茂る結果になります。
こ、こ、これは、どうしたものか...... (-"-;)



エリゲロンもアルケミラモリスも宿根草で、
毎年季節になると芽を出し、花を咲かせてくれます。
庭主にとっては、とっても健気で頼もしい存在です。

エリゲロンが白とピンクの2色で混在しているのは、
咲き始めが白で、徐々にピンクに変わっていくからです。
何も手を掛けなくてもどんどん株が大きくなって、丈夫な植物なんですよ。
この下にはタイムも隠れていて、
どれも窮屈そうで可愛そうだから、来年は植え替えかな。



この右後ろにクラリーセージの親分株がいるのですが、
こちらは、今年初めてこぼれ種から花を咲かせた、第二世代です。
お化け植物かと思うほど、何もかもが大きい姿なのですが、
セージの仲間なので、触ると爽やかな香りが...



こちらは植えっ放しの球根、アリウム。花の大きさはピンポン玉くらいかな。
幼児の頭くらいになるギガンチュームも3つあるのですが、
今年はまだ見てないので、もしかしたら消えてしまったかも。
特大球のものは、確か毎年掘り上げなきゃいけなかったと思ふ... (_ _|||)



今日の大根葉。
まだ水のみだけど、ものすごく元気。