5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

縫って、編んで

2010年08月24日 | レース編み

うぅー、暑いっ!
洗面所でジッとしたまま髪を結んでいると、
あまりの暑さに、手に震えがくるのは私だけでしょうか。

さて、私は18日、甥っ子が1歳になった日に実家から戻って参りました。
結局、ミシンは実家に持って行き、自分の縫いものをするというより、
母の頼まれものの裾上げをしていました。
以前なら逆の立場だったのですが、ここも世代交代が迫っているのでしょうか、
日常のものなら、今や私がミシン番です。(笑)

その裾上げの中には、シルクのワンピースがありました。
全体にピンタックの入った、鈍いシルバーのような色の生地で、
半額で買ったとはいえ、それでもウン万円したという代物を、
私に裾上げせよ、だなんて ......... いいのかな?
姿見の前に母が立ち、寸法もあなたが見てと言うので、
俄かお針子さんになってマチ針を打っていきました。
聞けば、“本気着(=仕事着)”ではなく、
普段の外出に着られる程度のワンピースだから大丈夫よ、
とのことで、ちょっと気は楽になりましたけど。(笑)

しかし、たかが裾上げとはいえ、
ビシッと決めるにはそれ相応の手順が大事で、
アイロンかけからしつけまで、念を入れて丁寧に仕上げました。
ミシン目がピンタックを反対側に折ってもいけないし。
しかも、予備のボビンを持ってなかった私は、
上糸は生地に合わせた色、下糸は白糸のままという荒業を強いられ、
表からステッチをかけることになりました。
そのためには、裏に折り上げた端を落としてはいけないので、
ステッチが裾から3cmとすれば、折り上げ幅は気持ち多めにしておいて、
ミシンの縫い幅ガイドライン、3cmに合わせてステッチをかけていきました。

すると、自分でも気持ちいいほど、裏も表も綺麗に決まり、
早速それを着た母もジャスト丈でよく似合い、満足、満足。
なんと、びっくり、お駄賃までもらってしまいました!(^ー^*)/

また、甥っ子に送ってあった洋服の数々も、
実際に着ているところを見られて、密かに私は誇らしげ。

ただ、動き回る割には、まだ自立歩行のできない甥っ子(笑)、
こんな子どもを写真に撮るのが一番難しいですね。
残念ながら、ここに載せられるような写真は撮れませんでした。
でも、作った本人が言うのもナンですが、どれもよく似合っていて、
例え、着られる期間が短かろうと、汚されようと、
子どもだからこそ着られる、いいものを作ってやりたいなぁと思いました。

さて、自宅に戻ってきてからの、私の手づくり。
暑さに負けず、頑張ってますよ。



久し振りのネックレス。
更にもう1本、完成間近です。



そして、これは何だと思いますか?



こうやって丸めると分かりやすい。
カフス飾りです。
今の時期なら、1つだけつけてブレスレットになります。



更に、ピンクッション。
久し振りに編物づいてますね。(笑)
表は「F」。



裏は「C」。
あ、写真ではよく分からないですねぇ。(^ー^;

方眼編みは40番の糸と8号の針で編んでいて、
中のクッションは、ピンクの綿サテンで作ってあります。
ちょっとコントラストが弱いので、もうちょっと派手めの色でもいいかも。

大きさはトランプくらいで、ピンクッションとしてはデラックスサイズかな?
でも、この存在感が、お針箱から出してこれだけで置いていても、
針も分かりやすく安心というか、頼り甲斐があるというか、
これはこれで使いやすいと、作ってみて思いました。
マス目に合わせて針を刺すのが面白いです。

編物も、洋裁も、刺繍も、パッチワークも、全部いっぺんにしたい!
頭の中では種類を越えて、いろんなものが混在しています。






増殖中...

2010年07月08日 | レース編み

グリーンと黒ができました。
結構すぐに編めてしまうので、“口寂しい時のガム”じゃないけど、
“指寂しい時のちょこっと編み物”になってくれます。
しかも、使いやすいアイテムなので、お嫁にも出しやすく。

今回、グリーンは少し大きめのビーズ(丸大くらいかな?)を、
黒は小さめのスリーカットビーズを使いました。
一見、地味ではあるのですが、黒 on 黒の光りモノあしらいが好きです。



黒ばっかり、たくさん作ってみても面白いかも。
大きさを変えてね。






ビーズクロッシェのコサージュ

2010年07月06日 | レース編み

2年越しで、やっとこの糸を使う機会が巡ってきました。
ダルマ“絹のレース糸”No.6の紫。

そっとビニールの包みを剥がすと、キシキシと絹特有の肌触り。
玉のまま、何度も指先で摘んでしまいます。(^ー^*)

この糸に、玉虫色の一分竹ビーズを360個を通し、
ニットリング(10mm)を30個使いながら、花びら状に編んでいきます。
ビーズは裏側に出てきますので、右手中指で外側に押し出すように、
きっちりとビーズを押さえながら編むと、ビーズが綺麗に並びます。



指輪にしたかったのですが、直径4.5cm程になったので、
小振りのコサージュに仕上げました。
8mmのリングを使えば、指輪になるでしょうね。



そして同じく、ダルマ“ラメのレース糸”を使って、
もうひとつコサージュを編んでいます。
これくらいの大きさだと、バッグに付けてもいいし、
ブラックウォッチのカジュアルなワンピースにも大袈裟でないし、
また本気でいくなら、色違いでたくさん付けても面白そうです。

この絹やラメの糸は4号で編めるので、丸小ビーズで通りますが、
エミーグランデとなると、丸大ビーズのご用意を。
私も早速、今日はビーズを買ってきました。
( 上の写真は、手持ちのビーズで編んでいるところです。)

ビーズ通しも編み方も、飽きる前に終わるので、
頭の中を空っぽにしての作業に最適ですよ。
( その割に、出来上がったときの達成感は高し!)
糸はたくさんあるので、あれこれと色を替えビーズを替えして、
色々と編みためていくつもりです。






白、茶、赤のネックレス

2008年12月20日 | レース編み



もう、何本目になるでしょうか...
同じもののご紹介になりますが、新色を含むネックレス3本が出来ました。





こちらは、いつもの白( 以前は象牙色と言っていた色です )。
やはりいつ編んでも、いくつ編んでも、白にしかない清々しさにハッとします。
モチーフと金具を繋ぐ紐状の部分は、梯子レース状に編んでおいて、
レースのような細いブレードを通してあります。





こちらは、新色のこげ茶です。
ぐっとシックになりました。
洋服に馴染みやすく、普段づけにもスッと手が伸びそうです。
一方、パーティーなどでデコルテに直接のせるような装いをすると、
迫力が出て、また違った様子になるのではないでしょうか。
これはマットな発色の糸で編んでますが、
今度は光沢の強い茶色でも編んでみたいです。





こちらも、新色の赤です。
赤といっても、明るいだけの陽気な赤ではなく、
深みのある、落ち着いた色味です。
これも私は大好きで、壁に飾って眺めているだけでもうっとり。
( 自分で言ってりゃ世話ないです。(^ー^; )

今、照明のアームに3本並べて掛けてあるのですが、
やはり、赤には別格の風格が......。



今後は、首元に沿う短めのネックレスや、
もっと言えば、チョーカーにしてみたらどうかと考えています。
ニットなので肌触りも柔らかく伸縮性もあるので、
着け心地は悪くないと思うんですね。
プラス、冬だと防寒を兼ねていいんじゃないかと。(笑)

今、カゴの中でいろんな色の糸がスタンバイしてますので、
( 同じものを編むのに、色を変えて試したい!楽しみたい!)
今後も新色が続きます。
今は、芥子色で編んでいますので、年内にはご紹介できるはずです。

あ、年内といえば、今年も残り10日ほどですね。
この年末年始は、初めて私の実家で過ごす予定なので、
お正月の準備だけを言えば、母にお任せで楽なのです。
( でも、大掃除は手伝いますよぉ )
実は先日、妹の(初めての)妊娠が分かったので、
そのお祝いも重なるお正月になりそうです。
男の子か女の子か分かる頃にならないと、
私のベビーものの手づくりも、今ひとつ進まないのですが、
早速妹からは、「 可愛いベビー用品、作ってね 」などと頼まれています。

嗚呼......しかし、些かのんびりし過ぎてるかも。
いえいえ、手づくりの方でなくて、
我が家の大掃除のことなのです。(-"-;)








新色ネイビー、できました

2008年12月04日 | レース編み



もうひと息で仕上がる!というところでストップしていたネックレス。
咳も減りつつあり、気持ちも出てきましたので、
今朝方、ようやく完成させました。





ふふふ、間違いなく私が編んでいます。
夫でなくてね。(笑)





こちらは、新色のネイビー。糸自体も初めてのものです。
パーツを編んでいるときには、あれ、少しぼやけちゃうかな?と思いましたが、
組み上がると、ノーブルでありながらしっかりと存在感があって、
私自身、とても気に入っています。

かれこれ、このネックレスも7~8本つくってますが、
パーツを編み揃えるのはあくまでも準備で、
組み立てていくのが本番!という気が最近しています。
何度も何度も形良く、バランス良く配置していくことと、
そして実際に繋いでいく作業に、時間も手間も掛かります。
使う糸が変わればパーツの大きさも微妙に違いますし、
同じ糸でも繋ぐ角度が少し違うだけで、
以前の作品とは同じようには組めなくなりますので、
ひとつひとつが新しいもので、ひとつひとつが違うものです。
また、40ヶ所以上で繋いでいますので、糸の始末だけでも×2で80回以上ですね。
つくっている最中は、とにかく完成を目指して黙々と針を進めていますが、
こうして数字で見ると、我ながら“よくもまあ...”という感じがしないでもない。(笑)

今はこうして私の手元にある同じネックレスも、
どなたかの元に行って、それぞれの胸元を飾るようになるのでしょうね。
作品がそれぞれに“生活”を持つようになると思うと、ワクワクします。





お揃いのヘアゴム。
小さな女の子の前髪を、横分けに結わえたいなぁ...という感じ。
もちろん、大人の方にもおすすめです。
髪に馴染みそうにないと思って、ベージュでは編んでないのですが、
どうでしょう、明るい髪色の方にはこれくらいでもいいのかしら?








進化する葉っぱ

2008年11月28日 | レース編み



左の葉っぱが私、右が夫......

のものではなく、これは両方とも夫の編んだものでして、

左が25日に編んだ最新作、右が最初に編んだものなのです。

こ、こ、これはもうなんとも、私の編むものと変わりありません。

恐るべき上達振り......(-_☆)

静岡土産の鰻パイを食べながら、小指サイズの細長いリーフを編んでは、

私に見せびらかしていましたから、早々にアレンジもしてしまうようですよ。



今度は、編み進め方が全く違う“実”に取り掛かり、あれこれ教えていますが、

私の風邪により、現在は中断しています。

現在、風邪の症状は鼻水と咳に来ていて、声も少しおかしいような......。

「 もう治った!」と思っていたら、少し後退してしまって、

体の疲れがまだ取れていないんだなぁ...と、慌てて養生している次第です。

でも、寝込むほどでもないので、手はどうしても毛糸を求めてしまい、

休憩をたくさん挟みながら、ペースを落として編んでいます。









夫婦でやります

2008年11月22日 | レース編み



この2~3日、急に寒くなりましたね。
今までなかった、“厚着すると肩が凝る”という感覚を初めて味わっており、
これも加齢の関係か......いやいや、編み物で肩が元々凝ってるんだよ......!
などと、あれこれ考えています。(-"-;)
体の末端は平気なのですが、膝から上の太ももと背中が冷えます...。

編み物といえば、実はとうとう、夫がレース編みをはじめました。(ノ;゜∀)ノ~゜
自分でも、ネックレスを編んでみたいんですって!

細かい手作業が得意で、私よりも根気のある夫ですが、
これまで経験のない手芸、
ましてや、手が慣れるまでそれ相応の練習が要る編み物で、
流石の夫も、途中で投げ出すだろう...と、私は思っていました。
ところがどっこい、左手に20番のレース糸、右手に0番のレース針を持って、
「 手が攣るっ、手が攣るーっ 」と言いながらも諦めることなく、
時間があれば一式を取り出して、夫は黙々と練習しています。
おぉー、すごいっ。( ̄O ̄;)

そしてとうとう2日目には、写真のような葉っぱを編み上げてしまいました。
左が私の編んだもの、右が夫の葉っぱ1号です。
どうでしょう、白く飛んで分かりにくいのですが、
初めてにしては、なかなかの出来ではないでしょうか?
鎖編み、細編みは完全マスターして、
前段の頭のどこを拾うかとか、立ち上がってから編地をまわしてとか、
より正確に、綺麗に仕上げることに気を遣っているようです。

夕食の後、私がコタツに入って針を動かしていると、
気が付けば、そこでもゴツイ夫が同じように針を動かしていて、
俯瞰で見た瞬間、「 プ、プ、プ、プハーッ!(≧∇≦)」と噴出してしまいます。
だって、滑稽でしょう。夫婦2人で何してるの?といった感じ。(笑)
我が夫ながら、つくづくオモシロイ人だとく思います。





さて、今朝は駄菓子の問屋さんに行って来ました。
お目当てはフルタ製菓のセコイヤチョコレートで、夫婦でこれにはまっています。
子供の頃から食べていたものですが、その頃で確か30円ほど、
今でも40円でコンビニでも買える、ウエハースの食感が堪らないお菓子です。





写真上から、ミルク、イチゴ、バナナ、抹茶。( バナナと抹茶は期間限定 )
この他にティラミスもあります。
私たちの好みでは、1位:ティラミス、2位:イチゴ、
3位:ミルク、4位:バナナ、抹茶となっていて、
今回初めてお菓子の箱買いというものを経験し、テンション上がっています。
そしてとりあえず、封をしたまま大事に冷蔵庫にしまっておこうと。(笑)





あとは、私はカルルスを買いました。
いわゆる、炭酸煎餅というものでしょうか。
あの、軽い感じが好きで、見かけるとたまに買いたくなるお菓子です。





さて、これからお昼をつくります。
ゆうべの、大根とこんにゃく、厚揚げの煮物が残ってるし、
それにお味噌汁、納豆、佃煮、べったら漬けなどでよろしいでしょうか、ダンナさま......?








ネックレス+ブレスレット+ヘアゴム

2008年11月13日 | レース編み



さあ、黒もできあがりました。
とってもシックな雰囲気になりました。

白いネックレスではリングを連ねた部分、
黒では梯子状のレース編みをつくっておいて、サテンリボンを通してみました。
あとは、留め金のアジャスターの先っちょに、
シルバーのきらきらボールと、パールビーズをぶらさげました。
もしかして、落ち着きすぎてるんじゃ...?と思ったので、
“気は心”といった程度ですが、光りものを添えたかったのです。





今日の午後3時には発送しなければならなかったので、
「 もう、ネックレス2本でいいや...... 」と思っていたのですが、
ゆうべのうちに下のヘアゴム2本、
そして今日は、7時半からぶっ通しでお昼ごはんも食べずにやって、
ブレスレットも2本つくりました。






白いブレスレットは、腕全体を飾る感じ、
黒いブレスレットは、腕時計のようにボンと真ん中に花がくるタイプ。
( 黒は写真に撮ると細部が全く見えなくなるので、少し加工をしてあります。)

  


さて、白と黒、あなたはどちらがお好みですか?
感想も合わせてお聞かせ頂ければ、嬉しいです。









繊細さと強度を

2008年11月11日 | レース編み



白が完成しました。
一気に作りあげると「 出来たー!」という達成感も一入なのですが、
黒と平行して、あっち触ったりこっちに手を掛けたりで、
「 えーっとぉ...これで出来たか?」という、ちょっと中途半端な感覚です。





以前のものと、どこが違うかお分かりですか?
爽やか路線を保持しつつ、多少若く、デコラティブになったと思っています。

他にもアイディアが沸々と......
どうすれば、それがひとつの作品のうちにまとまるのか、
どうすれば、より一層魅力的な味付けになるのか、
やっているうちに手に汗をかいてしまい、何度も手を洗うワタクシです。(^ー^;








ちょっとした添えものに

2008年09月20日 | レース編み



友達に貸すために、郵送しなくちゃいけない物があって、
それをゆうべ梱包しているうち、
あ、そうだ、指輪も一緒に送っておこうと思いました。

指輪というのは、あのレース編みの指輪ですね。
私がしているのを見て、「 私も欲しい!」と言ってくれた彼女。

夕食後に思い付き、時間的にひとつでも仕方ないかな...と思っていましたが、
なにせ編む量が少ないため、思いのほかスイスイとふたつ出来上がりました。





夜、照明の下で撮ったので画像が暗いのですが、
スパンコールは赤のオーロラ加工(彼女のイメージ)、
花モチーフは、以前とは花びらの編み方を変えてつくってみました。
指にはめてみると、今回の方が若干控えめな印象になります。
花びら、花芯ともに別に編んで、土台(リング)に留めつけていきますが、
実は、この作業に一番手間取るんですね。
バラバラなまま“大体こんな感じ”で付けますし、
鎖編みの、要は糸状の花びらを(花芯も)糸で付けていくので、
心許ない運針なのです。

ま、何れにしても、ちゃんと間に合って良かった。(^ー^*)
ニットの指輪は、余程でない限り自分でわざわざ買わないけど、
あったらあったで楽しめる!というものだし、
つくる側としてもサイズの心配がなく、プレゼントに向いています。
( はめているうちに伸びてくるので、何だったら小さめに編んだ方がいい。)

ゆうべ、パジャマのまま(!)近所のポストに投函したので、
今頃はもう収集車の中でしょうね。
友達には指輪のことは言ってないので、喜ぶ顔が浮かびます。








ボンボン指輪

2008年09月03日 | レース編み



写真を撮り終え、パソコンに向かって記事を書き始めると、
みるみるうちに部屋が暗くなりました。
どす黒い雨雲が西から東へ覆ってきて、その先端の動きがはっきりと見えています。
これは、ザザッとくるかしら? 不気味な空の色です。





さて、出来上がりました!
昨日も書いた小さな実の集まりが、こんな風になりました。
直径8ミリほどのコロコロした実を16個集めて、指輪になりました。
リングの部分、今回はニットではなくフリーサイズのリングを使いました。

作り方を読むと、シャワー台(今回は16ミリ)より少し大きく編んだリング台、
その下にシャワー台を置いて、実を止めつけていくようです。




しかし、「 実さえ編んでしまえば、8割方完成よ! 」と思っていた私は甘かった。\(>_<)/
シャワー台が初めてだったこともあって、
どうやって指輪に取り付けていくものか、まずは確かな方法がよく分からない。
しかも、何はともあれ実がぐらぐらしないように固定する必要がある訳で、
最初は、実を全部シャワー台に通してから、後ろで止めてみようとしたり、
実に針を通し、隣り同士で縫い合わせて形作っておいてから、
リング台(及びシャワー台)に載せて固定しようとしたり、
何度か試行錯誤いたしました。

いつもの事ながら、ここら辺の詳細は、作り方に書いてないんですよね。
「 シャワーまで通して実を止めつけ 」のひとことで終わり。
えっえー!( ̄∀ ̄;) って......

最終的には、下のような順番で形を整えながら、
ボタン付けの要領で、ひとつずつ止めつけていきました。
ううぅー、シャワー台に擦れて針が傷んでしまいそう。(-"-;)





「 裏側は見えないから、とにかく、止まればいいのよ 」
と言ってしまえばそれまでですが、玉止めが見えてしまったりで、
耐久性にも問題が出てくると思うので、これは断然、改良の余地有りですな。





着用イメージはこんな感じ。ボリュームがあって、とても可愛いんです。
水濡れ注意だし、これだけ出っ張ってるとすぐに汚れそうですが、
それでも、ずーっと指にはめて眺めていたい気分です。
指先って、自分の視界に入る頻度がものすごく高く、
その都度、お気に入りのものがそこにあると、高揚しませんか?
ネイルなどもこれと同じ理由で、本人が一番楽しめるものなのですが、
“自分で見える”という点で、効果絶大なアイテムなのです。







小さな実と黒いスカート

2008年09月02日 | レース編み



小さな実を40番のレース糸で編んでいます。
かつては「 なんて細い糸だ!」と思った糸でしたが、
こうしてモチーフを編むのも当たり前になってきました。
慣れというのはすごいですね。
私の意志とは関係なく、手や目が変化していく。(笑)

さて、この小さな実が何になるでしょうね。
6個編んでますが、あと10個編まなければなりません。
シャワー台付きのリングが見えてますので、最後はこれを使いますが。

昨日から編み始めていて、本当は、
今日、ランチを食べに行くまでには、出来上がっているはずでした。
新聞に入っていたタウン誌のクーポンを使って、
友人と1,680円のランチを980円で食べてしまおう!という計画だったのです。

ゆうべは、夫はパソコンに向かって仕事に使うプログラミング、
私はテーブルに向かってひたすら編み物......という、
福田首相退陣表明の会見ニュースをラジオ代わりに流しながら、
「 なんだかお互い、内職してるみたいだね 」と言う他はほとんど無言で集中するも、
残念ながら、私は今日の外出には間に合いませんでした。
そして、今日もまたこれから編もうとしています。

あ、ランチのあとは、久し振りにシュゲイ以外の買い物、
洋服を2着( スカートとパンツ )買い、新鮮な気持ちで帰ってきました。
でもなんだかここ数年、黒っぽい洋服ばかり選んでいる私......
今日も、黒地にベージュとエンジの花柄が裾の方1/3に入ったサテンスカートと、
黒のストレッチパンツを買ったのでした。(^ー^;

あと、ついでに言ってしまえば、
ここのところずっと、年齢を問わず流行っているチュニックが私は苦手で、
ただの1着も持っておりません。
ショップを覗くと「 チュニックは要らないから、襟付きのトップスを揃えて!」
と、心の中で懇願しております。(^ー^;
みなさんにも、得意分野、苦手意識、それぞれにおありだと思うのですが?





さて、これは私のかぎ針立てです。
中に仕切りがついていて、かぎ針、レース針、未開封のものと分けてあります。


    

これをテーブルにコトリと置くと、
「 よーっし、私は何でも編めるぞー!」という気になります。
糸を見るより、針。
作業にかかる時、針で私はやる気になります。







方眼編み、できました

2008年08月31日 | レース編み



バラのモチーフの方眼編み、出来上がりました。
8号針の指定だったんですが、柄のついたペンEを持っていなかったので、
6号針で編みました。やっぱり、柄がついていると疲れが全然違いますね。

本の中の完成サイズは、直径32.5cm。
出来上がったものも計ってみると、偶然にも同じ32.5cm。
針を大きくして同じサイズになるということは、やっぱり手がきついんですね。
こうして自分の癖を知っていくと、編む前に大体の目安がつくので、
指定の糸はこっちにして...針はこれで...と見当がつくようになります。

今後、レース糸でボレロやスカートを編みたいと思っているので、
ドイリーでもサイズを意識してみることが最近多いです。





テレビで、一度見た風景は実物も写真も何も見ず、
何年経った後でも、詳細に描けるという少年を見たことがありますが、
編み図を一度パッと見て、あとは勝手にその通りに手が動く...という才能があると、
方眼編みの場合は、かなり便利だろうなぁと思いました。
「 3コ埋めた後は、4-3-5で空-埋-空 」と確認しながら編んでいくものですから。
あるいは、マス目の位置を全体としては把握できても、
編んでいく時は、プリンタで印刷するように下から横一列ずつの順番だから、
これは、頭の中で構築し直す能力が必要よねぇ...とか、
そんな空想をしながら、手を動かしていましたね。(笑)

円形に出来上がるはずが、横長になってしまいましたので、
中のマスを歪めないように、縦方向にビュンビュン伸ばしてアイロンを当てました。
これは手がきついからには変わりないんだけれど、もっと具体的に言うと、
長編みの背が短いということかな?と考えています。
長編み部分だけでも、少し緩めに、糸を長く使って編んでやると、
ちょっとは改善できるのかな?と。
皆さんの編まれた直後の状態って、どんな感じなんでしょうかね。
エキスパートになると、ほぼ正確な形に出来上がるんでしょうか。
お聞きしてみたいところです。







丸い方眼編み

2008年08月29日 | レース編み



今朝、なんとなく編み始めてしまいました。
そして、午前中ずっと編み続けていました。
レース編み華麗なドイリー 』の中のドイリー。

方眼編みといえば四角いものが多い中、
これは、増し目減し目で丸く編んでいくドイリーで、その雰囲気が目新しく、
家族・友人からの頼まれものをすっ飛ばして編んでます。(-"-;)

これで、60段のうちの33段に入ってますので、模様は半分出来てますね。
編んでると、“目は数えるのみ”といった感覚で見てますが、
写真に撮ってみて、「 あら、こんなにはっきり出てるじゃない!」と気付きました。

うん、なかなかいい感じ。 (人´ー`).☆.。.:*・°





糸はこれ。横田のビクター40番。
200g巻きで1,650mもあるんです。
笑っちゃうほどのボリュームで、持ってるだけで太っ腹な気分です。( ̄ー+ ̄)
20番もあるので、“思い付き編み”はこの糸でいこうと思っています。

さて、このドイリー、方眼編みの部分を済ませたら、
あとは数段の縁編みがあります。
明日仕上がればいいんですけど、どうだろうなぁ。(^ー^;
いや、遅くとも明後日までには仕上げるぞ、絶対。

久々に6号針でカキカキ編んでいたので、
右手が、テニスのラケットでも握りっ放しだったかのような感覚です。
今日は、これくらいにしといたろ...... (;¬_¬)