5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

この夏着るもの

2011年04月26日 | 針仕事のあれこれ

実家に帰った折、母にとあるお店に連れて行かれました。
商店街の中にできていた、ナチュラルでシックな洋服屋さん。

リネンやシルクを中心に、素材とパターンにこだわったお店で、
これまでの洋服が微妙に似合わなくなってくるお年頃でも(ワタシだ!)、
とても歯切れよく、粋に映るワンピースやジャケットが揃うお店。
ここのは何を着ても、「あら、いい!」と言ってしまう。
着るもの着るもの、「似合ってるから欲しい!」と思ってしまう。

でもね.....ただひとつ難点を言えば、どれもお値段がいいのですよ。
ブラウスで2万円から、軽いワンピースだと3万円代後半から。
あくまでもカジュアルなスタイルの洋服なのですが、
ものすごく気に入ったシルクのチュニックが6万8千円と来た日には、
これはもう、身分不相応だなと。

でも、私はここでピンと来ました。
これは、自分でも作れなくはない!

あれほどの完成度、洗練度は無理だとしても、
そもそもの作り自体は、単純だったりしますからね。
重量感や落ち感、ボリュームや柔らかさを考慮した素材選び、
“何かが違う”と感じさせる、ちょっとしたラインの工夫など、
最大限に気に掛けながら、自分で作ってみようと。

布なら、たくさんあります。
というか、あの布、使っていかなきゃなりません。

相変わらず、やりたいことは山のようにあるのですが、
その中のひとつ、まずは自分が着るものをこの夏作ろう!
これを優先順位のだいぶ前に持って来ました。
手づくりの中で言えば、堂々の1位です。

ここ2~2日は、せっせとパターンを写し取っております。
手持ちのパターンをひっくり返しても、
作りたいものがたくさん出てきて困ってしまうほどなのですが、
それでも、新しいパターンが出ると、型紙を作らずにはいられません。







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