5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

オーストリアの刺繍本

2008年03月26日 | 針仕事のあれこれ


今日いくつか届いた本の中から、『 ALTE VOLKSKUNST 』をご紹介します。
「フォークアート」と訳せばいいのでしょうか。

オーストリアなどアルプス地方の、
中世~ルネサンスにかけての
クロスステッチパターンが紹介されていて、
書籍というより、写真のように図案がひとつひとつファイルされています。



折りたたんだ白黒のチャートが47枚(1枚は30cm×38cmの大きさ)、
表裏で計93枚分にパターンは約270掲載で、かなりのボリュームですね。

初めてこういう形式の図案集があると知ったのですが、
私、こういうの嫌いじゃないです。
子供がお気に入りのおもちゃを、空き箱に大事に整頓して満足するような、
そんな感覚で。



とは言え......
ちょっと扱いには困るかなぁ。(-"-;)

ポートフォリオ・フリース・ルースもバラバラでになっていてサイズも大きく、
少し不便だったけど、
これは今日、A3のクリアフォルダーにきれいに収納できたんですね。

でも、この『 ALTE VOLKSKUNST 』のバインダー方式はなぁ......
綴じたままでは図案が選べないし、バインダーに通す穴も補強されてないし、
折り目がいくつもあるし、出したり開いたりしている間に絶対破れてきますね。
図案を選ぶには、全体を写真に撮っておいて選ぶことができるけど、
でも、その後は結局、バインダーから出し入れしなきゃいけないもんねぇ...。
うーーん!やっぱり全部コピーしておいて、
この本は原本として保管用にするしかないのかなぁ。(;¬_¬)



ただ、図案は文句なく素晴らしいです!私、大好きです!
どれもこれも刺してみたくて、“千と千尋の神隠し”の釜爺(かまじい)みたいに、
たくさんの手で、たくさんの刺しゅうを、一度に刺せたらいいのになぁ......
...と思ってみたり (人´∀`).☆.。.:*・°




夫の腰

2008年03月26日 | 日々のこと


今日は、半日かけて夫の病院に付き添っていました。
本人曰く「運転出来なくはない」けど、辛そうだったし、事故起こしても恐いですからね。
総合病院ではなく、いわゆる普通の町のお医者さんなのですが、
これがとっても流行っているところで、いつ行ってもいーっぱい。
丁寧に人の手でマッサージしてもらえるのが人気なのかな...。

時間つぶしに刺繍を持っていこうかと思いましたが、混んでる待合では不向きなので却下。
代わりに図書館の雅姫さんの「リネンとかごとヒヤシンス」の本を持って行って2回読んで、
更には途中で買い物に出て戻ってきても、まだ夫の番は来ていなくて、
結局、診察まで2時間待たされましたよ。
これが毎日の日課になっている方々は本当にご苦労様です、と言いたくなる。

夫の診断は、少し椎間板が傷んではいるけれど骨には異常なしとのことでした。
...あぁ、良かったね、たいしたことなくって。
リハビリ室で電気あてて、ホットパックしてもらって、マッサージしてもらって、
「結局何が効いてるのか分からないけど、随分と具合がいいよ」と、
帰りには、2人してお茶して帰ってくる余裕も。(^ー^*)

こういうのって、時間が薬みたいなこと言うけど、
やっぱり諦めて放っとかずに、きちんと診てもらうものねぇ...と感心しました。

心配くださった方、ありがとうございました。(´- `*)/