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ひと月前に帰省した折、一緒に出掛けた手芸店で、
妹が求めたビニールコーティングの生地。
これでトートバッグを作って欲しいと託されていました。
布は50cmだけなのですが、
トートバッグを作るにはその半分程度で充分なので、
残りでポーチも作ってみました。
予定とはちょっと違う小物たちになったのですが(失敗したので!)、
この、残りで何を作ろうか考える作業が、楽しいんですよね。
今回のハギレも、最後の最後まで使い切るつもりです。
ビニールコーティングは、裏からミシンをかける場合は問題ないのですが、
表からかける場合には、テフロン押さえに替えるか、
トレーシングペーパーのような薄い紙を布に乗せて、
その上から縫うようにすると、綺麗に縫えます。
いや、何もしなくても一応、布を送るには送るのですが、
針目が小さくなったり線が歪んだりで、綺麗には縫えませんでした。
面倒でも、手立てを講じるのが得策!
ビニールコーティングって、針穴が残るので、
しつけが掛けられなかったり、縫い損じが出来なかったり、
アイロンをかけるとびったりくっ付いちゃったり、
あるいは、柔軟性がないので、たくし上げて縫えなかったりしますが、
それでも総じて、この手の布は格好がつきやすくていいですね。
端の始末も、接着芯を張る必要もないですし、
丁寧に縫いさえすれば、簡単に既製品と遜色ない顔付きになります。
まだ、CDケース2枚分ほどのハギレが残っていますが、
例えばシーチングが同じだけ残っているよりも、布がしっかりしている分、
キーケースにしようか、小銭入れにしようか、
はたまたカードケースか、それとも、もうひとつ別のポーチにしようか、
容易にイメージが膨らみ、使い勝手が良くなります。
さて、バッグの内側です。
今回は、子供の離乳食や飲み物を入れたいとのことでしたので、
保冷用の素材を使ってみました。
これは、ふかふかと厚みのあるタイプではなく、
空気層のない、硬めでカチッとしたものです。
行きつけの手芸店で売っているのは、前から知っていたのですが、
店員に聞けば、「家庭用ミシンでは縫えません」なんて言うもので、
ずっと使うのを諦めていたんですね。
でも、今回のために改めて素材をよくよく確かめてみると、
これが家庭用ミシンで縫えないだなんて...何だかおかしい、
これ、問題なくいけるんじゃない?と思ったので、
試しに1mだけ買ってみました。(500円/m)
そうするとやっぱり思った通り、スイスイと縫い心地も良く、
いつもと同じ要領で形になりましたよ。
ホームセンターでも、この素材の切り売りを見掛けましたので、
もっと手軽に取り入れていいかもしれません。
持ち手は100円ショップの合成皮革(幅2cm)×2本。
これが結構馬鹿にしたものでなく、しっかり雰囲気を醸してます。
ずっと使ってみたいと思っていたカシメも、今回初めて利用してみました。
カシメは頭が9mmで足の長さ8mm、
下穴を開けるためのポンチ(直径3mm)と打ち具も用意して、
夫に借りた金槌で、ゴンゴンゴンと打ちつけました。案外、面白い~。
でも、もうちょっと厚みを出しておく為に、
そこだけキルト芯を挟んでおけば良かったな。
いつものことながら、やってみると改良点が分かりますね。
ビニールコーティングは汚れにくいですし、どうせ丸洗いも出来ませんので、
付属の素材には、紙や皮、金属など、思い切って使えるのもいいですね。
実は自分用にも、
ソレイアードのビニールコーティングを2種類用意してあります。
これも50cmずつなので、同じ要領であれこれ作ってみたいと思います。
最近では、お洒落なビニールコーティングが色々と出ているので、
50cmをどう使い切るか予めパターンを決めておいて、
布を取っ替え引っ替え、作り続けても面白そう。
人にあげても喜ばれそうですね。
あ、キットにして、販売しちゃう!?
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