アメリカの大統領選挙の行方がまだ不明な中、昨日12月7日は、リメンバーパールハーバーデー。真珠湾を忘れるなの日。
ということで、そこにつなげて、フォックスのタッカー・カールソンのコーナーでは、今度は中国に襲われているという話をしている。まぁ、日本の事情とは一応違うんですけど。
ともあれ、中身は、主流メディアは、ロシアがアメリカを動かしている、トランプを通じて動かしていると4年間騒ぎまくったが、こっちの方がよっぽどリアルだっただろ、というお話。
中国の経済の教授による、中国人のアメリカのトップエリートへの浸透のお話。笑っちゃうほど、あっけらかんとしている。
Tucker Carlson segment on a video deleted from Chinese social media of a professor saying that China "has people at the top of America's core inner circle of power & influence." pic.twitter.com/h3Ygy6UlHk
— Daily Caller (@DailyCaller) December 8, 2020
アメリカはウォールストリートがとても強い影響力を持ち、中国政府はそこを通じて影響力があって、アメリカのトップエリートに協力者がいる、古くからのパワフルな友がいる、だから、そこにトランプが出てきて困ったわけだよ、と。
まぁ実際そうでしょう(笑)。ロシア疑惑というのはカバーアップ。本当はキッシンジャー以来の中国との癒着の方がずっと構造的。
タッカーがいつものように感情込めてきっぱり言ってる。
ロシア疑惑を騒ぎ立てる人たちは、ロシアが影響力を行使してアメリカの政府を動かしていると嘆き、騒いだ。だが、その人たちは実は自分たちがまさにそれをしていたのだ。
いや、そうだと思いますよ、私も。転回点になったのは2014年。ウクライナ崩しで利益があったのは西側だけじゃないと私はずっと思ってる。
選挙前に、バイデン一家の中国がらみの汚職ネタが出てきたけど、これは氷山の一角でしょう。
で、この教授のこの映像は中国のテレビに乗って、その後ソーシャルメディアに一瞬乗ったらしいけど、すぐに引っ込められた模様。そりゃそう。あはは。
ということで、大統領選の結果がバイデンになろうとも、中国とアメリカのこの先の行方はこれまで通りにはならないって感じがする。これは両方にとって大変。
■ オマケ
トランプもフォローしてた。
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 8, 2020
サプライズアタックから入ってる全編動画はこれ。
Tucker Carlson Tonight 12/07/20 FULL | Tucker Carlson Tonight December 7, 2020
■ オマケ2
日本の中で、異常にトランプを押してるグループがこのおいしい動画を拾ってないようなのだが・・・。これはなぜ?
私の読みは、このグループにとっては習近平が敵だから、じゃなかろうか。習近平は100%の金融グローバリスト側ではない。おおざっぱに共青団がグローバリストでしょう。
ああ面白い。
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ピンはね中抜きが描いてありました。経済は非常に活発に動いているが、鶏のはらわたみたいなぐねぐねした狭い道を歩いてしか行けない沢山の貧困村、ホームレスのイ族、などがとても興味深い本でした。
その内容を、習近平以後の社会インフラ整備、脱貧困政策と比べるとなるほど、ピンはね中抜きが少なくなったんだろうと推定しましたよ。
で、なるほど日本は2012年以前の中国みたいな感じで、パソナなどピンはね業界が大儲けするので、地方都市は衰退の一途を辿っているんだなと逆に感心した次第です。
汚職高官を締め出していったのを習近平の虎退治というんじゃないかと思うんですけど、日本も竹中平蔵を代表とするピンはね業をつまみ出して、虎退治できる指導者がいれば2012年以後の中国みたいに貧困から脱せるかなと想像してます。
朱鎔基は本当に人柄が良い政治家だったらしい。朱鎔基の身近にいた女性から、娘が聞いたと言っていました。それでも、その頃は、朱鎔基自身、そう言うことは自分もあると言っていたそうです。
第18回党大会で、胡錦涛、習近平が「腐敗を撲滅しなければ、党が滅び、国が亡ぶ」と声を張り上げたようです。そのとおりなわけですから。
習近平のロシアとの関係回復は驚きでした。アメリカ人と中国人は似たところあるみたいですし。中国には、中国人の顔をしたアメリカ人も多いらしいので。この転換は大変な事だったと思うのです。
https://www.sfchronicle.com/politics/article/Newsom-extends-California-s-medical-mask-deal-15426955.php
ちなみに、カリフォルニア市民、誰一人としてマスク受け取ってないです。購入代金13億ドル超は、勿論税金から、しかも取引の詳細を納税者に開示しない、マスクを電気自動車のメーカーBYDに発注する奇々怪々。癒着としか言いようがない。
https://californiaglobe.com/section-2/exclusive-gov-newsoms-byd-mask-deal-profitable-for-insider-dealmakers/
孫さんもBYDからマスクを購入。すごく臭う。