DEEPLY JAPAN

古い話も今の話も、それでもやっぱり、ずっと日本!
Truly, honestly, DEEPLY JAPAN!

バイデン一家の金儲け、中国編もエグイ

2020-10-30 01:26:51 | 太平洋情勢乱雑怪奇

バイデン一家がまさしく政商だな、あんたらという動きをしているというのはウクライナのケースと共に中国のケースも取り沙汰されて久しい。

そして、ウクライナの場合は、なにせ米国政府直々に、白昼堂々、公然と国家泥棒をして、まったく無実のウクライナ人を殺しまくるという、事実は小説より奇なりを地でいくようなことをしていた。忘れちゃいけない、ナチ讃美者を使ったというポイントもあった。

他方で、チャイナのケースはビジネスディールですというカバーがかかっているからなのかなんなのか今一メディアの露出が少なかった。

だがしかし、こっちはこっちで開けたらもっと大騒ぎだったのではないのかと、今更ながらそう思う。最近もずっといろんな話がtwitterとかで出回ってるけど、私がアメリカ人だったら、ちょっと覗いてみれば、なんなのこの人たち(バイデン一家等々)と思わずにはいられないと思う。

 

基本的には、バイデンの息子が渤海華美投資基金(BHR)という投資会社に出資し、取締役になって今でも株式持ってます、みたいな話で、ここだけみると、まぁビジネスでしょう・・・となりそう。

バイデン息子がその取締役を辞めたのは実に去年。

バイデン氏の息子、中国企業の取締役退任へ

https://jp.wsj.com/articles/SB11010926935900494605504585609753132607086

バイデン前副大統領の次男のハンター氏(49)は13日、中国の未公開株(PE)投資会社、渤海華美(上海)股権投資基金管理有限公司の取締役を今月31日付で退任することを明らかにした。

 

だがその投資会社の共同出資者には中国銀行がいたり、さらには、そもそもその基金設立には、中国外務省が絡んでいるだろ、それ、みたいなことが言われ、そうなると穏やかではない。

 

とかとかいう話を総合すると、どうもこういうコネクションらしいというかなり詳細なレポートなんかも出回ってる。

これこれ。

http://www.intelligencequarterly.com/Document/BidenChina.pdf

多分、反中国共産党の人たちの手によるものではあるんだろうけど、でもそれなりに納得できる感じもある。

よく引用されているのを1つクリップしちゃうとこれ。

 

見にくいんだけど、真ん中のあたりで多方面から線が来る人が、マイケル・リン(林俊良)という台湾のビジネスマンだそう。つまりこの人が、台湾人によくある話だけどアメリカのいい大学出てそのままビジネスの人としてアメリカと中国をつなぎます、みたいなポジションだったってことらしい。

正しいか私に判断できる術はまったくないんだけど、このレポートは大枠でこんなのありそうだな、と思えるのは、書かれてある台湾人実業家の動向もそうだけど、もう1つは、

このレポートでは、アメリカとのビジネススキームの中国共産党との結節点となる中心人物は、元外交部長の楊潔篪さんだとしてるあたり。楊さんは今の王毅さんの前の人。

この人は中国きっての親西側派ってタイプの人のようにみえたし、実際そうでしょう。LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)出身ってのは、なんてかこう、西側派のある種王道だと思うな。

中華人民共和国とアメリカ合衆国が正式に国交を結ぶ以前、外交部は外国語の堪能な人材を選抜し、イギリスに留学させていた。楊も1973年にイギリスに派遣され、バース大学やロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学んだ。1975年に帰国した楊は、外交部翻訳室に配属された。後にアメリカ合衆国大統領となるジョージ・H・W・ブッシュ(1974年から1975年にかけて、アメリカ合衆国在北京連絡事務所長を務めた)が1977年に中国を訪問した際には、その全日程において、通訳として陪席している。 

wiki

 

そして、そもそも、この時代には、「チャイメリカ」などと、2極で世界をとかなんとか、今から考えるど大分浮かれたことを言っていたわけですよ。ちなみに、チャイメリカという名をつけて世に広めたのはイギリス人のニーアル・ファーガソン。

今から思えば、これはこうしたいと思ったグループがいたってことなんじゃないですかね。

 

だから、今のように、ロシアと中国  vs 西側、などという組み合わせは、チャイメリカ派にとっては驚き桃の木なわけですね。

ではいつ変わったか。

私は2014年だと思う。では2014年に何があった。それはウクライナの事件。

あれは、今では西側メディアは、ロシアが単独でウクライナに侵攻しましたとか、クリミア取りましたみたいな話にしているけど、そうじゃなくて西側総出で起こした事件。

それが、いずれにしても失敗した。そこから、チャイナは態度を半分か75%か15%か知りませんが、なにせ変えた。そして、ロシアとの関係を強化した。

 

ということで、チャイナ&USの関係の癒着の図みたいなのは、解きほぐしたくない人たちがたーくさんいると思う。だから出てくるようなないような、へんな感じで推移したんでしょう。

だがしかし、もしこれでトラちゃんが再選されたらどうするのだろう?

構造的にはもうじたばたしても始まらないと思う。何度も言ってますがこの4年はアメリカにとって本当に無駄だった。

でも、国内はさらに揉めるネタが転がってるとは言えるでしょう。

なんといっても、トランプとロシア大使は、「話した」ことで癒着だとか、結託だとか言われたけですが、バイデン一家は中国と投資会社組んで各種の技術に投資して儲けてたという話。大笑い。

アメリカ、ほんまにアカンと思う。

 

■ オマケ

ウクライナといい中国といい、あるいはシリアといいリビアといい、結局過去10年ぐらいアメリカは違法だらけで、庇いようがないことばかりしている。

だからこそ、バイデン爺がまさしく、文字通り老骨に鞭打って大統領選挙なんていう疲れる仕事をさせられてるんじゃないのかしら。自分ちと仲間、あるいはそのボスのために。

その狙いは、アメリカ国家にとってのポジティブなものではなくて、一回政権に返り咲いて、ヤバいものを捨てるとか、隠すとか、話作るとかいう、非常にネガティブなものなのではあるまいか。

以前、オバマ政権のシリア政策の失敗などを詳しくみんなして話あっていた時期に、アメリカの調査ジャーナリストの人が、思うに、この人たちはヒラリーでもう8年やろうと思っていたんじゃないでしょうか、だからこんなに何もかも半端でだらしなかったのではないのか、と言っていたのを思いだす。

多分、文書類も改ざんとまで言わないにせよ、隠すとか機密指定するとかできてなかったりしているんじゃなかろうか? そして、だからこそ、トランプが何を言おうがCIAなどが頑として言うことを聞かず無視したり、黒塗り書類を出したりする。次に「味方」が来るまで頑張ってるんじゃないの? 何なのこの国ってところですが(笑)。


 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年:the Westのナラティ... | トップ | 米大統領選:バイデン当選の... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
汚職のデパート、バイデン副大統領! (ローレライ)
2020-10-30 08:50:10
汚職のデパートバイデン副大統領はブッシュ政権のチェイニー副大統領とパラレルな政治屋で大統領選挙に出すのが間違い!中国はアヘン戦争時代から侵略国でヘッドハントしている。
返信する
政商が政治家やってるだけ (ブログ主)
2020-10-30 10:51:00
そうそう、チェイニーみたいですね。

だけどこの人に限らず、アメリカの議員ってのがそもそも、もうお金儲けのための場になってるとしばしば指摘されているんですよね。

ロビイストになって大金稼ぐために議員になってるみたいだという指摘もある。ロビイストは公金で動くんじゃないからそりゃもう議員の何倍も稼げる。

要するに、「公」がなくなるとどうなるのかの実地編みたいなものでしょう。維新みたい。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

太平洋情勢乱雑怪奇」カテゴリの最新記事