2日前の朝日にこんな記事が載ってた。
新型コロナ、3種類に分類可能 東アジアや欧米など違い
https://www.asahi.com/articles/ASN4B3HVLN49UBQU007.html
世界で検出された新型コロナウイルスを遺伝子型で分類すると、中国など東アジアに多い型や、欧米で多く見つかっている型など3タイプに分けられることがわかった。ウイルスはヒトなどの細胞内で増殖しながら絶えず変異しており、タイプを追跡することで、感染経路や流行の分析、ワクチンの開発につながる可能性がある。
「わかった」とか書いて何か決定稿みたいに扱ってるけど、1つの論文が出てきて注目を集めている(または、集めようとしている)というのにすぎない。
そもそもサンプル数が少ないのでなんとも言えない。
ただ、中国、韓国などの東アジアで発症した型とヨーロッパの型は多分違うんだろうってのは、多くの人たちが思ってるので、この手のものがくると納得感はある。
だがしかし、それが自然な変異なのか、この変異をシミュレートした上で両方に散布したグループがいたのではないのか、みたいな発想を否定する根拠にはならない。
また、「欧州で」というけどその欧州内で極めて目につく区分があるという点を無視していることも気になる。
欧州の感染状況は
西ヨーロッパ/ドイツ/東欧/ロシア
の4つで感染者数のスケール、重症者/死亡者のスケールがそれぞれ違う。それを、主要メディアは、イタリアやオランダetc.の西ヨーロッパを使ってヨーロッパを代表させてる。
「欧州では」という時、どこの部分を指標にしているのかで話は大分違うんだが、そこをつまびらかにしないで話している人は怪しいと思うべき。
科学者までこれでは困りますよ、といったところ。
で、ここらへんの手口を見ていると、コロナの最初の頃に書いた通り、化学兵器禁止機関(OPCW)という、人類全体にとってこんなところで捏造が常態化したら困りますといった機関が大揺れになっているという問題ととても似てるんじゃないかって気がしてくる。
化学兵器禁止機関OPCWねつ造事件、国連に行く
で、シリアでアサドが化学兵器を使ったとかいう、最初っからどうしてそんな素っ頓狂なことをアサドがやらないとならないのか誰もが???でしかならないことを、一部のジャーナリスト、科学者、行政官、政治家は今も書き散らしているし、シリア周辺に入り込んでもいる。
これはもう、ジャーナリスト、科学者 etc.じゃなくて「アクティビスト」と呼ぶ集団と認識すべきでしょう。活動家ってやつ。
このおかしな「グローバリズム翼賛活動家」みたいな人たちのインチキ活動が止む気配が全然ないというのが、実にまったく凄い。
シリアをまだ諦めてない人たちがいるし、対ロシアの戦争をまだ諦めてない人々がまだいる。
■ 地球環境の変動期
で、この、科学者、ジャーナリストetcが活動家になってしまって、可能な限り誠実、正確なことを言おうとする人が減少したことが冗談ですめばいいわけだが、それらの活動家の特定の利益を追求した行動によって、大多数の人が不利益を受けることになるという状況だってあり得る。
地球温暖化とかいうネタはまさしくここに分類されるべきなんじゃなかろうか。
最近も、インドネシアのクラカタウ火山が噴火してたけど、このあたりのランクの火山が活動期にあるというのは恐ろしいことかもしれないわけで、もうちょっと真面目に考える人たちがいたっていいんじゃないかと思う。2週間ぐらい前カムチャッカでも噴火していた。こっちも活動が活発。
前から書いてるように、温暖化が人為的だとかいう言論よりも太陽黒点の活動の方がずっと重要だが、これも主流メディアでは話が半端で終わってる。それどころか、
地球温暖化は、人間の活動が原因だ
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/20/00005/022500001/
とかいう記事が今年の3月30日付けで出てくる始末。そして、書いてる人が国際通貨基金(IMF)調査局シニアエコノミストさんだそうで、語るに落ちたといった感じがする。
■ 妄想
で、そんなことを書きながら思うんだけど、いつからか知らないけど、本当の予測は寒冷化だったんじゃなかろうか。
つまり、エネルギー問題がカギって話。
先進国は人数と生活水準から見てエネルギー資源が足らない。そこから、よーしだったら化石燃料の宝庫湾岸とカスピ海沿岸を取ってやれという作戦と、代替エネルギーを少しでも多くという作戦が生まれた、ということだったりしないんだろうか。
このへんでちょっと書いた話。
寒波被害のアメリカ、パリ協定を離脱する
■ オマケ
丸山茂德先生による地球は温暖化ではなく寒冷化しているだろうというお話。初出は2009年。たびたびアップされ、たびたび無くなるんだけど、またアップされてた。
第39回 博士も知らないニッポンのウラ「地球温暖化のウラ(ゲスト:丸山茂德(東京工業大学大学院教授))」
そこで今回のウイルスの変異を調べると,
https://nextstrain.org/ncov/global?l=unrooted
このように,アジアとヨーロッパでは大きく違っていて,自然な変異であれば左右のそれぞれ集団の中の枝どうしの近さになるはずなのに,左右の集団が離れすぎています。
これは明らかに,中国で発生したものが変異してイタリアに渡ったものではなく,もともと別のものであったことを示しています。
この図から明らかなのに,あまり誰も指摘しないのですね。不思議なことです。
ttps://www.youtube.com/watch?v=6Af6b_wyiwI&feature=emb_logo
興味深いページ教えていただいてありがとうございます。こういうのがあってもメインストリームのナラティブ管理に生かされることはない、ってのが現代って感じです。
いやほんと、これをどう抜けるんでしょうか?
気持ち悪い動画ですよね、ほんと。中で、我々は核の抑止に大金を使って来たけど、パンデミックの用意はできてない、みたいな下りがありますね。これが本心なんじゃないでしょうか。
通常&核で脅かしてきたけど、元スーパーパワーが帰ってきちまったんで次に行こうってストーリーではないかと。
主流メディアを使って話を作って異論を挟ませないってのが現在西側が持ってる最大の武器でしょうね。
感染してもほとんどの場合自覚症状がない、あっても軽い、尚且つ潜伏期間が長いが故に感染拡大を止められず、既往症のある高齢者中心に死亡する。効率的な人口調整の方便として、これほど「理想的」(皮肉)なものが、自然にあるものなのだろうか、と素朴な疑問です。
アンソニーファウチが、ソロス、ビルゲイツ父、デビットロックフェラー、テッドターナーと一緒に写っている写真がネットに出回っています。これを何と理解すべきか。
私が今、見ていて一番つらいのが、ロックダウンにさえ耐えられない、経済基盤の弱い貧しい国々の人達のこと。いきなりロックダウンになり、出稼ぎ先から200キロ以上歩いてかえるインドとか、日銭で生きてる人達が突然稼げなくなり飢餓になりそうなケニアとか。