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こじれてる南北朝鮮 & 中露朝、小じっかりの趣

2019-08-18 23:10:21 | アジア情勢複雑怪奇

韓国が北朝鮮にかなり辛辣なことを言われている話が、伝わってはいるものの何か日本の中で真面目に受け止められていないような雰囲気がある。

 

北朝鮮 韓国大統領に「再び対話に向き合う考えはない」
2019年8月16日 11時50分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/k10012037731000.html

 

と出てきたそのオリジナルは労働新聞で朝鮮語と英語になった後、わざわざ日本語サイトのネナラにも出てきていたので、読めよ、という意味なんでしょう。

朝鮮に言い掛かりをつけた南朝鮮
当局者の妄言を糾弾

http://www.naenara.com.kp/ja/news/?0+103473

 

いろいろあるけど、このへんがハイライトか。

今のこの時刻にも南朝鮮でわれわれに反対する合同軍事演習が盛んに行われている時に対話の雰囲気だの、平和経済だの、平和体制だのという言葉を果たしてなんの体面をもって吐いているかということである。

特に、わが軍隊の主力を90日内に「壊滅」させ、大量殺りく兵器の除去と「住民生活の安定」などを骨子とする戦争シナリオを実戦に移すための合同軍事演習が猛烈に行われており、いわゆる反撃訓練なるものまで始まっている時点に公然と北南間の「対話」をうんぬんする人の思考が果たして健全なのかということが疑わしいだけである。

実に、まれな図々しい人である。

 

つまり、韓国はアメリカとの軍事演習を再開してしまっているわけ。昔みたいに大規模なものではなくてシミュレーション的なもののようではあるけど、内容が、あくまで北朝鮮を壊滅させ、占領するという構想のものだというのが既に漏れていたので、北朝鮮としてはそれをそのまま喜んで見過ごす気はないでしょう。

これで対話とかどの面下げていうんだよ、というのは確かに合理的だとさえ思う。実際、韓国は対米で何もいえず、唯々諾々アメリカに従ってるからなぁ。そこらへん廬武鉉とは違うと、2ヶ月ぐらい前に北朝鮮が名指しして韓国の対応を非難してたことがあったけど、実際そうでないとは言えないのが現在の韓国。

アメリカは韓国に地上配置型の中距離ミサイルを置くかもという話が出ているらしい。INF条約から出たので、この際どこにでも置いてやろうって話なんですかね。

Deploying new US missiles in S. Korea could spark ‘new Cold War’ – Pyongyang

https://www.rt.com/newsline/466498-us-missiles-korea-arms/

 

とりあえず、韓国国防省はそんな話はないと言っている模様。

ただ、これは日本と同様、そんなのないといくらいったところで米がその気なら拒否できないのが属国。なので一応注目しておきたい。

 

ということなので、状況的には着々と日韓をひっぱる米が、中露との新冷戦に向かって頑張ってますみたいな恰好。

トランプは何を考えてるのか知らないけど、体の良いカバーアップストーリーのネタになってるとはいえますね。つまり、穏便に事が推移しているようで実は水面下では対立構造ができてる。これってまるで1945年の戦争が終わった時みたいだ。マッカーサーはきれいごとを言ってるが冷戦構造ができてた、みたいな。

ただ、朝鮮半島非核化問題なるものは、北朝鮮はトランプ政権と話し合うことになるのではないのか、という状況はまだ潰れてない。ハノイのサミットで話が流れた時、北朝鮮は「今年一杯な」と条件を付けていたことも記憶しておかないとだけど。

 

■ 中露+朝

そんな中、北朝鮮の方では、この前書いたように、北朝鮮は金ちゃんとプーちゃんがお手紙を交換して、1945年におけるソ連赤軍と朝鮮の愛国者の活躍こそ植民地支配のくびきをほどくものだった、という点を確認してた。

8月15日、プーチンと金正恩のお手紙交換

この日、平壌にはロシアのモルグロフ外務次官がいた。モルグロフは北京に行って王外相に会って、それから平壌に入った模様。

Russia, North Korea agree to work on “trilateral projects” in Pyongyang meeting: Moscow

https://www.nknews.org/2019/08/russia-north-korea-agree-to-work-on-trilateral-projects-in-pyongyang-meeting-moscow/

 

この記事についてるこの写真は、おそらくロシア外交団が対日戦で斃れたソビエト兵士に献花しているところではないかと思う。8月15日付けの朝鮮中央日報にロシア外交団の動向としてLibration Tower(解放の塔)でリースを置いたことが書いてある。Russian Embassy Members Visit Liberation Tower

 

翌日8月16日には、北朝鮮の軍事関係者が中国に出かけ、中国軍のエライ人と会った。

 China & N. Korea ‘to boost military ties & provide security in Asia-Pacific’ amid tensions with US

https://www.rt.com/news/466736-china-north-korea-us-military/

 

軍事的連携を強化するという発表だが、具体的なものはよくわからない。しかし、ここまでの間に既に様々な話し合いがもたれ、これから実施するという時に発表しているような感じがする。

 

そもそもの中露+朝

もともと中国と北朝鮮との間には中朝友好協力相互援助条約があって、20年ごとの更新で今も存続してる。

1991年までは、ソ連との間にもソ朝友好協力相互援助条約があったが、1996年に失効してそのままになってる。

考えようによっては、日韓+米が意気揚々と同盟を結んでいるのに、北の側の隊列が崩れたことによってこの地域のバランスが崩れたとも言えますね。

これはちょうど、パレスチナの味方だったエジプトを引き離して、パレスチナを孤立させてぼこぼこにして虐待していったことと似てるともいうかも。

 

ということは、これら様々な出来事、とりわけ、ソ連兵士への言及が目立つことなどを鑑みれば、ロシア・朝鮮の相互友好条約の可能性というのも考えるべきなのかもしれない。

もちろん、そうすると、ロシアが統一朝鮮の邪魔をした~とか西側は言い出す。しかし、じゃあ、まず米韓同盟は何なのだ、となるわけだ。

前から言ってますが、韓国、日本がアメリカ親分について3国が、これ以上ないほどの同盟だ~と毎度騒いでいるんだから、北朝鮮だけが単独でいなけりゃならんという法はない。

 

■ 想定シナリオ

もし、中露+朝が同盟化したら、このグループにとって最も効率のいい想定プランは北の制空権をばっちりにして(もうできてると思うが)、その上で在日米軍基地を叩いて補給を断って在韓米軍を孤立させる、かな。朝鮮戦争の正反対のことですね。

米陸軍ってこんな話受け入れれるの?? というか、私たちはどうなるの???

ウチにだってミサイルがある!と丸山穂高が出てきていうかもしれない。確かにミサイルはある。しかしながら、中露が日本の米軍基地に与えるインパクトほとのインパクトを日本発射で中露に与えることはできない。なぜなら、あっちの方が圧倒的に国土が広いから。

 

というわけで、南北朝鮮を巡って冷戦状態にならないことによって大きな便益を受けるのは日本と韓国なんじゃないのか、など思う。多分、これは冷戦時代にミサイル時代になって以来ずっとこんな感じだとも思う。

さらに現状では、東シナ海で米軍が中国軍に勝てる感じはないので、状況は昔より悪い。

どうなることか。

次は9月に安倍ちゃんがウラジオに行くんだろうと思うので、そこらへんでまた何かあるのかなぁ・・・と、一応楽しみにしておこう。

 

■ オマケ

どうでもいいといえばいいのだが、日本の中ではなぜだか、在韓米軍、在日米軍は撤退する、トランプ様は覇権をおやめになるのだ、みたいな話が飛び回っている。

これは一体何? 日本以外のところでは、そんなことが簡単に起こるとは信じられていない。むしろ冷戦2になってるという話の方が強い。あと、アメリカの弱体化は既に現実のもので、トランプ様が目指してるとかいう話でもない。

さらにはこんな記事まである。

北朝鮮が中国を捨てトランプを選んだワケ 

https://president.jp/articles/-/29553

一読したけど、全然わからない。プレジデントは頭がおかしい人に書かせるのか?と言いたいぐらい妄想だらけだとしか思えないが、連載になってる。

 


 

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