気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●羅紗屋さんで買った10年スーツ

2005-06-24 23:40:35 | weblog
①真冬もの、②秋冬もの、③春秋もの、④春夏もの、⑤真夏もの、と分類されるスーツ。数えてみれば、そこそこの数になってきました。着なくなっているもの、捨ててしまったものもこれまであったけれど、基本的にものもちがいいでっちゃんなので昔買ったスーツはほとんど残っている。季節的に、④春夏ものと⑤真夏ものを併用する季節から、⑤真夏もの一本の季節へと移行してきました。⑤真夏物は四着持っていますが、カジュアルデーのないでっちゃんとしては汗だくになるこれからの季節ちょっと足りないようにも感じています。最近買ったものとしては、バーニーズで買ったCantarelliと西武デパートのバーゲンで買ったCANALIで、それぞれ3年、5年くらいになるのでしょうか。

残りの二着は気がつけば10年か11年着ているスーツです。よく見ると少し穴があきそうなくらい弱りだしていることにふと気づきました。去年クリーニングに出して最近クローゼットから取り出したのですが一着はもう着れないなと思いました。多くの人に聞くと生地が痛む前に体型が変わってしまって着られなくなるとのことですが、幸いにしてでっちゃんはそのポイントは大丈夫です。この二着はあるご縁で神田の羅紗屋で作ってもらったものです。生地はデパートとかに卸す前の卸値なので、上物の素材なのにかなり安かったようです。当時はまだスーツの良し悪しはわかりませんでした。真夏物を替えズボン付で二着、購入しました。今風のトレンドとは程遠い型に作ってもらってので、正直言ってかっこ悪いと思いながら着ていました。ところが次第に生地の良さに気づかされるようになりました。丈夫で涼しいのです。間違いなく。少しステッチもいれてあり、今風な型でないところが逆にデパートの既製品ではないような印象ももってもらえるかもしれない、と思い出したのはここ数年でした。一つはイタリアのBeckside Mills、もう一つはドイツのETAGというメーカーの生地となっています。

この羅紗屋さんに9年ぶりに行ってみようかと思案しています。当時80歳を過ぎていた元気な小柄な社長さんは今でもご健在かどうか、気になっています。
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