墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

パイレーツ・ロック

2009-11-12 19:20:05 | 映画(は行)
「海賊船は、ロックン・ロールを奏でる。財宝ではなく、人の心を奪う。」

【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
1966年のイギリスを舞台に、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と、ロックを規制しようとする政府の攻防を描いた痛快ストーリー。監督は『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス。『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、『ハンニバル・ライジング』のリス・エヴァンスらが海賊ラジオ局のクセ者DJにふんしている。ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・キンクスなど、劇中に流れる1960年代ロックの名曲の数々にも注目。
素行不良で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は、更正を望む母の提案で、母の旧友クエンティン(ビル・ナイ)のいる船に乗船。その船は、アメリカ出身のザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)ら、クールなDJたちがロックの取締りをもくろむ政府の目を盗み、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局だった。

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パイレーツ・ロック - goo 映画

結構、楽しめた。
DJたちと音楽はかっこいい。
少し、時代が私にとっては古いため、聞きなれた曲がたくさん流れる印象は薄い。
「ROOK‘n ROOL!!」って雰囲気がとにかくかっこいい。

政府が何とか海賊放送をつぶしにかかるが、その姿勢に対し「意に介さず」的な姿勢がなんだかおかしかった。
躍起になっているのは政府のみ。
空回りしている感じが滑稽。
民意をバックに着けている方がやはり強い。
ニーズはそこにある!!

ロックって今では考えられませんが、こういった制約を大きくうけていた時代があったのだなー。
しかも、産業革命が起こり、近代の人の権利など大きく唱えていたイギリスで。
今となっては、不思議な気がする。
自由に音楽が聴けて、自由に自分を表現できて。
全くいい時代に生まれてきたと思う。過去の人々に感謝。

やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマン上手い。
作品によって雰囲気がガラッと変わるもの。
彼を観るだけでも価値ありといった感じだと思う。

とにもかくにも、「音楽っていいなー。」の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。