墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
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デトロイト・メタル・シティ

2008-09-06 22:30:20 | 映画(た行)
「夢を与えられる人は少ない」

松山ケンイチはすごいね。
デス・ノートのエル役のときも思ったんだけれど、そのものの役になってしまうからすごい。
松雪泰子もまた、なりきり役で「これまた入ってる。」って感じです。
お話は、面白かったですよ。
主人公のギャップの楽しさと、メタルロックのFANたちの勝手な解釈。
随所にお笑いたっぷりです。

人は、外見じゃないこと。
自分の夢を追い求めることも大切だけど、夢を与える側にはなかなかなれるものではない。
ヒーローにはおいそれとなれないし、何らかの「資格」のようなものがいるのではないかなー。
残念ながら、私にはその「資格」のようなものは無い様で・・・。
だけど、誰かのために何かしてあげることがそれに繋がるのかな。

とにもかくにも、夢を与えられた映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

今回の絵は、色を使いませんでした。モノトーンで迫力が出てないですかね。
ヨハネ・クラウザーII世の狂乱ぶりが感じていただければ、幸いです。

【STORY】
若杉公徳の同名人気コミックを映画化。
オシャレな渋谷系ポップミュージシャンを夢見て上京してきた根岸崇一。
しかし、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目に……。
崇一からクラウザーII世に豹変する松山ケンイチのなりきりぶりが話題に。
クラウザーのライバル役でKISSのジーン・シモンズも出演。

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