墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

20世紀少年

2008-09-03 21:13:05 | 映画(英・数)
「人は負けると分かっていても、たちあがらねばならないこともある。」

2時間半の少々長丁場の映画ですが、長時間をまったく感じませんでした。
3部構成の予定での導入作品としては、非常に良かったと思います。

私は、原作を全く読んでいません。
原作を知る知人は「物足りない」と言っていました。
映画を観てから、原作をその知人から借りるつもりでしたが、やめました。
このまま、3部とも知らないまま観ようと思っています。
読んでしまうことで期待が膨らみすぎては、せっかくの映画としての楽しみが薄れるかも、なんて思っています。

主人公たちとほぼ同世代の私。
小さい頃、こういった秘密基地ごっこのようなことしたよねー。
そんなところに、多少のリアリティーを感じます。

やらねばならない、あきらめられないことそれに対して突き進むこと。
いろいろと「ぐっと」来るところがあります。
ジェネレーションの近い方はとても楽しめるし、次回作への期待も持てると思いますよ。

とにもかくにも、「大作の予感」感じるに出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

絵は「ともだち」を描いたのにー。文章の書いた内容とが「ウラハラ」じゃない。
と妻に言われてしまいました。(確かに・・・)
まあ、ゴアイキョウということで。
墨だけで仕上げてみました。ダークな感じでてるかな。


【STORY】
浦沢直樹の同名人気コミックを全3部作で映画化する第1部。
監督は「トリック」「明日の記憶」の堤幸彦。
世は20世紀末。
ロッカー上がりで、コンビ二エンスストアを経営するケンヂ。
小学生の頃に遊びで書いた“よげんの書”の内容通りに、世界滅亡の危機が現実に起こりつつあることを知る。
当時の友人を集め世界を救うために立ち上がる。
事件の裏には“ともだち”と呼ばれる謎の存在が……。
彼は、いったい誰なのか?どうして“よげんの書”の内容を知っているのか?
その目的は?
唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子ほか、主演クラスの俳優が多数出演する豪華キャストも話題。

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