これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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抹茶碗作りの体験・・・黎明館企画展のワークショップで

2022-10-09 | お出かけ



今鹿児島の黎明館という歴史資料館で開催中の「茶の湯と薩摩」

楽しい企画が沢山あり、いくつか申し込みました

ひとつは本郷直人氏の講演会

テレビにもよく出てくる本郷直人氏のトークは、あのままでわかりやすく面白いものでした

今日は薩摩焼きの体験

しかも抹茶碗作り

まずは、展示会場で抹茶碗だけに絞って、簡単なレクチャー



その後、茶碗作りです

指導講師は、国分で窯を開いている四元 誠氏

会場に入るまで、詳しいことは知らされていませんでした

だから、黒の抹茶碗を作るものと勝手に思い込んでいたのです

薩摩焼きには、白薩摩と黒薩摩の2種類があります

白薩摩は江戸時代までお殿様や身分の高い人だけが使っていたと言われている、絵付けがされた雅な焼き物

黒薩摩は、日常使いの器がメイン

もちろん茶碗や茶入れでは黒薩摩も白薩摩もあります

今日の体験は、敢えて白薩摩にしましたと、最初に説明がありびっくり‼️

黒薩摩は土に鉄分などを含んでいて、服についたりするとなかなか取れないから

うーん、黒の楽茶碗のような茶碗を作ると思っていました

しかも絵付けもあると言われて、パニック

私に無いものはたくさんありますが、絵心もそのひとつ

絵は見るだけ

描けと言われても・・・

ろくろは四元氏の指導とサポート付き

最初の捏ねて土を慣らす作業は、先生にお任せです



この形からスタート


指の使い方、力の入れ加減などを教えてもらいながら、土を持ち上げて茶碗の形にしていきます


難しいところは、神の手が😄



ここまでは、許可をいただき他の方が作るところを撮影

まぁこんな感じで、私も出来上がりました



四元氏の指導が素晴らしいのです

失敗したしても、大丈夫としか言われないし、

ここだけ僕が手を出します、形はいじりません

なんて言いながら、それぞれの作品を見事に茶碗らしくしてくださる

だから、このような形が出来上がりました

焼くと縮むので、ろくろで成形した抹茶碗はひと回り大きく、存在感つよ〜い



釉薬をかける前に、このまま絵付け

私は悩んだけど、やはり絵はなし

シンプルな白薩摩にすることにしました

薩摩焼は細かな貫入が全体に入ります

その貫入だけを楽しむことにしたのです

そうそう、黒茶碗がいい人は、釉薬で黒にするのだそうです(今回は)

黒も魅力的ですが、黒はこれからも何処かの窯元で体験出来そう

白薩摩の体験なんて、まず出来ません

せっかくだから、陶土の持ち味を楽しむことにしました



奥の茶碗は、私の右隣の人の作品

宮崎県都城市からの参加だそうです

テーブルに4人、お向かいの2人は若い女性

真向かいの方(20代)から、SNSしてますか?と聞かれました

嘘もつきたく無いし、Facebookならと、答えると

アカウント教えてくださいと言われ、一瞬悩みましたが、お互いのIDを教え合いました

参加者は20名

好評で応募者が多く、激戦の抽選

幸運にも当たっての参加となりました

焼き上がっての受け取りは三週間後

その時は、黎明館の裏にある茶室で、茶会体験もあります

自作で一服出来るそうです

楽しそうでしょ?

とても楽しみです







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