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これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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初めて縫った浴衣 三十数年前の自作を発見 … 帰省中の出来事

2009-08-24 | 着物
初めて縫った浴衣

帰省中に 自分の衣類が入っているケースから 作業着を出そうとしていて、浴衣に目がとまりました。

よくよく見ると、その昔 学生時代に 自分で初めて縫った浴衣のようです。

あまりよく覚えてはいないものの、 白地に紺色の染めだったことだけは記憶にあります。

一か所、茶色い点のようなシミがあるものの、ほかは、目立った汚れもありません。

このシミ、多分 自分の指でも 針で刺して血液でもついたのでしょう


袖にしつけがかけてあります。

最初に縫った浴衣に 袖の飾りしつけをした記憶がまったくないのですが、習っていたようでした。

実家に置きっぱなしでも 袖を通すこともないので、持ち帰ってきました。

サイズや縫い方をチェックして その後習った和裁と比較してみようと思ってのことでした。

気になる寸法ですが、着丈は身長から割り出してあるので、大丈夫なはずです。

褄下寸法が 2尺です。 これでは 着つけた時に かなり衿先がおはしょりから見えて不格好な気がします。

私は 今の仕立てでは 2尺2寸で褄下寸法をとるようにしているのです。

時間のある時に もっと細かく採寸してみようと思っています。


裏を見ると、縫い目の下手さが目につきます。

それでも 仕立て上がった時は 指導教授に 「きれいに縫えた」とコメントもらえたことを覚えています。

夏休みに実家に持ち帰った時も、母が チェックして 「最初の一枚にしては よく縫えている」 

と誉めてくれたことも 記憶にあります。

しかし 今現在の私の仕立てを もし母が生きていて 目にしたら 

どんなに上達したことを喜んでくれただろうかとも思い、早くに亡くなった母が こんな時もうらめしくなります。
コメント
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