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これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

ロング丈のタンクトップ … 一つ間違えば アッパッパー ?

2009-07-21 | 
長ーい丈のタンクトップ?
いろんな病気を持っているものの、生地を見ると欲しくなるのは 

かなりの重症のほう

たまに整理始めては 自己嫌悪に陥り、がむしゃらに形にしたくなります。

欲しいものがあるから、生地を買うのならいいのですが、

私の場合は まずありえない。

欲しい生地に出会うと 買ってしまう。

そして その生地を眺め、さすり、広げ たたみを繰り返して 

それだけをしばし繰り返し 遊んでしまう。



作りたいもののイメージを広げる。んなことに シアワセを感じる… 変わりもの。


5~6年ほど前に買った綿のプリント生地、5m。

作ったのは シャツブラウス一枚です。

今年は全部形にして処分しましょうと決めました

そして 第一弾が ユニクロのタンクトップにくっつけたボトム。 簡単 ★★

つづいて 妹用に もうちょっとボトムにボリュームを出して 第二弾も完成。 こちらも簡単 ★★★


最後三つめが ちょっとロングなタンクトップです。

着丈が85㎝ほど。

裾は少々広め。 

これ一枚で着るには 少々 軽すぎるけど、今風の七分丈のスパッツやクロップドパンツと合わせれば 涼しいトップです。


昨日、車中は ボトムはパンツに このトップを一枚着て、必要な時には 最初に作ったシャツブラウスをはおる

(まぁまぁのおしゃれだと自分に言い聞かせ)計画で 玄関を出たのですが…

玄関先で シャツを汚してしまい 計画はオジャン。

あわてて 別なシャツを持って出かけました。


車中 いろんなおしゃべりに花が咲きましたが、だれかが、アッパッパーという言葉を口にして、

「アッパッパーって どんなデザイン?」と私が口にすると、

「袖もなく、ストーンとかぶる簡単な夏服でしょ」との答え。

「えーっ 今着ているこの長めのタンクトップもそうじゃない」と思わず叫んでしまいした。


用心して着ましょ。 アッパッパー 着ていると思っただけで、姿勢まで暑さで崩れそうです。


裾は 巻きロック。衿ぐりと袖ぐりは ダブルのパイピングで処理しました。

細番手の目の詰まった生地で 針の通りもよくなく、パイピングの抑えがうまくいかず 手こずってしまいました。

カバーロックの1本どりに変えて始末したところ、とっても簡単に。★★


もっと、カバーロック使わなくちゃと 思った一枚でした。

これにて 残布ゼロに。 ちょっと すっきり。 ほんのちょっぴり … なのですが。
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ハウスドレス … ユニクロのブラトップでマイコラボ!

2009-07-16 | 
ブラトップでサマードレス

前回のユニクロのトップを利用して作ったハウスドレスに続き、今度は ブラトップを使ってユニ隠しのハウスドレスが完成です。

今度もスカート部分の上下は 巻きロックで始末。

ニット生地なので 差動を伸ばし気味にして、ウェーブを少々入れました。

素材はテンセル92%だから、とってもクール。 しかも残りはポリウレタン混紡。

よく伸びて、しなかやで、裾さばきも抜群です。

今回も後中心にスリットを入れました。

素材のせいか こちらはなどのリゾート地で着てもよさそうです。

この手のお手軽デザインとソーイング、気に入ってしまいました

そこで

前回作った残りの生地があり、妹へも作ることに。

ただし、もう少し、裾さばきがよいほうがいいかなと思い、 布への直断ちですが、おおまかな製図もしました。

下の図が その製図です。

スカート部分の製図

そして 裁断した布が 下の写真。

スカート裁断

こちらは 後スカート部分は 後中心ではぎを入れて、布の節約です。

おかげで、ちょっと大きめのタンクトップも作れそうです
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今夏のハウスドレス … ユニかくしで手早く

2009-07-13 | 
真夏のハウスウエア やるべきこと(浴衣の仕立て)が 昨日で終わり、ミシンソーイングがしたくなりました。

というより、ミシンソーイングがやりたくて、頑張って浴衣を早めに仕上げたというところです。

日曜日限定で 値下がりしているユニクロのトップを3点 買ってきました。

今日は タンクトップに コットンプリントの布をボトムとして付け足して ワンピースづくり。

巷では こんなユニクロ製品の使い方を ユニ隠しなとど 呼ぶそう。

特にユニクロであることを 隠したいわけてもなく。

ただ、昔よりユニクロのコットン製品は 色あせがひどいような気がするのが 残念。

デザインは 世の中の流行りに背を向けるように ローウエスト。


作り方


 布幅一杯で 丈を100㎝カットし、上下を 巻きロックで始末しました。

 その後、両端を二つに折り、裾40㎝ほどをスリットとして残し、後中心部分を縫って輪にし、

    スリットの始末(こちらは三つ折りミシンかけ)

 両脇を少々縫い込み(脇のカーブを入れて)、100㎝ぐらいになるように 縫い縮めました。

 タンクトップの裾から10㎝ほどのところまでスカート部分をかぶせ、レジロン糸で押ええ縫い。

   ちょっとずらして(1本目のミシンより7㎜ほど下) もう1本ミシンかけ。

  この胴はぎは タンクトップをスカートの幅まで 伸ばしながら 縫って行きます。


 さっそく試着すると、10㎝以上長めです。(かなりいい加減な採寸でした)

   裾を断ち切るか、タックをとるか 悩んだあと、腰回りをカバーしようと 上から10㎝下がったところで 

   9㎝の幅でつまんでミシンかけ。

 なんとなく 不格好な気がして、やはり、裾をカットすることに。

 すっきりとした形になりました。

  ネックラインに一つ くるみボタン。

 バックのウエストの切り替え位置の中央に 共布で小さなリボンも付けてみました。


こちらは 下着を整えなければ ちとまずい

そこで 明日は ユニクロのブラトップを使って もう一枚 作る予定です
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母さまのギャザーパンツ

2009-05-08 | 
今度の日曜日は 母の日。

プーサンが いつものごとく 3月あたりから 騒いでいます。

なのに 私は いつもぎりぎり

私にとっては 今日8日が タイムリミットです。

宅配は 鹿児島までだと二日要します。


トトの母さまは、80歳を超えました。

が、今だ現役で ちょこっとだけ社会と関わっている素敵な女性。

経済的にもしっかり自立しているので、母の日は、子どもたちからの気持ち()を欲しがっています。(たぶん)

以前、一度だけ、(お好きなものを買ってください)という内容で 現金とカードをお送りしたら、

(プーサンのお小遣いにしなさい。)とUターンしてきたことがあり 

例年 母の日は に頭を悩ませています。


今年は マギーでニットのトップを買い求め、それに合わせて、

ギャザーパンツを縫ってみました。


母さまのギャザーパンツ ボディに着せてみました。

パンツ丈は くるぶしがちょっと見えるぐらいです。

素材は 綿100%。

ウエストは オペロンの15㎜幅のゴムを2本通したウエストフリー仕立てです。

ボディでは あまりパンツのデザインの良さが出ていません 

 私が試着してみた方が ずっとよかったのですが 

 このパンツのパターンは なんと とてつもなく古い雑誌の付録です。



 パターン

1993年の服飾雑誌 SO-EN の付録なのです。

使わずに パターンだけがとってありました。

サンプル画像からは、フレアパンツに見えますが、裾幅は66㎝です。

この裾幅だと 自転車にも乗れそうです。

もし このデザインが 気に入ってもらえれば、もう一枚 

ポリエステル素材で お出かけ用を縫ってさしあげたいと思っています。


パンツ製作の難易度は、/☆☆☆☆☆ ぐらいでした。

ポリエステル素材で このデザインで作ると /☆☆☆☆☆ になるでしょうか。


最近ちょこちょこ作っているエコバッグのほうがどれほど面倒で、時間を要したことか。


これからしばらくは 小物作りからギャザーパンツ作りへシフトしそうです。

自分用とか 妹用とか、友人用とか 

一つのパターンで色んな表情のギャザーパンツを作ってみたいと。 
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マイサイズの着物用かっぽう着 またまた作りました…3シーズン用です

2009-04-27 | 
3シーズン用カッポウ着

前回作ったカッポウ着は 生地が冬用だったので、とても温かいのですが、

その分、着る季節が大幅に限定されてしまいました。

そこで、3シーズン使えるカッポウ着も 欲しくなり、薄手のコットンで作ることに。


今回は布幅もたっぷりあるし、布を継ぎ足す必要もないから、

簡単にチャチャッと作れると思っていましたが、なかなか思うようにいきません。

チェックの柄だったので、柄合わせに時間をとられました。


ポケット付けは、ポケットの位置を記しておき、少し大きめに裁ったポケット布を柄を合わせて、正確に裁断。

その後、メルター(仮接着糸)をしつけ糸代わりに使って、ポケットをかっぽう着にのせていきます。

ポケット柄合わせ

カッポウ着のポケット付けの位置にポケットを置き、ピンでとめます。

メルター糸で柄がずれないように仮接着していきます。

ポケット付け

しつけ糸よりも 布が動かないので、ミシンかけの時、縫いずれをふせぐことができます。


ポケット

ポケットや衿ぐりは 最も仕立ての良し悪しが目立つところですが、

ちょっとした工夫で 素人でもぐっと差のでる仕上がりにすることが出てきます。


次に前衿ぐりの始末です。


ミシンで縫った後、カーブに沿って、ミシンの縫い目ぎりぎりまで はさみで切りこみを入れ、

その後 縫い代をアイロンで割ります。

衿縫い代の割り

この時持っていれば、仕上げ万十のような 硬くて丸みのある台の上でアイロンをかけると

簡単に作業ができます。

私は腕の形のウデ万という小ぶりな万十でほとんど間に合わせています。

でも 仕上げ万十などがない場合は、そうですね、私だったら、着物を着るときに使う

帯枕を利用するかもしれません。(着付けの業界の方からNGがでるかも)

帯枕に晒し程度(日本手ぬぐい)の布を置き、その上で縫い代を開くと、

平らなアイロン台の上より作業がしやすいと思います。

上の写真のように 縫い代をきれいにアイロンで開いておくと、見返し部分を裏側に返したあとも簡単におさまり、

見返しを少々控えて さらにアイロンで整えることもできます。


和裁では こてを上手に使いなさいと よく言われましたが、洋服や小物作りでも同じです。

私は、このような 細かい作業をするときは ほとんど ミニアイロンとかベビーアイロンとか呼ばれている 

手のひらに収まるほど小さなアイロンを使っています。

衿ぐりの始末

今回も 参考にした 本は

おけいこ着・水屋着―かんたんソーイング (茶の湯手づくりBOOK)
木村 幸夫,ちい茶な会
淡交社

このアイテムの詳細を見る
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手作りエコバッグ … 買い物の量に合わせて2デザイン出来ました!

2009-04-26 | 
エコバッグが古くなってきて、使い勝手のよさそうなデザインで 作ってみました。

参考にしたのは、サマンサの洋裁教室へようこそ です。

なんといっても スーパーなどで渡されるレジ袋が一番使いやすく、その形に近いかなと思いました。

エコバッグ1

小さくたたんで 折り返すだけで、コンパクトになるところも なかなかすぐれものです。

軽い、丈夫、洗っても乾きやすいという 3点を考慮して、ナイロンプリントの素材にしましたが、 

これは、ちょっと大変でした。

アイロンは低温にしなければならないので、折ぐせもつけずらいし、

ミシンかけも 糸調子を工夫しても 縫いつれが生じます。

さらに 裁ち目三か所をパイピングで始末したので、その点もちょっと大変。


92cm幅の生地 一丈分で 二つのエコバッグが作れます。

今回購入した生地は 142㎝幅あったので、 まだ余りがでました。

そこで もう一つ。エコバッグ2

友人が購入した本の中に出ていたデザインです。(大まかな記憶ですが)

こちらは 上から10㎝のところに 持ち手になるような丈夫な平織りのテープを縫いつけてから、

袋に縫ってあります。

そして マチ付きにするために、底を縫った後、両端を5㎝ほど内側に折り込んで、

もう一度縫ってあります。

最初のデザインと底の部分は同じです。

中央のテープを持ち手にするために この部分だけ、縫ってありません。

こちらも 写真のように 小さく折りたたみ、そのあと、片方の持ち手の部分に挟みこんで

コンパクトにすることができます。

たたんだエコバッツ

難易度で言えば レジ袋の形が★ ★ ★ ☆ ☆ (★三つ程度)

持ち手部分のミシン縫いは カーブがあるし、端ミシンの処理があるし、

ナイロン素材で作れば、★は四つぐらいになるかな

持ち手がテープの形は★ ☆ ☆ ☆ ☆ (★一つ程度)

作ってみての感想です。

使い勝手は……早速今日の買い物へ持って行きました。

たくさん入るし 持ち手も太く 持ちやすいデザインです。
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バネ口金を使った小物入れ …画像30枚で作り方を展開! その2

2009-04-18 | 
バネ口金のメガネ入れ 昨日に続き、バネ口金のメガネ入れの作り方です。

袋の形に 縫いあがっています。

でも 見えているのは、まだ、裏のはずです。

これから、段階をふんで 表に返していく方法を 説明してみましょう。

ちょっと大変な 作業かもしれないけど、あせらないで。


 底の部分の縫い代をカットします。

縫い代を三角にカット表に返したときに、底の縫い代が邪魔にならないように、

表布のみ 三角に切り捨てます。

縫い代の輪の部分が開くよううに、

縫い目ぎりぎりのところまで、はさみが入れてあるはずです。

この時、片方の縫い代は 裏布に隠れています。

この裏布をめくるようにして、縫い代の切り込みの位置からカットします。


 口金を通す部分の片方を広げます。

口金通し口

口金を通す部分は 熱接着両面テープを張ったところです。

この口金を通す部分から 

表の布を引き出して、返していきます。

まずは、ここを出来るだけ大きく 開きます。

ここから先は、ゆっくりとあわてずに。







 人差し指を 通し口に入れます。

中に入れた人差し指と親指で縫い代を挟んだ状態
左手の人差し指を で広げた通し口に 差し込みます。

深ーく差し込んで、 通し口と同じ側の角まで指を入れます。

親指と中の人差し指で 底の縫い代をしっかりと挟みます。

そして しっかりと挟んだ状態で、

親指を布の中に押し上げていきます。

人差し指と親指で挟んだ縫い代が底の角を押し出すようにして、

通し口に顔を出すまで しっかりと 押し上げますと、

人差し指が通し口から出てきます。


 表に返します。

返しで出てきた布を右手で引き出します。

ここは口が4㎝~5㎝ほどしか 開いていないので

あせらずに少しずつ 少しずつゆっくりと

表の布を引き出していきます。

ミシン目がほつれないように、縫い糸でとめをしたのは、

ここでも縫い目がほつれないようにするためでもあるのです。


 返し終わったところです。

返し完了!通し口から中の布が全部出てきたら、形を整えます。

特に、もう一方の底の角がきちんと直角になるように、

まち針などで、引き出して形を整えます。

形がある程度整ったら、このような布の場合、

アイロンの当たりがでて生地にテカリが生じたり、

風合いが壊れないように当て布をしてアイロンをかけます。



 口金通し口作り

しつけかけ はしから2㎝の幅を定規で確認していきながら 

躾け糸でしつけをかけます。

表布と裏布の長さの差が4㎝ですから、

表地と裏地の縫い目のところあたりがしつけかけの目安になります。

このしつけをかける作業は必ず、袋の中、内側からかけていきます。


はしつけを一周かけ終わったところです。






 ミシンかけ

ミシンかけでしつけをかけたところを、ミシンかけします。

今度は 表からミシンをかけます。

輪になっていて 大変やりにくいところですが、

余分な布を縫い込まないように、注意しながら、

少しずつ布をずらしてミシンをかけていきます。

最後は10㎝ほど糸をつけた状態で糸を切ります。

このとき、ミシンキルト用の押え金に交換すると、

上と下の布がずれずに上手にミシンかけで来ます。

送りジョーズとか、ウォーキングフットという名で売られています。


 ミシン糸の始末

で切った糸の始末は ミシン糸2本を縫い針に通して、

返し縫いした最後の縫い目のあたりに刺して、

表と裏の中に針を入れます。

その後、1㎝~2㎝ほど布の中を通した後、

裏側(袋の中)へ針を出して、糸を切ります。


ひと手間ですが、後々、ミシン糸がほつれたり 

糸足が出たりするのを防いでくれます。




 バネ口金通し

口金を通すバネ口金は 両方の端を同時に別々の通し口に入れていきます。

片方だけ先に入れてしまうと、もう片方が入らなくなります。

反対側に口金が出てくるまで 通し口の中を少しずつ布をずらしながら

通していきます。

出てきた口金を合わせて、止めネジを差し込みます。

ペンチなどで、合わせたところを挟んで、

ネジの頭を叩くようにして、ネジを全部差し込みます。


 バネ口金を通しました。

出来上がり! ネジで両方のバネをとめたら 出来上がりです。

飾りつけをしたい場合は、針が反対側の布をすくわないように、

厚紙を中に入れておきます。

そして ボタンやビーズやリボンやレースなど 

自分らしさを表現できる飾りを縫いつけます。

私は今回は ストッキングの中に入っている中紙を

二つ折にして使っています。

トップの画像で メガネ入れから出ている白い紙が それです。




最後に


今回は 口金通し口から 一気に表に布を返す方法で作ってみました。

ほかにも 裏布の一部を開けておいて、そこから表に返し、後でそのあきを閉じて始末する方法もあります。

袋が大きい場合は あきを別に作っておく方がやりやすいと思います。



手間暇かけて作った小物は、それなりに使い勝手もいいし、愛着もあります。

好きな布に巡り合えたり、捨てがたい小さな布がある場合は、

袋ものなどの小物を作り、愛でてあげたいと思うのは 私だけでしょうか。
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バネ口金を使った小物入れ …画像30枚で作り方を展開! その1

2009-04-17 | 
バネ口の眼鏡ケース
友人からのリクエストのメガネ入れを作りました。

小物作りより カメラワークに重点が置かれたような物作りでしたが、

ポイントは 

出来上がりの重さが軽いもの

 縫う作業をなるべく少なく
      
 裏布が小物の出し入れの時に一緒に飛び出さない

この3点に絞りました。

材料


準備するもの
 表生地 人口スエード地  11㎝(幅)×44㎝(長さ)

 裏地 絹平織り(薄めのタイシルク) 11㎝(幅)×36㎝(長さ)

 裏地用に接着芯    10㎝(幅)×36㎝(長さ)

 ミシン糸 (シャッペスパン60番)

 両面熱接着テープ 0.5cm幅×12㎝

 バネ口金1.5㎝×10㎝

作り方


 布を表・裏を中表に合わせ、両端をミシン縫い

表と裏の縫い合わせ

裏布に接着芯をまず貼ります。

次に 片方の 長さ11㎝部分を縫い代0.5cmでミシンかけします。

…最初と最後は返し縫いを1㎝ほど



 次に もう片方の端を合わせ、こちらもミシンかけします。
  …こちらも最初と最後は返し縫いを1㎝ほど

両端を縫った状態

 両端を縫うと、表が写真のようにたるみます。









 アイロンで縫い代を裏地側に折り返し、表と裏の縫い合わせのところを上と下の布が合うように まち針を刺します。



まず この部分にまち針をしっかりとうって、

表と裏が袋になった時にずれないようにします。

まち針の刺し方は、上の布も下の布も 

縫い目に針を刺すようにします。









 

まち針を打った後で、縫い代を開いてみると、

のように、布がずれていないことがわかります。

もし ここで ズレが生じていたら、

もう一度まち針を打ち直します。









表地は縫い合わせた位置から4㎝~5㎝下がったところから、下の部分を縫い代1㎝で印をつけます。
  裏地はまち針位置から下まで印をつけます(縫い代は1㎝)


印つけ

ミシンで縫う時は縫い止まり位置から縫い始めます。

ミシンスタート位置よってもう片方は、裏側から縫うことになります。

こうすることで、上と下の布の縫いずれを防ぎます。

この違いは 一度、布の下の輪の部分から縫ってみると、

確かめられると思います。

布端にあるのは マグネット定規です。

滑り板のガイドにあるサイズで 1㎝幅のラインにマグネットの

左端がくるようにおきます。

布端がマグネットの端に沿うようにミシンをかけると

1㎝幅で簡単に縫うことができます。


4本のミシンかけ
表・裏地の両端を1㎝の縫い代で縫い終わった段階です。

ここで 縫い代が裏地側に倒れていることを確認。

もし 表地側に倒れていれば、面倒でもやり直しましょう。

場合によっては、口金が通らなくなることがあります。(特に布地が厚い場合)

 表のミシンの縫い止まり位置の補強のとめをします。

補強の止め ミシン糸でも大丈夫ですが、

出来れば手縫い糸の方が丈夫で安心です。

糸は2本どりで、印のところ

(ミシンの返し縫いをしたぎりぎりのところ)に

針をさし、布を少々すくって 刺した近くに戻ります。

両端のとめ

糸をしっかり3回ほど 結びます。

私は、こういう場合は、

和裁の身八つ口やそで口の四つどめのやり方でとめています。

残念ながら 文章で説明するのは なかなか難しい止め方です。

ただ、後々、ミシンで返し縫いしたものの 

その部分がほつれないようにするためのものですから、

しっかりとめてあれば大丈夫です。


 縫い代を開きます。


両面テープ片面接着

アイロンを使って、両側の縫い代をしっかりと開きます。

表地の方は、輪の部分に切り込みを

縫い目1㎜手前ぐらいまで入れます。

裏地は ほつれやすい布の場合は 

切り込みは入れずに三角に折ります。


 ミシンで縫っていない 4㎝~5㎝の口金の通し口の部分の始末をします。

両面テープ貼り

バネ金口通し口の端の部分 

4か所に両面熱接着テープをはります。


5㎜幅のテープを使う場合、なるべく端っこに貼りつけ、

口金を通したときに、めくれることがないようにします。

まず 保護テープの方から、アイロンで押さえます。

熱がとれたら、保護テープをはがします。




保護テープをはがした状態は 保護テープをはがし、メッシュ状の接着面が

見えているところです。

細かい作業なので、アイロンの先で押さえつけることになります。

アイロンの熱が弱いと、布に貼りつきません。






口金入口折1㎝の折り返しで 内側に折り、

もう一度アイロンで押さえます。

両面テープがつく範囲を折り返して、抑えます。













 表地と裏地の縫い代をとじます。

布のむき合わせ方
とじる前に、出来上がりの状態をイメージして、

裏地の縫い代の表が見えている部分に、

表地の縫い代の表が合わさるようにします。

は 縫い代どうしが 合わさる前の状態になります。


の画像の左端が右端にかぶさった状態です。

中とじはじめ

表の一番下の縫い代が上にもちあがり、

一番上の裏地の縫い代と対面するようにします。

表布の縫い代部分のミシンの縫い目ぎりぎりのところから

裏布の縫い代部分のミシンの縫い目ぎりぎりのところに

縫い針をさして、糸を引き抜きます。

次に 裏布の縫い代部分から 表の縫い代分に 針をもどします。





中とじ

上の写真は 裏布から 針を入れた状態で、左の写真は

その針が 表の方に 突き出されたところです。

直角に 直角にと針を刺して 縫っていきます。

布をぴーんと張って 裏と表の長さが 口金を通す位置で

ずれないように注します。







かけはりで引っ張った状態

この中とじをする時、和裁でくけたりするときに使う

かけはりを使うと とても 作業がしやすくなります。

かけはりで挟んだ方の反対側を 

左手でしっかりと引っ張っています。









中とじ終わり

両方の縫い代を裏表でとじ合わせました。


さあ 完成まで もうちょっと。


で休憩しましょう。

続きは 次回へ。



追記:寸法の表記間違いを訂正しました。




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ランチョンマット 作ってみませんか?

2009-04-08 | 
ランチョンマットの手作りの一連の工程を写真で撮ってみました。 ご一緒に!

準備するもの
布: 出来上がりの大きさの2倍+10㎝程度
   表と裏を違うものにする場合は、洗濯により収縮率が変わりますから、一度水通しして干し、
アイロンをかけておきます。
糸: シャッペスパンの60番 
型紙:10㎝×20㎝ほどの厚紙でランチョンマットの角の型を作っておきます…角から5㎝落とす


作り方

① 地の目を通して裁断します。
 
 まっすぐに切った布でも 2枚重ねてみると、多少のずれが起きます。
 そこで 地直しして布目を縦横がしっかり直角になるように アイロンで矢印の方向に伸ばして 布のくせをとります。
 
 AとBの部分…上の布が左方向に引っ張られて歪んでいます。
 この歪みを黄色い矢印の方向に布を引っ張り、布目を正します。
 
布目通し

② 2枚の布の地の目がきれいに通った状態です。
 この状態で作ったものは、洗濯しても 布がよれたり、形が崩れたりすくことがなく、後々の手入れがとても簡単になります。

布目が通った状態

③ 布の角に型紙を置き、印しを入れます…四隅に四回同じことを繰り返します。

型紙置き  印しを薄く⇒ 印しつけ

印しつけ 四隅

④ ミシンで布の端から1㎝のところを縫います。最初と最後は返し縫い。
 表に返すために、口を10㎝ほどあけておきます。

縫い始めと縫い終わり 返し口          ミシン縫い

⑤ アイロンで縫い目が1㎜ほど見える程度内側をしっかり折っていきます。

縫い代折り          アイロンで出来上がりに折り目

⑥ 表に返します。
 ⑤のアイロンで 折りがしっかりとつけてあると、表に返しただけでもほぼ形が整います。

表に返した状態

⑦ アイロンで表と裏が毛抜き合わせに、きっちりとプレスします。

きちんとプレスした状態

⑧ 端から1㎜ほどのところをステッチをかけます。
 
 マグネット式ステッチ定規なるものが、端から同じ幅でステッチをかけるのに便利です。

端ミシンでステッチ

⑨ 続けて、端から1㎝のところをステッチをかけます。
 

端から1㎝でステッチ

⑩ ステッチの2本は 糸はしの始末が少なくていいように、一筆書きの要領で塗っていきます。

一筆書きのミシンかけ順番  返し縫い返し縫いをします。

⑪ もう一度 アイロンをかけて 出来上がりです。
出来上がり

完成
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手作りのテーブルクロスとランチョンマット…春気分! 新年度気分!

2009-04-06 | 
テーブルクロスとランチョンマット

年の始めや新年度は 身の回りを少しだけでも新しいものに変えたくなります。

今日は、テーブルクロスとランチョンマット制作。

ネットで購入した生地が 判断ミスで 服作りには不都合なものでした。
でもインテリアファブリックとしてなら とても良さそう。

我が家のテーブルは 居住空間に不釣り合いな100㎝×210㎝と大きく、
市販のテーブルクロスを探すのはなかなかです。


今回は 布幅いっぱいと260㎝の長さでカット。

耳は二つ折り、裁ち目は三つ折りでコーナーは額縁に仕立てました。

このような長ーい直線をきれいにミシンかけするには、メルターという熱接着糸が とても便利です。

出来上がりにアイロンを使って折りあげた後、このメルターを間に挟んでもう一度
アイロンをあてて借り接着させます。

そうすると、長ーい距離をミシンかけしても 上の布と下の布が最後までずれることなくきれいに仕上げられます。


テーブルクロス1枚分カットしても まだまだ残っている布。


次にランチョンマットの制作です。7枚分カット。

長方形の四隅を5㎝カットした形で縫いました。今日は4枚まで。

明日も ランチョンマット作り続きそうです。

それでも まだ残る布は、どこか奉公に出しましょう。


余談ですが、我が家のテーブルクロスの使い方。

我が家はテーブルの上にまず、ネルの生地をのせています。

その上に 今回作ったような しっかりテーブルを覆うサイズのクロス。

そして透明な塩ビシートをのせ、トップが季節に合わせた柄物のテーブルクロス。

トップのテーブルクロスとランチョンマットはマメに交換しますが、その下はほとんど掛けっぱなし。

今回久々の交換です。

ネルの生地を一番下に敷く方法はヨーロッパの駐在が長かった妹から 教えてもらいました。

ネル一枚で随分クロスを掛けた時の感じが変わります。 試す価値大です。

塩ビは下のテーブルクロスが汚れるのを防ぐため。
大体テーブルの大きさにカットして敷いてあります。
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