DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

地域のコミュニティについて

2005年10月11日 09時24分30秒 | Weblog
今日は、地域の運動会があった。柴田は、自分の行動に煩わしさが増えるのを嫌って、基本的には、この手のコミュニティに参加することはあまりない。しかし、子ども会で参加している以上、無視も出来ず、丸1日運動会に居た。色々、貴重な経験をしたので、ご紹介まで。
まず、開会式に地元議員の野田聖子さんが挨拶に来られた。地域・地元をキーワードに活動をされているためか、こんな小さな活動にも足を運ぶ気配りが感じられた。大変だね。挨拶を終えてすぐに帰られたが、短い時間に爽やかでインパクトのある挨拶をされたが、とても上手!やはり違うね。やはり、挨拶は短く強く、これだね。見習おう。
何だかんだで2種目も参加して、変なリレーでは1位になった。別に、人生には全く関係のない競技なのだが、結構むきになって頑張って、これでも勝つと嬉しい。人間も、単純なものだね。嫌々参加していたはずの運動会だが、来年も出ても良いかなと思っています。自分も意外に普通の人間だったと、安心した。まあ、パパだから。
自分の地域は人数が少なくて、いつもビリだったそうだが、今年は、色々あって越境で家族が増えたりして、15組中5位になったそうだ。別にどうでも良いことなんだけど、ちょっと嬉しい!やはり、人間の総合力は大きい!一人ではダメでもグループなら何とかできる。研究室も同じだし、学校でも同じだ。しかし、それは1つの目標に向かって進んでいる場合で、そうでないと始末に終えない。
しかし、最後の反省会という打上げ飲み会は、欠席した。そこまでは、腹割って楽しむことが出来ないのが、自分の本音なんだな。飲めない人間で、話が合わないと、どれだけ辛い目にあうか、嫌というほど知っているので、そこは防衛線を張ってしまう。多分、話題が合って盛り上がれるのなら、参加してもいいけど。酒飲みの話は、大抵、つまらない。
よく学生の設計課題で、地域のコミュニティを復活させたいと主張があるが、これには大きな疑問を持っていた。と言うより、感情的に反発してきた。皆、日常の生活に追われて、村社会のコミュニティの面倒さが嫌で、核家族という場を作って来たと思ってきた。安直に現状否定をするのはやめて欲しいと思ってきた。今更、懐古主義でもあるまいし、村祭りや消防団を、皆でまたやる気なの?嫌なこった!これが嫌だから、コミュニティを捨てたんでしょ。調子の良い時だけのコミュニティなんて、それこそ嘘じゃないの。
でもでも、人間は本当は群れを作る動物なのかもしれない。しかし、それは微妙なバランスで作られるもので、形を変えながら、新しいコミュニティが作られてゆくものだ。年に1度、運動会しか顔を会わせない仲間、それでもコミュニティだし、これで良いバランスだと思っている。そういう形での、疎な連帯感で安らぎを作って来たのだと思う。学生らが作る、べたべたどろどろコミュニティなんて、きっと幻想だし、作った学生ら自身がこそが耐えられないだろう。今日は、辛口だね。

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