DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

人材それは人財?

2005年11月28日 22時52分40秒 | Weblog
年末を迎えると、柴田の頭を悩ませるのが、来年度の研究室の学生募集である。何年か前、学生があまりにだらけていたので、「こんな状態ならうち研究室ではやっていけない!」と感情的に発言したら、本当に誰も希望しなくなって、慌ててフォローを入れて、人数を確保した苦い経験があるので、非常に微妙な時期である。
柴田の研究室では、来年度も共同研究の嵐になりそうなので、本音、猫の手も借りたいほどの人材不足であって、本当に学生確保は、研究室の存続に関わる死活問題なので、必死である。しかし、誰でも良いかとそう言うわけでもなく、自主的に興味を持ってくれる学生を期待している。
今日も、希望人数の調査があったが、平均は4~5人なのだが、柴田は大きく出て7~8人の希望を出して、一応は認められた。柴田にとって、学生さんは「貴重な人材」もっと言うと「大切な人財」なので、一人でも多くの学生さんの協力が必要なので、他の倍ぐらいの希望を出す事にしている。
しかし、学生間では色々な情報が回っているそうで、DALABは多分、厳しくて面倒な研究室の上位にあると思うので、待っているだけでは8人ものスタッフを確保するのは困難である。そこで、この時期になると、学生の顔色を伺って、勧誘作戦活動開始になるのだが、これが難しい。
何も言わなければ、面倒な研究室として敬遠されるだけだし、言い過ぎれば、重く窮屈な感じで引かれてしまう。この押し引きの加減が非常に微妙で難しいので、困ってしまう。正直、昨年度は焦りがあって押しすぎた感じがするので、結果的には最後に引かれてしまい、とても残念な気持ちになった。
今年は、あまり惜しすぎる事なく、イメージ優先と考えたが、共同研究を中心に考える今の状況を率直に話して、それを踏まえて希望してくれる学生を大切にしてゆこうと考えている。希望は8名だが、これを超える希望者が出てくれる事を、切に切に願っている。
しかし、他の研究室は、面倒が増えると思うのか、少しでも担当人数を少なくしようとしている。研究を展開するためには、人手が必要であり、完全に一人前ではないが、今後の成長が期待できる学生さんは金の卵であって、もっと来しても良いのではないかと、疑問に思っている。
平成18年度に向けて、新5年生8人確保を目指して、慎重に行動してゆきたい!

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