卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

ありえちゃんに会う

2008年10月23日 | オーストラリア体験旅行
ありえちゃんはブライトン高校の日本語の先生で、3年前派遣生の引率で日本に来て我が家にホームステイした。

一昨年、チャイニーズ系マレーシアンの旦那さんと結婚して去年赤ちゃんが生まれ、今は育児休中。

育児休と言えば、オーストラリアでは最高7年間取れるんだって~~@@
で、7年後にはちゃんとポストを用意してくれてすんなり復帰できる。
育児休中に第二子が生まれると、またそこから7年取れる。
すごいよね~。
日本もこれくらいすれば、少子化に歯止めがかかるのに・・。


オーストラリアでも最近のトレンドは、市内のマンション住まいで郊外の一軒家より家賃はうんと高い。
ありえちゃんはその市内高級マンションに住んでいる。
フリンダストリート駅で待ち合わせをして、少し市内観光をしてありえちゃんの家に行った。


メルボルンはトラムと呼ばれる路面電車が走っていて、この茶色いトラムは市内をグルッと一周している。
市民の足でもあるけど、観光客のための物で観光スポットに来ると、
そこにまつわる観光案内の車内アナウンスが入る。
しかも、料金は0円!
やるね~、メルボルン!その心意気は素晴らしい!!
最近、海外から日本への観光客が減っているそうだけど、これくらいやらないと外貨は稼げないよね。
しかもお土産の「I  Melbourne」とかのTシャツも1000円弱で売られている。
日本だったら3000円くらいはするよね。



無料のトラム。






ありえちゃんの義理のお母さんとマーカス君。





ありえちゃんに会いに行く時は、家のすぐ近くの駅から電車に乗れば乗り換え無しでフリンダストリート駅に行ける。
余裕だなと駅で切符を買おうとしたら、日本の駅ではお馴染みの乗車賃表がない・・。
券売機を見ると「zone1」「zone2」「2hours」「1day」「2days」のボタンがあるだけ。
意味不明だったので切符を買っていたおじさまに、「フリンダストリートに行きたいんだけど・・。」と言ったらササッとボタンを押してくれ、表示された料金を投入して無事買う事が出来た。
どうやら、先ずzoneを選んで利用期間を選ぶらしい。

帰りは駅の路線図を見てzone2である事を確認して2hoursの切符を買った。
フリンダストリート駅は大きな駅で沢山のホームがある。
駅員さんに6番ホームだと教えてもらって、電車に乗る時も正しい電車かどうか側にいた人に聞いて乗った。

ふ~~、やれやれ。これでちゃんと家に帰れる。
ありえちゃんと別れてからずっと緊張して注意深くしていたけど、ここでようやくホッとした。


それがいけなかった・・・。


降りる駅を乗り過ごして遙か先まで行ってしまった。


かなり遙か先へ・・・。