卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

8月15日 休息日

2006年09月13日 | マレーシアへの旅
この日は特に観光には出かけず、家の周りを散策したりして過ごした。
ママの仕事が休みで、いつもは家で作らないない朝ご飯を、私たちのために作ってくれた。
ママはこの大鍋一つで何でも作る。
手前にある大きなペットボトルは油。この油をたっぷり入れて卵の白身だけで粗炒り卵を作った。
それを一旦お皿に取りだして、また大量の油を加えて野菜を炒めた。
そこに細い麺と油と水を入れて、最後に粗炒り卵と野菜を戻して出来上がり。
見ていると、あれよあれよという間に出来上がってしまう。
その作り方は豪快で、床に水がドヒャ~ッとこぼれたりする。床には常時大きな雑巾が置いてあって、水や油がこぼれると、手はお鍋をかき混ぜながら足できゅっきゅっと拭く。



ママの愛情たっぷり焼きそば。
日本の焼きそばとは、味も口当たりも全然違う。




食後には、Ringoママの作った無農薬ドラゴンフルーツ。キウイに似た食感で、キウイほど酸味が無くておいしい。
これを食べた後は、口の中がピンク色になっておもしろかった。


ところで、この丸いまな板、直径は30センチもなくて厚さは5センチほどある。
何の木で出来ているのか分からないけど、異様に重い。
とても堅い木で出来ていて、包丁の刃当たりがとてもいい。
たまたま行った近くのよろず屋っぽい店で見かけて、900円くらいで買ってきた。
今、毎日使ってるけど、みじん切りなどはカッカッカッと気持ちよく切れる。






夜もママの作ってくれたご飯を食べた。
WilsonやRingoと外食するのも楽しいけど、家でパパとママと一緒に食べられるのは、とても嬉しい。
パパ、ママありがとう。





Wilsonの家は、中国系にもかかわらずあまりお茶を飲まない。食事の時は水を飲む事が多い。
食後にパパが、「水を飲みますか?」と言ったので、「お茶が飲みたいです。」と答えたらこれが出てきた。
時代を感じさせる籐のバスケット。蓋を開けると鮮やかな布で内張された中にポットがあった。ポットの周りはフワフワのクッションになっていた。
これは保温の為だとか。



絵柄のきれいなポットは、かなり大きめ。