卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

ロース味噌カツ定食

2006年09月12日 | 食べる幸せ
今月初めに、南知多町で県の防災訓練が行われた。地元のろう者代表と言う事で、知り合いが2人参加した。
その時の様子が、ケーブルテレビで放送されると聞いたので、とりあえずチャンネルを合わせてつけっ放しにしていた。
たまたま放送していたのが、地元のレストランを紹介する番組だった。

店の名前は「弥栄」(やさか)、料理長は会社勤めを辞めて長年の夢だった「落ち着いてゆったり食事ができる店」を始めた。(今年4月オープン)
全ての材料に拘った料理の数々、でも一番のオススメは、ロース味噌カツ定食。
豚肉は九州産、京都の味噌をブレンドしたタレ(詳しくは企業秘密らしい)、米は地元の矢田米。

ナビゲーターの女性が食べているのを見て、お腹がグ~~~、よだれタラ~~~。
場所は、よく行くスーパーに行く途中。道路に面してはいるけど、少し奥まっている場所なので、そんなお店が出来ている事には、気が付かなかった。

それが昨日の話。
で、今日のサークルの後、ランチに行こうと言う話になったので、

「弥栄に行こう~~~~!!」

と、提案した。





狭いお店だけど、内装が古民家風で茶色を基調にした、とても落ち着いた店内。
オススメのロース味噌カツ定食(1000円)を頼んだ。



このロースカツ、とっても柔らかいんだけどサクサクした歯ごたえがある。
噛みごたえがあるけど、堅くない。絶妙~~~。
小さなすり鉢に入れられた胡麻を自分でスリスリして、拘りの味噌ダレに入れる。
とても香りのいい味噌。




この温泉卵は、75度~76度のお湯に5時間つけて作るんだとか。
黄身の固まり具合が、これまた絶妙~~。



とても気さくな料理長さんで、食事が終わる頃に厨房から出てきて、あれこれ色んな話をしてくれた。
お客さんが落ち着いて食事が出来るように、壁にメニューや飾り物を一切しない。
器も楽しんでもらえるように、少しずつ味わいの違う常滑焼きの物を沢山用意した。
自分の家で育てている花を、毎日生け代えて飾ってるけど、冬をどう乗り切るかが心配、などなど・・・。

料理だけじゃなくて、至る所に拘りがあるだけあって、ゆったり楽しいランチタイムを過ごす事が出来た。




今度、ふっくんと行こうっと。