goo blog サービス終了のお知らせ 

多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

立川市の神社概略

2011年01月17日 | 神社
立川市の神社概略

立川市は多摩川沿いの南部、柴崎村と玉川上水・五日市街道にそった砂川村が合併してできた。

柴崎は中世より武蔵七党西党の武士団、立川氏の本拠地として栄えた。
諏訪神社はじめ、立川氏ゆかりの寺社や史跡が多く残る。

砂川は江戸時代初期、武蔵野新田の開発に先駆けて開墾された地域で、
その鎮守である阿豆佐味天神社は入植者の心の支えとなった。


これにて立川市は終了!

明日より東村山市の神社を紹介予定。

立川市「八雲神社」

2011年01月17日 | 神社
八雲神社 

鎮座地 1番町2-3

祭神 素盞嗚命(すさのおのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 村持ち

例大祭 5月5・6日

解説 
砂川一番の人々によって祀られている祠。

もと天王社・天王様といわれ、
現在でも当社のすぐ前の玉川上水に架かる橋は天王橋という。

明治39年(1906)阿豆佐味天神社に合祀される。

しかしその後祟りがおきて昭和6年(1931)現在地に祀り直された。
祟りとは・・・?

かつて砂川一番あたりは「火事といえば一番」といわれるほど火災が多かった。
昭和4年(1929)にも大火があった。

その時篠田氏宅の西側は焼けなかったが、
髭をはやした天王様が現れて「ここから西は大丈夫」といったのを聞いた人がいるという。そのため、この大火は天王様の祟りに違いないと言う事になった。