古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

久しぶりのヤブコギ

2011年11月08日 | Weblog
 ほぼ週一のペースで山を歩いているのだが、ここのところ決まったようなコースばかり。
本日はいつもの登山口で山友のSAさんにばったり。
「花は何もないけど、たまには別の山に行ってみますか」との誘い。
二つ返事だった。
箕輪から林道を登り、やがて小さな沢を遡上。ケモノ道らしき踏み跡をたどって急峻な谷筋をつめて尾根に。
尾根は積もった枯葉を踏んでのなだらかな道だったが、時折強い谷風が吹き抜ける。
谷風は思いのほか強く、素手では指先が痛いほどの冷気だった。今シーズンはじめて手袋を着用した。

花はなかったが、所々にムラサキシブやアオハダ、アズキナシなどの実物がいい時期だった。
又、大きな黒毛のニホンジカが目の前を走って行ったり、時々その鳴き声に驚かされたりした。
午前10時から午後4時頃まで山に入ってほぼ6時間、人にはだれにも会わなかった。
久しぶりにヤブコギを楽しんできた。

添付の写真は山もみじの紅葉。ほとんど葉を落とした木々の中でたった一本、ひときわ鮮やかだった。