D.D.のたわごと

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プロ野球 話題あれこれ(11/2)

2004-11-02 21:58:36 | プロ野球
■ドラゴンズ,2年10億円オファーでベイ主砲T・ウッズ獲りへ
主砲アリアスを早々に放出して獲得へ自信満々のタイガースとの一騎打ちとなるが,
「値段をつり上げるマネーゲームはしない。一発で決める」とドラ陣営フロントは強気。

しかし,1年あたり5億円というのは,やっぱり破格ですね。
チーム内のバランス上どうなのかな…とはいっても,
コンスタントに年40発・100打点いける選手となると「一塁・4番」の穴を埋める
ことが至上命題となっているドラとしては高くない買い物ということなんでしょうね。
今年の成績だけからいうとラロッカ(広島)の方が打率2位,長打率.677(1位)で上だったりする
のですが,荒木とベストナインを分け合ったように二塁ポジションがバッティングしますからね。ウッズ,価値無限大といったところですか。

それに,選手に年棒分だけの働きを期待するふつうの監督と違って,
落合監督は,年棒に関係なし・横一線で選手を評価・起用しますからね。
助っ人4番がダントツの高年棒を取っているからといって
チームの和には心配ないでしょう。あの年棒で4年間0勝の憲次郎選手でも
チームがもめるどころか一丸となった前例もあるし。
その憲次郎氏が契約満了したこともあって予算に余裕ができたわけで
福留選手が復帰すれば久々,「恐竜打線」の復活となりそうです。
…そうなると,あのサンアップの飛ばないボールは引き続き使うんでしょうかね?


こんにちは,ラゴンズ好きっ子ことD.D.(男。長井秀和34歳と同い年)です。
今日はプロ野球でいろいろな話題がありましたね。

■プロ野球コンベンション,伊東、落合両監督を表彰
ライオンズ伊東勤監督……パ・リーグ会長特別表彰として優勝監督賞
ドラゴンズ落合博満監督…セ・リーグ会長特別表彰として最優秀監督賞
 あれ?ビミョーに違うね。レギュラーシーズンの成績の差?

18年ぶりの三冠王&パMVP松中信彦(鷹)…セ・パ両リーグから会長特別表彰されたが、病気療養中のため欠席。(アイタタタ)

しかしそれ以外は,セMVP川上憲伸投手(中日)のほか、タイトル獲得選手らが多数出席した。(オメデトー!)

■ついてこれなければ即強制送還または解雇・ドラゴンズ秋季キャンプ
宣言通り,スタート早々,わずか1時間9分で山井が強制送還の憂き目に。
野手組でも足のけいれんを訴える選手が続出した超ハード練習が終了したのは、日が暮れた午後5時40分。悲願の日本一へ向け、地獄のキャンプが幕を開けた。

その昔,現国会議員の江本氏が『プロ野球を10倍楽しく見る方法』で
「秋季キャンプで鍛えてもオフの間に体は戻ってしまう。首脳陣の自己満足にすぎない」
と語っておりましたが,鍛える必要,あるんですよね。

「(監督が)現役の頃は,素振りを2時間でも3時間でも続けることができた。
 そのくらいのレベルまで引き上げるのは最低条件」ということで,
落合監督が就任当初,命題としていた「全体レベル10%アップ」は1年前の秋キャンプに始まりました。で,チームを引っ張るクラスの選手はオフも体の鍛錬を怠らず,春キャンプ初日の紅白戦・エース憲伸全力投球から10月1日の優勝まで怒濤の快進撃が続いたわけですよ。
(あれからもう1ヶ月たったのか…)

■ロッテ球団初の自由枠!!MAX148キロ本格右腕
手嶌です!目指すは日本一のアゴ男…新日本石油・手嶌智投手(22)が1日、東京・港区の同本社で会見を開き、ロッテに自由獲得枠で入団することを発表。
オメデトー!
ドラフト1位指名選手に関してダントツの入団拒否率を維持し続け,
ドラフトの意味まったくなしのスカウト環境で戦い続けてきたオリオンズマリーンズ
でしたが,ついに春が来ましたね。これからは,パ・リーグですね。
…って,無事活躍してくれよ。

PS.マーリンズ?マリーンズ?それともマリンズ?
 いつも記憶があやふやなんだよな~。
 マーリンズはフロリダ,千葉マリンズは『第三野球部』。ということで,
 いつも消去法でマリーンズと承知しております。

■SHINJO,新潟中越地震救済に一肌
自らも数百万円を寄付するほか,1千万円を目標に義捐金を集める活動を
忙しいオフの活動を縫って年内いっぱい続ける予定とか。
すばらしい。
今年の新庄は全然,ただのチャラ男じゃない。世のため人のために立つ男だ。

それにしても阪神大震災のときにはタイガース副選手会長として
義捐金集めに活躍,
2001年,9.11のテロの際はメジャー1年目,メッツの選手として
ニューヨークでその事態に直面したのですから,深いものがあります。

■50年ぶりのプロ野球新規参入球団は楽天
・落選で落胆のLD堀江社長は仙台で会見,
 楽勝の楽天三木谷社長は東京で会見。どちらもそれまでのイメージ通り。

・私だけ? 仙台と楽天の組み合わせ,
 何度見てもしっくりこない
 …「仙台楽天」じゃなくて「東北楽天」なんだけどさ

・さらにさらに言えば,
 ゴールデンイーグルス,ダサダサ。誰が決めたの?
 堀江氏,登録済みの「イーグルズ」を
 「欲しければどうぞ」と言ってたけれど,いらねぇよなぁ。
 (草野球・少年野球で「イーグルス」の人,
  およびホテルカリフォルニアの人たち,ごめんなさい)

・発表前から「31歳でまだ若いんだし」などとLD落選を示唆しまくりの
 虎久万オーナー。不祥事で辞める立場という自覚,まるでなさそう。
 「野球が好きかどうかで決まる」というようなことを言うてたそうですが
 あんたの野球嫌い,有名ですから~!!

・で,8日には新牛と新規鷲の間で分配ドラフトの予定とのこと。
 1対1ということでもありますし,相手は既存保有選手ゼロ。
 ここはひとつ,プロテクトなしということで,いかがでしょうか。
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高村薫『新リア王』と日経

2004-11-02 06:38:42 | ニュース
先日のブログの中でタイトルを「トラブル2件 高村薫と島田紳助」としながらほとんど紳助氏のことにしか触れていなかったので,
「この件については後日また」とした高村薫氏について一応触れておきたいと思います。

高村薫氏の訴え(毎日新聞26日未明ネット版より)
日本経済新聞に連載中の新聞小説「新リア王」の掲載終了をめぐり、
作家の高村薫氏が25日午前、同社を相手に「著作権侵害にあたる」として
約束の履行を求める仮処分申請を大阪地裁に申し立てた。
結局、同社が高村氏の主張をほぼ受け入れ、申し立ては同日午後に取り下げられ、
31日付の「最終回」でお断りとおわびを掲載することになった。

 高村氏は03年3月から同紙朝刊で連載を開始。トラブルの発端は、
今年5月に同社から連載終了を要請されたことから始まった。
 申立書によると、高村氏は担当編集者に
「8月末で終え、作品の続きを月刊誌に掲載する」と伝えた。
しかしその後、同社は次の連載小説の都合がつくまで連載を続けるように依頼してきたため、
高村氏は10月29日を最終回とし、
末尾に「未完」「作品は加筆の上、05年に新潮社から刊行予定」のお断りを載せることを確認し、
執筆を続けた。
 しかし、同社が承諾なしに最終回を31日とし、
10月19日以降29日までの原稿11回分を13回に分割し、
お断りなども掲載されそうにないことが判明。
高村氏は25日午前、同地裁に約束の履行を求める仮処分を申し立てた。


これを受けて,日経は26日朝刊に「お断り」と題して「おわび」を掲載。
日経側の「『新リア王』連載について 本社お断り」の内容*******
高村氏は申立書で(1)同小説を10月29日掲載分として送付したにもかかわらず
日経は掲載を引き延ばすため,同月19日付以降,最終回までの11回分を
13回分に調整した
(2)最終部分に「未完」と記すよう求めていたのに勝手にこれを削除した
ゲラを作成した--などと指摘,
各回を通常の分量に戻し,最終回に「未完」をつけて出版社からの刊行予定を
周知することを求めた。

日経は高村氏との意思疎通や社内の連絡不行き届きがあったのは遺憾として
「未完」+刊行予定明記+「おわび」掲載 で高村氏と合意。

日経は,
高村氏が申立書で「連載終了時期は本来05年2月になるのに日経側が途中打ち切りを
申し入れた」としている点については事実関係が異なる-
終了時期に明確な合意はなかったと受け止めていた。
また,掲載分量の調整については
「まとめて送られてくる長文の原稿を適宜1回分に分けるのは
 筆者の了解を得られたもの」と誤解していた
*************************************

まさに,日経の「高村氏との意思疎通や社内の連絡不行き届き」が
すべてという感じですが,
日経を読んでいる人にとっては,最終面の連載(小説や「私の履歴書」)は,
前の連載が月末に終わって,1日から新連載が始まるという区切りが
当たり前
になっているので,10月29日までと決めて原稿を送りつけるというのは
プロの作家としてあまりにも勝手だと思うんですよね。
次の作家の連載を10月30日の土曜日から始めるなんて考えられませんし,
じゃあ,土日の2日分,空いたスペースに別の記事(コラムなど)を延長して埋める
なんてのも考えられない。

NHK朝の連ドラや民放の昼ドラは毎回15,30分の間に
何らかのクライマックスとオチ(または引き)を入れないといけない制約があるので
そりゃ大変でしょうが,今回の件では,会話のシーンで1セリフが前の日の最後に入るか
次の日の冒頭に入るかというくらいで別に内容的に大きな問題があったとは思えない。
むしろ,スペース調整のために行間が広がり,見た目空いた感じになってしまったのが
問題だったかなと。
これについては挿し絵画家の写真パクリ事件で,2月26日以降次の画家に替わるまで
行間バカ空きのスッカスカでしばらく掲載が続いた時期があるんで,
その頃よりはましだろうと思うんですが,高村氏としてはトラウマが蘇ったんでしょうか。

まぁ,連載日数引き延ばしにしても,「未完」&刊行予告(宣伝)カットにしても,
日経の(担当編集者など一部の独断かもしれませんが)確信犯であることは間違いなく
高村氏に対して相当むかついてたんでしょう。
5月に日経から連載打ち切りを打診したというのが事実なら,
次の作家が見つからないという理由で8月末でやめるという高村氏に延長を要請するのは
ちょっとひどいと思うので,打ち切りというよりはちょっともめたはずみで
編集者が何か言っちゃったといったところじゃないんでしょうか。

はたしてこの担当者,日経で
「会社の顔に泥を塗りやがって」と思われているのか(場合によってはクビ)
それとも「大変だったな」と言われるほど高村氏はすごい人だったのか。
出版社に勤めている私としては,気になるところです。
立場を考えれば,トラブルの責任の9割8分くらいは編集側-ってところですが。
イラストレーターのパクリ事件は個人の責任(犯行)ですけれど,
それに象徴されるような,いやな因縁のまとわりついた連載でした。




冨田和音株式会社(冨カン…トミカン)って何?→冨田和音株式会社 京都支店
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