D.D.のたわごと

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しょもない日記(11/13)トドクロ

2004-11-13 17:22:10 | Weblog
■ノーベル製菓から,「トドクロちゃんぬいぐるみ」が届いた。
瀬川瑛子が「猛~毒の飴~♪」
と歌っているのど黒飴のキャラクターだ。
CMではどうも思っていなかったが,買ったのど飴のパッケージに
応募券が印刷されていたので,何の気なしにハガキに貼って応募していた。

競争率低かったのか?

きのう,宅配屋の不在通知があったので,
ぬいぐるみが届くと思うと言ったら,
ふだんから家が狭いとグチまくりのかみさん,
予想通りボロクソ。

「使わないものは応募しないでよね。
 (応募するなら)お肉とか。」

園のバザー行き,早くも確定。

ピンキーの巨大バスタオルのときはよかったんだけどね。

留守番してる間に届いたのは28×28×34cmの箱。
ちょっとした椅子になるくらいの大きさだ。
バザーに出すには新品でないといけないのだが,
この箱を開けても新品扱いになる(この中でさらに包装されている)のかどうか
一度開けて,見るだけは見てみたいのだけど…。

昨日までの生暖かさから一転,
急に11月らしい寒さがやってきた。

京都は朝から青空が広がるって予報だったのに昼過ぎまでドン曇り。
おかげで洗濯物,厚手の生地のやつは全然乾いてないよ。
東向きのベランダだから…。

寒いということで,ここ2~3週間ほど獰猛さが影を潜め
昼でも動きがにぶってきた我が家のスッポン
(琵琶湖産,推定2歳)がいよいよ冬眠モードになってきたようだ。
去年一度冬は乗り切ったので大丈夫だと思うけど
とりあえず屋内に水槽を置かせてもらうスペースを確保しなければ。

冬眠ということで水を入れた状態だと溺れてしまうのではと
水なしで砂利の中にいさせていたら
甲羅がシワシワにしぼんでしまったので,
水槽に水を入れておくのは確かなのだが,
けどやっぱり溺れないか心配だ。
水と砂利の量のバランスはどのくらいだったっけ…?

■生き物つながりで,カタツムリの話。
トリビアの泉で紹介された,毛の生えたカタツムリ
うちの近所にもいました。

よく通る道(かみさんや娘はほぼ毎日通る)があるのだけれど,
その道沿いに,カタツムリがよく出る塀(その家,廃屋で草木が
うっそうとしているせいかな)があって,
半月くらい前の雨の日に,「カタツムリいるよ」って娘に連れ出されて
見に行ったら,毛の生えたやつでした。

いつも見るカタツムリはくっきり黒い筋の入ったやつ(ミスジマイマイだっけ?)
とか特徴のないカタツムリだけれど,
毛の生えたカタツムリが,3~4匹いました。

この毛は一度抜けたら二度と生え替わらないとのことなので
だいぶすりきれた感じでした。
トリビアみたいに加納典明がヘア写真を撮影したくなるような
カタツムリは,おそらく卵から飼育されていたやつでしょうね。


■生物もう1ネタ まだまだ異様に生暖かった先週,
ベランダで何年かぶりにアオマツムシを発見。

この虫,そんなに昔から日本にいたわけではない
いわゆる帰化昆虫なのだけれど,けっこうポピュラーに存在しています。

リーリーリーとかなり強い声で鳴くので,
このあたりでもしっかり生息しているのはわかるのだけれど,
樹上生活者なので,その気にならないと
意外と目にすることがなかったりします。

小学生の頃,春日井のF団地に住んでいた頃は
毎年当たり前のように見ていましたけれどね。
そういや,アカビロウドコガネとか,団地の階段スペースの
上のへりとかによくじっとしているのをつかまえたりしてたな…。
コメツキムシもよくつかまえて遊んだよ。こっちは今でもたまに見ますね。

なんて,急にアオマツムシが見たくなってその2~3日くらい
通りがかりの木で鳴いていたら手の届く葉っぱに止まっていないか
探してみたりしていた折に,ベランダでポテッと
足元にたたずんでるのを発見したものですから
こりゃ奇遇だなと思ったわけです。

で,つまんでみたら…茶色い唾液を出してこときれてました。
その姿を見せるためだけに最期をそこで迎えたのか?

こんな小さなしょもないことでも,
偶然の不思議を感じてしまうD.D.でした。



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【追記】 MBS毎日放送の『せやねん!』で
矢沢永吉羽賀研二が借金を完済した話をしていた。

土地取引に絡んでだまし取られてできた35億円の借金を
6年で返済した永チャン,さらにスタジオを新築して計50億円
これを番組は,E.YAZAWAタオルに換算するとどれくらいか
という視点で検証。

1年で47公演,6会場は平均1万5千人収容,
残りは平均2500人収容で計
全員が5000円のタオルを買ったとして,年10億円(爆)。


コンサート会場では,マジでほとんど全員が買うというし,
おみやげや予備とかで何本も買う人がいるだろうから
あながち不可能な数字ではない。
まして,原価そんなにかかってないだろうから…

「俺,タオル売った金で返したよ…」
ヤザワ口調で口にしてみる。笑える。

以上,本日の日記,完  
コメント (1)
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田宮版『白い巨塔』再放送と唐沢版 (3-完結)

2004-11-13 14:01:43 | テレビ等
月の最終週,カンテーレこと関西テレビで
月曜から日曜までぶっ続けで夕方前の時間帯に放送された
『白い巨塔』田宮二郎版の再放送について,

前回のエントリー
「昭和版(田宮版)『白い巨塔』再放送(1)」
「昭和版(田宮版)『白い巨塔』再放送(2)」
のつづきです。

ここまで,主な出演者陣について新旧比較をしてきましたが,
最後には,主人公・財前五郎とその妻杏子・愛人ケイ子について感想を書いてみたいと思います。

財前五郎
【昭和版】 田宮二郎 
【平成版】 唐沢寿明
  ※昭和42年,原作小説が一審勝訴で完結していた当時,
   初のテレビシリーズが佐藤慶主演,NET(現テレビ朝日)系で放映。
  ※平成2年,村上弘明主演のドラマスペシャル(前後編)がテレビ朝日系で放映。

 原作者・山崎豊子がその生き様をモデルにしたとも言われる田宮二郎,
その存在感はすさまじいものがあり,原作のもつ迫力,人間がもつ物欲・出世欲を
ギラギラと発し,魑魅魍魎の思惑が渦巻く怒濤のストーリー展開を体現するのは
圧倒的にこちらであります。

「医者の話に患者が口を挟むんじゃない!」
コワー! すごいリアル。
しかし,今は当然のことながら,昔でもこんなコワイお医者さん,
いたんだろうか?

というわけで,現実にいそうな医者(大学病院の教授)となると,
ルックスがかっこ良すぎますが,唐沢さん,本当によかった。

田宮版の存在があまりにも大きすぎて,最初に主演のオファーを受けた際に
「まだ若すぎる」と断り,今回の主演実現まで8年を要したという唐沢氏ですが,
当時40,それでもまだ若い感じはしましたかな……が,
現実の大学病院って,結構「30後半くらい?」って感じの腕利きの教授とかいますし,
前のエントリーでさんざん若すぎると悪態をついてきた競演陣に比べれば
もう,この重責を十二分にこなしたと思います。ベストだったと思います。

◆教授選が大詰め,決選投票に持ち込まれ,
対立候補の菊川教授(沢村一樹も若かったなぁ~。知的さは感じましたけど)を
辞退させようとボヤッキーとトンズラーの医局員2人組が
石川大学まで乗り込んだときのこと,
情報をつかんだ東教授が財前助教授を呼びだし,

「私は君のことを信じるけど,人がそれを信じるか…
 君の差し金で動いたと思うだろうね」

とネチネチ。これに対し財前,

「第一外科の助教授を排除して後任教授を外から入れようとすると
 医局員たちが東教授に対して不信感を抱いておりまして,
 いくらそんなことはないと静めようとしましても,
 私の力でおさめられますかどうか…」


と切り返す。

東 「これで君と私の人間関係も終わりだね」

視聴者(もうとっくに終わってるだろ!!)

で,唐沢版だと,財前が東の目の前で教授の椅子に座るんですよね。
(正確には,席を立ち上がった隙に入れ替わりに座り,東が振り向いてギョッ)

あれは原作になかったので,見ててガツンときました。
田宮版ですと,東教授が部屋を出た後,
「行ってしまったということは,この椅子には座っていいということだな」
など,自己言い訳のような独り言をいいながら座るんですね…。

  しかし,なんですな,
  当時のドラマって,心の中のセリフをいちいち音声にしないと
  視聴者にわかってもらえなかったのでしょうか?

  小説なら文字だけですから,すべてが言葉に変換されないといけない
  わけですが,ドラマなら映像がありますからね。

  さっきの「人間関係も終わりだね」のところでも,
  田宮版ですと財前のアップに「そんなものとっくに終わってるよ」
  という心の声が重なるんですよ。
  なくたって,視聴者はみんな心の中でツッコんでますって。


さすがに終盤になって五郎がガンに倒れ,
身内に囲まれながらも周りには病気を隠されて
一人もがきながら死に近づいていく命のドラマモードに入ってくると
田宮版のシリアスさは圧倒的なものがあり,
唐沢版が淡々としたものに感じられてしまうほどの印象があります。

ですが,唐沢財前の,助教授から教授に昇格したときの
鮮やかな雰囲気の変わり方
はほんとうに目が覚めるようなものがありましたし,
教授選のときなど,権力者に取り入ってはい上がろうとする様は,
田宮財前のような押しの強すぎるキャラだと微妙に無理があるかな
(強い者の力にすがるというイメージと合わない)という感じで
唐沢版の方が自然に見ていられました。


財前五郎の二面性…仕事の世界で強い男を見せ,
プライベートで弱い男の面を見せた相手が愛人の花森ケイ子
(クラブ『アラジン』のママ)。

これについては,ネット掲示板などでも賛否が大きく分かれましたね。
母性という点で【田宮版】太地喜和子
かわいらしさという点で【唐沢版】黒木瞳
といったところでしょうか。

私には,当時のメイクとかあの落ち着きぶりが
ちょっとピンとこないので,太地喜和子版ケイ子はちょっと得点対象外です。
男が安息を求めたくなる女性,と言われればそうなのかなという程度です。

黒木瞳のケイ子は,なんか序盤にいきなり話題に(というより好奇の対象)なり,
週刊誌などで,エロいシーンが注目とか(ありましたっけ?),
全然演技がうすっぺらくて軽い女になっているとか,なんか変な見方をしている
情報がやたら飛び交ってました。オジサン対象のメディア特有の現象なのかもしれませんね。

教授選などでも心から応援,なんてことは全くなくて
距離をとって傍観者ぶって「お手並み拝見」って態度をとるのですが,
男としては,こんなふうに半分いびられているような
応援のされかたのほうがある意味はりきれるかもしれません(相手による)。

その教授選,
五郎本人を帰らせて愛人とツーショットになる妻。というシーンがありました。
「大事な教授選が終わるまで夫に会わないでほしい」と言う杏子。
しかも、「教授選が終わったら夫を返す」とまで言ってのける。
これに対してケイ子も「女性問題で教授になれないような人は、しょせんそれまで……」
女がすごく強くなった,これが時代の流れなんでしょうか。

その妻・財前杏子,唐沢版若村麻由美が強烈でしたね~。
JACKSON5!じゃない,釈尊会!(以下自粛)
すごい主張の強いハデ妻でしたね~。
くれない会でもやり手ぶりを発揮して縦横無尽。
五郎はムコ養子なんですから,かみさんが力を握ってるのはある意味当然。

田宮版は,生田悦子
え?欽ちゃんファミリー?!(「よいOL」役で欽ドン出演) 言われてもピンとこないわ。
原作に忠実に,存在感のまるでないよき妻でした。

原作や田宮版になじんでいる人なんかは,
「妻と愛人,キャラ一緒やんか!」
と思わずツッコミたくなる違和感が感じられることでしょう。
僕も,あれなら愛人いらないじゃん(もしくは,
あのキャラじゃまるで妻と愛人があべこべじゃん)と思ったものです。

ですが,
うちのかみさんの話によりますと,
男って,なんでかよくわからないけれど,
妻と同じタイプの女を愛人にするんですって。

京都市のとあるゴルフ練習場のオーナー,
かかあ殿下で有名なのですが,愛人にも人前で罵倒されたりとか
されたい放題なんだとか。
「なんでまた,わざわざ愛人もってまであんな目にあって…」

人間って,不思議ですね。



◆すごく参考になるサイト→僕たちの好きな白い巨塔(講談社・週刊現代)


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