D.D.のたわごと

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今週のブラック・ジャック(11/1)

2004-11-01 21:18:47 | ブラック・ジャック
GOOD!!期待通り,いいお話でした。

写楽泡介くん(元ネタはシャーロック・ホームズ)が出てきたときには,
なぜいじめられっ子と物まね少年(→アニメでは俳優少年に変更)
…原作では同一人物…を2人の少年に分けたのか
「?」でした。
「いじめられ役は美形の少年ではなくそれらしいルックスのキャラに任せろということか?!」

いくらはまり役とはいえ,わざわざ写楽君(バンソウコウ使用時)を起用して
そんな役を作るというのはあんまりだと思ったのですが,
次回予告を見ると,写楽君,次回も登場のようす。
ということは,彼を狂言回しにして,ドラマの主役になる登場人物と
BJ-ピノコの主人公ラインを結ぶ接点にしようということのようですね。
確かに,1話20ページ弱のマンガと違って,
30分番組で前半のCMまでに一度もBJが出ないというのは進行上ツライ。
納得です。

前回の評では,動物キャラが人物と違和感なくていいと書きましたが,
今回は,学校もので映える夕暮れシーンなど,いい色遣いを堪能しました。
影や陰影のついた色遣いやしっかり書き込まれた背景に,
児童マンガふうの人物が全然浮いていなかったのも見事です。

とにかく,子どもでも読める(見られる)ユーモラスな語り口や登場人物で
人間ドラマを簡潔に(切実なんだけれどむごたらしくリアルでない)見せる
手塚マジックの真骨頂。前回(第1回の再放送)より数段今回の方が上と思います。

「ブラックジャック先生じゃなきゃ手術なんてしない!やだ,やだ!」
「チャコ!わがままを言うんじゃない!」
「………よし!手術して欲しければ手術料をよこせ!!
 そうだ,私の手術料は高いぞ。1億円だ!
 払えないなら,手術はしない…
 幻滅したか。そうさ,医者なんて偉い人のように見えるけど,
 お金を儲けたいがめつい人間がいっぱいいるんだ!!
 そんな医者に憧れるのはよせ。くだらないから…」


そこへ真打ち登場。
「おわ,本物のブラックジャックだ!」
「今のセリフ,身にしみたよ。今の今まで,この手塚くん(医師)に頼まれて
 この子を診てやるだけのつもりだったんだ。金にならない病気のようだったからな。
 だが,お前さんの言葉で,急に治したくなったよ。
 この子は私が手術しよう」
「ありがとう…本物のブラックジャック先生」
「ただし,手術料はもらうよ。
 よし,手術料はそっちのブラックジャック先生が1億と言ったから,1億だ。
 払えるか?」
…払うさ!俺が一生働いてでも絶対払う!
「こちらのブラックジャック先生,どうします?」
「…い,いや,僕は千円でもいいんだけれど」
「そっちの先生が言うんならしかたないなぁ。それで手を打つか」

クサい!でも,いい!
俺はこれがいいのよ!




くだらない蛇足ながら,ふしぎなメルモがゲスト出演した今回,
最後の「お兄ちゃん,大好きよ」
「(偽者の)ブラックジャック先生,すてきだったわ」
というセリフは,“妹”ブームの今(いつからだよ),マニアにはたまらないか?!

でも次回の「六等星の男」は,サービスシーンはございませんw。
ただし,この話も私は大好きです。
カッコいいよなぁ。六等星は六等星でも,見事な地上の星ですよ。
マニアの次はお父さんのハートをわし掴みか?!
『白い巨塔』,『ブラックジャックによろしく』と病院や医大の
象牙の塔内幕ドラマがお茶の間を沸かせたこの時期,
早めにやっておけ!GOだ!

NextKarte:05「六等星の男」

PS.『ブラックジャックによろしく』ってタイトル,
 『ジョー・ブラックをよろしく』(ブラッド・ピット主演)から拝借したんですよね?
 つい先月くらいまで知りませんでした。
コメント (8)
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秋の天皇賞2004回顧

2004-11-01 12:26:53 | 競馬
いや~,サプライズ!
牝馬2頭が(2)(3)着を占め,ワイドで50倍ですか。
わずか2週間前に(4)着とはいえ3歳牝馬戦であれだけ取り乱した
ダンスインザムードがここまで好走するとは思いませんでした。

で,予想のブログでも私,騎手に注目しましたが,
この秋のGI戦線で,
スプS…大西
秋華賞…池添
菊花賞…岩田[地]
と,結構地味めの騎手が勝ってきたので,
雨にたたられてスギノハヤカゼでのGI獲りを逃して以来パッとしなかった
田島裕(ナリタセンチュリー)あたりの激走を内心期待した
のですが,
結果は,
(1)ペリエ (2)ルメール(?!) (3)武豊 (4)蛯名 (5)横山典
という有名どころが占めることになってしまいました。
ユタカなど,選び放題だったお手馬の中で牝馬アドグルを選んで(3)着ですから
さすが。それより先着したムードのルメールには更に驚きです。

ツルマル,安勝だったら連に絡んでいたかもね。
「勝ち目がなくなったらすぐあきらめて惨敗」癖のある蛯名でこれだけの追い込みですから
本当に状態はよかったのでしょう。いやいや残念。(蛯名騎手,ゴメン)


●それにしても,この天皇賞,ノーザンテーストダンサー症候群を思い出してしまいました。
これは,かつて米国競馬界でノーザンテーストダンサー(ND)産駒だらけになった時代,ND牝馬が先行すると,同じND産駒の牡は上位にこれないという現象がありまして,ND産駒どうしの牡牝では“近親相姦”になってしまうので本気で追いかけられないのだとまことしやかに言われたものなのです。で,今回は見事に「SS症候群」状態。ダンスインザダーク産駒のツルマル(4)着を別にすれば,5頭も出走したSS牡馬のうち最上位は(12)着のリンカーン
…って,ゼンノロブロイが勝ってるじゃん。


1○ゼンノロブロイ 1:58.9
2 ダンスインザムード 1.1/4
3 アドマイヤグルーヴ 1.1/2
4▲ツルマルボーイ クビ
5 ローエングリン 1
6△ナリタセンチュリー 3/4
7 ヴィータローザ 3.1/2
8 トーセンダンディ クビ
9 バランスオブゲーム 1.1/2
10◎シルクフェイマス 1/2
11 テレグノシス クビ
12△リンカーン クビ
13 シェルゲーム 3/4
14 サクラプレジデント アタマ
15 マイソールサウンド 2
16 ヒシミラクル 10
17 ダイワメジャー 1.1/2

単勝     複勝
13 340円   13 140円 
        4 1030円
        8 560円

枠連     馬連      馬単
2-7 3090円  4-13 8210円  13-4 12240円

ワイド
4-13 2360円  
8-13 1370円  
4-8 5070円

3連複      3連単
4-8-13 34230円 13-4-8 207930円
コメント (8)
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