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『弁護士のくず』リアルで訴えられる

2008-03-04 22:32:00 | 弁護士のくず
「弁護士のくず」に賠償請求=盗用問題で提訴-東京地裁
2008年3月3日(月)17:18 (時事通信 - goo ニュース)

 漫画家井浦秀夫さんの人気漫画「弁護士のくず」に小説を盗用されたとして、内田雅敏弁護士が連載中止を求めた問題で、内田弁護士は3日、井浦さんと発行元の小学館に500万円の損害賠償と単行本化の差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、同漫画の「蚕食弁護士」シリーズは、内田弁護士が体験を基に書いた「乗っ取り弁護士」を盗用し、著作権を侵害した。

 この問題をめぐっては、内田弁護士がシリーズの連載中止を求める仮処分を先月、東京地裁に申し立てたが、最終話が掲載されるまでに判断は示されなかった。井浦さんは記者会見で「資料として参考にしたが、ストーリーは独創」と反論していた。 

「弁護士のくず」 盗用めぐり提訴(産経新聞) - goo ニュース

人気漫画の作者に500万請求 「弁護士のくず」で提訴(共同通信) - goo ニュース


弁護士のくず (6) (ビッグコミックス)
『蚕食弁護士』シリーズ,本当面白かったですよ。
連載当初の1話読み切りから最近は3話完結のパターンになってきた中,あっと3話で終わらぬ4話完結で,最終話が出る前に訴えが出された旨ニュースで見た際にはまさか差しとめになったりはしないだろうとは思いながらも無事最終話が読めてほっとしたものでした。

原告が書いたという『乗っ取り弁護士』を読んでみないと
盗作かどうかの意見は出かねますが,
ストーリー自体は『弁護士のくず』以外のなにものでもない話
でしたからね…。あの内容なら「最終話を皆に読んでもらった
ほうがオリジナルであることがはっきりする」とばかりに
発行差し止め要求を無視したのもわかります。

無能で気弱,なんでも周りの言うなりになってしまう
世襲のボンボン社長の性格につけこみ,会社の財産を思うままに
食い荒らし(蚕食),ついには社長の解任・追放まで
画策し始めた顧問弁護士と九頭たち白石法律事務所の面々との
対決を描いたストーリー。
たしかに,「蚕食」という言葉はサブタイトルに使われている
ようにこの話の看板となる重要なキーワードですし
敵となるアクイ弁護士の会社食い潰しテクニックも
この話を成立させる上で必要不可欠な要素ではありますが,
一方で,ストーリーの大きな柱はグズでNOと言えない
ウスラ社長がいかに立ち上がるか,夫人との関係を修復するか
といった『弁護士のくず』恒例の人間ドラマにあるんで
パクリかというとどうかなぁ…?

それに,法律の悪用手法って,そんなに著作権を主張できるほど
創作性のあるものかなぁ?
『乗っ取り弁護士』の内容は著者の経験を書いたものという
ことで,彼のオリジナルなんでしょうけど,
それまで全く事例がなかったとはいいきれない。
個別の行為については和久俊三先生の著作とか探したら
案外出てきたりするんじゃないの?(素人の暴言です)


ナニワ金融道 (10)(講談社文庫最終巻)
『ナニワ金融道』完結シリーズで一般に知られていない
海事代理士の船舶登録業務に絡んだ詐欺
「ゼロ号不渡り作戦」レベルのオリジナリティある
テクニックなら著作権を主張してもいいと思いますけど
(このアイデアを作者の青木雄二氏に持ち込んだブレーンはこの功績などにより後継者として承認され現在『カバチタレ』連載してるんですよね),
今回の件,日経朝刊の記事に書かれていた小学館の
コメントのように「内田氏が盗作されたと主張するのは
実在する事件の経過であり」
ってことなら,
「著作権侵害の事実はない」で終わりだよなぁ…。

『くず』側の福井健策弁護士のコメントにもあるように
「参考文献として掲載しなかったマナー違反は反省するが、
社会的事実に対して著作権侵害は成立しない」

というのが結論じゃないかなぁ。
単行本掲載時にはクレジット入れる,そんでオリジナルに
ちょろっとマナー違反を詫びる広告入れるってことで終わりでね?

そもそも,なんだかんだいって内田弁護士,
これをもってどこに500万円の損害が生じたのか
今の僕には理解できない。
己を知らない天使のように振る舞うしかない。


やっぱりおまえはバカじゃない

タイゾーブログ原作w
まあタイゾーブログに雪山体験をパクられて
それが災い転じて福,いい宣伝になって
著作がプチバブり,ニコニコ顔で太蔵議員の謝罪を受け入れた
吉野敬介講師のような気分なんでしょうけど
井浦先生にとってはいい迷惑だよなぁ…。

ドラマ『弁護士のくず』2期実現の障害にならなきゃいいけど…。

ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
 「橋本P日記」の更新は1月15日で止まってますけど
 ドラマが終わった後も2期めざしてファンに情報発信。
 僕らも応援します。 



弁護士のくずカテゴリー

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(ドラマが始まる前年,2005年7月に書きました)

「 立川反戦ビラ事件無罪判決と表現の自由 」内田雅敏さん(弁護士・東京弁護士会)~法学館憲法研究所
 こういう弁護士さんかぃ。権力との戦いがライフワークのようですけど
 売れてる漫画家は内田弁護士から見ると人権を侵す権力なんでしょうかねぇ…?


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乗っ取り弁護士 (文庫)
内田 雅敏 (著) 筑摩書房 (2005/7/7)
コメント

今週の漫画と『弁護士のくず』(比丘尼の遺産)

2007-04-05 18:04:44 | 弁護士のくず
今週のジャンプ「こち亀」読みました?
江戸っ子5万人が東京を縦に走る東京サルマラソン!
強烈に笑わせてもらいました。
もうネ申が降りてきたとしか思えません。
同人誌ならこれ1話分だけで1000円取れるね。
(「ドラえもん最終回」が500円取るのだったら)


スピリッツは,細野不二彦版「お天気お姉さん」
じゃなかった「電波の塔」,すごすぎる事になってます。
札幌でこんなことをしでかして東京にやって来て,
あんなでかいバックを操って(?!),ペーペー女子アナとして
CS早朝番組のお天気コーナーやってるって,訳わかりません。

「毎月お父さん」,キャラが強烈に濃すぎるヒラマツ・ミノルワールド
だけに,あのくだらなさが滑りまくると死にそうなくらい辛いものですが
なかなかよかった前回に続いて今回は総四郎の兄“マジック”総二郎が
登場。互いにバカすぎて(相手に突っ込むときはまとも)次回が楽しみ。

マガジン「絶望先生」,先週の嘘で収まらないエイプリルフールネタ
(ケンさんが「私本当に人を刺したことあるんですよ」ってw)に続き
今週の「過充電」もなかなか。元日本代表ジョカトーレも充電しすぎて
「ピースでポジティブな愛のバイブス」とか言い出さないか心配(ねぇよ)。
わからないネタも多々ありましたが元ネタWikiなんてサイトが
できているんですね。これはなかなか。


ヤンジャン。ガンツとめーてるが同時掲載されてびびらされるときも
ありますが,ここ最近は「まだ生きてる」が強烈でした。
YJって,時折どう見てもヤング読まねぇだろってオッサン漫画が
載ったりしますが,「じじい,いいかも」と(いろんな意味で)
思わされちまいましたよ。で,今週いきなり終了!
打ち切りっぽい急展開でしたが,むしろ潔ささえ感じる読後感。
でも,これ,単行本になるかなぁ…?

さてさてそれはさておき,ここまでは前置きで
本題はビッグコミックオリジナル連載の『弁護士のくず』
今年に入って『子供達の生贄』で3回完結の大ネタを描き上げた
井浦先生,今度は『比丘尼の遺産』と題して,
不気味な伝説の伝わる山村の名家の遺産相続問題を持って来た!

天然水ビジネスで村おこしに成功した名家・魚神家。
その家の跡取り・栄太郎が亡くなり,
魚神家とは全く音信もなく生きてきた18歳の娘・小夜に
突然,栄太郎の娘であると相続話が持ち込まれてきた。


小夜から相談を受けた白石事務所の九頭は,話を聞いて
赤の他人として育ってきた人間,しかも愛人の娘に
巨額の財産を相続させる話をわざわざ知らせてくるなんて
裏があるに違いないと,小夜と2人で魚神村に赴くと
村人が皆,村の産業のほとんどを握る魚神家を崇拝する世界。
魚神家には不老不死の人魚伝説が伝わり,しかもそれは
失踪中の小夜の母親・依央をモデルに15年前に作られた伝説だったのだ…


いいですねぇ。
今回も前中後編構成のようで,最新号ではまだ中編なのですが
情報がだんだん入ってきて事情の輪郭がだんだん明らかになりつつも
依央はいったいどうなったのか,九頭は一体どう解決しようというのか
謎は残り興味は高まる一方です。
外界から遮断されて村全体がマジ命が危なそうな異世界感,
そこを物怖じせずズケズケと当事者に問いかけて真実に迫ろうとする
九頭の動きに目が離せないってところで完結編が待ち遠しいです。

臆せず手段を選ばず,案件の相手あるいは依頼者自身の
隠した秘密に切り込んで厳しい情勢をひっくり返すといういつもの
やり方と変わらないとはいえ,
これまでの九頭の行動半径からまるっきり飛び出した新展開で
(美月ちゃん登場の回は若かりし九頭の住んだ町を巡ったりしましたが)
そういう意味で読む方も落ち着かないというかハラハラさせられる
今回のcase,
実写化でぜひ見たいところですが,連続ドラマの1時間枠には
入りきらないミステリー。これは是非スペシャルで。
山奥深くの山村ロケというと『TRICK』を彷彿とさせますが
深夜ドラマからスタートしパロディや小ギャグを繰り出しまくる
B級カルト感を売りにした同作よりむしろ本格的なミステリーに仕上がりそうです。

かってにキャスティングとしては,こんな感じでいかがでしょう。
椿小夜…鈴木杏さん。
  地味キャラから一躍主役へというシンデレラ展開からいくと
  堀北真希さんとか井上真央さんがど真ん中かもしれませんが。
魚神栄太郎…段田安則さん。
  亡くなっちゃってるんでほとんど出番がないんですが
  朝の連ドラ『ぴあの』で妻(萬田久子)を置いて紙漉き職人に弟子入り,
  『ふたりっ子』で妻子と家業の豆腐屋を捨てオーロラ輝子(河合美智子)と蓄電,
  『オードリー』で妻(賀来千香子)と(大竹しのぶ)の間で二重生活
  と,壊れたお父さん役が印象に残りすぎているので。
魚神由乃(栄太郎の妻。小夜を養女にと呼び寄せる)
  岩崎宏美さん。火サスっぽいロケものということで
  火サスといえば「聖母たちのララバイ」。

義一(村の案内役兼九頭らの監視役。由乃に忠誠を尽くす)
  柴俊夫さんで。シバといえば,北柴健さんなんかもいいなぁ。
  一見フレンドリーだけど逆らったらマジ殺されそうな雰囲気がw。
火山世利(栄太郎の妹。村とは離れて暮らしているが,
  栄太郎が当主・彦衛門より先に亡くなったので,
  栄太郎に子がなければ彼女に相続権が発生する)
  キャラ的には加賀まりこさんをイメージするのですが,
  東ちづるさんで。
火山喬志(世利の夫。プライドばかり高い売れない画家)
  佐野史郎さん。神経質っぽい芸術家肌の役をぜひ。
  …って,既に弁護士役で出てたじゃん!
  しょうがないのでw斉木しげるさんか湯浅弁護士で。

依央(小夜の母)
  失踪中で生死不明だけに,現時点では出てくるのは約20年前の姿のみ。
  学生時代から栄太郎の恋人で,彼の見合い結婚後も関係を続けていた
  ってことで20代半ばってとこか。
  年齢とかリルビットひんしゅくお騒がせっぷりとか夏川純さんで
  ストライクなんですが,こういう状況の人を使いたくはないので
  (年齢詐称はどうでもいいですが平気で嘘をつけるイメージがね)
  だったら佐藤江梨子さんで。「いい子なんだけどね~…(ry」
  ってとこで。
  
それでは半月後の完結編と
半年後くらいに(それじゃ単行本にもなってないか?)
ドラマスペシャルで映像化されることを楽しみにしていたいと思います。

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「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(2005年7月に書いたら翌年本当にドラマ化!!)

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コメント

ベネッセの乱と島耕作と弁護士のくず

2007-02-22 18:43:19 | 弁護士のくず
昨日のK定B合0.25パーセント上げに際して
「R上げH対Iわ田F総裁のR」(利上げ反対岩田副総裁の乱)などと
いう記事が報じられていますが,一方で「BネッセのR」も
Bっ発(勃発)しているM様(模様)。
AメリカではBリトニーSピアーズさんがK正生施設にMずからN所(入所)も
Tった1日でT所(退所)とO騒がせ。まさにG乱心(ご乱心)ってとこで
「乱」流行りの1日ですね。

ベネッセ:福武会長が社長に 森本社長の週刊誌記事問題で(毎日新聞)
ベネッセの社長が女性問題発覚で辞任,
創業者一族の会長が暫定社長で返り咲きですか。
なんか,上場企業の役員が女性問題を写真週刊誌にスクープされるって
まさに先月あたりの『週刊モーニング』で常務・島耕作が嵌められた罠
そのものですね。
誰かの差し金でもなければ
ベネッセの社長の女性問題なんか狙おうというカメラマンなんて
いないだろうし,「教育企業の社長がこんな乱れた生活だなんて,裏切られた!」
「しまじろうが泣いている!」
なんて騒ぐ客層もたかが知れているでしょう。
 ※泣かねーよ。少なくとも着ぐるみは。

マンガの中では,現社長が島常務の味方で切れ者だったために
島がCMに起用したインド女優を京都出張に同行してることを
カメラマンにリークしたのが京都支店長ということを察知,
誰の指示かを吐かせ,その陰謀を画策した首謀者の副社長を
逆に追放してくれましたけど,現実はキビシーですねぇ。
本当に島さんモテモテ~の何でもアリアリ~ので,男のおとぎ話,
『釣りバカ日誌』も顔負けの理想郷,心のオアシスですね。

役員クラスの中国常駐やインドへの本格的進出など
「ビジネスマンも読んでいる島耕作」,
「日本ビジネスの先を行く島耕作」
と評判
(ほとんど作者対談などの自賛記事でですがw)の『島耕作』シリーズだけに
社会事件を予言していた,というよりは
「これはいける」とふんだ反社長派がインスパイアされて
作戦ケコーした可能性も多々ありますねw。

浮気・家出・盗聴器発見など各種調査は藤原愛子調査室へ!

■そんな,社会におけるコミックの存在・関連性がますます高まっている
今の世の中,リアルな人間模様を描いているといえば

弁護士のくず 4 (4)
井浦 秀夫
小学館
この1月に2006年度小学館漫画賞を受賞した『弁護士のくず』であります。
連載中の『ビッグコミックオリジナル』でも受賞を記念して,
作者の井浦秀夫先生のコメント(評判が気になるからよくネットで
検索するってw ここの『くず』関連記事も読んでくれたかしらw)や
ドラマ版『弁護士のくず』の九頭からのお祝いコメント
(なんなんだこの作者をちゃかしたコメントはw誰が書いたんだよ。
 トヨエツさんが本当にこの九頭と美月ちゃんのかけあいを考えてたら
 すごいよな)が載っていたりいたしました。


この最新刊といえば,異例の3話連続の形をとった
「少年たちの生贄」が完結しました。
まぁ,いじめという非常にデリケートな問題なだけに,
かなり色々配慮して話を練る必要があったかと思います。
「いじめる生徒も親の愛情に恵まれず苦しんでいた」
という要素は絶対盛り込まなければ一方的で薄っぺらいバカ勧善懲悪話に
なってしまいますし,かといって
「心の悩み・苦しみを開放することでいじめる生徒も改心し仲直り」
なんてお涙頂戴の結末に持っていっては御都合主義すぎてどっちらけてしまう。
いじめる側の絶対悪ぶりが強ければ強いほど被害者側が
それを倒して乗り越えるカタルシスを得られるわけで,
そのさじ加減が作者の腕の見せ所となるわけですね。

で,この場合,首謀者の生徒が体罰の被害者を装っているということで
その企みとマスコミなどに貼られたレッテルを打ち壊さなければならず
そのためにはその生徒・白花百合夫の理論武装を壊す,
要は策におぼれた彼を自爆させるわけなんですけど,
いくらなんでもそんな情けない自爆はないだろという結末に。
『弁護士のくず2』実現の際に実写化するには例によって
ドラマスタッフのアレンジが必要とされる所ですが,
ストーリー全体からしてみれば,ただのワガママで生徒の味方づらを
して世間からもてはやされている教育評論家の母・白花真理亜に対して
百合夫自身も批判的な目で見ていて,ある意味母親の偶像を壊したい,
誰かが止めてくれるのを心の奥底で待ちながら止められない
級友や大人たちを挑発し暴走し続けていたという含みも持たせていたので
ありと言えばあり。
また,美月ちゃんがいじめを受け,それを仲間の子や先生たちが
九頭の指導のもと作戦を練り,一発で克服するエピソードと並行して
扱うことで,いじめられている子を1人にしてはいけない,
大人も介入して立ち向かわなければならないというメッセージが
補強されていたのもよかったですね(これまでイントロかオチでの
登場が主だった美月ちゃん,今回はメインの話と並行したサブストーリーの
主役に。これもドラマの構成をうまく取り入れたのかな?)。
現実の世界ではどちらのケースもうまくいきすぎていると言われかねませんが
やはりあきらめないで立ち向かうことが大切ですよね!

ということで,久々に『かってにキャスティング』したいと思います。

・偉智目(いぢめ)中学・備田(びんた)先生…いじめの犯人である百合夫をしかったところ
  体罰でけがを負わせたとしてクビの危機に。
  今井雅之さんで。ベタすぎますけど…。
  パンチ佐藤さんなんか年齢的にもよいかと思いましたが,「面白い人」の
  イメージが強すぎるので。
  小西博之さんなんか強面でいいかと思いますがちょっと年齢いきすぎたかな?
  ヘタレ男役が多い村田雄浩さんに硬派な熱血教師役を,なんてことも
  考えましたけど,最初暴力教師として誤解されるにはちと押しが弱いか。
  もう少し首が太くて声に重々しさがあったら南原清隆氏なども面白いですが。

・琴流允平(ことながれ・いんぺい)校長
  普段は備田先生を風紀維持に利用していたくせに
  世間の批判を浴びそうになると斬り捨てようとする。
  白花真理亜が教師時代にはダメ教師だった過去を知っている。
  斉藤晴彦さん。今年67歳ですが…。
  笹野高史さんも考えましたが,彼を挙げてはさすがに使いすぎだろと。
  日和りっぷりと勇気を出して九頭たちと結束するキャラには
  谷啓さんなんかも合ってると思うんだけど大物すぎるわな…。

・白花真理亜
  教師を辞めて不登校児や街中を徘徊する子供たちに声をかけ救いの手を
  さしのべるカリスマ教育評論家として名を馳せ,今回の事件では
  「自分の息子を守るため」学校を糾弾しようとする
  黒田福美さん。ほかに思いつかなかったので。

・美月の小学校(粕貝小学校)の担任の先生
  藤田弓子さん。
  もうちょっと若い(キャリアの浅い)人がいいかと思いましたが…。
・美月の小学校の校長
  斉藤暁さん。

・白花百合夫…いじめの首謀者。
  今の十代の子で適役の俳優というとちょっとわからないですけど,
  藤原竜也くんのイメージだよな~。
  (デスノートじゃなくて1998年『凍りつく夏』の頃ね)

・石下文喜…いじめられっ子


でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相
福田 ますみ
新潮社
それにしても今回の話はマスコミによるいじめ,
事件の捏造に対する批判や,すぐ非難の矛先を変える手の平返しへの痛烈な皮肉も込められていましたね。
世間を騒がせた「ハーフの児童に『血が穢れている』などと言って先生がPTSDに追い込んだ」とされる(2003年に全国で初めて「教師によるいじめ」と認定)事件も実際には生徒の親側による全くの捏造だったという説が浮上(裁判では2006年7月28日一審判決で市に賠償命令,PTSDは認めず教諭の賠償は棄却。2006年8月控訴)。
おそろしい話です…。
林田教諭を叩くサイト
(1)「体罰」データベース
(2)「きょういくブログ」


■関連記事
1/29最近の話題(小学館漫画賞・川又さん・山本KID・関根さん)

カテゴリー『弁護士のくず』関連記事一覧

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コメント

ドラマ「弁護士のくず」総括

2006-07-07 23:35:06 | 弁護士のくず
弁護士のくず DVD-BOX
ユニバーサルミュージック
いや~,よかった。
もう夏クールのドラマ,始まっちゃったりしてますけど,とりあえず1つも見る気しない今日この頃,その分『弁護士のくず』の余韻に浸ってる時間が十分あるということで,まとめページなんぞを書いておきま~す。
それにしても,ドラマを見ていて伝わってくる“熱”が違いましたね。
ドラマが最終回を迎えても「橋本P日記」は継続,週が明けての3日(月),ついに30回突破して,次のドラマの仕事が始まっているのにしばらくは書き込みを続けると宣言するくらいの熱ですよ。

もともと原作のコミック『弁護士のくず』が,本当にいい味出してました。
がさつで下品な弁護士九頭元人が,一見ふざけたり遊んだりしているような言動をしながら,担当事件(民事・刑事)の真相を見抜き,依頼人が真に救われる方法で解決するという一話完結の筋立てが非常に秀逸。ほとんどといっていいほど依頼人自身がウソや隠し事をしていて,九頭のパートナー・武田(原作では女性)が依頼人の言葉や見た目をそのまま受け取って活動して空回りしたり行き詰まったりしてしまう展開がとてもリアル(今回の実写化で武田の独り相撲ぶりに私自身の姿を見る思いがしたのも1度や2度ではありませんでした)。そして井浦作品の特徴として挙げられる2大展開,九頭が大逆転勝訴を勝ち取った事件で実は依頼人も何かしらやっちゃってた話(ドラマでは第1・4・8話…原作では第6話も),憎しみ合ったり傷つけ合ったり,自分の事だけしか考えていないようでも本当は相手を求めたり人を思いやっている心の動きを描いた話(ドラマでは第7・9・11・12話)ですね。やっぱり人は見た目通り単純じゃないんですよ。裁判は法律で当事者を勝ちと負けにはっきり分けるけれど人間は正しい・悪いの2つに分けられるものではないし,好き・嫌いといった心の中は,表向きの言動どおりと限らないどころか本人でもわからないことさえ少なくない。そこを九頭は,ウソをついたりカマかけたり,人には言えないような事をばらしたりとまさに手段を選ばない行動と人並み外れた洞察力で,依頼内容を遂行するでは解決できない,依頼者が求めている真の願いを見抜き,裁判に限らず,本当に当事者が幸せになれる方法を的確に選択し,鮮やかに解決してしまう。非常~~に痛快なお話なんでありますね。


この作品の魅力に惚れ込んでいたこの橋本孝プロデューサーが,昨年の夏,トヨエツ・伊藤英明コンビのドラマを構想していた貴島プロデューサーにアイデアを持ち込んだところ,即決で採用。
第2話でも出てきた「便所でウンコしてる姿がそいつの本質かよ!」のセリフに象徴されるように,とにかく,人間のかっこ悪いところをとことんさらけ出す,だからこそ見えてくる人間のすばらしさ(うまく表現できないけど,「人間っていいよな」と読後感が残る感じです。僕はこういう感覚,登場人物が己の欲望のままに動きぶつかり合う山崎豊子作品とも通じるものがあるなぁと感じるんですけど,どうでしょう?)。これに貴島Pも共鳴し,そしてオファーを受けた豊川さんも原作本を一通り読んで「人間が演じる九頭」像を練り上げ,ドラマの実現へと進んでいったわけですね(この経緯は上記「橋本P日記」Vol.5および豊川さんのインタビューをご参照のこと)。

このドラマがこんなに面白くパワフルな12話となったのは,
なんといっても,原作ではビートたけしのパロディ的キャラだった九頭を
その本質をしっかりと残しながら外見はがらりとアレンジ,
自分の分身として完璧に消化し,全く違和感のない自然体で
体を張ってとことんクズ野郎を演じた豊川悦司さんのおかげ。

オン


から



オフ!!

このギャップがなんとも画期的でしたね~。
(イラストはikasama4さん@渡る世間は愚痴ばかり より拝借しました

これまでの寡黙でクールなお高い俳優さんのイメージをかなぐり捨てて
「普段はおもしろい関西のあんちゃん」という豊川さんの本領発揮,
ぐいぐい共演陣を盛り上げて引っ張って,
(橋本P日記Vol.1やレポートVol.4「制作発表&試写会」記者会見を参照のこと)
出演者・スタッフが一丸となって真剣に面白いものをつくろうと
燃えていたのが伝わってくる今シリーズでした。

ぼさぼさパーマにハートがトレードマーク,
夜は毎週キャバクラ通いの遊び人と九頭キャラを大胆にアレンジ,
原作九頭の赤ほっぺも酒焼けにうまく変換し
“謎が解けた”ときにはがす顔面のばんそうこうなど
にくい小道具の数々。
本編のストーリーが,人間の欲望や嫉妬がぶつかりあったり
互いを傷つけあったりする
ドロドロしたトラブルをめぐるものだけに
こういう遊び心,おちゃらけシーンとのメリハリが
輝きを放つんですね~。

ドラマ化にあたってアドリブやユーモアを多用する展開,そして
九頭のキャラは松田優作さんの「探偵物語」を意識したと言われてますが
僕としては『CITY HUNTER』の冴羽獠のイメージがかなり重なりましたね。
ふだんはどスケベでおちゃらけキャラだけど,本職では無類の強者。
原作の井浦先生は,主人公が気取って説教なんかするのが恥ずかしくて
九頭に鼻くそほじらせたりしたそうですけど,
獠ちゃんも鼻くそもほじればパンツに手つっこんで股間をかいたり
キャバクラでブラやパンティをかぶって大騒ぎするキャラですからね。


◆では,ドラマ『弁護士のくず』2006 第1シリーズ全12話の内容確認-

弁護士のくず CASE1~12

放送日 タイトル原作タイトル脚本泣かせ度痛快度ゲスト視聴率医龍
4/13第1話踊るセクハラ裁判ヤブの中荒井修子☆☆☆☆☆☆☆安めぐみ・宇梶剛士・佐野史郎14.114.1
4/20第2話ちょいワルおやじVS不良少女少女A荒井修子☆☆☆☆☆☆三津谷葉子・波岡一喜・小川直也11.914.1
4/27第3話美人作家の盗作シンデレラ大作戦荒井修子☆☆☆☆☆☆北川弘美・片桐はいり・石橋奈美・シトウレイ11.214.1
5/4第4話死者の声!冤罪の真犯人死者の声瀧本智行☆☆☆☆☆☆★★斉藤慶太・小町桃子・平田満・筒井真理子・佐藤二朗・ノッチ10.514.7
5/11第5話私の父は九頭さんです!まぶたの父中島淳彦・荒井修子☆☆☆☆☆☆☆村崎真彩・川崎麻世・和久井映見・矢部美穂・有吉弘行・小市慢太郎・栗田よう子・中条きよし・青木裕子13.114.7
5/18第6話痴漢!女性専用車両の秘密魔の電車瀧本智行☆☆☆☆☆沢村一樹・一戸奈美・深沢敦・坂本ちゃん14.314.8
5/25第7話不適切な遺産相続美徳の人荒井修子☆☆☆☆☆☆三浦理恵子・高橋元太郎・ふせえり・須賀貴匡・インリン12.615.1
6/1第8話名誉毀損!噂の女噂の真相きだつよし☆☆☆☆☆☆石田ひかり・甲本雅裕・深浦加奈子・渋谷琴乃14.212.7
6/8第9話夫婦三十年の追憶人間失職瀧本智行☆☆☆☆☆☆☆☆☆塩見三省・岡本麗・東根作寿英・森次晃嗣11.416.6
6/15第10話名門大学生の犯罪聖なる戦い荒井修子☆☆☆☆☆☆☆☆☆塩谷瞬・酒井彩名・小川直也12.213.8
6/22第11話女社長と専業主夫「リュサ」の童話荒井修子☆☆☆☆☆☆☆田辺誠一・杉本彩16.1休み
6/29第12話愛と金愛と金荒井修子☆☆☆☆☆☆☆☆坂本昌行・畑野ひろ子・佐野史郎・西岡徳馬・みのもんた11.317.2

見事に,「医龍と合わせて28%」の法則とでもいいましょうか。
変動幅がプラマイ2.5%くらいですから,固定層が10%台(全国1千万人)くらいで,
最終回『医龍』にごっそりやられたということでしょうか。
やっぱりフジは“見せる”のがうまいですわ。
ストーリーは原作を膨らませるどころか主人公と敵にはっきり分けて単純化,
豪華な医療器具にリアルな手術シーン,見やすいCG解説でややこしい医学知識も
「わかった気」にさせてしまう「見応え感」「お得感」たっぷりの演出。
ちょっと深みの足りない坂口・稲森のツートップの心象表現も
ケレン味たっぷりの照明効果で見事にフォロー(そういやこの作品に限っては
一徳さんの演技が異様に薄っぺらかったなぁ…地デジ地底人の後遺症?)。

『くず』『医龍』両方の原作を知っている私としては
『くず』のほうがドラマ化のパワーアップ感が数段上なんですけど
お手軽に楽しみたいという視聴者を掴む点では『医龍』が上だったと。
ドラマも深く,凝ったつくりの『くず』は録画派向きですしね…

■視聴率についてもう少し突っ込んで考えてみると,
医龍がW杯でお休みだった回の16.1%もざっくりと補正すれば
14%前後という数字が出てきますから
6話魔の電車・8話噂の真相・11話リュサの童話・
1話ヤブの中・10話聖なる戦い

が視聴率トップ5というところですか。
『クロサギ』が杉田かおる,マチャアキといった豪華ゲストを
主人公の敵(=的)シロサギとしてドッカンドッカン起用したのと
照らし合わせるならば,沢村一樹さん,杉本彩さん・田辺誠一さん
の存在感が物を言ったと言えますが…

このラインナップを見ると,視聴者(の浮動層)は法廷での九頭の活躍に
溜飲を下げたというか,法廷シーンに期待度が高いようですね。

僕的には,なんといっても
美月ちゃん登場の第5話がぶっちぎりの充実度でトップ評価。

彼女の笑顔だけでも見る価値ありってくらい強烈にやられました。
ストーリー自体も九頭の過去あり,泣かせる話あり,
チンピラ若社長をとっちめるシーンでは胸がスッとしました。
このとき美月を自分の子だと宣言した九頭,
原作通りながら唖然ボーゼンの結末に彼自身も
「ウウ…これからどうすんだよ,俺」。
本当にもう最高に泣き笑いできました。
今思い出してもジンと目頭・胸・顔面が熱くなります。

しかし一見の視聴者はあまりの意外な展開についてこれず
納得しなかったというか違和感を持ったみたいですね。
沢村一樹さんが実はホモという真相に向け,
途中でさんざん伏線を張って見せた第6話が高視聴率だったことを
考えると,1時間ドラマでは複雑意外な展開を盛り込むより
単純でわかりやすいほうがいいみたいですね。

あとは,僕の高評価ランクもだいたい視聴率上位と重なりますが,
九頭と武田の連携プレーで元不良の被告の正当防衛を勝ち取った第10話
でまかせの童話に女社長も武田も多くの視聴者もコロッと騙された第11話
を加えた3作がトップ3。
好対照の作品でしたが
どちらも九頭がしゃーしゃーと大ウソをついて人を感動させて
井浦マジックの真骨頂といえますね。

あとは,原作の設定を,見事に肉付けして完璧なドラマに仕上げ,
さらにゲスト・レギュラーともに各キャラを見事にはじけさせて
その後の展開を決定づけた第3話も印象深いですね。

地味なのでドラマでは7話と9話だけに抑えられていましたが
熟年夫婦や遺産相続を扱った話も『くず』の1ジャンルを形成するくらい
傑作揃いなんですよね(泣かせるけど,必ずといっていいほど
最後に強烈な九頭の皮肉が出てオチとなります。第11話の「離婚をとりやめて
今ごろダンナ後悔してるだろうな」,あれの数倍キツいセリフで),
ドラマでも出演者の素晴らしい演技でマジ泣ける上質の話に仕上がってました。
原作の良さを知っている人ほど,ああいう味のあるエピを
実写化したいだろうなと思うのですが,視聴率敵には難しいものですね…。


■それにしても×3,マジで続編を見たいなぁ…
美月ちゃんが中学くらいになってもいいから(原作では実年齢が小学生,
精神年齢が高校生くらいの設定)同じメンバーで。
ほしのあきさん,30代であの役は大丈夫か?
しかし彼女もすごく自然(役というより本人って感じ)でよかったなぁ。

あれだけ盛んに続編に向けての振りを入れた最終回でしたが
橋本P日記によれば,すべて豊川さんやスタッフのアドリブ。
シャレや冗談というよりは,現場には続編の実現を確信というか決意を
皆が強く持っていて,番組中で宣言することで実現に一歩でも近づけよう
という強い意志の現れなんだと思います。

原作者から発案者,出演者やスタッフ,そしてBBSやブログに思いを綴る
全国の視聴者まで,これだけの共感・共鳴がつながった番組というのも
そうはないですよ。
(某日テレ系の『喰いタン』なんか,作者が連載中の原作の中で
 「設定が殆ど変えられちゃってるけど,原作料は入るし,
 お互い宣伝になるし」などボロカスに書いてましたからね。
 僕も,無理矢理ドラマ的要素を盛り込んでいるつくりに
 1度見て「ダメだこりゃ」と思いましたもん)


昨年7月に「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」を書いたときには
ドラマ化自体無理でもともとだと思っていたのが
こんなに素晴らしいシリーズになるなんて,
まさに縁というか,巡り合わせの妙にいまだ感激し,余韻にひたっておりますです。

※書き始めから1週間かけてようやく完成。
 あげく1万字制限を2000字オーバー。orz 相当削りました…。


『弁護士のくず』原作者・井浦秀夫さんのメッセージ連載(SBC信越放送)

キャスト
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39→40)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹
秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)


ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
 

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弁護士のくず (1)
井浦 秀夫
小学館
コメント (6)

弁護士のくず12 PART2で会いましょう?!

2006-06-30 03:51:44 | 弁護士のくず
今回の原作は第1巻から
いよいよついに最終回!
私もこのブログのくず感想第1回から読み返してみましたけど,いや~改めて笑えました。原作もすばらしかったし,それを忠実かつ非常に膨らませて書かれた脚本が冴えまくってますし,完全にドラマオリジナルなのに原作の魅力を何倍にも拡大して具現化させた豊川さんの役作り。出演者とスタッフの雰囲気の良さが画面からにじみ出る(もはやほとばしり出てくる)楽しい雰囲気・ノリのよさ。うちは(出張中は別ですが)いつも録画視聴なので,今週などは生で『医龍』のほうを見ましたが,あっちはドラマらしく無難にまとめてあって原作の縮小とまではいかないまでもせいぜい1/1再生産ってところでしたね。強力な“役者”を配して臨場感のあるドラマを作っていましたが,ドラマ的にはインパクトの弱い『白い巨塔』。画像の作り方の豪勢さ(手術シーンの器材や臓物・CG解説,そして大胆な照明を使っての演出)で視聴者を引きつけていたという感がありました。録画視聴者を加えたら『くず』は軽く23%超えてますね。間違いない!!賭けてもいい!カップラーメン1杯くらいなら!
くずトリビア…九頭が着ているスーツは豊川さんが「1980年代,漫才のやすしきよしが着ていたような」ものをイメージした,腰が細く裾が広がったラインにこだわったもの。スタッフが捜しまわってようやく見つけたのが新宿伊勢丹メンズ館5Fでしか手に入らないという「ダンカン・クイン」30万円~。なんとこのスーツ,NYの現役弁護士がデザインしたものだとか。

弁護士のくず CASE12
「愛と金」
(原作:第1巻「愛と金」)
結婚式を目前にして突然銀行を辞め、カレー屋を始めると言い出した笹野(坂本昌行)の元へ、婚約者・みはる(畑野ひろ子)から慰謝料請求の内容証明が送られてきた。笹野は慰謝料の支払い方の相談で、九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)の元を訪れる。武田は、「みはるが銀行マンという肩書きで結婚する・しないを決めるのか」と憤慨するが、笹野は「自分が悪いから慰謝料の支払いを進めて欲しい」と頼む。ところが、みはるの代理人から500万円の慰謝料では納得がいかないと言い出したと聞き、何度かやり取りするうちに結局裁判で争うことになってしまう。


ポンと500万。銀行員は金持ってるね♪
お店の運転資金を削ってでも?慰謝料を出す笹野優司。
MMS弁護士事務所に
「払いますよ。600万円」依頼人の承諾もなく即答する九頭。
「いーじゃん。俺の金じゃないんだしィ」

その報告の電話を受け,「600万円じゃ納得できなくなりました。
700万円にしてください」と即レイズする金盛みはる。
その場にいたママも「傷物にされたんですもの当然よね」と同調。

眉間は幸せの通り道だからね。
あまりしわを寄せるとしわわせにしわ寄せが来ちゃうよ。
「将来の夢」という作文を書くことになって悩んでる美月。
「ナースかスッチー,ミニスカポリスとかだと男の子にもてるゾ」
「もてるとかそういうことよりやりがいのある仕事がしたいの」
「そういうキケンな発想してると,加藤徹子先生みたいに売れ残っちゃうよ」
本格焼酎・百年の孤独を飲みながらクシャミする徹子先生。

「お父さんはどうして弁護士になったの?」
「お金が儲かりそうだったから」
「じゃあどうして儲かってないの?」
「仕事ってのはね,なかなか思うようにはいかないの」
「女弁護士,かっこいいなぁ…
 “もう逃げる場所は,ありませんよ!”
「あれ(『7人の女弁護士』)面白いよな…俺もあっちに出たかったなぁ」

700万円でも払うという笹野だが,「800万円払えって言うかもよ」
「こうなったら裁判に持ち込んだほうが慰謝料を安くできます。
 大事な開業資金ですし」
「開業? ……ああ,そうですね。
 裁判で早く決着したほうが彼女のためかもしれませんね…」
そんな笹野の態度に目を光らせる九頭。

裁判。みはる側の弁護士は
銀行員当時「貸しはがしができない」と言って融資先からの融資引き上げを拒否
その結果担当を外され,結局その融資先は倒産したという
DJB銀行時代の上司の証言を持ち出し,
笹野は夢のために会社を辞めたなどという格好いいものではなく
職場放棄に対する左遷人事に嫌気がさして会社を飛び出しただけの
世間知らずで未熟で幼稚で無責任な人間だと強調。
さらには,笹野にカレー店の経営に関する質問を投げかけ,
彼がろくすっぽ満足な答えができないのを引き合いに出して
男のロマンが聞いて呆れる,こんな男と婚約して一方的に破棄され,
将来をめちゃめちゃにされた原告の苦痛は甚大だと主張。

婚約破棄を言い出したのはみはるの側だと聞かされていた武田は唖然,
笹野の醜態に「あいつバカだね~」とまるで他人事の九頭。

公判後,引き上げる際に裁判所廊下でみはるの姿を見かける九頭。
そのとき顔を隠す彼女の左手を,九頭は見逃さなかった。

白石事務所面談室。あまりの不利に煮詰まり気味の武田。
九頭も「相手が金に汚くて,金目当てであんたと婚約したってのが
わかるマル秘エピソードとかあると裁判に勝てるんだけどね~」
と言うと,
それに「そんなことあるわけないじゃないですか!」と激昂しだす依頼人笹野。
とりあえず落ち着きましょうとコーヒーを用意しに武田が席を外すと
九頭「取引先の貸しはがしを拒否したの,あの部署に入って
 1年半も後でしょ。なんであのときだけ?」

事務所に弁護士は武田ひとりのときにみはるが現れる。
職務規程で,相手方の依頼人には会えないことになっているので,
とりあえずみはる側の雨宮弁護士に電話してから…と言うと
「いいです」と一目散に立ち去るみはる。

その後,笹野から電話が。みはるが意識不明で入院したと。
彼女は不眠症気味で,誤って睡眠薬を飲み過ぎたらしいとのこと。
笹野は雨宮弁護士に病室への立ち入りを拒絶され,
かけつけた武田まで,彼女の話を聞かなかったのは落ち度だったと非難される。
「あなた方弁護士は,規定やルールさえ守っていればそれでいいんですか!」
武田と九頭の解任を宣告する笹野。

ショックを受けた武田は九頭に悩みをうちあける。
「解任なんて珍しくない。彼女だって死ななかったんだからセーフだ」
「人の命をゲームみたいに言わないで下さい!」
いきりたった武田に対し,突然九頭はその胸倉を掴んで
「人が死ぬのにびびってたら弁護士なんてつとまらねえんだよ!
 無期懲役か死刑か,弁護士の腕ひとつで人の運命が変わっちまうんだ!」
「それは弁護士を志したときから,わかってましたよ」
「医者だって全部の患者を救えない,弁護士だって10人のうち1人
 救えたら御の字なんだ」
「残りの9人は放り出せって言うんですか」
「それでも続けるか放り出すかは,人それぞれだ…」

国光さんと飲み直すが,どうにも酔えなくなってしまった九頭。
「喜びのための一杯のビールは罪悪ではない
悲しみ・苦悩を消すための杯は恥よ」 -太宰治

国光さん「どうせ恥の多い人生だ」

翌朝,部屋でまんじりともせず一夜を明かした武田,
事務所に出勤すると,所長に辞めたい心境を打ち明ける。
そこへひょっこり九頭「辞めるの?
新人が暗い顔で“お話があります”って言ったら辞める話に
決まってるんだよね。1クール,ドンピシャリ!掛け金倍額♪」
事務所のみんなと賭けてやがった九頭。夕花は1ヶ月,
加藤先生は1年。「こいつが1クール持つわけないでしょうが♪」
2ヶ月に賭けていた白石先生「いやぁ,あんまり(九頭と組んだ)
新人が頻繁に辞めるもんだから慣れっこになっちゃったというか
楽しむ余裕がでてきちゃって…」
「今さら辞めないなんて言うなよ。
 泣いて引き留められるとでも思ったのか?」
九頭に弁護士バッヂまでボッシュートされた武田,
「引き継ぎはちゃんとしますから…」

事務所を出て,知らず知らずのうちに足が裁判所へ向かっていた武田。
数々の思い出が脳裏をよぎる,と,「本気にしたの?
みんな辞めないでほしいと思ってるのよ」と徹子先生。
「この仕事はやりきれないことが多いから,
 時には勢いをつけて乗り越えなくちゃ」
「僕はそれができるほど強くも鈍感でもありませんから」
立ち去る武田を,ちょうど裁判所を出てきた傍聴マニア・国光さんとともに
うたごえバーに連れて行く徹子先生。

人の命にかかわる仕事には向いていないと,重症な落ち込みぶりの武田に
「前にも話したわよね。私と九頭さんが法廷で戦った話
「加藤先生が昔,会社の命令で恋人を訴えたって話ですよね…」
5年前,職場の資金を不正に政治家への賄賂に流用されていた汚職を
内部告発した総務部企画室長・永見栄治を会社は解雇し,名誉毀損で訴えた。
勝つには絶望的な状況で誰もなり手がなかった永見の弁護を引き受けたのが九頭だった。
証人の発言は裏で口止めをし,永見が横領していたというでっち上げの
証拠まで用意するという容赦のない攻撃で,加藤の弁護した会社の勝利。
加藤が入手した永見の手帳に細工をして証拠としたのが決め手となり
お手柄で巨額の報酬が見込まれる企業間業務提携の担当も約束された
加藤だったが,心の中に靄がかかったように気が晴れない。

そこで目にしたのが永見と九頭の姿。
「裁判は勝たなきゃ意味がない。この仕事がほとほと嫌になった」
という九頭に永見は頭を下げ「九頭先生のおかげで
言いたいことが言えて気持ちが晴れました。
アメリカでは,内部告発者のほとんどが職を失い,
17%が家族を失い,10%が自殺しているそうです。
九頭先生が弁護してくれなかったら…私は生きていられなかった」

「九頭先生だって,辞めたいと思ったことがあったのよ」

そこへ現れた九頭,こんな辛気くさい顔して飲んでる中に加われるかと
立ち去る九頭を,武田が追いかける。

「九頭さんも,昔は熱かったんじゃないですか」
「正直,俺も人の人生を左右するような仕事なんかしたくない。
 けど…,俺が首を突っ込んでそいつの人生が少しでも明るくなるなら
 首を突っ込んでみようと思うだろ。
 信頼と尊敬・責任・誠意・名誉…弁護士には守るべきお題目がある。
 それにがんじがらめになってたら人の腹の中なんて見えやしない。
 肝心なのはつまづかないことじゃなく,失敗したときどう立ち上がるか
 それがお前という人間なんだよ」

再び笹野の弁護をしたいと言う武田。実は笹野も再依頼をしてきていた。
そして問題の慰謝料について「1円も払う必要ないよ」と言う九頭。
「法廷はウソをつき合って損得を争うばかりの所じゃないんだ。
 言えなかった本当の気持ちをぶつけ合う場所でもある。
 それを引き出すのがお前の仕事」
と武田に弁護士バッヂを返す。

再び法廷。笹野が“職場放棄”した理由は,その前に貸しはがしをした
案件で,家族ぐるみの付き合いをしていた取引先を一家心中に追い込んだから。
左遷を機に銀行を辞めた彼は,
他に女ができたわけでも彼女を嫌いになったわけでもなく
先の保証のない人生に婚約者を巻き込みたくないから婚約破棄を言い出した。
原告である彼女と同様に,今でも相手を愛しているのだ。
「裁判長,不規則発言をやめさせて下さい。原告を侮辱しています」
「証拠があります。左手を見せてごらん」
その薬指には婚約指輪。
「男ってのは,どうでもいいことに敏感で,肝心なところに鈍感なんだ。
 彼女は裁判の最初からサインを出していたんだ」
みはるに対して「いくら頑張ったって,別れるのを認めないなんて判決は
 出してくれないんだよ。離婚訴訟じゃないんだから!
 慰謝料はとれるかもしれない。でもそれでおしまいだよ。
 いいのかい,それで?!」
「いやです!裁判やめます!」

裁判長も取り下げを勧告,原告代理人もしぶしぶ了承。
一件落着,ばんそうこうをはがした九頭は,武田のほおに貼り付ける。
それを九頭がしていたのと同じ鼻っ柱に貼り直し,
九頭と笑顔を交わす武田。

最後の大盛り上がりのコスプレキャバクラ,
ビンゴ大会で勝ち抜けしたのは武田くん,
水着ギャルに囲まれて上下に揺れるたわわな胸に
「ハハァ♪おっぱいがいっぱいだぁ!!」
「武田センセイもズルッと一皮むけたなぁ」と面白がっている国光さん,
マジ悔しがる九頭「くそぉ,俺もリーチだったのに!
 お前なんかやっぱり弁護士辞めちまえ!!!」
「辞めません!あー,弁護士やっててよかった!」
それを眺めながら国光さん,お菓子食べながら
「いいコンビになったなあ」
「「どこが?!」」(←息ぴったりのあんた達だよ)

翌朝,スーツ姿で目覚める武田
「…ああ!遅刻だ!しもたぁ!しもたァアァ!!!」
一方,九頭のほうも美月に蹴り・首締め・頭シェイクで
文字通りたたき起こされる。
(美月ちゃんの「将来の夢」は弁護士…)

事務所にお礼の挨拶にやってきた笹野とみはる。
式は仕事が見つかって落ち着いてからだという。
「彼は要領は悪いけど,きっと合った仕事があると思うんです」
「そーそー。きっと合った仕事が見つかるよ。
 そして彼女にもきっと合った男が見つかるよ。
 どう?考え直したら?」ビシ!(後半に入って武田のツッコミ,本当にキレがいい!)
「先日ここへ伺ったのも,彼の本心を聞いてほしかったからなんです。
 ごめんなさい。勇気がなくて逃げてしまって」
「本当にありがとうございました。ここに頼んでいなかったら
 別れていたかもしれません」

2人を見送り,「弁護士より素晴らしい仕事はないよねぇ。
人の新しい旅立ちを見送れるってのもこの仕事の醍醐味だねぇ」
「幸せな人を見てると自分も幸せになれる気がします」
「気がするだけじゃ,まだまだ遠いな…」
「そうそう夕花ちゃん,武田君で手を打ったら?」
「絶対いやです。それにこの事務所は私でもってるようなもんですから」
「そうそう,夕花のこのおしりで。最終回だし
 ほかも触っちゃおう!最後までいっちゃいましょう。所長もいいっすよ!」
と,面談室にかけこんでシャッターを閉じる3人。

2人きりになった武田と徹子は…
「武田君,このことで思ったわ。
 弁護士っていうのは,仕事というより弁護士っていう生き方だなって。
 これからも頼むわよ,九州男児!」
「僕…この事務所に入って本当によかったです」
ひと盛り上がりあるかと期待したけど,このシチュエーションで
そこまではやっぱ無理か…

「あら?弁護士バッヂは?」

バッヂは九頭が持っていた。トランプ2枚,ジョーカーじゃない方引いたら
返してやるという九頭(実は両方ともジョーカー)に武田は,
2枚とも取り上げて「ジョーカーは2枚ある!二度とだまされません」
「わかってきたか…腹の中さぐって本心さらして,弁護士は本当,
 難しい商売だよ」
「正義と真実を追い求める…いい仕事じゃないですか。九頭さんだって昔は」
「5年前のこと言ってるの?7割は美化した徹子ちゃんの妄想だよ。
 四十過ぎて婚期を逃した女は勝手に物語を作っちゃうから怖いんだよ」
「ちょっと!加藤先生の悪口言わないで下さい!」
「大好きだって?結婚でもする気?」
「はい」
「不幸になるよぉ~。でもおめでとう。じゃ,これはいらないね」
と,弁護士バッジを食べかけのカップラーメンに入れてかき混ぜる九頭。
「あぁ!!なんてことするんですか。
 この,弁護士のくず!!
「弁護士の九頭です。ヨロシク!!」

********************************************************
いやぁ,ラス前がかなりワルノリ気味(本筋も充実してましたし
面白かったですけど),予告が異様にシリアス気味で
原作に大きく手が入ることが予想されたため
どうなることかと想像もできませんでしたが,
すばらしい,心温まる最終回でした。

いつものOPが最終回はEDでじっくり聞けたのもよかったなぁ。
クレジットもなぜかいつもの数割増しで,キラキラつきでw。
「またやるから,見てね!」「待っててね!」
「英明ちゃんはもう出ません」「出ますよォ…!」
ありがとう! 待ってるよ!!


キャスト
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹
秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

笹野優司…坂本昌行
金盛みはる…畑野ひろ子
みはるの母・孝枝…田島令子
MMS弁護士事務所・雨宮保弁護士…西岡徳馬

永見栄治…小木茂光
川田郁夫(5年前の加藤先生の上司)…佐野史郎

キャバクラ店長…北原雅樹
滝ありさ 太田彩乃
キャバクラ嬢カワニシ…豊田梨沙
友情出演・みのもんた


今週のコスプレキャバクラ…「さよならコスプレキャバクラ
             PARTIIでまた会いましょう!!」

今週の着ぐるみの犬…最後に公園でカップラーメンを食べる九頭と武田の
  背後でベンチに座ってる。辛そうだねぇ。働き過ぎなんじゃないの?
  その頭をとると中身は…大方の予想通り?みのもんた。
  アップでカメラに向かって「ズバッと!」
(昔『俺たちひょうきん族』のタケちゃんマンで,ETのパロディ
 “いーてふ”の着ぐるみに関口宏が入ってたってのをやってましたね。
 それは最後のシーンだけで,それまでずっと入ってたスタッフが
 ふてくされてるってネタばらしのオチつきで)


今週のばんそうこう…鼻っ柱。

今週の掛け軸…にんげんだもん まこと

ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
 最終回記念のしかけは,メーカーから100個の差し入れ(&無地の容器)が
 あったというカップラーメン。クリックを続けていくと…

◆過去の記事
弁護士のくずカテゴリーつくりました。
過去の11話分もすべて収録!

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました)

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弁護士のくず11(前編) 彩女王様vsブチ切れ成住?!

2006-06-23 23:44:33 | 弁護士のくず
※お待たせ!ついに完成しました。
「女の子は素直が一番,お色気二番」。これは男性も同じかもしれませんね。
『弁護士のくず』代表作の1つ『リュサの童話』!九頭の巧みな術に
女王様も視聴者もはめられる?!

今回の原作は第2巻から
橋本P日記によると,『弁護士のくず』,ついにオールアップとか。徐々に終わりが近づいてきたことを実感し,これから夏だってのに夏の終わりのような寂しさを感じずにはいられない。なんか昨年の愛知万博みたいですw。キャストもスタッフも一丸になって心から撮影を楽しんでいることがビシビシ伝わってきて,視聴者も巻き込んで一気に突き進んだ,このドラマって3ヶ月におよぶお祭りだったんだなと思う今日この頃。ラス2の今回は,女性実業家と専業主夫の離婚騒動。こら,「また離婚問題か」って,「また」って言わないの!「また」って。

弁護士のくず CASE11
「働く妻VS専業主夫」
(原作:第3巻『リュサの童話』)
九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)は、一代で年商70億にまで築きあげた下着メーカーのワンマン女社長・小百合(杉本彩)の担当に。
小百合は、離婚を迫る専業主夫の平太(田辺誠一)を結婚詐欺で告訴したいという。武田は、結婚してから7年も経っているので結婚詐欺で訴えることは不可能だと説明するが、それが無理なら一億円の慰謝料を持ってこなければ離婚にも応じないと平太に伝えて欲しいというばかりだった。
一方、九頭と武田は平太の話を聞きに行くが、5歳になる息子の翼(渡邉奏人)の約束も守れない小百合に愛想が付きたので、一億円なんて払う気もないが財産分与も何もいらないので、とにかく離婚したいと譲らない。
離婚を言い出した平太と法外な慰謝料を請求する小百合にいいようのない違和感を感じた九頭は…。



※前半をすっとばして
メインの『リュサの童話』や感想をという方は
こちらへ

乗用車を運転する大塚平太,助手席に妻・小百合,後部座席に息子・翼。
ダッシュボード上に置かれた缶コーヒーが気になる平太は
下に置くように小百合に言うが,「(どけなくても)落ちないわよ」と無視する小百合。
そちらに気を取られ危うく赤信号に突っ込みそうになった平太,
車を停めて外に出…「離婚しよう」

美月「パートナー選びって大事だよね」
九頭「そうだよな,馬と騎手の相性ってもんがあるからな」
学級新聞の制作で一緒に組む予定の子が怪我で入院して,
自分のことばかりいじめる子と組まなければならなくなったという。
「いじめる理由は2つある。相手のことが大嫌いなのと,愛情の裏返し。
 少女漫画だって大嫌いだった奴とくっつくのがセオリーなんだよ」
千羽鶴を折っている美月の横で巨根の「やっこさん」を折って見せ
得意がる九頭「超リアル,すげえだろ♪」
「なにがなんでもエロ話しないと気が済まないのね…」

『法律エンタテイメント 弁護士四天王に聞け』
「このへんの白石先生寒いんですから」とビデオを早送りする夕花から
リモコンをとりあげ,じっくり拝聴する武田。
離婚時年金分割制度について解説している白石センセイ。
「昨年一時期離婚が減ったのもこの制度の施行を待っていたのが
 原因とも言われています。しかし考えてほしいんですね。
 諺にもありますが『虹を見たければ雨を我慢しなければならない』」
良いこというなぁ…と感動している武田,
「雨が降っても虹が出るとは限らないよ」と九頭
(しかし白石センセイが現れると「イヨッ,弁護士四天王!
 民事の白石!」とヨイショ)。

「テレビの露出が増えても意外と依頼は増えないのよね」
「『愛犬との生活はワンダフル』とか寒いギャグ言ってるからですよ」
「一生懸命考えたんだけどね…」
「大丈夫です,僕は面白いと思います」
「白石センセイ,今度女子アナとの合コンに連れてってください」
「それ,僕も行っていいかなぁ(エヘヘ)」
「白石先生に変な知恵をつけないでください(ピシャリ)。
 それと九頭先生,おねぇちゃん遊びもほどほどに」
「おねぇちゃんのいない人生なんて,人生じゃない!」


下着メーカー「Latitia(ラティシア)」本社。
「パンツ売って70億円…すごいねぇ」
「(アマゾネス軍団と呼ばれてるそうです)アマゾネス…
 そんな名前のSM倶楽部赤坂にあったよね。Kプロデューサーが行ってる」
と,ディスプレーの下着をいじりながら好き放題言っている九頭に
「弁護士四天王の山岸先生からお願いされた以来なんですから
 くれぐれも失礼のないようにお願いしますよ!」

社長に通されると,
部下を「謝罪や弁解でなく,こうなった理由を求めてるの」
「頭を下げるのは,プライドのない人間がすることよ」
と問いつめている小百合社長。
「女王様…」と胸キュン状態九頭。
名刺交換の際も胸の谷間が気になってまともに声も出せない。

結婚して7年たって離婚を申し立てた夫を
結婚詐欺で告訴したいという小百合社長。
「ハリウッドの大物スターと結婚してすぐ離婚して
 大金を貰う人っているじゃない。あれも詐欺にならないんだよね。
 いーよなー。俺も大金持ちと結婚して離婚して
 お金をもら」バシッ(武田,書類で正攻法ツッコミ!)

結婚詐欺が駄目なら慰謝料を1億くらい要求したい。
「浮気や虐待などの不法行為がないと慰謝料は発生しない」と武田。
「お金持ちなんだからさっさと離婚しちゃったら?」九頭
「金持ちだからこそ1円でもお金は欲しいの。
 夫に財産を奪われるくらいなら離婚なんてしないわ。
 “富を軽蔑するように見せる人間を信用するな
 富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ”
 とベーコンも言ってるわ。
 …知性は顔に出るっていうけど,あなた達,知性ゼロね」
「いやそれほどでも」鼻タバコの顔で返答する九頭


自宅の夫・平太のもとへ…
「缶コーヒーの件がきっかけになったのは事実です。
 自分の言い分だけを弁護士に伝えさせるなんてあいつらしい…
 伝えてください,財産分与なんていらないと。
 1億なんて法外な慰謝料も払う気はないですが」
離婚できるなら裁判にもつれても構わないと
完全にふっきれている様子の平太。

部屋に飾ってある写真に目を留める九頭。
聞くと,これらの写真は平太が撮ったもので,息子が産まれて
道をあきらめるまではカメラマンを目指していたのだという。
「久々に誉められてうれしいな…家のことをやっても
誰も誉めてくれないから…特にあいつは」
「わかるなぁ…うちも貧しい父子家庭だから」
「大変ですか?」
「全然。両方の親がなくても子は育つって」
「九頭先生は子どもに育てられている感じですからね」
「んだとぉ。この満点パパをつかまえて」
武田まで一緒になって離婚を後押ししてないか?


夫に会って,その温厚な性格と完璧な主夫ぶりに
離婚の原因は妻のほうに問題があるのではと事務所で話す武田
「離婚問題で一方が悪いなんてありえないんじゃないの」と九頭。
そこへ来所してきた小百合社長。
車で待機するよう命ぜられた部下・川上に「いつも怒られて大変だねぇ」と
口説きに?かかる九頭。

「使えない弁護士ねぇ。私は1億取ってこいと言ったの。
 彼の言い分を聞いてこいなんて言ってないわ」
武田「それじゃ平行線で離婚なんてできませんよ」
「構わないわ。犬を1匹飼ってるようなものだから」。武田憮然。
九頭「ねぇ奥さんさぁ,なんであのさえないダンナと結婚したの?」
「私はビジネスが忙しかったから,家政夫がほしかったの」
「それじゃあ子どもはできないんじゃない?」
「感情がなくても子どもはできるわ」
慰謝料1億円を受け取るまで離婚しないと言い張る小百合,
自分の依頼を遂行できるか心配だからと武田の女性経験の数まで
尋ねだす。
九頭「ちなみに僕は,中2の夏,ちゃんとゴムつけてやりました」
武田「早!」
「早く答えなさい!」
武田「2.5です…」
九頭「早く出ちゃったんだ」


郷土料理居酒屋・桜島
レティシアの寄せて上げる下着をつけているという夕花の谷間に興奮の武田。
気を取り直して小百合の言動に「夫婦はたとえ離婚しても尊敬しあわないと」と持論を語り「武田くんと結婚する人は幸せかもね」と言われるや「幸せにします!」
「酔ってるの?」
「今夜は酔いつぶれても送っていかないわよ!」
と釘をさされたのだが…

結局徹子さんに送ってもらってる武田。
ガバッと起きあがって「幸せにすっど!」とチューを迫る。
「もぉ!誰と勘違いしてるのよ!」
センセイ,マジ気付いてなかったんすか…


テレビ番組出演の白石センセイの寒いギャグに駄目出しする美月ちゃんと九頭。
「女の子はね,素直が一番。色気が二番ってね。
 胸が出てお毛毛が生えてからじゃ素直になろうったって遅いんだから」
「結局エロ話か…」


Letitiaの下着を売っている売り場。
「俺はこういう仕事を待ってたんだよね。
 こういう足で稼いだ調査が物をいうんだよ~」
九頭の趣味で来ているとしか思えないと言う武田,
「徹子ちゃんにパンツのプレゼントでもしたら?」と返され
「パ,パパパ…」と興奮モード。
店員に「プレゼントですか?お見立てしましょうか。
 サイズはご存じですか?」と聞かれ
「これくらい,いやこれくらい…いや,いや触ってないです!」
目の前に出されたブラやパンティに
「ちょっと,これ,駄目ですよ,丸見えじゃないですか」
その喜び顔は何だ?


店の前を通った平太と翼を見つけた九頭は店を出て声をかける。

小百合のことを,本当はコンプレックスの塊で,
何をしても文句を言われない
自分のようなステイタスの低い人間としかつきあえないと話す
平太は,離婚する理由は,小百合が息子・翼との約束を
何度も破り,気持ちを踏みにじってきたからだと打ち明ける。
「両親が離婚するほうが子どもにとって不幸じゃないの?」
「子どものために離婚しないってのは,
 子どものせいで離婚できないのと同じですから」
「子どもに責任を負わせたくないんだ…」
「この離婚は正しい決断だと思ってます」
「あんたも全然奥さんのこと好きじゃないの?」
「もう…一緒にいることに疲れました」

「ママ,今日も帰ってこないの?」
「ママは忙しいからね」荷造りをしながら答える平太。
「パパ…ママはどうしてわがままなの?」

1人で白石法律事務所に現れた翼。
「パパとママのりこんを止めてください」

「こんな小さな子が1人でここまでやってくるなんて。
 やはり離婚を思いとどまるよう説得したほうが
 子どものためなんですよ」と心動かされる武田だが,
「お前がそうすれば女社長は喜ぶだろうなぁ」と言って,
九頭は翼に「何で来た?タクシー?お金はどうした。
ママに言われて来たんだろ。お金渡されて」

離婚のきっかけになった缶コーヒーの喧嘩の話を翼に尋ねる九頭
武田「(子どもを巻き込まなくても…!!)」
九頭「(もう母親が巻き込んでるんだよ!)何とかしてやっから話しな」
ママが悪い,パパが怒っているのにああだこうだ言ってコーヒーを
とらなかった。なんでママはあんなに我が儘なんだろう…と嘆く翼に
「我がママはわがまま。うまい!山田くん座布団一枚」とボケて
「あれはお前のママじゃないんだ」と言い出す九頭
顔色を変える武田をよそにさらにこう続ける。
「悪い魔法をかけられている」。

「なるほど…久しぶりに翼を連れ出したと思ったら。
 離婚したくないのは本心だと思います。けれどそれは愛情じゃない。
 都合がいいから。またはプライドが高い彼女のことだから
 結婚に失敗したと認めたくないんでしょう」
家のアルバムにある写真には小百合の笑っている写真は1枚もない。
1枚だけ撮ったことのある笑顔の写真もどこかへなくなってしまった。
彼女に振り回されるのはもうこりごりだ
小百合が離婚に応じないのなら家庭裁判所に離婚調停を申し立ててでも
離婚に踏み切るという平太の決意は固い。

妻が謝るのが解決の本筋なのだろうが,そんなことを
言おうものなら逆効果なのは火を見るより明らか。
八方ふさがり状態の武田をよそに
「離婚離婚って辛気くさくなっちゃったから汗でもかこうかな」
「またキャバクラですか」

ゴルフ練習場で女の子のコーチをしている国光さん。
そこへ現れる九頭「これで次の接待ゴルフはバッチリだね」
「あ,九頭先生。先生が紹介してくれたレッスンプロのおかげです」
国光さんコッソリ「全部これの受け売りだけどな」
九頭「上等上等
そして九頭,おもむろに「昌代ちゃん,ちょっと聞きたいことがあるんだけど」



字数オーバーにつき,後半につづく!!!


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コメント (2)

弁護士のくず11(後編) 傷つけあうほど甘えん坊?!

2006-06-23 23:41:41 | 弁護士のくず
今回の原作は第2巻から
弁護士のくず CASE11
「働く妻VS専業主夫」
後半です!

前半はこちら!

白石事務所に電話をかけ,怒鳴り込んでくる小百合。
ついに平太が家庭裁判所に調停を申し立て,今にも家を出ようとしているのだ。

小百合と平太,家族の部屋で九頭と武田をはさんで
にらみあいとなる夫婦。
離婚を取り下げて素直に謝れば許してやるとふんぞり返る小百合だが
もちろん既にそんな状況では全くない。
小百合が慰謝料も財産分与も1銭も出さないといえば
そんなものはいらないと言う平太。
会社勤めもしたこともない平太が生活費を稼げるわけない,
母親替わりで翼は平太になついているんだから翼を引き取れと言い,
平太が引き取ってちゃんと育てるといえば
子どもには母親が必要だと言い出す小百合。
「それじゃ,親権はお前,養育権は俺。それでいいだろう」
「そんなの,絶対許さないわよ!」


「奥さんが謝らないと解決しない状況なんですよ」
「うるさい!結婚もしていない青二才のくせに」
「そうだよ。2.5のくせに。
 (武田,アワアワワ…)
 奥さん,降参したら?本当は別れたくないんでしょ?
 女の子は素直が一番,お色気二番だよ」
バカ話には付き合っていられないとムッとする小百合に

「ああ…あんた見てたら思い出したよ。
 北欧神話の『リュサの童話』。武田くん知らないの?
 ユングも人類共通の普遍的意識を説明するのに引用している
 有名な童話だよ。大学出てんのかよ。奥さんは知ってるよね」
「ああ…知ってるわよ。小さい頃のうろ覚えだけど」
「だよね。これは挨拶の起源をモチーフにした話だ。」
森に住む少年リュサは毎日沼におつかいにいくことを母親にいいついけられていた。沼のあるじであるタイヒケに木の実と沼の魚を交換して貰うためだ。
リュサの両親はいつも2つの言葉の玉を持たせてくれた。1つは「ありがとう」というお礼の玉,もう1つは「すみません」というお詫びの玉だ。決してなくしてはいけないといわれている2つの玉をリュサは大事にしまって持って行った。リュサの持って行く木の実はいつもタイヒケのくれる魚より少なかったが,「ありがとう」「すみません」の2つの言葉の玉と一緒にわたすといつも快く交換してくれた。
しかしある日,リュサは道の途中で2つの玉をなくしてしまった。玉を探す時間のないリュサはおそるおそるタイヒケに木の実を差し出すと,何か恐ろしいことが起こりそうな気がしたが何も言わず大きな魚と交換してくれた。木の実だけでも交換してくれることに気が付いたリュサは,その後,2つの玉を使わなくなった。
そしてある日,タイヒケがとても怒っていることに気が付いたリュサは,慌てて袋の中から2つの言葉の玉を取りだしたが,ずっと使わずにいたお礼とお詫びの玉は錆び付いていて使えず,かわりになるものを探して,取り出したところ…「こんな魚,臭くて木の実は少なくて当然だ。」出てきた言葉の玉は「ののしり」。リュサが止めようとしてもののしりの言葉は止まらず,怒ったタイヒケは…

その後,リュサの姿を見た者は…誰もいない。


という,世にもありがたい話が,『リュサの童話』だ。
奥さん,このままだとリュサになっちゃうよ。
たった一言が言えずに,あなたはすべてを失うのか?

「…なら,言ってあげてもいいわよ。『ごめんなさい』。
 これでいいでしょ」
平太は,軽いため息の後「いいよ,無理しなくても。
 僕の気持ちもすっかり固まってしまった」
翼も「ママなんて嫌いだ!(約束を破ったかわりに
 休みに連れて行くと言った)ハワイなんて行きたくない!
 幼稚園の友だちはみんなパパとママと動物園に行ってるのに
 僕だけ行ったことないんだ!」

翼を連れ,出て行こうとする平太に
九頭「だんなさん,彼女は命を捨ててるんだよ。
 この女は缶コーヒーが落ちて大事故につながろうとも
 絶対に自分を曲げないプライドの塊だ。
 この女にとってプライドは命なんだ。そのプライドを捨てて
 あんたに謝っている。
 だんなさん,あなた1枚だけなくなってる写真があるって
 言ったよね。その写真,今も持ってるんだろ。奥さん」

小百合が無言でカバンから取り出した革のケース。平太が開けると
輝くばかりの彼女の笑顔の写真が綴じてあった。

「奥さんはずっとその写真を持ってたんだ。
 会社で1人っきりになるといつもその写真を眺めていた。
 (秘書の川上ちゃんから聞いたよ)
 仕事を必死にやることであんたはあんたなりに家族を愛していた。

 だんなさん,彼女が絶対謝らないって言ったよね。
 身内には頭下げないって言ってても,
 仕事じゃ取引先にさんざん頭下げてるんだ。
 この人があんたに頭を下げないのは,あんたに甘えてんだよ。

 あんたもこの人と別れたいのは,子どものためじゃないんだろ。
 あんた自身が奥さんから放っておかれて寂しかったんだ。
 自分ではプライドがないと言ってたけど,嘘なんだよ。
 奥さんに愛されていることを誇りに思っていたけど
 それが傷つけられた,だから別れようと思ったんだ。

 自分をいじめるなよ。それはあんたを思ってくれている人も
 傷つけることになる。
 あんたらの意地の張り合いで,一番傷つくのは子どもなんだよ!」

翼の前でかがみ込むと,手をパン!と叩く九頭。
「ママにかかっていた魔法はもう解けた。
 これからは優しいママだよ」
「翼…ごめんね…」息子を抱きしめる小百合。

帰りの道すがら,よかったですねと満足感に浸る武田を
「今ごろだんなさん離婚しなくて後悔してるんじゃないの?」
とまぜっかえす九頭。
「いい本を教えてくれたお礼にキャバクラでもなんでもごちそうしますよ。
 国光さんの店に寄っていってもいいですか?在庫あるかなぁ…」
「あるわけないよ。
 あんなの作り話だもん」

「ハ?」(;゜Д゜)


「リュサはサユリをひっくり返しただけ。
 ユングとか小難しいこと言わないと,あの女聞きゃしないからな」
「一瞬でも感心した僕がバカでしたよ…」


九頭・国光・武田がくり出したキャバクラ,
今回はパイロットとスチュワーデス(フライトアテンダント)バージョン。
すると向こうのテーブルで
「君はグズでノロマなカメか。(教官!)
 Good Luck!」と絶好調に飛ばしている白石センセイ。
「おお九頭センセイ,あなたが国光さん,お噂はかねがね。
 武田くん,まさか君までがキャバクラ通いとは…」

和気あいあいと盛り上がる中,
九頭,「お,(タバコが)あと1本しかない」
武田「あと1本…もうあと1本ですか!九頭先生!」
「そう,かれこれもう11本,やっといい感じになってきたと思ったけど
 いよいよ次週,グランドフィナーレ,最終回だよ」
「色々ありましたけど感慨深いものがありますね…」
「このくっだらないドラマ,どうオチつけるんだろうね」
「ハイ!僕と九頭先生が法廷で対決する!」
「全然ないない。定番で言えば白石法律事務所が乗っ取られるとか」
(ショ●ニか?!)
白石先生「それは困るよ~。僕の事務所なんだから」
国光さん「若先生と加藤先生が結婚とか
武田「国光さんと夕花ちゃんがカップル成立とか?!
夕花「それはありませ~ん」とスッチー姿で登場
徹子さんも同じくスッチー制服で「定番なら海外とか
「いいです!センセイ萌え~です!」と興奮武田。
「次のクールからは,『スッチーのくず』スタートぉ!」
一同「ないない!」
「次のクールの心配するより,最終回,最終回!」
「最終回だから九頭先生が撃たれて死んじゃうとか」
「いいねぇー。ショーケンも長淵剛も撃たれて死んだ,
 これぞ男の美学!というわけで,次週,最終回!予告!
次回の予定
第12話最終回は『愛と金』
今回のストーリーとかぶるような気がしないでもないですが
とにかく原作の連載第2話で,作品の方向性というか,
特徴を漫画ファンや業界に印象づけた代表エピ。
ただ途中でオチがばれると面白さが半減してしまうので
実写化で1時間話を進めるのは制作側の力量が試される話といえるかも。
ヒロイン役の畑野ひろ子さんの演技力,責任重大です。


********************************************************

それにしても,杉本彩さん演じる女社長・小百合,
登場早々あの棒読みっぽい重々しいしゃべり方で
「大根?!」
と凍り付きかけましたが,実は,相手に重苦しい圧迫感を与える
威圧的なオーラが役柄の小百合そのものだったんですね。
そして,身勝手というか,本心は別にあるのに素直になれなくて
わけのわからない否定のための否定を繰り返して
堂々めぐりになるシーンなどは,まさに
お礼とお詫びの言葉の玉が錆び付いて「ののしり」の言葉しか
出てこなくなってしまったリュサそのものでした。
小百合の,自分でも意識しない心のさらに奥底では
本音が言葉にならず悲鳴を挙げていたのでしょうね。
また,田辺誠一さんも誠実で真面目な男を演じさせれば天下一品ですね。
とても正月番組『里見八犬伝』でキモいチンピラ侍をやってた同一人物とは思えませんw。

今回はじっくりたっぷりと事件を解決した割には
場面転換が少なかったからでしょうか,次回最終回の前振り用に
たっぷり時間が余りましたね
だったら,心の鎧から解き放たれた小百合社長のその後の姿を登場させて
あげればよかったかな?
「だんなさん今ごろ後悔してるんじゃないの?」
ってだけのは,そりゃひどいよ。

もう身内ネタとか楽屋オチとか悪乗りとかいう
表現では言い表せないくらい,いくとこまでいっちゃってる
『弁護士のくず』ですが,
伊藤英明さんの「いろいろありましたけど,(次回が最終回だと思うと)
感慨深いものがありますね…」
とは本当に同感です
※橋本P日記によると,11話と最終回は同時並行で撮影したそうなので,
 もしかして,この最終話予告トークは最後の収録?
 19日ロケ撮影オールアップ→20日深夜法廷シーン撮影終了
 →21日白石事務所のシーンで北村さんと亜希さんがオールアップ
 →同日深夜 ゴールデン街の飲み屋のシーンで全撮影終了,
  豊川さん、伊藤さん、高島さん、モトさんオールアップ
 まだこの時点で最終回分の撮影は残っているようですね。
 (真彩ちゃん=美月ちゃんの撮影は最終話分のほうを
  先に撮り終えたとのこと)


最新の「橋本P日記」によると11話は「弁護士のくず」放送開始以来の
最高視聴率を記録したとのこと。
> 皆さんの口コミ効果が、数字を押し上げてくれた最大の要因になっている、とのことでした。
> くずサポーターの皆さん。
> 皆さんの熱い気持ちに心から感謝致します。
> 本当にありがとうございました。

いや,本当に,キャストの言葉に,スタッフの声に,
視聴者が呼応して(知らない者同士,その存在すら実感する
ものがないと言ってもいいのに)なんか一体感を感じましたよ。
先週のこの番組DVDプレゼントなんて,応募ハガキの宛先が
メモできなかったってBBSカキコがあったらBBSレスやらブログやら
そこら中でUpされましたからね。応募者増えたら自分の当選確率が
下がるというのに
そんなこと関係無しに,応募数が増えれば番組の応援になると
まさに皆が「くずサポーター」になっていました。

うん,くずファンとくず関係者に悪い奴はいないね。
きっと。


キャスト
インモラル
杉本彩
新潮社
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明

小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹

秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

大塚小百合(Letitia社長)…杉本彩
大塚平太(専業主夫)…田辺誠一
大塚翼(息子5歳)…渡邉奏人

川上真由美(小百合の部下)…久保恵子

櫻井昌代…武藤晃子
キャバクラ店長…北原雅樹(元グレートチキンパワーズ)
カワニシ…豊田梨沙
太田彩乃 滝ありさ

弁護士四天王
 民事訴訟の白石誠
 行政訴訟の片岡三郎…小林茂和(原作の監修),
 医療訴訟の岡島敬一郎…本村健太郎(浅井企画所属弁護士),
 企業訴訟の山岸敦夫…橋本孝P
同番組のやらしいプロデューサー…川西琢P本人

黒田裕久 山根亜矢子 木口亜矢


今週のコスプレキャバクラ…航空会社コスプレ「ハイテンションプリーズ」
 (もちろん“アテンション,プリーズ”のもじり)

今週の着ぐるみの犬…沼のあるじ

今週のばんそうこう…左ほお(鬢の前あたり)。

今週の掛け軸…泣いて暮らすも一生 笑って暮らすも一生


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◆過去の記事
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いきなりIPポイント(アクセス数)倍増,超久しぶりにトップ50に入りましたが,
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コメント (2)

弁護士のくず10 君が彼だったらどうするよ?

2006-06-17 07:47:18 | 弁護士のくず
今回の原作は第3巻から
12回予定だということ,もう最終回まで1ヶ月前には原稿もできていて制作好調!らしいとは聞いていても,「7人の女弁護士」が6/8には早々に終わっちゃってるだけに,11話『リュサの童話』,12話『愛と金』と公式HPにアップされてようやく一安心(「リュサ」のほうは,非常に特徴的というか井浦作品らしい話で「やるならこれかな…」と前から注目してました)。若者の暴力事件を舞台に九頭が鮮やかな法廷劇を展開する話。ハードすぎる内容でドン引き者続出した第4話がはるか昔のことのようですが,今週は同じ若者の事件&逆転判決の話でも当時から「こっちのがお薦め!」と紹介してきた作品。ぐ!。いや~,期待通りでした!

弁護士のくず CASE10
「名門大学生の犯罪」
(原作:第3巻「聖なる戦い」)
美しい夜景で人気のデートスポット・安名場埠頭で暴行事件が起こった。目撃者からの通報で岡部(塩谷瞬)という若者が捕まり、九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)が弁護を担当することになった。襲われた三人組の男子大学生によると一方的に暴力を振るわれたとのことだったが、「因縁をつけてきたのは向こうで、正当防衛だった」と岡部は言い張る。
 だが、岡部には過去に暴行事件での補導歴があり、武田は裁判で無罪を勝ち取るのは無理・・・素直に被害者と示談にして、情状酌量で減刑を求めるほうが彼のためだと言う。事件の事情を聞くため、九頭たちは岡部の彼女・杏里(酒井彩名)を訪ねた。
「何故、正当防衛にならないのか」と二人に詰め寄る杏里に、九頭は「本人も希望しているから頑張って正当防衛で無罪に持っていこう」と武田の心配をよそに言ってしまう。
 そんな時、婦女暴行事件でやはり加害者の弁護をしていた徹子(高島礼子)が、ケガで入院したという連絡が入った。長いことかかっていたその事件がやっと最終弁論まで漕ぎ着けた矢先だった。被害者側がナーバスになっていて気が重いと漏らした徹子は、被害者の父親に詰め寄られ階段から転落したのだった。




掃除の時間にほうきで叩かれそうになったから叩き返した,
それなのに美月のほうが怒られた。
正当防衛・美月は悪くない。だけど世の中はけがさせたほうが圧倒的に不利なの。
こういう刹那的なゲームは俺には向かない。暴力反対。
「負け惜しみ」
んだとぉ,んの野郎コノヤロー
…って,徹夜でスト2三昧。(美月ちゃんも夜更かしさせたのか?!このバカ父ぃ)

目が…目が…パッチリキラリン♪

エリート大学生が野良犬に噛まれたくらいで大騒ぎだねぇ

駅までお供します♪←加藤センセイにはわかりやすい武田クン

そんなこんなで持ち込まれた傷害事件の工場勤務21歳の弁護。
高校中退で補導歴も数回,キレると手が付けられないって評判の男。
拘置所で被告人に面会すると
「隙をついて先にやらなきゃこっちがやられてたんだ!」と言い張る一方。
喧嘩で正当防衛が認められるケースはまれな上に
向こうは大怪我,こっちは無傷。
やみくもに暴力を振るう奴が嫌いな武田は,彼女にかっこいい所を
見せようとして暴れたのかもしれない被告人に,お灸を据えてやった
ほうがいいとまで言う。

岡部の彼女のマンションの前でピンクのパンティを拾ってにやける九頭
「キャー!下着泥棒!」と叫ぶ1階住人のオバサンと目が合い
「弁護士の,くずです。ヨロシク」と気取ってみせる九頭。

彼女の部屋で面談。同棲ではなく彼のほうは職場の寮に住んでいた。
就職2ヶ月目でのこの事件によって試用期間の3ヶ月が終われば
彼女の両親に挨拶に行く予定だった。
これまで交際に反対されていたのをようやく許しをもらえるところだったのに
有罪で就職取り消し確実…

強姦事件の被告人弁護をした裁判後,階段で被害者の父親に
詰め寄られて階段から落ちてしまい怪我して入院する徹子さん
(怪我は左手首だけど頭を打ったので念のため。病院は“順誠堂病院”)。
被害者だからってやっていいことと悪いことがあると
徹子さんを傷つけた相手に激怒するシンプル武田。
気を遣っていたつもりなのに被害者側の心の傷を
深めていたことに思い悩む徹子さん。
「気にすることはないよ。依頼人をえこひいきするのが弁護士の仕事だよ♪」by九頭
「正しい弁護をしたのにこんな目に遭ったんですよ!」むきになる武田クン

慶陽大学に赴き,被害者に会う九頭と武田。
学校に出るには支障のない状態だが,
4年生で1試合でも多く出たいのに部活のサッカーはできない状態。
就職活動をしようにもこの顔では面接にも行けないしと憤る被害者たち。
「そんなに大事な時期ならなんで練習さぼって夜景見に行ってたの?」
「息抜きです」
「男同士で?」
「男同士でも行きます。のんびりできるんですよ」
彼らは初めてあの埠頭にやってきてたまたま今回の惨劇に
見舞われてしまったと言うのだった。

被害者との面談が終わり,移動…
「へー,君たち慶陽の学生じゃないの?(サークルで来てるんです)
 お茶して帰らない?
「あァ,また…ちょっと九頭さん!情報収集ならともかく
 ただのナンパじゃないですか!
「メルアド教えてメルアド。大丈夫大丈夫。僕,善良な弁護士だから。
ほら見て~弁護士バッジ」(これ本物?)「本物本物。チョー本物
「次は目撃者と面会に行くんでしょ!」
「先に行ってて。俺,テレビにも出てるんだよ」(ホントー?)
「ほんとほんと。毎週木曜日夜10時。(えー,見たことないー)見てよぉ~!

目撃者(通報者)高橋和彦と面会
被告人が3人をものすごい勢いで殴り倒していく様子を興奮気味に語る高橋。
安名場埠頭って夜景の穴場だけれど,彼女連れてったら喜ぶの?
「はぁ…まぁ喜ぶと思いますよ。静かだし雰囲気もいいし。けど,
 たまに覗きが出るのが難点っつーか…」
高橋さんが通報したのって,3人がボコボコに殴られる前なんだよね?
「はい…囲まれてたんで,やばい!と思って」

無罪にならないと困る,絶対無罪にして欲しいと再度強く訴える岡部の彼女。
「妊娠してるからだろ?」部屋の本棚に『はじめての出産』という本が
あるのを見逃さなかった九頭。
「父親が刑務所に入ることになったら…正直1人で育てる自信がなくて」
「判決が出る頃には中絶できる期間を過ぎちゃうから迷ってるんだ…
 自信がないならやめといたら?無罪になろうがなるまいが,
 君がどうしても産みたいって気にならなくちゃ
 産まれた子だって迷惑だよ」
あんな言い方はないんじゃないかと怒る武田。

「正当防衛が得られるか鑑定に行こう」
と言って行った先は…
いつものキャバクラ今回はSM調。
「今夜はハードな夜になりそうだな」と目を輝かせる国光さん。
武田が帰ろうとすると,黒スーツ,強面の巨漢がご入店。
「あァ!2話で真琴ちゃんを襲ったヤクザ!
 弁護士,ヤクザ…黒い噂! だ,だめだめ…!!!」
そう,この男はその須永。しかし九頭のおかげでもう足を洗ってカタギだとのこと。
「スーさん,こう見えて根はピュアでナイーブなんだよ」国光さんとも仲良し

ケンカのプロである彼に,3人とケンカして勝つ自信があるか?
素人なら楽勝だけど,喧嘩慣れした奴3人相手だと無理。
どうしてもというなら先手を打つしかない。
誰だって最初に手を出すのはためらうもの。よくチンピラ同士が
至近距離でガン飛ばし合っているのは牽制して気持ちをためているのだ。
とにかくスピードが第一。機先を制して一瞬でも早く相手を倒すしかない。
「いやーありがとう。役に立ったよ」
「じゃあ,またみんなでハッスルしましょう」
ハッスルハッスル!

というわけで
「ボトル入れないとおしおきよ!」
ビシッ!バシッ!お楽しみタイム…

捜査に行き詰まったら現場に帰る(ズギューン!掛け軸は「原点回帰」)。
刑事の基本だ」
「刑事じゃないですけど,行ってみましょうか」
 (今日はますます素のツッコミがヒットしてるぞ武田!)
で,夕花ちゃんを誘う九頭。「夜景を見に行くんだからカップルが自然だろ」
しかし今夜はヨガのためお断り。そうだよね。このお尻のラインを保つには
ヨガを休んじゃだめだよね。では100歩譲って加藤センセイ
「200歩譲ってもお断りします」
ということで…
そういうことか!予告編の女装の謎がここで解けるわけですw
「なんでこんなことしてんだろ…2年ぶりの連ドラなんだから
 相手は女優がよかったな…プロデューサーを恨むぞコノヤロー
「ぼくだってほっぺの赤くないトヨエツがいいですよ
「…言うねぇ」
といいながらベンチでいちゃついて見せると
ビデオカメラで狙う視線が。
すかさずそののぞきを捕まえて事件のことについて知らないか質問する九頭と武田
「え?3人が犯人じゃないの?」
3人組の強盗強姦魔による被害が頻発しているという重要な証言。
顔は知らないけど車は見た…シルバーの外車だと。

そこへ琴美ちゃんから重要情報。
とある女の子のプロフィール。女子大生の情報網は探偵雇うよりすごい。
翌朝,その女の子・理穂に会いに自宅へ。「慶陽大の木原くんの件だけど…」
立ち去ろうとする理穂に「被害者は君だけじゃないよ」

裁判所。事前に2人でガン飛ばし合いながら公判に臨む九頭と武田。
被害者1・木原への検察側質問。殴られる前に相手に何か脅威を与えるようなことをしたのか?
「軽く冷やかしただけです」
恐喝もしないのに気絶するほど殴打したと犯行の残虐性をアピールする検察。
武田「調書には頭突きされたとあります。頭突きですか殴打ですか?」
「頭突きです」
「被害者が言い終わらないうちに手や足ではなく頭突きで攻撃したということは
このくらいの距離で“いちゃついてんじゃねぇよコラ!”
言葉では冷やかしでも態度で脅しているといえないでしょうか」。

目撃者・高橋の証言…
最初の通報は,カップルが3人組に取り囲まれていたから。
自分も彼女と一緒でこちらも襲われそうで,怖かったから通報したのだ。

被害者たちは月に10回以上も安名場埠頭に出かけている。
サッカー部マネージャーの出欠簿や付近GS店員の証言から裏も取れている。
そして,現場では3人組によるカップルを襲った強盗強姦事件が
相次いでいる。犯人が乗っている車はシルバーの外車という証言もある。
そして,今回,傍聴席にはその事件の被害者に来てもらっている!
(次々に十人近くの若い女性が立ち上がる)
「ここにいる全員,あんたらにレイプされた被害者なんだよ!
「…違う!こんなにしてない!」
「こんなにしてない?じゃ,何人かはしたってこと?
 裁判長,この件に関しては本件に関する重要な事件として捜査を依頼します」

連続強盗強姦事件として立件され,大事件に世間は大騒ぎ。
事件になったことでようやく名乗り出る被害者が次々と出てきたが
今回はサクラを使わないと,1人ではなかなか名乗り出ることはできなかっただろう。
彼女はレイプされた上,ビデオに撮られて現金をゆすられていた。
カップルの男性のほうは皆彼女を見捨てて逃げていたから名乗り出ることも
なかったというひどい話。
加害者は名門大学とはいえサッカー部では万年補欠,就職活動も
うまくいかず,そのもやもやを弱い者を襲うことで晴らしてたってわけ。

白石事務所に弁護のお礼を言いに来た岡部くんと彼女・杏里ちゃん
公判のあのときの九頭の弁護を思い出す--
「被告人岡部と一緒にいた彼女は妊娠していました。
 それを知った彼は,傷害事件で刑務所に入るようなことになったら
 子どもに会わす顔がない・もう暴力は振るわないと誓いました。
 しかし不正の侵害が急迫した…安名場埠頭での事件です。
 相手は凶悪な強盗強姦事件の常習犯で3人組。
 もしあのとき被告人の行動が一瞬でも遅ければ,彼らは
 他の多くの被害者と同様の目に遭っていた。
 彼は豊富な喧嘩の知識からそれが察知できたんです。
 だから彼は身重の恋人とお腹の子どもを守るため
 犯人を気絶させ,車を壊して逃げたんです。
 ここで正当防衛が認められなければそのままレイプされろってことになる。
 そうなったら母体も胎児も死んでいたかもしれない…
 2人はこれから親としての一歩を踏み出そうとしています。
 弁護人は,岡部省吾の無罪を主張します」

「あのとき妊娠してるって聞いて驚きました」
「えぇ?じゃ,九頭センセイ,あの熱弁は嘘だったんですか?」
「嘘って人聞きの悪い。肝心なのは今をどう思ってるかだよな」
「君たちは若いんだから,子どもと一緒に成長していくんだよ」
「がんばって」

笑顔で帰って行く2人を見送りながら事務所の面々が
満足感・幸福に浸っていると
安名場埠頭ののぞき犯から弁護の依頼。
「いい奴だったのにな~」
「行ってあげましょうよ」
「え~。金にならない弁護引き受けちゃったな~」

依頼人との面談を済ませ警察署から帰る九頭と武田。
女子大生琴美ちゃんから情報提供料10万円払えと矢の催促受けてると
ぼやきながら歩いていると,ふと…
「ああ!今週,ばんそうこ外すの忘れた!」
「ああ!…撮り直しィ?!」
(どアップツーショットカメラ目線!
 でも,ばんそうこうの位置,微妙に変わってるよねw)

********************************************************
いや~,堪能しました。
今回は原作の傑作中の傑作だけにかなり原作に忠実。
たった20ページ程度の分量でこれだけの話が描ききれるのですから
いつも作品中などで自らのマイナーぶりをぼやいてる
井浦先生ですが,そのストーリーテラーとしての才能を
改めて見せつけられた気がします。

それにしてもドラマへの転換も見事にきまってましたね。
息の合った完璧な演技で見ているほうも感情移入できますし
すごくハードな事件だったにもかかわらずイケメン揃いで
大方の視聴者も抵抗なく一気に見ることができたでしょう。
また,中盤から大詰めに向かういい所でCMが少なかったのもよかった。

着ぐるみの犬,露出がどんどん露骨になったり,
楽屋落ちネタが増えていってますが
このパワーでガンガンいってほしいです!


キャスト
瞬(SHUN)―塩谷瞬写真集
アライ テツヤ
ワニブックス
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明

小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹

秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

岡部省吾(原作では清藤望栄≒正当防衛)…塩谷瞬
赤地杏里(=赤ちゃん有り)…酒井彩名
慶陽大学生 木原悠馬…安居剣一郎
  金田英輔…笠原秀幸
  仲原信夫…矢倉亮
高橋和彦(通報者)…脇知弘
友田理穂(3人組の被害者)…松岡恵望子
遠山辰夫(検察官)…中根徹
末木琢(のぞき野郎)…肥後克広(ダチョウ倶楽部)
琴美(即レスで九頭大喜び♪)…直林真里奈

前田敦夫(強姦事件の被害者の父)…沼田爆

キャバクラ店長…北原雅樹(元グレートチキンパワーズ)
須永貴史(元ヤクザ)…小川直也
カワニシ…豊田梨沙
滝ありさ
太田彩乃
しのへけい子(キャー!) 森富士夫(異議を認めます) 
今泉あまね(連続強盗強姦事件レポーター)

東京薬科大学  順天堂大学浦安病院


今週の徹子さんの一言「すいません,うっかり四十で。」

今週のコスプレキャバクラ…SM「女王様の耳はロバの耳」

今週の着ぐるみの犬…大学キャンパスでビラ配り(どアップ!
  胸に下げたプラカードに何が書いてあるか見えそで見えない。
  ここまでババンと出てくると中の人が気になるなぁ…)

今週のばんそうこう…右あご。

今週の掛け軸…原点回帰



次回以降の予定
第11話『リュサの童話』田辺誠一さんの“専業主夫”と、杉本彩さんの“横暴ワンマン妻”夫婦
第12話『愛と金』原作の連載第2話。
最終回の演出については橋本Pが極秘を強調してますが,今クール弁護士ものが多いことについて新聞のインタビューを受けた貴島誠一郎Pが「互いにゲスト出演して法廷対決しても面白いんじゃないですかね」なんて言ってたジョーク,実現を切に希望!!


ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
 担当・竹内けい

◆過去の記事
弁護士のくずカテゴリーつくりました。
過去の9話分すべて収録!

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました)

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TYPHOON―酒井彩名写真集
近代映画社
コメント (6)

HPもおもしろい『弁護士のくず』

2006-06-14 20:42:32 | 弁護士のくず
「トヨエツのコメディ」ということで、食わず嫌いの人も世の中に多々あるであろう中、ドラマ低調の逆風をくぐりぬけて合格点の視聴率をキープ、オリコンスタイルの「放送中間ドラマ満足度ランキング」でも堂々3位に入っている『弁護士のくず』。ウソだらけだけどまんざら悪いもんでもない人間の本質を見事に描いた秀逸な原作を、これまた秀逸な役者チームが絶妙のチームワークで笑ってドキドキワクワクできてほろりと涙もさせられる傑作に仕上がっております。

このドラマを支えているのが当然のことながらスタッフ陣。
漫画『弁護士のくず』のドラマ化企画を立案した橋本孝プロデューサー、
これまでのドラマで出せなかった豊川悦司さんの一面を出せる作品だと
豊川さん主演でこの企画にGOサインを出した貴島誠一郎プロデューサー、
キャバクラホステス「カワニシさん」のモデルとなった川西琢プロデューサー

主人公がこんなに下品でがさつなキャラなのに
軽妙かつかっこよいシナリオに仕上げる荒井修子
出演者のアドリブギャグをビシバシ選り抜く今井夏木Dの
女性チーフコンビをはじめとする脚本・演出陣。

さらにはさらにはキャバクラシーンに命を賭ける?
大道具・小道具などスタッフ陣。
キャバクラシーンなんて本筋と関係した重要な意味をもつときもありますが
全くない週もあったりするくらいの基本的にはおふざけ・お楽しみシーン。
それなのに細部にわたって作りこむ力の入りようはすさまじいものがあり、
キャスト・スタッフが皆、ドラマ作りを心から楽しんで悔いの残らぬよう
全力を注ぎ込んでいる様子が伝わってきます。

そんな『弁護士のくず』ですから、公式ページも当然のことながら
毎日のように更新、トップページの隠し絵など頻繁に追加され
その凝りようといったら、「HPづくりにはそんなに給料出ないんじゃないの?」
と心配になるくらいです。


と、いうわけで、今回は、
ぜひ、ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBSも見てやってくださいと
ご紹介するしだいであります。
よろしくです!

お知らせ 出演者の番組宣伝出演情報など

はじめに ドラマ『弁護士のくず』とは

原作紹介 漫画『弁護士のくず』(井浦秀夫作)の紹介のほか、
 ドラマ第1回からの各話の原作となったエピソードのタイトルも紹介。

主題歌
出演者 ◆スタッフ (レギュラーのみ。初回当時から特に更新なし)
相関図  ※出演者の写真をクリックすると登場人物の詳細が出ます。
 九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
 武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明

 小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
 白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
 加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
 国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹

 秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

TVスポット WMPかRealPlayerで。
あらすじ 翌週分のドラマの概要
ゲスト出演者 現在第11話までUP

くずのうら これがすごい!
 ◇橋本P日記 熱い!このドラマにかける思い入れと
  出演者やスタッフ仲間に注ぐ愛情、そして視聴率への泣きwが惜しみなく注ぎこまれています。
  もうなんとvol.21まで更新! 思いの強さが伝わってきます。
   vol.21 「エクアドル対コスタリカ」 より面白い「筋書きのあるドラマ」10話。
   vol.20 チーフADの森嶋くんのディレクター・デビューの第9話。
   vol.19 「弁護士のくず」の脚本家・ディレクターのプロフィール紹介。
   vol.18 「知らないほうがいい」こと…最終回の仕掛けは内緒です。
   vol.17 流行のものに疎い私、情報に振り回されると怖い世の中。
   vol.16 番宣書くの忘れてましたので追記…8話「名誉毀損!噂の女」の話。
   vol.15 7話のOAを見終わりました。いやー、おもしろかった!(「プリンプリン祭り」)。
   vol.14 「くず、おもしろいよなあ…」ありがとうございます!/相続にまつわるあれこれ。
   vol.13 田村高廣さんの思い出。
   vol.12 私も電車内で痛い視線を浴びたことが。
   vol.11 映画「海猿」見ました/娘ができても九頭は変わりません。
   vol.10 雨で視聴率上がるなら雨乞いぐらいしまっせ/第5話は家族で見られます。
   vol.09 第4話(の紹介)はすみませんでした。第5話はがらっと変わります。
   vol.08 GW関係なしに撮影続けてます。
   vol.07 「東京タワー」「寺内貫太郎一家」私の人生を変えた久世光彦さん
   vol.06 原作・井浦秀夫さんについて ※井浦先生ドラマくずコラムhttp://sbc21.co.jp/tv/kuzu/
   vol.05 「ウンコしてる姿が本質か?!」ドラマ化実現にいたるまで
   vol.04 好評の第1話…あれは台本どおりだけれどアドリブです?!
   vol.03 超異例!第1回OA直後に大絶賛の嵐!
   vol.02 昨日の敵は今日の友「女系家族」貴島Pと「電車男」川西P…合計40%Pがタッグ
   vol.01 みんな「プロフェッショナルな大人」活気ある現場の雰囲気

 ◇レポート もうvol.22まであるんですけど、
   各レポートを見るためのボタンが20までしかないw
   (と思ったら小さいボタンに修正されましたね。もし見たい回のボタンがなかったら
   http://www.tbs.co.jp/b-kuzu/ura/repo21_1.html ←の21のところを希望の回の
   数字に直せば見られます)。放送(撮影)が進むほどにレポートも熱を帯びてます
   vol.22 揉みます?
   vol.21 お灸の先生、大人気!
   vol.20 第8話はイヌ・イヌ・イヌ…の一日。
   vol.19 40本のロウソクには危険がいっぱい!
   vol.18 プリンプリン祭り!
   vol.17 白石先生の女装姿の撮影は… (超笑えますけど過激につき注意!
   vol.16 本邦初公開・九頭のご自宅訪問!
   vol.15 裁判長!サオあり!
   vol.14 撮影現場にテロリストが襲撃!
   vol.13 男と男の真剣勝負!
   vol.12 カレーに生卵、入れる?
   vol.11 星野亜季さん、始球式登板!
   vol.10 モト冬樹さん、お誕生日おめでとう!
   vol.09 弁護士の晴れ舞台、裁判所の様子をご紹介
   vol.08 “川西さん”って??
   vol.07 クリストファーとお馬の人
   vol.06 花見!
   vol.05 武田、貞操の危機?!
   vol.04 製作発表&試写会レポ ~弁護士ドラマなのにキャバクラの話で持ち切り?
   vol.03 ポスター撮影レポート
   vol.02 バースディレポート
   vol.01 スポットCM撮影レポ

 ◇インタビュー
   vol.03 高島礼子
   vol.02 伊藤英明
   vol.01 豊川悦司
   
 ◇夕花のTANIMA ※直リン不可。現在vol.09までUPされてます
  (1話ごとに1枚更新のペース)。贅沢なショットをお楽しみください

 ◇BIG COMIC特別企画「3人のくず裁判所へ行く」
  原作連載中の『ビッグコミックオリジナル』4/5発売号にグラビア掲載された
  放送開始直前企画。
  豊川さん、伊藤さん、原作の井浦先生が実際の裁判を傍聴。

◆過去の記事
弁護士のくず01 トヨエツいい顔してます
弁護士のくず02 ハッスルハッスル!それ本職?
弁護士のくず03 クリストファーとシャルロット
弁護士のくず04 その思いが重かった…
弁護士のくず05 小泣き・爆笑・最高だ!
弁護士のくず06 ゲゲ!おっとCHIKAN!
弁護士のくず07 泣かせる九頭と八べえ・第七話
弁護士のくず08 やられたらやり返せ?!
弁護士のくず09 熟年離婚・どしゃ降って…



「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました。まさか本当にドラマ化するとは…

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弁護士のくず (1)
井浦 秀夫
小学館
弁護士のくず (2)
井浦 秀夫
小学館
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愛していると言ってくれ
貴島P・豊川さん主演の名作
ポニーキャニオン
青い鳥
こちらも言わずと知れた名作(脚本は野沢尚さん)
ポニーキャニオン
コメント (1)

弁護士のくず09 熟年離婚・どしゃ降って…

2006-06-09 01:24:11 | 弁護士のくず
今週のお話は第2巻から
オリコンスタイルの調査で「『医龍』に人気集中!~放送中間ドラマ満足度ランキング~」なんて書かれてますけど、しっかり3位に入ってますよ、『弁護士のくず』(2位は深キョンの『富豪刑事デラックス』)。
週刊誌のテレビ番組関連コラムなどでも成功例との絶賛こそあれこき下ろされてるのは見たことないし。
今クールにおいてはまさに、木10は上質ドラマの宝石箱やぁ~~!!by彦麻呂

弁護士のくず CASE09
「夫婦三十年の追憶」
(原作:第2巻第4話「人間失職」)
離婚相談のため鈴木博美(岡本麗)という女性がやって来た。彼女の話によると、結婚して30年、仕事が生き甲斐のような夫・克雄(塩見三省)が、昨年何の相談もなく突然IT会社に転職し、その3ヶ月後にはそこも辞めてしまい現在失業中だというのだ。最近では毎日家でゴロゴロして、昼間から酒を飲むようになっていたらしい。離婚話を持ち出した際、暴力を振るわれ博美の口元にはうっすら殴られた痕が残っていた。
九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)が担当することになり克雄に話を聞きに行くと、「俺は悪くない、絶対離婚はしない」と言い張るばかりだった。だが数日後、すっかり別人のようになった克雄が、離婚届を持って事務所を訪ねてきた。離婚することを了解しただけでなく、出来るだけ慰謝料も払うと言うのだ。この急変ぶりを見た九頭は、克雄が何か隠しているのではと疑い始める。



「若い頃のように、すべてが単純だったらいいね…」 バーブラ・ストライサンドが言うと
ロバート・レッドフォードが「世の中は、複雑だ」

今回の主役である鈴木夫婦が初めて見たという映画『追憶』のセリフにひっかけて
話の筋も、実は単純ではなかったと九頭が暴きます。

九頭は、完全に自己嫌悪に陥って家も家庭も手放して孤独な老後だけが待っている
鈴木・夫に「自分が悪いと思っちゃいけない!他人が悪い!社会が悪い!
悪いライブベンチャーに損害賠償請求して、がっつりふんだくってやりましょうよ!」

ライブベンチャーの高井取締役を鈴木さんとともに白石事務所に呼びつける九頭。
「あんた、鈴木さんが三友商事でリストラ要員にされて2年間も邪魔者あつかいされてたのを
 知らなかったんだって?いいかげんなヘッドハンティングだねぇ」
大きい声で、当然それは面談室の外にいる鈴木さんの(元)妻・博美さんの耳にも入ります。
「鈴木さんも自分が無能だと信じ込んじまってるけど、それは違う。
 おたくの若い子にイタメシごちそうしたら全部話してくれたよ。
 部下に、鈴木さんに従わないよう指示してたそうだな、3ヶ月でクビにするために

まぁ、知ってしまえばよくある話というか、
リストラを拒んでいた鈴木さんにヘッドハンティングを仕掛けることで自分から会社を辞めさせ、
移籍した会社では彼の部下にわざと言うことを聞かないよう指示して、
3ヶ月の試用期間で仕事の結果を出せないように仕向けてクビにするという陰湿な罠。
とけしかけ、見事にラ社の高井取締役をとっちめますが、
定年までの逸失収入その他もろもろ7600万円よりも、
一度は離婚成立までいってしまった夫婦の絆を再び取り戻したことが何よりの成果ですよね。
(会社を訴えた結末が気になる人が多いですけど、
 ぶっちゃけ、どうでもいい)

夫としては、リストラされたって、そりゃ言えないよ…言えるっちゃ言えるかもしれないけどね。
妻としては一言もなく長年勤めた会社を辞めて「あんな会社、図体ばかりでかくて腐ってる」
新しく移った会社も3ヶ月で辞めて「あいつらビジネスのことなんかわかっちゃいない。
あんなところにいたら俺の能力が腐っちまう。だから辞表を叩きつけてきた」なんて言われて
求職もしないで家で酒びたりで「俺の能力に見合う仕事がないんだ」なんてクダ巻かれるより
正直に言ってくれたほうが百万倍いいでしょうけどね。


■先週はなかったキャバクラシーン、今回はけっこう重要な位置づけで再三の登場。
(ないのがすっきりしててよかったというくずブロガーの方々、残念でしたw)
川西さん(元“アケミ”ちゃん)も九頭に「出番多すぎだよ!」と言われるほどの露出っぷりでした。
しかし、“区役所さん”が常連やってるような店でIT成金が豪遊するかなぁ…?店の子のクオリティは無茶苦茶高いけど。
つか、あの店でドンペリってちょっと無理あると思うんすけどw。

若造のくせに羽振りがよくて、その分モテるのが悔しい九頭は
ライブベンチャーの社屋建設現場の看板にしっこかけたり、
鈴木さんをリストラの罠にはめた悪巧みを看破してとっちめてやるなどリベンジを果たしますが
お目当てのキャバ嬢をとられて結局は負けっぱなしかも。
(できちゃった結婚って。そりゃ女のほうが狙ってたに決まってる)

■九頭家の出来事や白石ファミリーの人間模様も、いろいろござんす。
休日の朝、武田クンにTELして恋愛映画に誘う美月ちゃん。
九頭は当日アフターキャバクラの二日酔いで起きられず、しかたなく誘ってるという。
そんなのに付き合うほど暇じゃないという武田だが、加藤徹子さんも来ると聞いたら二つ返事で参加表明。
浮かれて舞い上がっているうちにワイシャツのアイロンかけ中であることを忘れてジュ~
しもたぁ!しもたぁ!しもたぁぁぁ… (電話の向こうの美月ちゃんにみんな聞こえてるんですけど)

映画館、感動して泣くのはいいけど見苦しいっつーか、きたないよ泣き方が。
ネクタイで涙やら鼻水やら拭きながらベソベソベソベソ。
見かねてハンカチを回した徹子さん、武田君が使ったそれが戻ってくるとき汚なそ~につまんでました。
あげく、それ、捨ててやんの。
続いて、しゃれたレストランでお食事。
お慕い申し上げている徹子さんと一緒のディナーで浮かれている武田くんですが、
よく考えましょう。九頭パパが動けない(ちょうどその頃、九頭パパは起きがけにぎっくり腰になってしまい
本当に動けなくなるわけですが)が故のピンチヒッターで駆り出されたということは、
本来は、「九頭・徹子さん・美月ちゃん」のスリーショットであったということですぞ。

美月ちゃんも、「あ~あ、計画だいなし」と、
これが九頭パパと徹子さんをくっつけるための映画デートであったと告白し、
「急がなくていいから、じっくり考えて」なんて大人びたことを言ってくれます。
武田君、ふてくされてパスタを口からぶら下げながら食ってますw。

美月ちゃんがこんな行動に出るのも、父親である九頭がフラフラ夜遊び回って落ち着かないから。
彼女が心配する気持ちを痛いほど感じる徹子さん、自分が九頭とくっつくかどうかは別として
九頭には父親としての自覚を持ってしっかりまじめになってほしいと、
事務所でスチャラカな態度をとる九頭に厳しく接します。
朝、ぎっくり腰で杖をつきながら出社する九頭「誰かわら人形でも作ったんじゃないだろうな」
徹子さん「人に恨まれるようなことをほうぼうでしてらっしゃるから。お大事に」
後日、腰が急に治って「(白石先生のお灸のおかげじゃなくて)アルコールのおかげ。
ナナちゃんにマッサージしてもらったから。愛の力は偉大だよなー。お礼にチチ揉んだら殴られたけど」
などといい気になってる九頭に激怒した徹子さん
「本当にわら人形を作って、五寸釘の2,3本でも打ち込んでやりたいわ!」
まさに「可愛さあまって…」ですな。

この美月ちゃんのデート計画、その心情を武田くんから聞きだした九頭パパ、
「お父さん、最近徹子さんに何かやられた?」
「お説教ならたくさんされたよ」
「ふーん…おやすみ」
「美月、こっちに来て座りなさい」
~「なんでそうなるの」と、皆に迷惑をかける行為をたしなめる九頭。
「お父さんに好きな人ができたらどうなるかわからないもの。徹子さんなら…」
折も折、秋田の藤里町事件で容疑者の女性が
自分の娘も手にかけていたのではないか、男性と交際(結婚)するのに
邪魔になったのでは…なんて噂(あくまでも無責任な噂)もあるだけに身につまされます。
「くだらないこと考えてるんじゃないよ。
 俺は確かにお前のお母さんを愛した。することもやった。
 確かにいろいろなことがあったけど、お前は間違いなく俺の子だ」

九頭元人、男だ!
と思ったら、すぐキャバクラのおねえちゃんと嬉々としてTELしたりして
自らの評価を落としてくれるんですが。サイテー。

ラストのシーンは再び腰をいわして
「なんじゃこりゃぁー!!」
ドラマ版九頭のキャラが『探偵物語』オマージュになってるのに加えて
Gパンの最期ときたもんだ。(『太陽にほえろ』というより
『プラトーン』という気がしないでもないですが

今回は話の流れとしてはシンプルで展開的に大きなサプライズなどは
特になかったですけど、味わいのあるいいお話に仕上がっていたと思います。


キャスト
森次さんといったら…
ウルトラセブン「栄光と伝説」
バップ
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明

 しかし、面白いくらいにというか爽やかなくらいといいますか、本当に壊れまくってくれてますなw
小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
 事務所に持ち込まれた案件が商事会社社員のリストラや離婚問題なため
 商社マンとの合コンにちょっとテンション下がり気味。けどしっかり品定めに力を入れて頑張りますよ。
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
 腰の治療でお灸って…いまどきよっぽどの年配の方でないとお灸なんてできないんじゃないでしょうかね。きっと。
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹

 バツイチでしたか。「若いうちに別れておいてよかったよ。この年になって古女房と一緒なんて
 考えただけでぞっとするよ。本当に一人が一番だよ」
 「逃げられたくせに」「あいつも結婚前はいい女だったんだけどな…」
秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

鈴木克雄…塩見三省
鈴木博美…岡本麗
ライブベンチャー・高井武取締役…東根作寿英
 →プロフィール(Amuse)
三友商事・岡田常務…森次晃嗣


今週のコスプレキャバクラ…ミニスカポリス(客は囚人・犯人)

今週の着ぐるみの犬…映画館の客(笑った!)
  その後のレストランの客(メニュー見て何頼む気だよw)

今週のばんそうこう…鼻っ柱。

今週の掛け軸…雨降って地固まる


次回以降の予定
第10話は『聖なる戦い』,容疑者が殴った相手が定時制学生から大学生に変更になった模様。第2話で登場したヤクザ須永(小川直也さん)が再登場。インストラクター役ですね(何の?)
第11話のゲストは田辺誠一さんの“専業主夫”と、杉本彩さんの“横暴ワンマン妻”夫婦


ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
トップページの木曜10時という表示がやたらに強調されているのが目に付きます。
橋本Pの周りにはそんなにうっかり見逃したという人が多いのでしょうか…?
加藤先生の胸に現れる隠し絵、何度見ても何かわからないんですけど…何?
マトリョーシカには今週気がつきました。

◆過去の記事
弁護士のくず01 トヨエツいい顔してます
弁護士のくず02 ハッスルハッスル!それ本職?
弁護士のくず03 クリストファーとシャルロット
弁護士のくず04 その思いが重かった…
弁護士のくず05 小泣き・爆笑・最高だ!
弁護士のくず06 ゲゲ!おっとCHIKAN!
弁護士のくず07 泣かせる九頭と八べえ・第七話
弁護士のくず08 やられたらやり返せ?!

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました。まさか本当にドラマ化するとは…

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弁護士のくず08 やられたらやり返せ?!

2006-06-02 07:25:52 | 弁護士のくず
今回の原作は第2巻から(第3話)。
弁護士のくず CASE08
「名誉毀損!噂の女」
(原作:第2巻「噂の真相」)
主婦・湯川みちる(石田ひかり)が、夫・良純(甲本雅裕)と共に白石弁護士事務所にやって来た。住んでいるマンションでみちるが“主婦売春”をしているという噂をたてられ困っていたのだ。近所のボス的存在の保住(深浦加奈子)という主婦に、他の奥さん達はみな仲良くしてもらっているが、みちるだけは目の敵にされていると言う。九頭(豊川悦司)たちは、不法行為として慰謝料を請求したり名誉毀損で処罰することも出来ると伝えるが、肝心の夫がみちるを疑っている様子。
熱血・武田(伊藤英明)は、この裁判で旦那にみちるの身の潔白を証明し、夫婦の信頼を取り戻してあげることが大事な気がすると言うのだった。早速、みちるのマンションに調べに向かうが・・・。
 一方、九頭は娘・美月(村崎真彩)がカンニングをしたと担任から呼び出された。九頭が来るまで「黙秘権」の一点張りだった美月だが、どうも様子がおかしいと感じていた。また、武田は、自分の母親が離婚したいと言い出したことで悩んでいた。



誰の身にも降りかかってきそうな陰険ないじめ問題。
しかも悪質なうわさなど,犯人・首謀者が己の正体を見せずに
悪意が地域社会を飛び交って雰囲気を汚染していくわけですから
もう毎日の生活が本当に息苦しく,辛くなってしまいます。
その犯人の首根っこを押さえてギューと言わせてやれたら
本当にすっきりしますよね。

話の筋立て自体は,終わってみれば本当にすっきり。
きれいにまとまりすぎてる感はありますかね。
原作では一見コミカルに見えて意外とねちっこい画風で
短いページ数で重苦しい人間関係の話を
一気に読ませるんですけど,今回のドラマでは
出演の皆さんがけっこうきれいすぎたかな。
かといって汚い人たちばかりだと見たくないし…
難しいものですね。

●九頭による美月ちゃんの社会勉強,次のいじめのターゲット?の
主婦・根津に謎の箱(実は録音機)を渡し,一方で噂の発信源・ボス主婦保住を挑発,
ってとこで終わってたけど,それだけじゃ,いじめへの対抗手段を学ぶには不十分では?
美月ちゃん,頭がいいからすべてを悟って実行したようですね。
「今のうちにあのボスをガツンとやっとかないと,今度はあんたが
 本当にいじめられるかもしれないぞ!」って根津宅の前で叫んだり
「バーカ,大声を出してビビらせるから意味があるんだよ」
と武田君に答えているところあたりが
美月ちゃん向けのパフォーマンスだったのかな。
学校から電話を受けて「それでこそ私の娘です。今回は私が行くまでもないでしょう」と答える九頭に「?」な武田君。やっぱわかんないか…?

「不動心も大事だけど,平気な顔ばかりしてなくても
 ワーッと泣いたり騒いだりしてもいいんだ。
 そのほうが…かわいげがある」
テヘ

●深浦さん,夫婦不和のストレスを,主婦仲間のボスに君臨することで
発散させていたにしてはキレイすぎ(肌つやとか)。

●最後,『弁護士のくず』原作お得意のどんでん返し,
噂のもとになった,みちるが男とホテルに入っていったという
目撃談が,見間違いでなく本当に行ってたというもの。

裁判では,保住が見たという位置からではみちるの顔は識別できず,
彼女の証言は悪意にゆがめられた思いこみだと主張して保住を追いつめましたが
実際には,知ってる人の姿を認めるときは全身の雰囲気をトータルで見て
判断しますよね。それを言葉で表現しようとすると難しいわけだけど。

九頭は証人探しの過程で,保住が渋谷で見たのと同じ格好でマンションを出て行く
みちるの姿を根津も目撃していたので,「同じ人間だと考えるのが自然だろ」
ということですが…ちょっと言い過ぎでは?
「ボスの目撃証言は事実だったという可能性が高い」
程度の言い方のほうが適当でしょうね。回想シーンなら確かに同一人物ですけど
2人の証言が一致しただけでは偶然といえなくもないですし。
今回の脚本担当はきだつよしさん。演出は今井夏木さんでしたが
やっぱ荒井修子さん脚本の女性タッグのときが僕は好みかな。

夫は浮気を白状して自分はすっきりしたかもしれないけど,
妻は謝ってる夫をそれ以上責められないし
仕返しで1度だけの後腐れのない浮気をしたのが
とんでもない噂の引き金になってしまった…
九頭の言うとおり,このことは永遠の秘密にしておくしかないですわね。
みちるさんの性格上,どっちにしても辛いことには変わりがないですが。

キャスト
HikariとKaoruのお料理教室 一度に三品できちゃった!
石田 ひかり, 鈴木 薫
幻冬舎
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹
秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

湯川みちる…石田ひかり
湯川良純…甲本雅裕
保住京子…深浦加奈子
根津 …渋谷琴乃


今週のばんそうこう…左ほお。はがしてもほっぺの赤色取れないねw

今週の掛け軸…夫婦ゲンカは大も食わない
(大→犬に訂正。こういう法律関係の事務所ではトップを「大」と
  呼んだりするようですが…by『カバチタレ』)

胡瓜猫を噛む
阿呆は寝て待て


次回以降の予定
第9話は『人間失職』,熟年離婚で揉める夫婦役で塩見三省さん、岡本麗さんが出演
第10話は『聖なる戦い』,容疑者が殴った相手が定時制学生から大学生に変更になった模様。第2話で登場したヤクザ須永(小川直也さん)が再登場。インストラクター役ですね(何の?)



ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
  

◆過去の記事
弁護士のくず01 トヨエツいい顔してます
弁護士のくず02 ハッスルハッスル!それ本職?
弁護士のくず03 クリストファーとシャルロット
弁護士のくず04 その思いが重かった…
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舞台も踊る大捜査線 ザッツ!!スリーアミーゴス
ポニーキャニオン

まぁるい生活
石田ひかり
幻冬舎
コメント (3)

弁護士のくず07 泣かせる九頭と八べえ・第七話

2006-05-26 22:36:43 | 弁護士のくず
今回の原作は第2巻から(第3話)。
第6話の視聴率が14.3%と初回超え。医龍と食い合いになってなければもっと伸びるのになぁ(録画視聴者も多そうだし…)。

弁護士のくず CASE07
「不適切な遺産相続」
(原作:第2巻「美徳の人」)
ガンで死んだ羽根田仁(高橋元太郎)の遺族のところへ、高井霧子(三浦理恵子)という女性が現れた。彼女は、亡くなった羽根田直筆の遺言書を持っており、その遺言書には「遺産の中から五百万円を霧子に遺贈する」と書かれていた。
家族から遺産を渡すつもりはないと突っぱねられた霧子は、遺族に遺産を支払うよう裁判所に訴えたいと白石弁護士事務所に相談に来る。九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)が話を聞いてみると、霧子と羽根田はデートクラブで知り合い一夜限りの関係で、しかも、羽根田はガンで余命いくばくもない身の上だったというのだ。武田は、売春ではないかと聞くが、霧子はお互い夫や妻を亡くしているので恋愛関係だと言い張る。だが、彼女には多額の借金があり、武田には納得できないことばかりだった。
そんな時、霧子の亡くなった夫の母・悦子(佐々木すみ江)が、何とか訴えを取り下げるよう言って欲しいと頼みに来た。悦子によると、霧子は息子と結婚したのもお金目当てで息子は霧子に殺されたんだと言う。おまけに、孫に会いに行った時に霧子がとった行動が行き過ぎていて、正常な状態ではないと訴えた。武田は、事実と事実ではないことを確認したいと言うと、霧子は嘘は言わないと言い張り…。



宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』を読む美月ちゃん。
自分のことを犠牲にして他人に尽くす人間をバカだと言い切る九頭。
日本文学の主人公にはバカが多いんだよね。太宰治の『走れメロス』だって妹の結婚式に出るために友達を人質にして,でも自分が死刑になるのを覚悟で戻ってきて,最後裸で走ってんだからストリーキングだよ。
(中略)
要するに,バカってのは美しいって言ってるんだ。

「じゃあ,武田君も美しいの?」
「あいつはもっと………ナチュラルなバカね


■今週のしもたぁ~!!!■
徹子さんの40歳の誕生日,洒落たお店に招待するまではよかった。
最初にバラの花束を渡すとき大声で「40歳の誕生日,おめでとうございます!」
(徹子さん笑顔で「大きい声で言わないで」)

そこへ「マサミ~?!真実じゃない!」と昔の女?永井美佐(インリン様)が。
(なにせここは美佐に教えてもらった店だったから),
そこへロウソクを40本立てたバースデーケーキが運ばれて…


ギャハハハハハ!!! (>∀<)ノ≦☆☆
真性バカ!!


両手に花(徹子タンと夕花リン)状態で「桜島」で飲みながら
今回の依頼者・高井霧子のことを調べていけばいくほど
まじめだった夫を自殺にまで追い込んだ「魔性の女」に思えてくると
話しているときも

「武田さんも気をつけないとね」
「僕はそんな,ひっかかりませんよ」
「女を見る目がないから…あんなのが好みなんだ」
「まぁ,私は単なる事務所の先輩と後輩の間ですから…
 何も頑張る必要はないですけど」


武田真実…the END _| ̄|○

■さて,本編。
7千万の遺産を残しガンで亡くなった男性(妻は既に故人)が遺言状で遺産のうち5百万円をデートクラブで1度会っただけの女性に残した。
あり得るのか?そんなことが。
遺産請求を白石事務所に依頼してきた霧子の担当になった武田もにわかに納得できない。

ガンで入院中につきっきりで看病していた娘は,遺産は故人に尽くした親族が受け取るべきで,一度も見舞いにすら来なかった赤の他人の女が死んでからのこのこ遺産を請求に来るなど到底承伏できない。
霧子の元夫・高井雄三の母・悦子も事務所にやってきて,彼女の生でまじめだった息子は高いマンションを買わされ無茶な事業拡大の末自殺に追い込まれた,霧子の一人息子・雄太を祖母としてかわいがろうとして菓子を与えても「こんなもの食べたらいけないって何度言ったらわかるの!」とこれ見よがしに雄太を叱りとばす虐待ぶりで,子育てもままならないなら引き取ってもいいと言っても話にならないと霧子を糾弾する。
これらの点について事実を確認しようとしても霧子は自分は嘘は言っていないとすぐキレてしまい話にならない。

で,ドラマのよくあるパターンは,
高井雄三の自殺は,実は第一発見者である妻・霧子による殺人であった…
というものでしょうが,九頭は霧子の頑なな態度と,夕花がカップを割って
指から出血したのを見て呼吸を乱し気を失いそうになる霧子の姿などから
真相を見抜きます。

美月ちゃんと遊園地の公園に出かける九頭,息子・雄太くんを連れた霧子に遭遇,
「クレープ買ってあげようか。ソフトクリームは好き?」と九頭がこなかけてみると
予想通り「やめて下さい!」と花瓶に反応する霧子。
「ちゃんと理由を言ったら?
 俺も子どもの親になりたてのホヤホヤだから偉そうなこと言えないけどさ,
 人に迷惑をかけずに子どもを育てようなんて,無理だと思うよ

皆さんお察しの通り,雄太は卵アレルギーなので卵を含んだお菓子は食べてはいけなかったのだ。

まわりの人間から見てちょっと異常で悪女に見える行動は,
夫の自殺を目の当たりにしたことがトラウマになって
義母ともコミュニケーションがとれず,働きに出ても仕事が続かない
PTSDになってしまったというものでした。
現実にはこういう未亡人のほうが多いんでしょうね。特に日本人は。

昼も夜も働き続けていた理由も,籍を抜かずに亡き夫の負債を一人で
働いて返し続けていたため。なぜそこまでするのかというと,
霧子は母の再婚相手から虐待されて育ち,母が守ってくれなかった
過去をもっているため,家族となってくれた雄三に大きな恩を感じる
とともに,その死に責任を感じていたからなのでした。

ですが,またリアルなのが,裁判に持ち込まれた相続争いの常として
夫の借金を返していたから,つまり金に困っていたから
手っ取り早く返済するために仁の遺産を要求しているのだと
遺族側代理人(弁護士)は主張,
裁判官に霧子に対する悪印象を植えつけようとします。

裁判官だって,(刑事事件の)検察や警察だって
最初に結論を決めて,それから判決文を書いたり調書をとったりするわけですから
途中の証拠をどれだけ完璧に積み上げたって
「1度会っただけの相手に,純粋な恋愛関係だろうがなんだろうが
 遺産を残すなんて信じらんねー。こりゃ売春だよ売春」
と思われちまったらもうアウト。

「大丈夫,あんたは裁判に勝つ」と断言し,ほぼ完璧に裁判を乗り切った九頭だが,徹子さんが過去の判例を調べても,担当の裁判官は性的モラルにうるさい判断を下していることから勝訴の確率は低そう。
また,逆に遺族のほうも弱みを持っていることを確信している九頭は場外乱闘に持ち込みます。

仁が霧子に残すと記した500万円が売春の対価だということであれば公序良俗に反する行為なので無効になる(同様に,バクチも公序良俗に反するので,バクチで負けた金を払わなくても勝ったほうは法に訴えることはできない)。
しかし,九頭がさらに新しい遺言状が出てきて,もっと多額の遺産を霧子に渡すように書いてあるとかまをかけると,「こっちの遺言状には500万円としか書いてない!」と遺族のほうが第2の遺言状を隠していたことを自らばらしてしまいます。こうなると形勢は一発逆転,公判で霧子のもつものより新しい別の遺言状はないと証言した手前,民法891条により遺言状を隠匿した者は相続権を失うことになります。

認諾してくれれば,黙っててやるよ」
※認諾…民事訴訟法上、原告の請求としてなされる権利主張を肯定し承認する被告の陳述。
ということで,示談決定!的。

それでも納得いかない房子と真一を,九頭は仁と霧子の思い出の公園に連れ出します。
それは仁と房子ら子どもたちの思い出の公園でもあった。
雄太が飛ばしていた紙飛行機も,仁が教えた折り方。

九頭と武田は,件のデートクラブに客として潜入,
羽根田仁との関係についてもリサーチ,店に菓子折を持ってお礼に来るほど
律儀な仁が霧子に亡き妻の面影を見ていたことを確認しています。
霧子も,もともとは売春目的で出会ったものの,
子どもの頃に求めても得られなかった父親の愛情を仁の中に見て,
二人は人間として,一時だけの関係とはいえ家族として結びついていたのでした。
仁は霧子が自殺用の薬を持っていたことを知ると,
「だんなさんが亡くなったのはあなたのせいじゃない。
 子どものためにも生きなきゃいけない」
と,ガンで余命幾ばくもない自分の遺産の中から500万円を遺言で贈るから
受け取るようにと霧子に告げた。
「人を助けたいと思ってもふだんの私だったら絶対出来ない。
 死ぬのが分かっているってのも,悪いことばかりじゃないね」

「お父さん,騙されてると思ってたけど,
 自分の意志だったみたい…。バカみたいだけど」
「お父さんには楽しみがないと言ったね。
 他人に尽くすのがお父さんの楽しみだったんだよ。
 たった一度会っただけの女に500万円くれてやるなんてバカだよ。
 でも,そんなバカがいるから世の中捨てたものでもないんじゃないか」

雄太がやって来て霧子と抱擁。一同感動の中一件落着。

…九頭,雄太を預かっていた徹子さんに「子どもの登場遅いよ」
「過剰演出なんじゃない?」
「これくらいやんねぇとな」
 感動しっぱなしで終わると面はゆいので計算ずくなのを見せちゃいます。

■遺産相続に絡むサイドストーリー,
白石先生が健康診断で「要再検査」と判定されガックリと自信をなくしてしまいます。
もしものために人生を見直し,死後の憂いのないように遺産相続のことも考えなければとあれこれ考えだした白石先生,事務所のファミリーに形見分けをします。武田クンには観音様,加藤センセイには熊の置物,夕花チャンにはこけし,九頭センセイにはマトリョーシカ。
「これって…形見というよりお土産でしょ?」

で,結局再検査の結果異常なしとわかった白石ボスに
4人いっせいに形見を返却!

■最後の最後までおあずけ状態だったキャバクラシーン,
遺産なんて残すからもめるんだよ,パーッと使わなきゃ!
と繰り出した九頭だが,
国光さんに「お金を残さなきゃいけない大事な人がいるだろう」
とつっこまれる。
「俺は子どもに愛情を注ぐほどバカじゃない」
武田にも「やっぱり九頭さんは保護者としてもクズですね!」

「保護者のくずです。
 来週も見てネ」


今週もグッドな内容でした。
「故人は死ぬまでの入院中、娘の管理下にあったのだから
 500万円を譲る遺言書を取り消そうと思えば取り消せた。
 だから第二の遺言書がなければ、故人の意思で間違いない」
と切り込む法廷シーンも見所あったし、高橋源太郎さんの
すごくやさしい人柄の好演もジンときた(回想シーンで年をごまかせなかった
のは…無理ですかね)
ドラマならではの白石ファミリーのかけあいにも笑わせてもらいました。
武田君、本当にまじめにやるほど面白いw。

キャスト
インリン・オブ・ジョイトイ 2006年度 カレンダー
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹
秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

高井霧子(依頼人27)…三浦理恵子
羽根田仁(遺産を残した故人・享年66)…高橋元太郎
亀有房子(仁の娘)…ふせえり
羽根田真一(仁の息子)
徳大寺貴(弁護士)…須賀貴匡
故・高井雄三(霧子の元夫・享年44)
高井悦子(雄三の母)…佐々木すみ江
永井美佐(武田と司法修習生の時期にちょっとだけ東京で食事した程度の仲…らしい)…インリンオブジョイトイ



今週のキャバクラ…春ランマンスペシャル「プリンプリン祭」
  揺らして揺らしてマン歩計

今週の着ぐるみの犬…

今週のばんそうこう…右ほお(鼻の横)&先週と同じ左ほお

今週の掛け軸…人生楽ありゃ苦もあるさ


次回以降の予定
第8話は主婦売春と名誉毀損。主婦・湯浅みちる役に石田ひかりさんが出産後の復帰作として出演,その夫役に甲本雅裕さん。


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※おかまバーのシーンで、壁に飾ってあった男の裸体写真に
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うっかり八兵衛半生記―多力本願
高橋 元太郎
アスペクト
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大村 克巳
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弁護士のくず06 ゲゲ!おっとCHIKAN!

2006-05-19 01:12:15 | 弁護士のくず
今回の原作は第3巻から(第6話「魔の電車」)。
最近,ワイドショーなどでちょくちょくhitomiさんの姿を見ることがありますが,そのときBGMに『GO MY WAY』のサビ部分が流れるのを聞くにつけ「ああぁッ!『くず』の予告編,自分で編集してみてぇッ!」などと考えてしまうのは私だけ?な今日この頃。
公式HPの「橋本P日記」も視聴率10→13%でほっと一安心,映画『海猿』最新作の感想なんぞを書く余裕が出てきました(めざせ15%!)。で,先週の“九頭・美月ちゃんを引き取る”衝撃の結末に「視聴率目当てで原作をねじまげたなどとうがった見方をする人がいますがそんなことはない」と言い訳してますが,ハイその通りです。原作でも準レギュラーとしていいツッコミ役やってます。原作で女性だった武田真実がドラマで男性になっている(その分男性でチョイ役の加藤弁護士が高島礼子さんで結構いい役にチェンジ)分,九頭に「この女性の敵!」とつっこむ役が加わってドラマに幅が加わりました(10歳じゃ無理か?)。

弁護士のくず CASE06
「痴漢!女性専用車輌の秘密」
(原作:第3巻「魔の電車」)
黒田食品の取締役・黒田真吾(沢村一樹)が痴漢容疑で逮捕された。
黒田は無罪を主張するが、目撃者・大谷薫(一戸奈美)が間違いないと証言したことで窮地に立たされる。九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)が担当することになり接見に行くと、真吾は証人がいようとやってもいないことを認めるわけにはいかない、無実を証明して欲しいと頼む。
だが、真吾の妻・真希は真吾が痴漢していると思うと言い、おまけに夫婦仲がうまくいっていない事や出世のために父親の会社と結婚したのだと警察の事情聴取でも話したと言う始末だった。
数日後、もう一度当日の様子を聞くため九頭と武田は目撃者の薫に会うと「絶対見間違えていない」と言いながらも証言に矛盾している点があることに気付くが・・・。



原作では依頼人の痴漢容疑者が沢里近夫(さわり・ちかお)という学生で
被害者(自称?)の名前が相良麗奈(さわら・れいな),
痴漢の目撃者(麗奈とグル)が清楚な名前で,
被害者と目撃者の同じコンビにはめられたと証言する証人の名前が
無実を明かすという,名前を聞いただけでオチが読める話だったので
さすがに役名はチェンジ、原作でも一応依頼人は秘密を抱えていましたが、
ドラマではその中身を大幅に変えてきました。

なんといっても,原作では痴漢容疑の依頼人は,大学に通うのに
忘れ物をしたと言っては満員電車を何往復もしてる怪しい男。
そんな近夫を「絶対やってるはずがない!」とかばう強烈な
ママゴンの依頼で張り切って(金払いがいいから)弁護に取り組む
九頭…という話だったのですが,第4話も担当した脚本・瀧本智行氏にかかると
こういう展開になるわけですね。
笑わせてちょっと泣かせる回は荒井修子・脚本,今井夏木・演出の
女性ツートップが仕切るバージョン、ちょっと硬派に(ギャグもハード系)いく回は
男性中心でいくということでしょうね。

さすがに、「妻とまったく性交渉をもっていない」
「すごく親密そうな友人がいる」というヒントとのセットでは
1時間のドラマが佳境に入るまでにはあるていどオチが読めざるを得ませんが
沢村さんが熱演する生真面目な依頼人・黒田の葛藤と
裁判に勝つためのダメ押しとして黒田にカミングアウトを迫る
トヨエツ九頭との真剣勝負が見ものでした。

沢村さん、たとえ(ショムニの張り切り警備員のような)ギャグ系の役をやってさえ
すごく真面目なイメージがあるから、
「ザ・チーター」でついてしまった
“算数ができない”レッテルにしても今回のモーホー役にしても
全部マジって思われないか心配になってしまいます(←大きなお世話だ)。

◆「おはよう!お父さん!お仕事遅れるよ!
 ちゃんと起こすように武田君からも頼まれてるんだから」
 大音量ロックで九頭をたたき起こす美月ちゃん。近所から苦情来ねぇか?
 「食べないの?ちゃんと食べないと体によくないって先生も言ってたよ」
 「お父さんは大人だから食べなくっていいの」
 「せっかく一生懸命作ったのに…」
 しぶしぶトーストをメキメキとかじる九頭。
 「おいしい?」 泣き落としはベタだが許す!かわいい。
 「将来いやな女になりそうだな、こいつ…」
 「何か言った?!」

 私は世話好きすぎて、将来ダメ男に入れ上げそうで心配です。

◆男子にスカートめくりされて
 「そんなに嫌ならお金をとればいい。お金が続かなきゃやめるし
  お小遣いにもなるし」
 九頭の足を思いっきり踏み潰し!
 「それが父親の言うセリフ?!」

 九頭の足、毎週しこたま踏まれて大丈夫か…?

◆「加藤先生も痴漢されたことあるの?」
 「そりゃありますよ」
 「何時代?」
 「どうせ昭和です」
 「あぁ、そうね…」白石先生、地雷リアクションw
 痴漢談義から、女性専用列車は不公平だ、いや男社会がもともと横暴だった
 おごるのはいつも男から女へだし、九頭先生におごってもらった記憶など
 一度もない!事務所を割っての侃侃諤諤・喧々囂々の男女バトルに発展。
 「まあまあ、この世には男と女しかいないんだから仲良く…」
 ってところで
 「オカマだっているわよ~~!!!」
 やっぱり出たか妖怪。
 しかし、深沢さんのオカマママ演技、すごいプロ芸のうまさですね。

 区役所職員と称していた九頭の正体が弁護士だと知って弁護士会に
 問い合わせて白石事務所に乗り込んではツケを請求にやってきたポン太ママ。
 (ちなみにツケの時効は1年です。払うと約束したらその時点から1年延長されます)
 「(金持ちそうに思われてる弁護士でも)ないものはない!
  お前はポ●チン無い!」 (なんて下品な…)と捨て台詞を残して逃げていく九頭、
 それを追って去って行くポン太。
 それと入れ替わりに入ってくる黒田妻。
 この落差、大きい…。

 で、「新婚1年間、1度も性交渉していない」という衝撃の事実が語られます。
 いくら性格がわがままできついお嬢様だからって普通の健康な男性ならあり得る話ではありません。
 後に九頭が依頼人・真吾に
 「1回くらいやっちゃえばよかったのに。タダなんだし。
  なんなら俺が代わりにやってやろうか?」
 と(暴言ぎみに言うことで真吾の異常ぶりを視聴者に対してぼかしていますが)
 ツッコむのも無理ない話です。

◆いつもの「桜島」で徹子さんとしんみり語り合う武田。
 武田に「ちょっと年上の女性が合っている」と言うまでは普通だけど
 なんか武田君のほうがちょっと?年上の徹子さんを意識しだした?
 それで先週まで九頭に惚れていたはずの徹子さんもまんざらでもないような
 意味深なリアクション?

 そんないいところで突如現れて武田をBAR「ポン太」に連れ出す九頭。
 「あ″~~~~~!!!!!!!!」
 オカマたちの餌食になる武田。
 「連れてきたらツケ待ってくれるって言うからさぁ」
 って、人でなし!!w「まるで女衒ね」

 「「パパ、ぜげんって何?」…今週もまたPGサーティーンな放送でしたな。
 夕方とかに再放送できるんでしょうか?


 「くずの馬鹿ヤロ~~~!!あんなお化け屋敷に連れて行きやがって」
 またもや酔いつぶれた武田をアパートに送り届けるのは徹子さんの役目。
 「加藤先生~。加藤先生もちょっと年上ですけどね」
 寝言にまぎれて、射程範囲発言か?
 「ちょっとじゃないでしょお…」徹子さんには嫌味に聞こえた?

◆拘留期限いっぱいまで留置された(てことは、20日間?!)黒田。
 保釈金500万円で出ることができたけれど、
 味方であった義父である社長も、大事な娘を女として触れていないと知って
 役員を解任、離婚状を突きつける。「保釈金は手切れ金としてくれてやる!」
 安!
 保釈金は逃亡しなければ返ってくる金だから、500万円は実際に手元に入ってくる
 お金だけれど、あんなでかい本社ビルを持っている大企業の婿養子後継者にまで
 しておいて、一般社員の1年分の給料程度の金で追い出すのか?

 この社長も、婿選びの時点で身辺調査が甘かったのもさることながら、
 下手すりゃ株価に影響するくらいの赤っ恥ですよ、この対応も。
 体面を気にするならとりあえず裁判だけは全力で勝って、痴漢事件はなかったことに
 しておいてから、こっそりと窓際で飼い殺しにするもんじゃないかな?
 
 ともあれ、もともと営業マンで、(社長の婿に選ばれるくらいなのだから)
 やりがいのあった仕事も、そして(女性として愛していなかったとはいえ)家族も失った
 真吾。「仮面をかぶり続けた罰なんです。…でも、痴漢をやっていないのは本当なんです。
 どうして誰も信じてくれないんだろう…」
 それは、自分でも言っているように、直接の原因ではないのだけれど、
 仮面を脱ぎ捨てないと解決できない問題なのだった。

◆逮捕直後に武田と九頭が面会に行った日にも面会を求めに警察に来、
 黒田が保釈された土砂降りの日も警察の前で遠くから見守っていた若い男性。
 仕事も家庭(というより住むところ)を失った黒田は彼の元を頼ることに。
 迎えに来たその友人と連れ立って帰っていく黒田の姿を見ながら
 「友人か…」とつぶやく九頭。

 もう皆さん、わかりましたよね?

◆国光古書店にて。
 「好きでもない相手と一緒に暮らさなきゃなんないのも苦痛。
  その点、俺たちみたいな独り者が一番いいんだよな…
  おい、何読んでんだ?」
 九頭が手に取っているのは三島由紀夫の『仮面の告白』。

 ていうか、冬樹さん、本当に地で言ってそうですね。強がりも含めて。

◆今週の一番強烈だったシーンは、張り切り武チャンの指揮による、
 容疑者・九頭、被害者・白石先生の事件再現シミュレーション。
 ミニスカート姿にさせられ「こんな姿ワイフに見せられないよ」と
 言いながら、「スカートの中に手を入れ、大腿部をまさぐり…」と
 調書の内容に従い、人間の尊厳を侵害されていく白石先生…「あぁ…」
 一方、痴漢役をさせられて壊れる寸前の九頭センセw
 「お父さん!… … ……何やってるの?!」
 パッと散る監督・共演者・面白がって見ていた女性陣。
 一人固まってる九頭の姿がギガワロス…。

◆痴漢事件の真相は、原作と同様、目撃者と被害者がグルで、
 犯人に仕立て上げた相手が示談を持ちかけてくるのを待って、
 慰謝料をふんだくるという悪質なでっち上げだったというもの。
 九頭があからさまに示談を持ちかけて、それまで本当に、痴漢被害で
 精神的に傷ついた被害者そのものだった水原リサの表情が変わる様、
 餌に食いつく瞬間を見逃すまいとする九頭の表情。
 息もつかせないシーンと馬鹿騒ぎシーンとの緩急が今週も絶妙でした。

 目撃者が被害者と面識のない第三者だったちおうウソを暴露する
 裏を取って「隠し玉を用意しましたから間違いなく勝てます」と
 意気揚々と公判に臨む武田だったが、
 マジ、それでも目撃者証言を証拠採用しかねないのが日本の裁判所。
 九頭が黒田に促したカミングアウトで決定的な勝利、無罪を決めることになりました。
 これは、やればいいというものでもなくて、九頭が、
 黒田が自分が本当に望んでいた人生を歩むため、背中を押す必要があると
 判断したからなのでしょう。
 
◆九頭・武田コンビによる今週のオチシーンは…
 移動中の電車の中でいきなり中年女性に尻を触られる武田。
 「エェ?!…九頭先生…ち…ち…ち…痴女?!
  あァ……」
 九頭も触られるが、二日酔い・泥酔状態で気がつかない。
 その後、武田の痴女被害発言を信じない九頭。
 缶コーヒーを買おうとして「おい武田、120円貸せよ」
 「その手には乗りませんよ。こないだの3万円だってまだ返してもらってないんだから」
 が、武田も、ポケットに入っているはずのお金がない。
 「もしかして…スリ?!

 でしょうけど、路上でズボンを下ろしてまで財布を捜すのは
 意味があるのかと私は問いたいw 

キャスト

Ki・re・i!―一戸奈未1st.写真集
彩文館出版
一戸奈美(奈未)さんは2000年フジテレビビジュアルクイーン
九頭元人(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(事務員26)… 星野亜希
白石誠(正義と人権の弁護士事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹
秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや)

黒田真吾(黒田食品の取締役・痴漢容疑者)…沢村一樹
水原リサ(「痴漢被害者」)…
大谷薫(「目撃者」)…一戸奈美
黒田真希(真吾の妻)
古澤ユウキ
ポン太(おかまバーのママ)…深沢敦
ヒト美(オカマ)…坂本ちゃん
ケメ子(オカマ)…弓田真好社
痴女…上村依子



今週のキャバクラ…おかまバー「ポン太」
  “街で噂の乳カマー登場!!”

今週の着ぐるみの犬…女子大のキャンパスで九頭と武田が大谷薫に会っている
  後ろでテニスサークルの勧誘

今週のばんそうこう…左ほお(もみあげのあたり)

今週の掛け軸…「表と裏」白石先生、何を意図されて?


次回以降の予定
第7話は遺産相続をめぐる女の戦い!
依頼人・高井霧子に三浦理恵子さん、対する亀有房子役にふせえりさん、そして若き弁護士・徳大寺貴役に須賀貴匡さんが登場。武田と過去に何かの関係があったらしい永井美佐役でインリン様が…。
第8話は主婦売春と名誉毀損。主婦・湯浅みちる役に石田ひかりさんが出産後の復帰作として出演,その夫役に甲本雅裕さん。


ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS
  5月27日に参加できるエキストラを募集中!
  トップページの仕掛けも細かいのが複数追加。九頭のポーズに国光スパイダー、夕花フラワー…

◆過去の記事
弁護士のくず01 トヨエツいい顔してます
弁護士のくず02 ハッスルハッスル!それ本職?
弁護士のくず03 クリストファーとシャルロット
弁護士のくず04 その思いが重かった…
弁護士のくず05 小泣き・爆笑・最高だ!

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました。まさか本当にドラマ化するとは…

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※おかまバーのシーンで、壁に飾ってあった男の裸体写真に
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弁護士のくず05 小泣き・爆笑・最高だ!

2006-05-12 05:24:42 | 弁護士のくず
今回の原作は第1巻から(連載第6話)。
ドラマの完成度の高さでは文句なし,トヨエツの新境地コミカル路線に出演者・スタッフの息がピッタリ合って,ちょっとした遊び心もわれわれを楽しませてくれる『弁護士のくず』ですが,出来のよさが過信になっちまったんですかね…公式HPの「橋本P日記」も,撮影が雨にたたられている内容なんですが
> 雨で視聴率上がるんやったら、なんぼでも雨乞いぐらいしまっせー、と思います。
というあたりに本音が見え隠れしてます。やっぱ,ホームランを狙って気合いを入れすぎた第4話が視聴率的に凡フライに終わってしまったようですね…。
本日第5話!今回は家族みんなで見ても大丈夫!“くずの隠し子”?!美月ちゃん登場の回であります!
いや~,よかった!最高!日本一!

弁護士のくず CASE05
「私の父は九頭さんです!」
(原作「まぶたの父」)
白石事務所に美月(村崎真彩)と言う少女がやって来た。九頭(豊川悦司)を見つけ「お父さん!」という美月は、九頭のかつての恋人・秋野葉月(和久井映見)の子供だった。母親は交通事故で亡くなり、葉月の兄・月(小市慢太郎)夫婦に引き取られていたのだ。美月は九頭を父親だと言い張るが、何かを感じた九頭は月夫と連絡を取る。一方、武田(伊藤英明)は元不倫相手に子供を認知させたいという依頼者・小塚陽子(矢部美穂)からの相談を受けていた。お金に困ってのことらしいが、夫・小塚新平(有吉弘行)は血の繋がりはなくても自分の子だ・別れないと言い張っていた。
そんな時、九頭は葉月が自分と別れたあと付き合った富田(川崎麻世)という男を突き止め、美月を認知するよう迫るが・・・。



つかみ,いいネェ!いかにもいたいけな女の子が一人でバスに乗って
海辺の田舎(ロケ地・三浦市)から東京のど真ん中へやってくる。
彼女が頼りにするのは母と一緒に…九頭が,写っている写真(!)
街中でとほうにくれて腰掛けた路上のベンチ,
そこでふと目にしたのが電気店のテレビ。
映っているのは白石弁護士の生インタビュー。

白石事務所はテレビの取材が入って,自分たちも映らないか,皆,気もそぞろ。
「こんな日に,九頭さんいなくてよかったですねェ♪」
そこへ「あぁッ!!やられちまったよチクショウッッ!!」と入ってくるバカ1名。
「知り合いの結婚式じゃなかったんですか?!」
「パチンコでご祝儀ひねり出そうとしたらすっちまったんだよ。
 誰か貸してよぉ」
そこへ,御大・白石先生のインタビューが終わって接客室から出てきた
青木祐子りんアナウンサーとスタッフたち。
「現場でさまざまな問題に直面していらっしゃる事務所の皆さんにも
 お聞きしてみましょう。お名前は?」
「弁護士の,九頭です(キリリニヤニヤ)」
「子どもを取り巻く環境についてどうお考えですか?」
「正直言うとあんま好きじゃないねぇ。
 わがままだしすぐ泣くし,お金貸してくれないし
 一緒に酒も飲めないしねぇ…おっと,
 今日,友達の結婚式なんだよ。よっ,結婚オメデトウ!
 うらやましいぞ,コノオ♪」
それを見ていた少女の顔がパッと明るくなった。

一方,海辺のとある食堂「みなと食堂」。
小ぎれいだが,正午だというのに,店内には客一人いない。
お茶挽き状態のおやじ(ひびやん!)の前を奥さんが通る。
ボロボロのズック靴を見て「なんだ,それ?」
「美月のよ。小さくなってかかとを潰して履いてるの」
「新しいの買ってやれよ…」
「うちにそんな余裕あるわけないでしょ」
返す言葉もなく,目を合わせることもできず絶句うつむくおやじ。

事務所のイメージぶち壊しと責めても当然九頭には開き直られている
武田。ホワイトボードで今回受けた依頼・小塚母子認知問題のおさらい。
そこへやってきたのが先ほどの女の子。
九頭を「お父さん」と呼び,見せた写真は自分の母親と九頭が
仲むつまじく(九頭は今と全く同じぼさぼさヘアの仏頂面)写っているもの。
母親は九頭を自分のお父さんだと言っていたというのだ。
九頭は,「100回くらいセックスしたけど子どもなんて作ってない!」
武田「子どもの前でそんな話しないでください!!」
(「ママ,せっくすって何?」この瞬間,せっかく上がりかけた
 番組のファミリー向け指数,再びダウン


少女・秋野美月の母親・葉月は交通事故で亡くなったという。
唯一の縁者である葉月の兄・月夫のところに引き取られていたはずと
TELした九頭に対して,電話に出た月夫の妻は,心当たりが
あるだろうからそっちが引き取れとにべもない。

美月とともに葉月の墓参りに赴く九頭。
葉月が聞かせた若い頃の九頭は,弁護士になる夢を持って
やさしくあたたかい人間だったという。そして,照れ屋で。
現実はそんなもんじゃない,勉強もせず,金もないのに遊んでたし
他にも女がいたし。どうしても信じないならと,九頭は美月を,
かつて葉月と住んでいた町へ連れて行く。

葉月が働いていた喫茶店のマスターの証言
「ぐーたらでいいかげんで,弁護士になるなんて言って
 葉月ちゃんから借りた金でパチンコ行くし。
 こんな奴のどこがいいんだか,
 早く別れなと何度も言ったんだけど。
 あ,こいつは美月ちゃんの父親じゃないからね。
 年も合わないし」

そのマスターから,九頭が葉月の前から姿を消した後,
葉月は見合いをして店も辞めたという。
その相手は隣町の有名な資産家の息子だった(富田賢太郎・現社長)が,
あまり評判のいい会社じゃないらしい。
2人で会社に向かうと,社長室に通されるが,
賢太郎は身に覚えがないという。
九頭が賢太郎の肩から髪の毛を2本とりDNA鑑定にかけると言うと
動揺する賢太郎だったが,美月はこんな人,お父さんじゃないと
飛び出してしまう。

後日,事務所に賢太郎がやってきた。
日曜なので白石事務所には九頭と賢太郎の2人だけ…
のはずが,接客室の外で聞き耳を立てる加藤・武田・美月。
賢太郎は,九頭が持って行った髪の毛2本を買い取りたい,
それも,自分と九頭の個人的な取引に(要するに内密に)してほしいと。
社長とはいえ父親が会長としてにらみを効かせてるし妻は怖いし
1本100万,150万…だめなら2本で500万円出すと。

それを受け入れる条件で,九頭は賢太郎に問う。
葉月のことをどう思っていたのかと。
今はこんな下らない野郎でも,葉月と会った頃は彼女がほれるような男だったと思いたい九頭だったが,その答えは…「なぜそんな事を聞くんだ?あ,録音してまたゆすろうってんだな」「正直,覚えていないんだよ。見合いで口説きやすい女がいたなってのは覚えてるけど…,名前なんかも全く覚えていない。どうせ軽い女なんだろ」
九頭,ついにキレた!
「貴様…さては生まれついてのクソ野郎だな」とつかみかかる。
「断言してやる!この子はな,おまえなんかの子どもじゃない。
 美月はな,俺の子だ!」

それを聞いてパッと輝く美月の顔。「お父さん!」と九頭に抱きつく。
「へ?」一瞬我に返る九頭。
「この,暴力弁護士!訴えてやる!覚えてろよ!」と捨てゼリフを残して
逃げ帰る賢太郎。
「おう,忘れねぇよ!お前みたいなバカじゃねぇ!
 …へへ,今どき“覚えてろ”なんて言う奴いるのな。
 あいつがばらまいた髪の毛拾っとけよ,1本250万で売れるんだからな」
といきまいて見せる九頭だったが…。
「九頭さん…自分の子だって言ってくれた…うれしい…」
「聞きましたよ,確かに」と武田。
「私も,しっかりこの耳で」と徹子さん。

一方,小塚母子の認知問題,証拠物件として預かっていた陽子の日記を読んだ武田は,仕事が続かず定職に就かなかった夫の新平も,娘のサキを愛していろいろ頑張っていたことを知る。「思い出は,血のつながりには勝てないんでしょうか」と,もう一度考え直せないか問われた陽子は,結局,夫の気持ちを受け入れて元のさやに収まったのだった。

みなと食堂へ行く九頭と美月。
亡き葉月を,結婚もしないで子を作るなんて軽率だとけなしながら
美月を預かっていた間の養育費を請求しようとする妻をたしなめ
「ごめんな,おばさんも悪気はないんだ。
 おじさんがしっかりしてないから…」と言いながら
「新しい学校で履いてくれ」と新しい上履きを差し出す月夫。
「預かってくれて,ありがとう…」と美月。

美月と2人で葉月の墓に報告する九頭。
最高の女だったと思い出し,「こんな姿,誰にも言うなよ」と
言いながら涙する九頭だったが…
「ウウウ…これからどうすんだよ,俺」

笑った笑った!
くず弁護士,いきなり子持ち!!

そりゃ,自分で選んだ道でんがな(武田も徹子さんも
人ごとだと思って超無責任)。
これでキャバクラもなかなか行けないネ。

本当によかった!美月ちゃんも最高にかわいかった!
もう一度言おう,最高!日本一!

キャスト
九頭元人(くず もとひと)(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ)(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(お また ゆうか)(事務員26)… 星野亜希
白石誠(正義と人権の弁護士事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹


矢部美穂 ハッスル テング
竹書房
まぐれ
猿岩石

秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや。役名よりもダジャレっぽいぞ)
秋野葉月…和久井映見
秋野月夫…小市慢太郎(「秋の月」一家!)
秋野夕子(←勝手に名前つけてみました)…栗田よう子
富田賢太郎(富田プレイ産業社長)…川崎麻世
富田カイヤ(賢太郎の妻…って,出てない出てないw)
小塚陽子(31)…矢部美穂
北岡頌栄(会社社長34・陽子の元不倫相手)…
小塚新平(陽子の夫31・職業不定)…有吉弘行
小塚サキ(3)
矢島民雄(cafe ELLEのマスター)…中条きよし
TVレポーター…青木裕子(「サンジャポ」でおなじみwTBSアナウンサー)


今週のキャバクラ…レースクイーン姿で
  「F1オナゴグランプリ」(モナコGPじゃなくてオナゴですか)

今週の着ぐるみの犬 冒頭のパチンコ屋シーン

今週のばんそうこう 鼻っ柱

今週の「しもたぁー!」 美月とのトランプでババ引いて。
 そして,カップめんのフタをとらずに卵を落としてしまい。


次回以降の予定
第6話は九頭と武田が担当する被疑者役に沢村一樹さん、オカマのポン太役に深沢敦さんとヒト美役で坂本ちゃんが登場。
原作が「魔の電車」ですから、沢村さんが沢里近夫(さわり・ちかお)役をやるってことですか?!じゃあ、息子の無実を主張する強烈な母親は…いないのかな?
第7話は遺産相続をめぐる女の戦い!
依頼人・高井霧子に三浦理恵子さん、対する亀有房子役にふせえりさん、そして若き弁護士・徳大寺貴役に須賀貴匡さんが登場。
第10話は「聖なる戦い」。先週やった「死者の声」同様、これも法廷シーンが見所の大逆転エピソードですが、よりこっちのほうが断然スカッとする話です。必見!!!私の脳内キャスティングでは,被告の清藤望栄に池内博之or松田龍平,彼女の赤地杏里に熊田曜子(スポンサーのちゃんとアコムからゲスト出演)


ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS

魔法招会…今回の手品指導。イケメン&女性マジシャンたちで作った会社ですってw。

◆過去の記事
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弁護士のくず03 クリストファーとシャルロット
弁護士のくず04 その思いが重かった…

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました。まさか本当にドラマ化するとは…

弁護士のくず (3) (井浦 秀夫/小学館)
傑作揃いの9編収録ですが,今日の気分では
依頼人・浮林亜衣(ふりん・あい)ちゃんのおバカぶりがかわいい
『不倫のヒロイン』がオススメ♪

********************
※残り5話+α,キャバクラのコスプレネタは足りるのか?!
 ナース,セーラー服,バスタオル,レースクイーン…ファミリー向けに
 だんだんエロ度がダウンして,そのうちファーストフードの制服に
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弁護士のくず04 その思いが重かった… 

2006-05-04 23:06:57 | 弁護士のくず
※5/4中は下書き状態でしたが、5/5 23時頃更新しました。

本日第4話!井浦秀夫先生の最初で最後かもしれないドラマ化ヒット作(この作品以外の代表作がアレやらアレですから…)。

弁護士のくず CASE04
「死者の声!冤罪の真犯人」

ある高校の体育館で女子高生・猪狩蕾(小町桃子)が殺された。しかも、彼女は妊娠していたのだ。まもなく、蕾と交際していた山村真介(斉藤慶太)が容疑者として連行された。国選弁護の依頼が白石事務所にあり、九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)コンビが担当することになった。これは、武田が初めて担当する大事件だった。
だが、無実を主張する山村の証言はあやふや、おまけにふざけた態度で言い逃れようとしているとしか思えない武田は弁護方針を決めかねていた。
そんな中、九頭は担当している別件の公判資料と称しアダルトビデオを見て大騒ぎ、九頭の不謹慎な態度が理解出来ない武田は、ヤケ酒を飲みながらコンビを組むのは金輪際御免だ!白石所長に直談判すると徹子(高島礼子)に言い放つ。
一方、テレビの取材を受け、涙ながらに山村の非を訴える蕾の父・猪狩吾郎(平田満)。九頭は、山村の無実を証明するため武田と共に遺族の話を聞きに猪狩家を訪れた。失礼な物言いで吾郎を怒らせてしまうが、そこで、九頭は吾郎の首筋に傷痕を発見する・・・。



帰省中でPCの使えない環境だったため更新が遅れました。また、生視聴のため細かい再現レビューはなしということで。

今回は…重かったですね。正直、
MPAAのレーティングからいったらPG13かR15の内容、
HBOの分類なら“nudity”間違いなしの、人間の醜さ、それも性絡みの話でしたし
冒頭から、女子高校生が殺される事件というだけで、初めて見るという人には
ショックが強すぎますし(他の人に勧めて最初に見たのがこれというのでは…)
ドラマを見て、話が進むにつれ九頭から投げかけられるヒントを見るにつれ
「まさか、そんなことが…?」
考えられる最悪の真相、まさかそうあってはほしくないという
全く救いのない結末になってしまいました。

真犯人でしかもそのずっと前から被害者を傷つけ続けてきた父親のみならず
冤罪無罪の容疑者、被害者の娘が身も心も委ねてすがろうとしていた
彼氏も結局やっぱりどうしようもない男だったという…

番組のHPにあるように、橋本Pは、このエピソードは『弁護士のくず』を
代表する、どんでん返しの醍醐味が遺憾なく発揮されたストーリーということで
すごく思い入れがあったようでした。
たしかに、原作のこのストーリーはすごく完成度が高く、
ふだんスチャラカの九頭がすごくマジになる、迫真の法廷シーンもあって
強烈な読後感を残す話でした。そして、今回のこのドラマの脚本も
原作を忠実に実写化した力作だったと思いますし、
出演の皆さんも第4話目ということもあって呼吸は完全に合って、
九頭・武田のぶつかり合いも、事務所のメンバーや被害者・被疑者の
演技も、本当のキャラが乗り移ったかのような迫真の演技、
スタッフ・キャストが一体の空気で作られたのが伝わってくる
完璧といってもいいドラマでした。

しかし…
僕、中学生のとき演劇部だったんです。
そのとき、日常練習のセリフ読み合せ用の短編台本に死神の話を
選んだり、なんかシリアスなもの、生と死のドラマや生々しい人間ドラマに
すごく惹きつけられるものがありました。
だから、今回のこの話を実写化したいとプロデューサーさんが考えたのは
すごくわかります(私ごときと一緒にされては迷惑ですね)。
だけど、原作に忠実に、完璧なドラマを作り上げれば作り上げるほど
まともに見るには辛いドラマになってしまう話なんです。これは。

かつて同じTBS系で漫画からドラマ化された『家栽の人』も
少年事件を主に扱っていた作品だっただけに同様の重~~い話が多かった。
でもそれは先日の「ちょいワルおやじVS不良少女」のように
かすかに希望の見える、救いのある終わり方をしていたので、まだよかった。

しかし今回の話は、九頭が「金欠でキャバクラに行けないから」という名目で
残業するなど終始マジモードで立ち向かわないといけないくらいの
難事件であり、いつもの軽妙さを盛り込む余地が残されていない
くらいのボリュームとカラーで占められているエピソードでした。
だから、完璧すぎるがゆえに点数のつけられないドラマになってしまった。
第2話でやったばかりでまたアダルトDVDかよ!
みたいなツッコミを受ける余地も盛り込まれてしまってますし…。
キャバクラシーンでトヨエツがキャバ嬢(本職はグラビアアイドルさんたち)の
胸をもんだり(実際に触っていたのはおっぱいよりは上のところでしたが)
したからって空気がやわらぐものでもないですし…。

武田の青臭さに歯がゆい思いをしながら、
(無実だと確証がとれない時点でも、女の子をオモチャ扱いにする
 札付きの容疑者でも)「裁判は勝つことがすべてだ」
「正義なんて勝った奴が後からつける屁理屈だ」
九頭が全力で弁護に取り組み、そんな九頭&武田コンビのそれぞれを
暖かく見守る加藤姐さん…すごくいい世界が、愛すべき白石誠事務所
チームの世界をまた一歩、今週も踏み込んで見ることができたのですけどね。

「責任もとれない奴が、
 あちこちに精子ばらまいてるんじゃない!」


という九頭のセリフを受けているかのように
来週は“九頭の隠し子?!”美月ちゃんが登場します。
子役のゲスト出演にありがちな「子供らしさを盾にわがまま放題の
生意気な子供が、実はそれなりの理由があっての行動でけなげな子だった」
という話というよりは、本当に賢くていい子です。
このストーリーでも九頭は男らしいところを見せますが
今度はちゃんと笑わせてくれるでしょうか…?

キャスト
九頭元人(くず もとひと)(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ)(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(お また ゆうか)(事務員26)… 星野亜希
白石誠(正義と人権の弁護士事務所所長60)… 北村総一朗

加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹

小町桃子写真集「ももこまち」
ワニブックス

山村真介…斉藤慶太
猪狩蕾…小町桃子
猪狩吾郎(その怒りは偽りだった…)…平田満
蕾の母…筒井真理子
パチンコ屋店員(恋愛詐欺師)・佐藤栄…佐藤二朗
AV監督…ノッチ


今週の着ぐるみの犬。被害者の両親を訪ねた後、帰りに九頭&武田が通った公園で子どもたちと戯れる。

今週のばんそうこうは先週と反対側、左ほおに。


次回以降の予定
第5話九頭の隠し子?!美月ちゃん登場(先週,どうせ美山加恋ちゃんだろうと書きましたが,演じるのは村崎真彩ちゃんだそうです)。母親役で大物女優が写真のみ出演とありますが,たぶん→のT.T.さんじゃない?
と思ってましたけど、和久井映見さんでしたね
そして資産家の(ちょっと怪しい)男・富田賢太郎役で川崎麻世さん出演。
第6話は九頭と武田が担当する被疑者役に沢村一樹さん、オカマのポン太役に深沢敦さんとヒト美役で坂本ちゃんが登場。
原作が「魔の電車」ですから、沢村さんが沢里近夫(さわり・ちかお)役をやるってことですか?!じゃあ、息子の無実を主張する強烈な母親は誰が?!
第7話は遺産相続をめぐる女の戦い!
依頼人・高井霧子に三浦理恵子さん、対する亀有房子役にふせえりさん、そして若き弁護士・徳大寺貴役に須賀貴匡さんが登場。
第10話は「聖なる戦い」。今週やった「死者の声」同様、これも法廷シーンが見所の大逆転エピソードですが、よりこっちのほうが断然スカッとする話です。必見!!!


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弁護士のくず (3) (井浦 秀夫/小学館)

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