航空機事故などで当事者が罪に問われないのは
事故再発防止のための証拠確保と事故分析が最優先されるからで
2005年のJR福知山線事故は航空機事故なみの被害を生じた
歴史的大事故であることを考えると,企業保身を目的として
調査委員会にどのような形でもアプローチしようとした時点で
犯罪的行為と見なすべきではないでしょうか。
JR西が「おわびの会」 尼崎脱線情報漏えい問題(神戸新聞 2009年10月17日(土)) - goo ニュース
この問題で被害者らへの説明は初めて。
同社が兵庫県警などの捜査にあたり、供述の参考になる内容を記した資料を作成し、社員に配っていたことを明らかにした。自社に不利な供述をしないよう社員を指導していた可能性がある。
神戸地検から「供述内容の指導に当たる」と指摘を受けたという。
佐々木社長は「皆さま方に強い不信感を招く行為であったと深く反省しなければならない」と述べた。
佐々木隆之社長(63)は、一連の問題にかかわった前社長の山崎正夫取締役(66)と土屋隆一郎副社長(59)から進退伺を預かっていると説明。両氏の事実上の辞意とみられる。
また、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委)委員から
事前に報告書案を入手したことや、意見聴取会の公述人に応募するよう
意中の有識者に依頼し謝礼金10万円を支払ったことなどを説明し
「会社としてあるまじき行為で、深く反省している」と謝罪した。
部下に報告書案の入手や情報の収集などを指示した土屋副社長は
「一人の人間として良心と倫理観を欠いた行為だった」と謝罪した。
いや,個人的な問題に矮小化させようとしてるけど,
その立場の人間がそう動いた時点で組織的行動ですから。
前社長「会社大事と認識」=福知山線事故報告書漏えい説明会-JR西(時事通信) - goo ニュース
JR西日本の山崎正夫前社長「当時は大きな問題とは考えなかった」と釈明し、
一連の漏えい問題について「会社が大事という認識があった」と述べた。
事故当時からずっと「会社が大事」「垣内剛社長を守らねば」
そればっかじゃないですか。
立場の重大さを考えたら認識が軽すぎるし
これはぬぐいようのない企業体質の問題として大手術が必要なんじゃないですか。
JR西日本の経営陣はどんな言い訳をしても罪を逃れられない:(日経ビジネスオンライン)
「武田 斉紀の企業理念は会社のマニフェスト」第1回記事。
このコラムの前身「社長の話がわかりやすい会社は伸びる」でも
JR西日本の体質を東京ディズニーランド運営のオリエンタルランドが
安全第一の理念が社長からスタッフに至るまで徹底しているのと比較して
根本的な問題があると指摘しています。
※NBオンラインは記事によって登録(無料)が必要な場合があります。
安全対策に熱心に取り組み、一部の遺族から信頼されていた山崎前社長は、
「最終報告書が出て以降は、会社の体質を変える方向に大きくかじを切った。
ある程度認められたと思うが、今回の件で水泡に帰した」と声を落とした。
そうですね。
JR福知山線脱線事故 - Wikipedia
********************
※この駄文をお読みいただいて
面白かったというかた→ここをクリック♪
参考にするというかた→ここをクリック!
(人気ブログランキングにジャンプします)
********************
●福知山線脱線事故に関するエントリー
「JR福知山線事故(1)・遺族の憤懣に思う」
「JR福知山線事故(2)…マスコミ,おかしくないか?」
(↑100を超えるTBいただきました。皆さんありがとうございます)
「福知山線事故(3)…マスコミにもの申した?番組」
福知山線事故(4)…勘違い連中を茶化し斬りさせていただく
(↑コメント数40突破!私自身が炎上させかけてしまい反省)
福知山線事故(5)…「茶化し斬り」で何がしたかったのか
福知山線事故(6)…この場でお笑い論(何様?!)
福知山線事故(7)…暴言問題/取材側の言い分
福知山線事故(8)…暴言問題/山陰中央日報のコラム
福知山線事故(9)…マスコミ問題/たかじん番組続編
福知山線事故(10)…マスコミや自分を含む皆に望みたいこと
事故再発防止のための証拠確保と事故分析が最優先されるからで
2005年のJR福知山線事故は航空機事故なみの被害を生じた
歴史的大事故であることを考えると,企業保身を目的として
調査委員会にどのような形でもアプローチしようとした時点で
犯罪的行為と見なすべきではないでしょうか。
JR西が「おわびの会」 尼崎脱線情報漏えい問題(神戸新聞 2009年10月17日(土)) - goo ニュース
この問題で被害者らへの説明は初めて。
同社が兵庫県警などの捜査にあたり、供述の参考になる内容を記した資料を作成し、社員に配っていたことを明らかにした。自社に不利な供述をしないよう社員を指導していた可能性がある。
神戸地検から「供述内容の指導に当たる」と指摘を受けたという。
佐々木社長は「皆さま方に強い不信感を招く行為であったと深く反省しなければならない」と述べた。
佐々木隆之社長(63)は、一連の問題にかかわった前社長の山崎正夫取締役(66)と土屋隆一郎副社長(59)から進退伺を預かっていると説明。両氏の事実上の辞意とみられる。
また、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委)委員から
事前に報告書案を入手したことや、意見聴取会の公述人に応募するよう
意中の有識者に依頼し謝礼金10万円を支払ったことなどを説明し
「会社としてあるまじき行為で、深く反省している」と謝罪した。
部下に報告書案の入手や情報の収集などを指示した土屋副社長は
「一人の人間として良心と倫理観を欠いた行為だった」と謝罪した。
いや,個人的な問題に矮小化させようとしてるけど,
その立場の人間がそう動いた時点で組織的行動ですから。
前社長「会社大事と認識」=福知山線事故報告書漏えい説明会-JR西(時事通信) - goo ニュース
JR西日本の山崎正夫前社長「当時は大きな問題とは考えなかった」と釈明し、
一連の漏えい問題について「会社が大事という認識があった」と述べた。
事故当時からずっと「会社が大事」「垣内剛社長を守らねば」
そればっかじゃないですか。
立場の重大さを考えたら認識が軽すぎるし
これはぬぐいようのない企業体質の問題として大手術が必要なんじゃないですか。
JR西日本の経営陣はどんな言い訳をしても罪を逃れられない:(日経ビジネスオンライン)
「武田 斉紀の企業理念は会社のマニフェスト」第1回記事。
このコラムの前身「社長の話がわかりやすい会社は伸びる」でも
JR西日本の体質を東京ディズニーランド運営のオリエンタルランドが
安全第一の理念が社長からスタッフに至るまで徹底しているのと比較して
根本的な問題があると指摘しています。
※NBオンラインは記事によって登録(無料)が必要な場合があります。
安全対策に熱心に取り組み、一部の遺族から信頼されていた山崎前社長は、
「最終報告書が出て以降は、会社の体質を変える方向に大きくかじを切った。
ある程度認められたと思うが、今回の件で水泡に帰した」と声を落とした。
そうですね。
JR福知山線脱線事故 - Wikipedia
********************
※この駄文をお読みいただいて
面白かったというかた→ここをクリック♪
参考にするというかた→ここをクリック!
(人気ブログランキングにジャンプします)
********************
●福知山線脱線事故に関するエントリー
「JR福知山線事故(1)・遺族の憤懣に思う」
「JR福知山線事故(2)…マスコミ,おかしくないか?」
(↑100を超えるTBいただきました。皆さんありがとうございます)
「福知山線事故(3)…マスコミにもの申した?番組」
福知山線事故(4)…勘違い連中を茶化し斬りさせていただく
(↑コメント数40突破!私自身が炎上させかけてしまい反省)
福知山線事故(5)…「茶化し斬り」で何がしたかったのか
福知山線事故(6)…この場でお笑い論(何様?!)
福知山線事故(7)…暴言問題/取材側の言い分
福知山線事故(8)…暴言問題/山陰中央日報のコラム
福知山線事故(9)…マスコミ問題/たかじん番組続編
福知山線事故(10)…マスコミや自分を含む皆に望みたいこと
なぜ福知山線脱線事故は起こったのか川島 令三/草思社 | 福知山線5418M 一両目の真実吉田 恭一/エクスナレッジ | JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える山口 栄一/NTT出版 | 18歳の生存者―JR福知山線事故、被害者大学生の1000日山下 亮輔/双葉社 |