自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

20年。

2020年05月31日 00時16分13秒 | 自転車



木曜日
夜の9時
仕事や家事などを終え
曇天の街へ走り出した


たくさん走りたい気分だったのだが
河川敷は真っ暗なので17号を北上する


埼玉に入ったところで 見覚えのある景色に出会った
学生時代 家庭教師をしていたころ
自転車で通っていた道だ

ちょっと自分の記憶を試したくなって
その道を辿ってみることにした


長い間 埼玉の浦和に住んでいたので
そのあたりを目指すが
途中で道を見失った(笑)


住んでいたマンションはなんとか見つけたが
あまりに景色が変わりすぎていて
思い出の道をほとんど見つけられなかった


あれから20年
未来というのは 本当にわからないものだ
テレビの仕事をするなんて 思ってもいなかったし
こうしてロードバイクにまたがって 再び訪れるとも思っていなかった


45km TSS100


金曜日
土井ちゃんのZWIFTミートアップに参加しようと思ったが
フォローしてもなんの音沙汰もなかったので
TOUR FOR ALLのSTAGE3に参加




ほとんどの人は全ステージを制覇した後らしく
スタートラインに並んでたのは たった13人(笑)




少な…


今回はトップ確実かと思ったら
ひとり着いて来た


レース時間は1時間弱ぐらい
260Wで最後までいけるかと思ったが
10km地点で頭痛が発生
着いて来てたイギリス人に「RIDE ON!」を言い残され
先へ行かれてしまった





1秒差で山岳賞を取られ 悔しかったので
スプリントジャージはなんとかゲット





見事な右肩下がりで 37km TSS79



土曜日
頭痛がひどくて 8時間寝たら
なんとか走れそうだったので ロングヘ





走りながら見る空が好きだ
本当は空だけを見ながら走りたいが
そうもいかない(笑)





今日は女性サイクリストをたくさん見かけた
自粛中に自転車をはじめて そのまま続いているといった風情だった
ぜひ続けていただき
我々おっちゃん達の気分をアゲアゲにしていただきたい(笑)





ニューサドルの形がどうしても好きになれない(笑)





利根川の土手で 30分ほど寝転がっていた

真正面に 太平山が見える
あそこまで行きたいが
ここから片道30kmはしんどいので諦めた



帰り道
都内に入ると いつものようにウーバーイーツ(宅配)の自転車達が
行く手を阻んだ
夕飯時だからだろうか
かなり多くのウーバーイーツを見かけた


こちらを見もせず 歩道から車道へ
赤信号もなんのその
縦横無尽に駆けめぐる
こちらは あらゆる動きを予測し 避けまくる
まるでインベーダー・ゲームのようだ(笑)


ゲームのように バキュンバキュンと撃てれば良いが
とりあえず精一杯かわすのみ
とりわけ危ない配達員がいたので さすがに何か言ってやろうかと思ったら
その配達員の自転車には 前後に子供用の椅子が付いていた


なんてこった


きっと彼は 2人の幼子のいる家族を養うため
仕事のない今 ウーバーイーツで働いているのだろう
稼ぐために たくさんの配達をこなしたい
自然 運転は乱暴になり
周りはほとんど見えていない



なんだかしょんぼりしてしまった




彼らを見ていると
昔 知人から聞いたこんな話を思い出す

彼は 高校を出て 就職先を探したが見つからず
ようやく受かったのは サラ金の取り立ての電話をする仕事だった
最初は嫌だったけれど 貧しい実家暮らしだった彼は
仕事を失う恐怖に負け
サラ金の取り立ての電話をかけ続けた

続けるうちに だんだん感覚が麻痺していき
人としてあるまじき言葉で 電話の向こうで平謝りする人を罵倒し続けたという

そのひどい言葉をいくつか教えてもらったけれど
私の頭では思いつかない言葉ばかりだった
「お前 腎臓2個あるんだろ?」
というつもりが
「お前 肝臓2個あるんだろ?」
と言っていたという話だけは覚えているが


そして彼はこう言った
人は 生きるためには
どんなことでもしてしまうのだと



稼ぎよりも 人としての尊厳を選べる人が
この世にどれだけいるだろうか?



まあ この件に限って言えば
一番ダメなのはウーバーイーツの元締めなのだ
しっかり教育して
「信号無視したら即クビ」と言えば良いだけではないのかしら



135km TSS250



帰宅して しっかり洗車
明日は走りに行けるかな……

大分の林道。

2020年05月28日 03時18分02秒 | 自転車
大分の旅で走った林道はどこなのかという問い合わせを頂いた



走ったのは 日田からスカイファームロードを経て
天瀬町から玖珠町を経て九重町へ抜ける林道





ちょうどこの地図のポイントを打った道なのだが
地図には名称が一切出てこない
玖珠町に確認したら「林道山浦線」という名称だと教えてくれた
映像ではわかりにくいのだが 林道と言うだけあって
ひたすらアップダウンの連続が続く


補給ポイントもゼロなので どうか補給食をたっぷり持ってお出かけください(笑)



ちなみに五郎さんが走ったルートは
獲得標高が6000mを超えます
まさに五郎さんだからできた旅と言えますね






アルゼンチンで撮った この写真
私が世界中で撮った写真の中で
一番不幸のどん底感が滲み出ている写真だ

何があったのか知らないが このおっちゃんにはきっと
のっぴきならない不幸が起こっていて
頭の中は絶望しかないに違いない


なぜ今更この写真を選んだかというと
このおっちゃんのことを ふと思い出したのだ




仕事の予定がほとんど飛んで
衣食住から外れるエンターテインメントは
真っ先に不要なものと化す

空いた時間を有効に使おうと
やりたくてもできなかった読書や子育てにどっぷり浸かってみたけれど
だんだんと気力が萎えてきた



ズイフトもすっかりやらなくなってしまったなあと ため息ついたら
はたと ある思いにぶつかった
ああ この気分をしっかり覚えておこうと思ったのだ
そしてこの写真のおっちゃんを思い出した



気力が萎えてしまった人に
「やる気がないからだ」
「とりあえずやってみろ」
と言うのは簡単だが
やる気が出てくるぐらいなら そもそも無気力になんてならない(笑)


何にもやる気が起こらないとき
そのダメな気持ちを愚痴りあって 笑い飛ばせるような人がそばにいない時
ひたすら無意味なゲームをしたり
ひたすら無駄にパチンコをしたり
ひたすら寝ていたり テレビをボンヤリ眺めていたり
そんな風にしか過ごせないこともある
これをしっかり覚えておこうと思った




私はこの写真のようなおっちゃんを
番組に登場させられたことがない
なぜなら そこには不幸だけがあって
救いがないから
でも 本当に同じ目線を持つことができたら
番組に登場させることができるのかもしれない


どん底の不幸と
果てしない寂しさ
この二つを いつか作品に盛り込むのが
密かな目標だったりするが


まだ無理だな(笑)

サドルテスト。

2020年05月26日 02時35分21秒 | 自転車
男子部の伊織くんが 大分の旅を見てくれて
「撮影大変だったでしょ」と ねぎらってくれた


伊織くんは 優しい男だ
そして物作りの大変さを知っているので
裏方のことまで気遣ってくれる


言われて ちょっと考えてみた
一体何が大変なんだっけ(笑)
旅番組なんて 旅人が旅するんだから
私はその場にいただけじゃなかったかしら?




ディレクターが現場で 一体何をしているのかというと
そのシーンが番組として成り立つかどうかを考えている
例えば そこで展開している会話が
その場にいない人にも分かるかどうか判断している

会話というのは 指示語が多かったり
お互いの目に見えてるものを省略して語ったりする
それは その場にいない人からすると 分からない

さらに その人の思いを一番よく伝えるためには
どんな言葉が必要か
その言葉を引き出すための質問をしたりする


なので そこで展開している会話を
頭の中で ずっと添削しているのです


そしてその人が伝えたいことを その場にいない人の心に伝えるには
何を写せば良いか
映像のことも考える


大変なので 普段は分担作業する
言葉はディレクターで 映像はカメラマン
探検部方式だとそれを同時にやるので 頭がフル回転になる



さらに大切なことは
ディレクターが番組のことを考えて発言したと思われてはダメだ
「ちょっと待ってください、今主語がなかったので言い直してもらえますか」
とか言って会話を止める人もいるが サイテーだ
その場にいる 五郎さんと おばさんと 大キュンが
3人で楽しく会話したら番組になっていた となるのが望ましい



…と 改めてディレクター業を考えてみたら
よくやってるなあと 感心した(笑)


でも これは分かってもらえないかもしれないが
あの頭フル回転させてる瞬間
私は本当に自由なのです



なので 大変だったという記憶は残らないのです
ただのアホなのかもしれません(笑)






さて 久々のロングに出かけました
もちろん一番の目的は サドルのテスト





まずは荒川近くのリンボさんへ
左のディスクブレーキがスカスカで効かなくなったので
直してもらう





ブレーキオイルが減っていた


シマノのディスクブレーキでは よく聞く症状で
自転車を逆さに置いておくと オイルが漏れたり空気が入ったりして
ブレーキが効かなくなる
スラムのブレーキでは起こったことがなかったのだが






荒川から熊谷の市街地を経由して利根川へ


途中 みたことのある地名に遭遇
確かこの地名は……
高校時代の友人(女性)の手紙によく書いた住所だ


あの子は こんな場所で暮らしていたのか…
細かい住所は忘れてしまって 家を訪ねることはできなかったが
ぼんやりと路地や家並みを眺めながら走った


とても明るい子だったから
私には不釣り合いで 恋には発展しなかった
きっと今は幸せになっているに違いない





例のサドル


座った瞬間から「どっしり」と腰が据わり
骨盤が安定するのがわかる
この日はメニューはやらず 淡々と220〜240Wほどで走ったが
巡行がとても楽だった


骨盤が安定するということは
腰痛に悩む人は試す価値があるかもしれない



機能は素晴らしいのだが
この「うちわ型」の形がどうにも好きになれない(笑)
エレガントでないのだ

しかしこの「うちわ型」が このサドルのミソだった





今までのサドルは ポジションを前後に動かすと
座面が細くなるため坐骨をサドルが支えていなかった

「うちわ型」だと ポジションをある程度前後に動かしても
広い座面が坐骨を支えてくれる



↑左が以前のサドル。坐骨を支える範囲が狭い


同じような形状のサドルに スペシャのパワーサドルがあるが
パワーサドルは前方の幅が広いため 骨盤が小さい私が乗ると
内股がサドルに当たってしまう
このサドルは「うちわ」の持ち手部分が細くなっているため
骨盤が小さい私の内股を脅かすことはなかった



ちなみにこの新サドル 流行りのショートサドルなのだが
これはあまり好きではなかった
単純に短いぶん 座る位置が前に行かないのだ(笑)
もともと前乗り用のサドルなので 仕方ないのだが…



とはいえ この安定感は捨てがたい
30分ぐらいのヒルクライムをしたら
骨盤の安定がどう結果に反映されるか?
次は白石にでも行ってみるかな




160km走ってから最後にスプリント
1070Wまで上がってくれて ちょっと嬉しかった

TSS260





帰って 風呂でプロテインを飲む幸せ(笑)


いろんなプロテインを試したが これを豆乳で飲むのが一番好き

ミスター人体実験。

2020年05月22日 03時11分46秒 | 自転車
相変わらずの通勤ライドばかりの生活です



ロングライドを自粛していたので
走る距離は 通勤の23〜30kmばかり
(飽きるので日によってコースを変えてる)
信号ストップが片道15回はあるので
トレーニング的には 圧倒的に1分走が多くなる



昨日 長らく更新していなかった
1分走のパワーを更新
560W
体重のちょうど10倍に届いた


嬉しくないかと言ったら それは嬉しいけど
1分ばかり強くなっても 何にもならない
そんなことより 私は10分330Wで走りたい(笑)



実はこのパワー更新
ある実験の賜物かもしれない


それは 自粛生活中に試した「グルテンフリー生活」
つまり小麦粉を摂らない生活だ



男子テニス世界ランキング1位のジョコビッチの本に
グルテンをやめて一気に強くなったと書いてあったので
そんな界王拳みたいなことがあるのかと トライした

経験者によると 小麦粉抜きの生活は
ほとんどの物が食べられなくなるらしいが
もともと食材には相当気を遣っていたので
意外と難しくなかった
醤油などの調味料も 小麦粉を使ったものは雑味があるので嫌いだったし
たまに食べていたカステラとパスタをやめたぐらいだった


ワクワクしながら 3週間が経過


ジョコビッチは体重が一気に落ちて軽くなったらしいが…


私は全く変わらなかった(笑)



しかし 3週間グルテンを絶ったあと
一気にグルテンを摂取してみると 途端に体の調子が悪くなった
本によれば これはグルテンフリーの恩恵がある証拠だという
うーむ 体重は落ちないし そんなに調子が上がった感じもしないのだが

通勤でのパワー更新はグルテンフリーの賜物なのだろうか…



この先も続けるかどうか迷い中(笑)






Photo:Makoto.Ayano


もう一つ試そうと思っているのが サドルだ


クリス・フルームがジロで優勝した際に
メーカー名を隠して使用していたと話題になった
gebioMizedというメーカーのサドル


宮澤タカシさんが すげー良いよと勧めてくれたのだが
デザインがもっさりしていて好みでないので
ずっと買わなかった


最近 スコットが出してるシンクロスというシリーズのサドルが
gebioMized社によるもので
しかも本家では作ってないカーボンレールだと知った






即買いした(笑)


シンクロスのサドルは 日本では展開していないらしく
海外から取り寄せた
お値段は送料入れて18000円 重さは170g
今使ってるサンマルコのスーパーレッジェーラ(105g)の
3分の1の価格





スーパーレッジェーラは 超軽量で座り心地も良く
デザインも美しい(特に真横から見ると秀逸)
なんの不満もないのだが
「骨盤が安定する」とはどういうことか
体験してみたかった


今週末のロングライドで確認したいな…



こうして自分の体で行う人体実験での経験が
番組に取り込まれていくのです
他のスタッフは 誰もこんなことやってくれないからね…

番組には出てこないこと。

2020年05月18日 04時49分33秒 | チャリダー★



大分のオンエアを終えて
五郎さんとおしゃべりをした


ロケの間 五郎さんはずっと
これが番組になるのかどうか 心配していたので
ちゃんとオンエアされて安心したようだった


いろんな話をして
最後に五郎さんはこう言った
「僕から自転車を取ったら ただのクズです」
私もこう答えた
「僕からカメラを取ったら ただのクズです」
五郎さんから こんな返事が返ってきた
「クズ同士 楽しみましょう!」
おかしくて 腹を抱えて笑ってしまった
なんて明るいんだ この人は(笑)




五郎さんに旅に出ようと誘ったあと
五郎さんから「箸を買ってきた」という連絡があった
箸の持ち方が上手でないことを気にしていて
それを旅のロケまでに直したいのだという


田染荘で蕎麦屋さんに立ち寄った時
私は唸る思いだった
五郎さんの箸の持ち方が 見事に直っていた
さらに 蕎麦をすする食べ方も以前と違っていた
旅番組を見て どうやって食べたら美味しく見えるかを
研究してきたのだという


舌を巻く思いだった


40年間続けてきた箸の持ち方を変えることは
とても大変なことだ
慣れ親しんだ蕎麦の食べ方を変えることも
とても大変なことだ


今までは いろんなことをおざなりにして来たのかもしれないけれど
自分の人生を より良い方向へと変化させたいと
そのチャンスを必死に掴もうとしているのかもしれない
五郎さんは自転車と箸で 私はカメラで
そんな二人が旅したのだから 悪いものになるはずがない
五郎さんと話して そう思った






田染荘(たしぶのしょう)のお蕎麦屋さん
六郷(りくごう)さんといいます
行って初めて知ったのですが これまでは取材を全て断って来たのだそうです


五郎さんが「なぜ今回は取材させてくれたのですか?」と聞いたら
「林さんと話していたら 取材を受けてもいいと思った」
と答えてくれた


一体なぜそう思ってくれたのか
特別な交渉などしていないのに
ずっと分からないまま 心の中に澱(おり)のように疑問が残っていた


ひとつだけ思い当たるとすれば
カメラは暴力だということを 知っているということ
撮影させてくれることが 当たり前ではない
店の宣伝になることは 喜ばしいことではない
静かな生活を破壊することだってある
そんな思いを前提に話をしたから
お邪魔させてくれたのかもしれない



素晴らしい土地で
最高の料理を食べられるお店です(要予約)
今は店内の飲食を自粛されていますが
お願いすれば美味しい蕎麦などを送ってもらえるようです





ニューラーメンの はとやさん


真っ暗な山道を下りて来て 寒さに震える我々の目には
この「ラーメン」の文字は光り輝いて見えた(笑)


たいへんな苦労をされて来たはずなのに
妙に明るいお母さんが あまりに素敵で
この店になんとかお金を落としていきたいと思って
撮影後 全員(といっても3人だけど)で山盛りの注文をした


五郎さんだけでなく 我々も腹ペコだったので
どれも美味しく感じたが
冷静に考えると 多分味は普通だったと思う(笑)


地方にある 取り立てて特別な存在でもないお店の
ありふれた悲哀を 明るく切ないシーンとして描けたことは
個人的に今回の最大の収穫でした



今週のチャリダーはね。

2020年05月11日 02時57分06秒 | チャリダー★
ようやく情報解禁ですね


今週土曜日(16日)のチャリダーは
1月末に五郎さんと行ってきた大分の旅!





先日の記事にも書きましたが
自転車探検部の撮影を国内でやったやつです
私がカメラ&ディレクター
出演者は五郎さん





いろんなことが チャレンジでした


旅番組に出たことがない五郎さんに旅人をお願いしたことも
たった1日半で撮影したことも
どうしても行きたかったお店1箇所だけは予約しましたが
それ以外はぶっつけ本番で旅したことも
真冬なのに標高1200mまで上ったことも
新年度の目玉企画とは思えない博打ぶりでした


大分空港で待ち合わせたとき
五郎さんも私も バリバリに緊張していました
だって ひょっとしたら何にも撮れないかもしれない(笑)


「何にも撮れなかったら5分のミニコーナーにしましょう」
とうなずき合って出発
別府や湯布院といった大分が誇る観光地には全く立ち寄らず
五郎さんは何度も「本当に番組になるのコレ?」と言ってました


でも結果的に すばらしい旅になりました
自分的には チャリダー史上 一番好きな作品です
ディレクター人生で初めて 撮りたいものが撮れた気がします





五郎さんに自転車でついていくのも
だいぶチャレンジでしたよ(笑)



男子部で2年間一緒にやってきた五郎さんと自分だからこそ
できた番組だと思います
ぜひご覧いただきたいです


1日目の宿で 寝ている五郎さんの横で撮った
コマ撮りも出てきます
一体何をコマ撮りしたのでしょうか?
お楽しみに★


チャリダーひとり旅 大分編
5月16日(土) 午後6時〜
@NHK BS1



RCC チャンピオンシップ準決勝。

2020年05月07日 22時44分16秒 | 自転車
山口の シンゴコーチから夜中に電話があった



どうやら自宅の庭でキャンプしてるらしい(笑)


焚き火を囲みながら 自転車の話になったのだが
そこで私は衝撃的なことを言われた


「走行データの平均パワーをゼロストップ込みで計測してるのなんて
大キュンだけですよ」



言葉を失った(笑)



私は信号ストップなどはもちろん
パワーがゼロのとき(足を止めている時間)も込みで平均を出している
信号待ち中に どんどん平均パワーが下がっていく
ゼロを含まずに計測すると がぜん平均値は高くなり
例えば私の通勤でいうと 平均が300Wを超える


みんなの平均スピードや平均パワーが高いのには
そんな秘密があったのか…


大キュンは真面目ですね〜 と笑われた(笑)







さて またレースに出ました



先日出場したRCC(ラファ・サイクリング・クラブ)チャンピオンシップの準決勝です
参加資格は予選で50位以内


絶対決勝には進めないと わかっちゃいるけど
ワクワクして準決勝へのエントリーを試みたが
いろいろと手続きが不親切で 久々に机の前で吠えた(笑)

ZWIFT POWERというリザルト記録サイトに登録する必要があったり
RCC FORUMという 会員制のページに登録が必要だったり
丁寧な説明が全くなく
「そんなの知ってるのが当たり前」と言われている感じがして
ちょっとゲンナリした


なんとかギリギリで登録して参加できたが
やり方が分からなくて参加できなかった人もいたようだ



さて ギリギリまでそんなことをしていたので
レース開始2分前にスタート地点へ





準決勝は 距離23kmほどの短期決戦
参加者は44名…先日走った50名だけで
もう一回戦うということかしら?




上位何人が決勝に進めるのかは不明
参加者の間では 上位6名しか進めないというウワサでしたが


上位25名ぐらいが進めるのではないかと信じることにして
スタートする





今回もスタートダッシュがかかる
350〜400Wで1分ほど走るが
千切れそうになる
これは 今日の私には無理だと思い
1分半ほどで千切れた





先頭集団は30名ほど
私のいる第2集団は10名ほど
240Wほどで淡々と回す


数字はそんなに高くないのに
なんかダメな気しかしない(笑)
今日はメンタルが全くダメだ





実はおととい 別のzwiftレースに出た時に
タイムトライアルバイクで走ったら
集団走行による空気抵抗低減が一切なかった
そういうシステムだと zwift歴4年目にして初めて知った(笑)
なので今日はちゃんと トレックのマドンで参戦
人の後ろをうまく走ると パワーがちゃんと節約できるので楽しい





12周中 ラスト2周でペースが上がる
今日はスプリントに乗り遅れないようにしたい
周りは体重70kgぐらいありそうな 巨漢ばかり
スプリントで勝負しても 勝ち目はなさそうだ
今の体力だと ラスト1分450Wぐらいが精一杯だろう

ラスト1km地点
ロングスプリント開始
同時に数名もスプリント
やはりパワーの絶対値が高い
徐々に離される
少しだけパワーを上げる
口からよだれが糸を引いて垂れる(笑)

ゴール
集団の5番手だった





28位(笑)
平均253W






今日もよく眠れそうです

RCCのレースに出てみた。

2020年05月04日 21時06分21秒 | 自転車
ラファ・サイクリング・クラブ (RCC)がzwiftレースをするというので
エントリーしてみました


レース前に20分ほどアップしてから
スタート地点へ





参加者は160人ぐらい
壮観です



zwiftのレースは
スタートダッシュが肝心
ここを乗り切らないと 前の集団に残れない
スタートから2分ほどは
350〜400Wで走ってみよう
それで千切れたら 後ろの方でヒラヒラと
大人しく走りましょう(笑)



スタート10秒前からパワーを上げておく
350Wぐらいでスタートし じわじわと400Wまで
1分ぐらいで落ち着いてくれて助かった
この時点で先頭集団は22名




レースは40km
およそ1時間弱といったところか
途中から6kmの周回を6周走る
1周目 2周目は集団内で過ごすが
3周目に入ったところで 気づいたら軽いアタックがかかっており
前の選手が千切れていた


今ここで走っていて270W(4.7倍)ほど
あの前の集団に入るには
追いつくまで400Wで走って
その後も300Wで走らないといけない


そんなの無理なので この千切れ組で行くことに





千切れ組(第2集団)は けっこうなスローペースに
言葉はかけられませんが
このまま強調してゴールまで行きましょう という感じだ

もちろん ゴール手前で出し抜くために
虎視眈々と体力の回復を図っているのである





周回コースで2箇所ある上り坂では
毎周回 軽いアタックがかかる
だいたい300W(5.2倍)ほどで20秒
この2箇所をクリアすれば あとは230Wほどで落ち着く


4周目 5周目と進むにつれ
先頭集団からちらほら 選手が千切れて降ってくる
先頭では アタックがかかると500〜600Wで走っている
別次元だ…



6周目 第2集団は6人
この集団の頭を取ってやろうと意気込むが
一体どこからアタックを仕掛けるべきか…
ふと気づいたら 周りの5人が一斉にアタック
見るとちょうどラスト1km地点
ここで仕掛けるのが 暗黙のルールであるかのように
5人が一斉に遠のいて行った



ほどほどに踏んで追いかけるも
全く追いつかず


54分47秒 平均245W 17位





バケモノだらけでした(笑)





右上で「NICE!」と言ってるおっさんは
誰なんでしょうね?



1時間集中して走れたので
有り難かったけれど
やっぱり五郎さんのインスタライブ付きレースの方が
段違いに楽しかったですね



ああ 夜風が気持ちいい
今日もよく眠れそうです(笑)

4月の走行距離。

2020年05月01日 07時07分06秒 | 自転車




4月の走行距離は
930kmでした


ロングを走ってない割には
よく頑張ったと思います


4月に特に頑張ったのは 10分走
私に欠けているエンデュランス能力のためです

山本元喜選手のブログには
「40分走れる強度で」と書いてありましたが
私の場合はそれでは効果が薄いようで
日本代表コーチの柿木さんによれば
だいたいFTPの110%でやるように とのこと


…吐きそうになる程キツいです(笑)


キツいけど やる以外の選択肢は無いですからね





仕事はもっぱらリモート会議とひとり編集作業
人と直に会って話すのとは別世界なので
その場の空気を動かすことに力を使う私にとっては
けっこう大変です



仕事が止まっていることを嘆いても仕方ないので
空き時間には ひたすら読書をしています
歴史の本から科学 純文学まで
本を読んで 顔が腫れるほど泣いたりして
人間に戻った気がしたりしています





さあ 5月はどうなりますやら…
とりあえず 10分走は続けます(笑)