自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

今年最初で最後のレース。

2024年10月02日 12時38分19秒 | 自転車
レース3日前にバイクの整備





チェーンを超音波洗浄器にかけ
ワックス(AB)を塗る





プーリーに草が絡まっていたので分解


バラした後 よく見ると
プーリーの歯に前後があるっぽいではないか
しまった どう組まれていたのか覚えてない(笑)



慌ててネットで調べると
「文字が書いてある方が左」
「文字が書いてある方が右」
両方の主張が出てきやがった(笑)


SRAMは整備情報がまったく検索に引っかからなくて困ったが
海外通販「BIKEINN」のSRAMスペアパーツのページに
組み立て図があって なんとか助かった
刃先の出っ張りが進行方向(上の写真だと左)だった






土曜日
現地は雨予報なので 朝ローラーをしてから高山村へ





参加者の誰もが絶賛する前夜祭
食べ物がたくさん並んでいて
舞台ではゲスト(宮澤さん 五郎さん 才田さん)がレース攻略について話している

宮澤さんは話がうまい
個人差の大きいパワーやケイデンスなどの具体的な数字ではなく
感性に訴える例え話をする


蕎麦をいただき 五郎さんとおしゃべりして退散





参加費6000円で 公道でレースができて
これだけのお土産がもらえるのは
並大抵ではない
きっと誰かが情熱を燃料にして 猛烈にタダ働きしているのだと思う



昨日からどうもクラクラして 体調が良くないので
20時には寝た


あまりの寝汗で 気持ち悪くて起きたら
2時だった
なぜか小便が大量に出続けて
30分おきにトイレに通った


知らぬ間に悪い薬でも飲んだのだろうか…









スタート3時間前に会場入り






バイクは通勤で使っている状態から
前後ライトを外すだけ(笑)
ホイールはZIPP353にコンチネンタルGP5000S(TL)
空気圧は3.8
これもいつも通り


ボトルは空力の良さを狙って2本差し
自分の経験上 平均勾配8%以下の坂なら
ボトルの重量よりも空力を考えた方が速い
ちなみに中身はアミノバイタルのドリンク
レース前にはほぼ飲み切り 空のボトルを差して走る


まあ気休めですよ(笑)





五郎さん発見
「4倍出るかなあ」と心配そうにしていたので
この先の仕事の話をしたら
やる気出してくれた(笑)





坂バカのパイセン・田中さんと久々の再会
この方は本当に優しい
決して他人の悪口を言わない
そして榛名山を走ると必ず男根岩の写真をアップするオチャメさんである





アップはいつも通り20分ほど
軽めのギヤで 心拍を150程度まで上げたらおしまい
重いギヤを踏むのは30秒程だけ





久しぶりのレースに 緊張していたので
「緊張しない…緊張しない…」と気持ちをオフにしたら
眠くなってしまった


これはいかん ハッと起きたら誰もいなくなってるパターンだ





周りにいる人全員 強そうに見える…





↑撮影:宮澤さん


40代クラス 9時50分スタート


距離20km
平均勾配6.5%
途中 2ヶ所の下り坂を挟んで
20分強の上り坂を3回走るようなコース



今回の目標は 体重の4倍以上のパワーで走って
腰痛を出さないこと
もし腰痛が出なかったら 泣いてしまいそうだ



スタート直後 1kmほどで先頭は10人
パワーは270W(4.6倍)ほど
坂バカあるあるで 急勾配でパワーが上がり
緩斜面で休む
同じパワーで踏んでいると 緩斜面で先頭に躍り出てしまう



「4倍で踏めるかなあ」と心配そうにしていた五郎さんもいる



心のスイッチが入ると この人は猛烈に強くなる






しかも 私の写真を撮ってくれていた(笑)



衝撃的だったのは
自分があまりに太っていて
ボンレスハムみたいだった
これはレースに出る体ではない



レースが終わっても 今年は体を絞り続けてみようと決心した




3km地点の激坂入り口で集団からドロップ
五郎さん含む9人は激坂をモリモリ上って行ったが
4km地点でドロップした五郎さんに追いついた


なんとここでは五郎さんが動画を撮ってくれた
この人はサービス精神のかたまりだ
動画を見ると やっぱり自分はボンレスハムだった(笑)



第一の坂 24分 260W(4.5倍)



2分ほどの下り坂は 路面ツルツルでテクニカルなので
完全に休養タイム
リフレッシュして次の坂に向かいスイッチを入れようとしたら
スイッチが入らないではないか


体がフニャフニャして踏めない
ハンガーノックにでもなったかのようだ



第二の坂 27分 243W(4.2倍)



気を取り直して 第3の坂は必死に踏み直そうとしたが
結局ゴールまで体に力が戻って来ることはなかった


1時間14分18秒 246W(4.2倍)
年代別9位/67人



ゴールで配ってくれたコーラが美味い
本当に隅々まで心が行き届いた大会だと思う






下山すると 地元の方々が蕎麦を準備してくれていた







腰痛は出なかった
久しぶりに1時間を超えるレースを走れた
木村さんのフィッティングのおかげだ
感謝しかない



しかし


腰痛が出なければOKと思ってはいたが
ここまでパワーが出ないと悔しいもので
来年もどこかのレースに全力で立ち向かってみようと思ってしまうのだった


順位にも成績にも興味ないのだけれど
レースは良いものだと思った
なぜなら 今の自分の立ち位置が分かる
体がどんな具合で 自分がどんな生活をしているかが分かるから





お楽しみ抽選会を仲良く見ている宮澤さんと才田さん
師匠と弟子は同じポーズをとるんだなあ(笑)




さあいよいよ2週間後には
1000kmチャレンジだ
いざという時には出演者を助けられるように
参加者として走る
(参加者以外からの助けを受けたら失格)



自分は撮影係なので 出演者に貼り付いて四国一周を走るのだが…


不安しかない(笑)