自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

自転車探検部ペルー編完全版は8月13日!

2012年07月31日 02時28分27秒 | 世界自転車探検部


うう~ん、かっこいい。
アンデス越えの映像は、自分で撮っておいて何ですが
スバラシイの一言。
もちろん、カメラの腕でなくアンデスが凄いのです!


8月13日(月)夜11時~(50分)
チャンネルはいつもの NHK BS1ですよ!


今年もお盆は自転車探検部!
田舎のご両親と!
帰省して久々に会う恋人と!
独り盆の方はビール片手にドンタコス!
ゲラゲラ笑いどころ満載ですよ!

アンデス山中で一泊するところなんざ…思い出し笑いが止まりません。
ぷぷ…☆



インドネシアのうまいもの。

2012年07月30日 16時56分02秒 | 世界自転車探検部


スラウェシ島は、漁師の島。
どんな村に行っても、獲れたての魚が出迎えてくれます。
市場にはトロピカルな魚もたくさん並んでいます。
よって食事は魚料理が中心です。
基本的には薪の直火の塩焼きにレモンと唐辛子で頂きます。




こちらは「バナナの心臓」の炒め物。
心臓とは、バナナの房の先端のつぼみのような部位のこと。
それを細かく刻んで、魚醤、コショウ、ニンニク、唐辛子(激辛)。
食感は、食べやすいネギの炒め物のようで美味!


写真は撮り忘れましたが、
みなさんご存知のナシゴレンもよく食べました。
ナシ=ごはん、ゴレン=炒める
つまりチャーハンですね。
インドネシアには1000年以上前から中国人が渡来していたらしいので、
中国料理の影響を受けた料理が多い気がしました。




旅はウマいものばかりにありつける訳じゃございません。
田舎で民家にお世話になった時などは
インスタントラーメンがごちそうです。
みんな腹ぺこだから美味しいです。
山陽さんは「一生分のインスタント麺を食べた」と言ってました。




さて、ここで問題!
食事のときには、必ずテーブルに蝋燭を1本灯しました。
これは一体何のためでしょうか??

1、敬虔なクリスチャンの食事のお祈りのため。
2、電気がなくて暗いため。
3、虫除け。
4、蝋燭が消えるまでに食べ終わらないと席料を支払う。


見事正解された方の中から抽選で
世界の街道をゆくのカナダロケで買った
「カナダメープル製バット バリーボンズモデル」を差し上げます。
注文から3ヶ月待ちという幻のバットですが、バットはバット。
欲しくない方はその旨も書き添えてくださいませ。
欲しい方は……お子様への千本ノック、または
ダンナとの夫婦ゲンカにお役立てください☆

7月最後の峠。

2012年07月28日 13時30分17秒 | おしごと日記


ちょっとインターミッション。

みなさま、BS日テレで放送中の「峠 TOUGE」ご覧いただいてますでしょうか?
私が担当した南九州編も今週の放送で一段落。
桜島の雄大な景色と一体化する気分で作った番組、
ぜひご覧下さいませ。

「峠 TOUGE」
29日(日)夜9時54分~。
@BS日テレ

ちなみに来週からは先輩ディレクターが作った北海道編です。
ディレクターによってどう変わるのか、私も楽しみです☆

のりもの。

2012年07月27日 19時39分34秒 | 世界自転車探検部


インドネシアの乗り物たち。
まず多いのはご存知オートバイ。
HONDA、SUZUKIなどなど、日本製オンパレード。
「日本製は最高だ! こんど来るときゃオミヤゲに持って来てくれ!」
行く先々で褒められます。
(なかには謎のバイクに「HONDA」と書いただけのものもあったりして…)




馬車も現役!
乗り合いタクシーのように子どもから老人まで利用してます。
もちろん街角は馬糞だらけです。
(ナカシマ君はしっかり馬糞の餌食になってました)




ガソリンスタンドはいつも大行列。
店員さんがのんびり仕事するため、
1時間待ちはあたりまえのようです。
車を揺らさないとガソリンが奥に入って行かないらしく、
みんなで車をゆさゆさしてました。
(一見、車内であやしいことをしているような…)
ちなみに1リットル60円ほど。産油国だなあ。




ロードバイクなんて初めて見る人ばかり。
すぐに人垣ができます。
自転車で旅をしていると言うと「なぜ?」と笑われます。
彼らにとっては自転車は生活の道具。
自転車旅とは、贅沢をしつくした先の遊びなのだと思い知らされます。
こんな自転車は仕事には役に立たないので
「売ってくれ」とは一度も言われませんでした。


今回の旅は、いろんな乗り物をフル活用して挑みました!
その乗り物から意外な話が展開したりして楽しかった!
いったいどんな使い方をしたのか…どうぞお楽しみに☆

明日は食べ物特集にしようかな?

坂バカ天国にいらっしゃ~い!?

2012年07月26日 10時52分28秒 | 世界自転車探検部
ワタシ、人生最高の勾配、32%という坂を登りました。
それも200mほど続きました。
失神するかと思いました。





ちなみにこの写真の勾配は、30%ほどです。
今回のルートのうち100キロ以上の部分が
こんな勾配の連続でした。
(それ以外の400kmも、たいていが20%越えでした)






普通はこれくらいキツい傾斜になる場所では
道をつづら折りにするものですから、
衛星写真(グーグルマップ)で見て直線的に山を登っている道は
せいぜい10%前後だと予想します。

が、インドネシアは違った!
傾斜が何%になろうと、道を直線的に作る国。
おそるべしインドネシア。





勾配25%を越えると、坂の頂点の向こう側がまったく見えません。
登ってみて初めて、下り坂になるのか、さらに登るのかが判明します。
勾配30%を必死こいて登ったあと、さらに向こうが上り坂になってると
完全に心が折れます。





雨に降られ、川を渡り、海に入り、
旅の途中で靴が死んだため、
ずっとビーチサンダルで乗ってましたので、
足がツリっぱなしでした。


ちなみに山陽さんは、こういう坂道にはめっぽう強い!!
ガシガシ登って、決して途中で降りることはありませんでした。
すげえな……。





ゴールしたよ!!

2012年07月24日 12時21分44秒 | 世界自転車探検部


なんとかゴールしました!!

今回は色々と厳しくて、本当にゴールできないと思いましたが、
やろうと思えば何とかなるものですね。
服も体もボロボロですが……





今回の旅の舞台はインドネシア、スラウェシ島。
島の面積は日本の本州と同じくらいの大きな島です。
その島の海から山岳を縦断し、500kmほど走りました。




こんな船に乗ったり。
(モーターは壊れてて手漕ぎでした)




こどもたちに追いかけられたり。



村人全員に囲まれたり。


きっとブータンよりも素晴らしい番組になると思います!




今回の旅で何が大変だったって、
乾期なのに毎日降るどしゃ降りの豪雨と、
この坂道。




この坂道の勾配のすごさ、お分かりになりますでしょうか?
山陽さんはお尻を痛め、私は足がツりっぱなしで(今も痛くて歩けません)、
おまけに豪雨のために○○が発生したりして、
ゴールはおろか帰国もできないかと思いました。
その話はまた明日……☆



行ってきます!

2012年07月14日 03時35分50秒 | 世界自転車探検部




今日は朝から会社のちょっとしたイベントの準備。
会社のADさんを集めてランチ会を催しました。
みんなで美味しいお弁当食べて、手作り卓球台で卓球大会して、
(ラケットはナベとかスリッパとか、会社に落ちてたもの)
ロケの爆笑話(変な先輩の話とか)して、
よく笑いました。
楽しかったけど、ホスト役して燃え尽きました。


若手といえば……



今回のロケには、特別にADのナカシマくんを連れて行くことにしました。
自転車探検部のロケは独特なので、
ずっと若い人に経験させてあげたいと思ってたのです。
ナカシマくんは器用な男なので、
不器用で情熱マックス&アホ全開の現場はきっとカルチャーショックでしょう。


山陽さんと私のスペシャルなロケをしっかりと目に焼き付けとけよ、
ナカシマくん!
(旅人は山陽さんです)



さあ、あと2時間で出発です!
インドネシアへGO~!
…その前に、新番組の企画書をひとつ書かないと……書き終わるかしら??


あ~あ~あ~……

2012年07月13日 01時02分41秒 | おしごと日記



宗彦氏が堺をめぐる番組を見た。
よくもまあこんな番組つくるなあ、と思って腹が立った。
出て来た人も堺の街も、誰1人として得しない番組だった。


悪いところをあげればきりがない。だって良い所がほとんどないのだから。
しかしとにかくいけないのは、これで割を食うのは宗彦氏であるということ。
道交法を知らない人だと思われたり、服のセンスが悪い人だとも思われちゃう。


とにかくひどくて、頭を抱えて怒ったのであります。
私はディレクターさんに聞きたい。「何がしたかったんだい?」


さあ、明日はもう出国!
怒りが収まらなくて眠れない!
おっとその前に、何も用意できてないぞ!


出発まで2日!

2012年07月12日 00時21分05秒 | おしごと日記


次の旅への出発まで、あと2日…。
乗る間もなく愛車を梱包して、成田空港へ発送しました。

今回の行き先は、インドネシアのスラウェシ島!
(ボルネオ島の右、人がくねくね踊ってるような形の島です)
もう一ヶ月以上前から現地のコーディネーターに島のことを調べてもらってますが、
この島に行けば何が見られるのか、結局ほとんどわかりません。
それくらい、めったに旅行者が行かない所らしいです。
森を走ってたら、吹き矢とか飛んで来ないだろうな…




さて。
左手の腫れは引かないようです。
昨日は、あまりに疲れて立っていられなくて、
心臓が痛くて過労死するのかと思った。
そしたら、玄関でふらりと転んだ。
痛む左手を冷やしながらボンヤリ水槽を見て横たわっていたら、
ついに、後ろを振り返ってしまいました。

突っ走るのもここでひと息。
夏休みをとることにしました。
9月下旬ですけど。

夏休みには…とりあえず海外旅行はしません☆

編集大詰め。

2012年07月09日 10時56分36秒 | 世界自転車探検部


オフライン編集が終わって、いよいよ本編集。
ADの高瀬くん(手前の白シャツ)と編集室で最後の作業中。


この業界、髭をはやしたスタッフが多いのですが、
困ったことに、どう見ても私より年上&貫禄があるように見える。
2人で「おはようございま~す」と編集室に入ると、
まず先に挨拶を受けるのが高瀬くんだったりするのです。


若く見えるのは良いことですが………

旅人未満の決意表明。

2012年07月07日 04時31分36秒 | 世界自転車探検部


「旅人」というカテゴリには、素質というのがあると思う。


旅人レベルの高さとは、外の世界から吸収する力だ。
外から吸収、と軽く言うけれど、
それは他人の唾を飲むようなもので、決して万人にできることではない。


たとえば、私が知る人のなかでそれが最もできる人は、
神田山陽さんと写真家の谷口さん。
とにかく気になることを見つけては、
「これは何だろう?」「どうしてこういう使い方が生まれるのだろう?」
「どういう気分からこれが生まれたのだろう?」
心の中には常に「なぜ?」が渦巻いている。
外の世界に対して、目がキラキラしているのだ。





食事時など、その国で見聞きしたものの考察で
延々と会話が成り立つ。
この食事時の会話は、番組での本人のコメントなどに反映される。
だから、山陽さんのコメントは深く、実がある。


自分の境遇に割と満足している人は、
この思考回路はない。
私もおそらくそちら寄りなのだろう、山陽さんや谷口さんほどの吸収力はないと思う。


探検部と称して、次のロケで8作品目を作ることになる。
これまでの7作品、とても面白くできたけれど、
決して私は満足できていない。
(7作目はまだ完成してませんが)
今度は本当に最後になるだろうから、
次こそは私も旅人の一員になって、納得のいく旅がしたい。


そのために必要なのは……
まず体力回復とお腹の調整かな!?

祝・ペルー合宿脱出!

2012年07月05日 08時33分35秒 | 世界自転車探検部
長らくご無沙汰いたしました!
ペルー完全版の編集のため、編集室に籠っておりました。
ほぼ完成して、あとは
音楽とナレーションを入れるのみと相成りました。


「予想外」なのか「やっぱり…」なのか、
ペルー編はスリランカと同じくお笑い珍道中になりそうです。
おかしいなあ、自らの殻をやぶるために
2人して真剣に、しかも命がけで(!)旅したのに。


もちろん、その命がけっぷりもた~っぷりご堪能頂けますよ。
生命線ギリギリ困難な道を走ったことに、私も今更ながら気付いたくらいです。
そして困難さに比例して美しくなる風景!
恐ろしいほどの美しい映像の連続です。


でも、やっぱり宗彦&D☆コンビで旅すると、
お笑い珍道中になっちゃうのね。
へへへ。お楽しみに。最後は感動ですよ。
完成は来週→放送は8月中旬!!!