自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

12月の走行距離。

2019年12月31日 20時04分12秒 | 自転車



12月の走行距離は
875kmでした
目標を失い 何のために走っているのか分からなくて
何となく通勤で1分走や2分走ばかりしていた


食べたい物も 何一つガマンせず
夜中も食べまくり
でも体重は61.5kgでピタッと止まってしまった
これ以上増えないらしい


とはいえ 去年の12月は770kmとかだったので
今年の方が走っている
そう考えると 自分の中で何かが上乗せされつつあるのかなと
思ったりする




問題は 来年の目標をどうするかということ

撮影でもない限り ロードレースなんて出られないから
ロードレースは目標にしにくい
じゃあ乗鞍でタイムを狙おうかとも思ったけれど
試走に行く時間が取れる気がしない



でも ようやく決めました
乗鞍を目指します
意地でも試走に行く時間を作ってやるんだ






さて



2019年の目標はこんな感じでした

・月間1200km走る→平均1100kmぐらい
・FTPを300Wにする→281W
・乗鞍で表彰台に乗る→あと5分
・沖縄140kmで先頭集団ゴールする→第2集団のうしろ 61位

…ほとんど実現できてません(笑)


でも 気付いたら
2年前に立てた目標をいくつか達成していた

・全日本を2時間特番でやる
・トゥールマレー峠を走る

完全達成ではありませんが
ほぼ近い形で実現してたのでマルでしょう^_^



これはちょっと嬉しかった
夢というのは 言ってみるものだ
言葉にすると 頭のどこかに引っかかって
ちょっとしたきっかけを捕まえやすくなる




2020年の目標は

・乗鞍1時間05分
・沖縄100kmマスターズで30位に入る
・アフリカ・南米に行く
・東京五輪で何か仕事する
・気ままな旅番組を作る(探検部的な)
・オフロードを始める
・たくさん笑う



さあ それでは年越しライドにぶらぶら行ってきます
みなさま 良いお年を★

今年最後の土曜練。

2019年12月29日 23時55分16秒 | 自転車



来年の目標が見つからないまま
ボンヤリとした日々が続いている



こういう時に 勝ち負けに興味ない性格が仇となる
レースに出ることをいくら考えても
そこで勝って何になる? という思いに行き当たる


トカトントン……




トレーニングする目的が無いのだけれど
走れないディレクターは ただのディレクターなので
走りに出かけた





関東の冬は 北風との闘い
埼玉名物「からっ風」が吹き付ける
横風でコケたくないので ホイールはビターボに換えた

決戦ホイールにしようと思ったが
今年2レースしか履かなかった
これじゃあ10年使ったとしても 1レースあたり3万かけたことになる
あまりにバカバカしくて 普段履きに使うことにした


横風に強いし 転がりがピカイチに良くて楽しい


タイヤをはめるのが超大変なので
パンクだけはしないでくれと祈りながら(笑)





荒川サイクリングロードから 鴻巣 行田を経て
利根川サイクリングロードへ
メニューは90分走とスプリント3本だけ
あとは探検サイクリングを楽しむべし


90分210W(信号ストップあり)
めちゃめちゃしんどかった



そういえば 前から疑問だったが
みなさん平均時速とか平均パワーを
どうやって出しているのだろうか?


私はストップした時間や 休憩時間も含めて平均を出しているので
信号ストップするたびに平均値がぐんぐん下がっていく
どう頑張っても 平均時速30kmを超えることなんて無いのだが…





田舎の風景に癒やされる


ここで問題
上の写真の川に杭が打ってありますが
この杭 一体何のためのものでしょうか?


1、水鳥の止まり木
2、魚を獲る網を仕掛けるため
3、ここが浅瀬である印










正解は 「3」だそうです
舟が座礁しないための目印ですね



つまり この川はかつて
水運に使われていたということ


言われてみれば 一面の田園地帯にあって
この川の周りにだけは家が立ち並んでいる
自動車や 鉄道が敷かれる以前は
ここに賑やかな世界があったのかもしれない






かつては賑やかだったかもしれないが
今は食堂1軒も見当たらず(笑)
これが唯一の補給


100km地点でようやくコンビニ休憩し
なんとか帰宅


150km TSS 357


久しぶりに脚がなくなるまで走って
90分走したダメージが腰にきた


でも 楽しかった
疲れた体にシャワーを浴びせ
布団に転がるのって最高に幸せだ



だがしかし
トレーニングは楽しいのに
目標がない


どなたか 2020年の目標をください(笑)

チョーさん。

2019年12月27日 23時44分38秒 | チャリダー★



小学校3年生のとき
社会科の授業で見る教育テレビの「たんけんぼくのまち」が大好きだった


腹を抱えてゲラゲラ笑ったし
チョーさんが愛車の「チョーさん号」に乗って
まちを探検するのを真似て
遠くまで自転車で探検に行ったりした



実は数年前から
「チャリダー」に出てほしいと思い続けていたが
なかなか実現しなかった


まず チョーさんが自転車旅に出て
面白くなるかどうか 誰にも分からなかった
そりゃそうだ 旅番組に出ている姿を見たこともないし
どんな旅をする人なのか 見当もつかなかった
お金をかけて作る以上
面白くなるかどうか分からない企画は通らない


僕たちにとって チョーさんは有名人だが
「たんけんぼくのまち」世代でない人たちにとっては
1人の声優さんにすぎない



数年を経て
いろんな形の旅番組を作ってきて
大キュンが撮るなら面白くなるだろう と
思ってもらえるようになった


そしてついにチョーさんと旅をさせてもらえることになった





満を持して ご本人とお会いしたら
開口一番 言われたことは
「なんで僕なんですか?
 本当に僕で大丈夫なんですか?」
だった(笑)


旅番組になんて出たことがない自分で
本当に大丈夫なのか
自転車乗りでもなんでもないのに


チョーさんはプロだ
自分が出て 撮ったはいいけど
番組になりませんでした ではプライドが許さないだろう


怪訝そうな顔をするチョーさんに
私はこう答えた


「正直に申し上げると、面白くなるかどうかまったく分かりません。
 でも、私はチョーさんと旅がしてみたいんです。
 どんな旅になっても、私がそれを番組にします」


チョーさんは納得してくれて
なんとかスケジュールをこじ開けてくれた


それで実現したのが
先日放送した「たんけんぼくのしま」だった





チョーさんとの撮影は めちゃくちゃ楽しかった
チョーさんは撮影プランまで考えられるすごい人で
こちらで考えて行った撮影プランに チョーさんのアイデアが加わって
現場で あーでもない こーでもないと相談しながら
前へ前へと進んで行った


現場で感じたことをチョーさんと話して 湧いてきた疑問を
現地の人に聞いてみたら 面白かったので
番組ではクイズにしてみましたが
楽しんでいただけましたか?
全問正解した方は 素晴らしい知性の持ち主だと思います



唯一きつかったのは
電アシ自転車でガンガン坂道を飛ばすこと(笑)
常に450W出さないと置いて行かれる
ディレクターの木下くんは 坂のたびに後ろへと消えて行った(笑)
鍛えておいて 本当に良かった



忙しい方なので 今からスケジュールを相談しても
来年の夏以降になると思うけど
また旅したいなあ…☆



夢の実現力。

2019年12月26日 01時01分36秒 | おしごと日記





最近 「夢の実現力」ということを考えている


夢を次々と実現していく人と
そうでない人の間には
どんな違いがあるのだろうか?





まず 夢を実現させる人は
実現できることを見極めている
荒唐無稽な夢に聞こえても
その人の中には道筋が見えているから
「実現できる夢」として口に出せる


これをできる人は少ない
自分の現状の力を知っている上に
どんな努力をしたら どこまで行けるかを
冷静な目で考えている
つまり 自己をマネジメントする能力があるのだ



今年の乗鞍で
全力で走って1時間11分だった男が
「1時間5分は行けた」と 後で豪語していたが
ああいう人は 自己をマネジメントできないので
自分の力を最大限に生かせないだろう





もう一つの「夢の実現力」は
チャンスが目の前に現れた時のために
そのチャンスを掴むための準備をしておけること


ある芸人さんが
芸能界は努力が必ずしも報われない世界であり
運に負うところが大きい
と語っていたけれど
その芸人さんは 目の前に多くのチャンスをもらいながら
それを掴むための準備と鍛錬をしてこなかった


自分の気持ちを端的に言葉にする鍛錬
滑舌をよくするための努力
最低限の品のある言葉遣いの勉強
それさえ続けていれば 新しい仕事が生まれたのに
そのチャンスをまったく生かせなかった


……と 2年前に助言した私は
「ら抜き言葉」や「省略語」が直らないその芸人さんを見て
残念で仕方がない クリスマスの夜(笑)








このシューズ
部屋を掃除したら 出てきおった
ラファの全面反射材シューズ
製作はGIROなので細身です

見た目は悪いのですが
実はあまり履いてません
擦れると反射材が取れてしまうので こうなってます
欲しい方がいたら差し上げます
サイズは42.5
27.3cmです

帰国しました

2019年12月20日 02時29分44秒 | おしごと日記



京都から羽田空港へ向かい
20時間ほどで目的地に到着


現地滞在時間は50時間ほど
うまくスケジューリングして進めないと
下手したら手ぶらで帰ることになる


自分1人だけのロケは久しぶり
撮影もディレクションも自分でやる
身軽で シームレスに動けるけど
やっぱり疲れ方は半端じゃない


撮影機材の充電やクリーニングをしていたら
深夜2時ごろに寝落ち





撮影は朝10時からと決まったので
5時半に起きて ロケハン(コース下見)に出かける
もちろん自転車で





グーグルマップの自転車ナビ機能を使ったら
こんな道ばかり選ぶ





シクロクロスのようだった





ひとつ目の峠
全く撮影に向いてなかった
撮影の時は ここはパスして
先回りして定点撮影をしよう





ふたつ目の峠へ

しまった スプロケが11-25のままだった…
SFR(重いギヤでケイデンス40ほどで走る)のトレーニングだと思って
アウタートップで走ってやった





朝8時
峠の手前でようやく日の出





撮影ポイントをチェック
使うレンズやカメラによって
ベストなポイントは変わるのです
本職のカメラマンでも そこまで考える人は
あまりいません


どちらにも対応できるように
3箇所ほど候補を決めて下山




あと1時間で帰って 撮影準備をしたいが
峠はモーレツな暴風で 全く進まない(笑)
下り坂を のろのろと走って帰った





白い部分が自転車専用レーン
だいたい2mほどの幅があるので
走りやすい

自転車レーンがない道を走っていても
車の人たちは自転車に優しい
決して煽って来たりせず
気づいたら後ろを静かに車が走っている


面白かったのは サイクリスト同士の挨拶
かなりオーバーアクションに挨拶してくる
片手をバンザイみたいに広げて
合図を出してくる


どこの国の話かは
仕事の都合上言えないのですが(笑)






撮影を終えて
バイクと機材を再びパッキング

パッキング技術はロケの隠れたテクニックで
いかに23kgに抑えるかがミソ
22.9kgは 完璧なパッキングでしょ(笑)

バイクはBTB輪行箱の203cmのやつ
片道100ユーロで運べます


帰りの飛行機はあっという間に寝落ち
羽田に着陸する轟音で目がさめた





会社に着いたら
イノッチの本が置いてあった





サインを見て 気持ちが引いてしまった


サインをもらうと その人と自分との間に
距離というか 上下関係ができる気がするから
決してもらわない


サインをもらうのではなく
知り合いになったり
友達になりたいと思うのだ


そして今 深夜2時半
帰ります★

もっちゃんの40周年。

2019年12月15日 20時25分26秒 | 茂山家
海外ロケの準備をする



時間がない中で行くので
20時間かけて行って 現地2日という強行軍


まずは しばらく乗れない可能性があるので
サイクリングへ





今日は荒サイを河口方面に行ってみた


こちら側の方が人が多いんですね


16kmに渡ってノンストップで走れたので
これなら20分走ができるかも

…と考えていたら
今の時期しかできない のんびりサイクリングのつもりが
なんとなくトレーニングを始めてしまった


30分間 徐々にパワーを上げる
ラスト5分は300Wで

30分 平均252W
ヘロヘロです





友人たちが毎週トレーニングしている
ディズニーリゾートへの行き方を新規開拓





葛西臨海公園
綺麗だけど 整備されすぎていて
好きな場所ではなかった



沖縄後は なんだかんだ言っても
パワーの数字は良くて
特に通勤で走れる1分と2分の数値を更新
1分545W
2分400W


今年は10分以上を重点的にやらないとなあ





自転車を綺麗にして


会社で海外ロケ用のパッキング
今回は私がカメラマンもやる1人ロケのため
機材と自転車を梱包
荷物多いのに
あくまで自転車を持って行くことを諦めない(笑)


からの 京都行き






親友の茂山宗彦くん(以下もっちゃん)の
芸歴40周年という節目の舞台


スケジュール死守するのきつかったけど
これは観ないといけない



絶品の落語から始まり
親子3人で息のあった狂言を2曲


驚いた

10年前に もっちゃんの密着取材した時だって
あまりに息がぴったり合っていて
これ以上息が合うということが無いと思ったのに
さらに上を行っていた


狂言の内容は 知っている物語なのに
とにかく笑ったし 感動した

その間合いが素晴らしいのだ




笑いにとって大事なのは
間合いだと思う
芸人さんで 笑いを取るのが上手い人は
笑いたくなる間合いで話をしている
もっちゃんの一家は 3人とも素晴らしい間合いの達人だけれど
中でもずば抜けているのがもっちゃんなのだ



40年続けるということは
偉大なことだ
続けられるということは 才能だ


3人合わせて 140年ぐらいの芸歴になる
これぞ伝統芸能の恐ろしさ


自分は 人生において
何も続けて来たものがなかった
今からでも遅くない 自分も何かを続けてみよう





楽屋へお邪魔したら
もっちゃんはパンツ一丁だった
慌てて服を着て 写真を1枚(笑)


「40年続けて来てよかったな!」


この男を見て来た私は
とにかくそのことが嬉しかった



京都滞在3時間
会社で荷物をピックアップして
羽田空港へ


さあ20時間の空の旅へ
行って来ます☆

シンゴコーチと迷子ライド

2019年12月11日 02時16分29秒 | 自転車
さて
シンゴコーチ主催のボー年会で
1流の男たちが 私にあだ名をつけてくれた


「大キュン」


ダイスケにキュンで 大キュン(笑)


おっさん達にキュンキュン呼ばれるのも
存外悪くない(笑)



というわけで これからは
「Dさん」ではなく「大キュン」でひとつ
宜しくお願い申し上げます






そして宴会の次の朝


起きたら昨日着たウェアが
全て洗濯されていた


洗濯してくれたのは なんと
U23日本代表・大町くんだ


確かにここにいる人間の中で
いちばん後輩ではあるが
お礼を言ったら にっこり笑いながら
「当たり前のことをしただけです」と


「面倒臭がらない」というのは
いろんな能力を伸ばす上で 大切な要素だ
こういう人は 何をやっても伸びて行くし
人に愛される




朝方まで騒いでお疲れモードの1流おっさん達は
ここで解散
私はシンゴコーチの家族イベントにお邪魔





長門市がやってる 子供のための職業体験イベントへ
シンゴコーチの娘・ののちゃんの様子を見に行く


家族の端っこにぶらぶら着いて行くのって
楽しい
時間がゆっくりしているから


シンゴコーチは 色々やることがあるようなので
自転車だけ借りて ちょっと走りに行こうと思ったら
ぜんぶキャンセルして ライドに付き合ってくれた



シンゴコーチは優秀な男なので
抜かりない準備をする
「空気入れを忘れたので取りに行く」というので
私はひとつ提案をした
「全て現場調達のライドにしよう」


空気入れは山口県内に無数ある
「サイクルエイド」で借りて
パンクしたら その場で知恵を絞って切り抜ける(笑)
シンゴコーチは ちょっと迷ったようだが
「やってみましょう」と乗ってくれた





まずは萩で有名という うどん屋へ

店の前に 合計250万円の自転車を停めて
500円のうどんをすする




美味しかった
ライド前にちょうど良い感じ



毒まむしみたいなウェアだ(笑)





シンゴコーチの知り合いという窯元


おかみさんのトークが
チャキチャキして小気味良い


何か買いたくて 大きめのぐい飲みを選んだら
割引すると言ってきかない
「じゃあ間をとって2000円にしましょう」
と言ったら ようやく納得してくれた


本当は3000円ぐらい払いたかったが
またいつか訪ねた時に 何か買うことにしよう





萩の町を自分のバイクでゆったり走るのが夢だった





山奥の隘路へ

辺りには人家の気配なし
ここでパンクしたらアウトだな
ガタガタ道を 2人して丁寧に走る





木間(こま)という集落を目指す途中で
道に迷った
地図を見たら面白くないので
シンゴコーチの記憶を頼りに進むが
結局 木間の集落には行き着かず
タイムアウト(笑)


目的地には行き着かなかったが
迷子ライドをしたかったので
大キュン的には満点(笑)




萩の街に戻ったところで
シンゴコーチから最終ミッションを与えられた
「地図を見ないで車を停めた場所に戻ってください」
まじかよ…今どこに居るかもわからねえよ


走りながら 指月山など萩を囲む山の形を見て
だいたいこの辺かな…と進んだら
まさかの一発到着
シンゴコーチがとても褒めてくれた
この人に褒められるなんて
2度となさそうだ(笑)

40km
TSS 73





やると決めたら 最短距離で物事を完遂し
情に厚く 相手のペースに合わせられる
そして「大いなる無駄」を楽しめる余裕がある


こういう男を デキる男というのだ


2日間で 1年分遊ばせてもらった
このお礼を どう返そうかしら…★


山口へ。

2019年12月10日 00時54分14秒 | チャリダー★
山口の白石真悟コーチから ボー年会の誘いが来た



以前も書いたが ボー年会ほど苦手なものはない
まず私は酒が飲めないし
何より人と群れることができないのだ


集団の中にあって うまくやることがどういう事かというと
その集団における価値基準に自分を合わせねばならない
そんなことは簡単なことだと言われるが
私にとっては他人のツバを飲み込むような苦しさがあって
端っこに静かに座って 植物のようにしているか
こっそり抜け出して 終わる頃に戻って来るか
とにかく集団の中で楽しめたことがない


だが今回は 行ってみることにした


東京を離れたかったのもあるし
シンゴちゃんと話がしたかった



金曜日 ロケ終わりで空港へダッシュし
最終便に飛び乗った
山口宇部空港では シンゴちゃんが待っていてくれた



夜更けまで白石家で仕事をさせてもらい
朝を迎える





次第に霧が晴れてゆく





空気がうまい
夜中は柑橘系の香りがしていたが
早朝になったら杉の香りになっていた





こういう景色を見たかった






朝食をいただき まずはボー年ライドへ





県内各地から集まったメンバー
みんな良い脚をしている
3年ほど前に チャリダーのロケでご一緒した
藤井さんが来ていた
棚田ヒルクライムをして とんでもなく速かった人だ


U23日本代表の大町健斗くんも来ていた
これは…ゆるゆるライドになるわけないよな…






バイクはシンゴちゃんのを拝借
数々のレースで勝って来たコルナゴC60
乗り心地はやはり最高

なんとサドル高やハンドル位置など
サイズが全てぴったり同じだった





コリマのホイール
前後で50万円クラスの最高級品
乗り心地はライトウェイトと似ている
コンプレッション構造ならではの
硬さとフワフワ感が同居していて楽しい





山陰ならではの 美しい風景が続く
車は少なく 路面は上々
まさに天国…なのだが
みんな走れる人たちなので ペースが速い
ローテーションで先頭に出ると だいたい280〜300Wほど
のんびりライド気分でやって来た私には
ショックがでかすぎる(笑)


しかも大町くんが先頭に出ると
スピードが4km/hほど上がる
そのまま坂に突入されると 350Wで走らされる


このままでは苦しいだけなので
30km地点のパン屋休憩で 気持ちのスイッチを
レースモードに切り替える

















目の覚める思いだったのは
速いレース志向の人が絶対やらない
「遊び」が満載だったこと


落ち葉に大の字になって写真を撮ったり
わざわざ狭く路面の悪い道を選んだり
冒険心にあふれ 常に笑顔が絶えなかった


「みんなすごい人たちばかりだね」と
シンゴちゃんに言ったら
「ここにいるのは1流の人だけですよ」と


90km TSS200




俵山温泉でゆったり休み
宴会へ突入


カオスだった……(笑)


朝まで えげつないエロ話が飛び交っていましたとさ



つづく


11月の走行距離。

2019年12月05日 23時32分14秒 | 自転車
とある自転車関係の ちょっとした方から
知人を介し 会いたいと申し出があった


何事かと思い 仕事の合間を縫って行くと
こう聞かれた

「チャリダーに出るにはどうしたら良いですか」

私はこう即答した

「鼻水を垂らして全力で走っていただければ出られますよ」


念のため申し上げると
重要なのは「鼻水を垂らすこと」ではない
「鼻水をぬぐえないほど 全力であって欲しい」
ということなのだ


チャリダーという番組でいちばん大事にしたいのはそこだ
鼻水を気にして一生懸命走れないようではいかんのです
全力で楽しむ
命がけで頑張る
真剣にアホなことをする
そこが出演者の最低ラインだ


ちなみにその方は
2度と連絡をよこさなかった(笑)






さて
11月の走行距離は946kmでした



沖縄後は すっかり「男子部ロス」になってしまい
ほとんどロングを走ってません
だって来年の目標が決まらないんですもの


乗鞍 → 冷静に見て自分はクライマーではない
沖縄 → あと1年やっても先頭集団ゴールは無理
…とまあ モヤモヤと迷っていたら
シンゴコーチからどしどしメッセージが届いた


開いてみると
細かい練習メニューだった(笑)


自分では これ以上強くなるのは
仕事を変えない限り無理だと思っていたのに
シンゴコーチのメニューは
「もっと強くなれますよ」と語りかけてくるのだ






人の期待に弱い私は
重い腰をあげて 走りに出た


15秒間ケイデンス170 3本
シフトアップしながらケイデンスを130まで上げる 3本
脚が無くなってからの15秒スプリント 2本
10分走 1本

などなど
これまで無視してきたメニューのオンパレード






埼玉の吉見町についたところで
お茶がしたくなったので
荒川サイクリングロード近くの
吉見観音へ





1200年の歴史があり
行基とか坂上田村麻呂が関わっているらしい
本堂の木彫りの虎は左甚五郎の作という





しかし最大の目的は 門前の茶屋





厄除け団子 1本100円
門前の店って 美味しかったためしが無いのだが
ここはめちゃめちゃ美味かった


小春の日差しが心地よくて
日当たりの良い斜面のミカンになった気分だった(笑)