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自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

人間国宝認定パーティー。

2024年05月13日 02時06分40秒 | 茂山家
今回のロケは 自分が撮影&ディレクターの回
バイク2台と 撮影機材をメンテナンス




チェーンリングを出演者の脚力に合わせて
40T→34Tに交換




1日みっちり2台をメンテナンス





実は今回のロケ直後に
めちゃくちゃ緊張するイベントがあって
その準備が個人的にはハードル高かった





「茂山七五三(しめ)師 人間国宝認定を祝う会」



狂言師の茂山宗彦くん(以下もっちゃん)のパパ七五三(しめ)さんが人間国宝になり
お祝いパーティーに呼んでいただいたのだが
これはハードルが高い(笑)




「なんで私が?」と思ったが
もっちゃんが「来てくれ」と言うなら行くしかない
この日のスケジュールを 半年以上前からどうにか死守した





ただ一つの「よそ行きシューズ」を引っ張り出す
20年以上前に買った ドリスバンノッテンの革靴




数年に1度しか履かないので いまだ現役





ネクタイ選びは大変だった

私はこういうパーティーに出たことがないので
勝手が全く分からないのだ

もっちゃんに どんな服装が良いかと聞いたが
「なんでも大丈夫や」と まったく参考にならない(笑)

人と話すのが苦手だし とにかく会場で目立たないようにしようと
シンプルでスッキリした印象のを探して買った



あ〜しかし心配でしかない(笑)





ロケの途中でカメラが故障し かなり焦ったが
なんとか無事終了




立ち寄った食堂



この文字の雰囲気が好き(笑)




ロケで見つけた 古い田舎のゲーセン…かと思ったら
結婚相談所だった


一度 結婚相談所に行ってみたかったなあと思う
どんな人を紹介されて
どんな人が私に興味を持ったのだろう?





旅人はもっちゃん


芸歴45年で 人間国宝の息子なのに
ADさんよりも先にお茶を淹れてくれる
偉ぶったところが全くない


どんな過酷な撮影でも 嫌だと言ったことがない
「必要とされるなら それに全力で応える」
それが茂山の流儀だと いつも背中で語ってくれる



そしてロケの次の日





正装になったもっちゃんと再会(笑)






会場はホテルオークラ京都
ものすごく広い





立食なら すみっこで大人しくしていようと思っていたら
着席でフルコースの食事が出るようだ


参ったな
隣の人とおしゃべりしなければいけない
お願いだから 気楽な人が隣であってほしい…と思っていたら





オンジェイだった(笑)


師匠である七五三(しめ)さんの晴れの日のために
チェコから飛んできたらしい


オンジェイは私と同い年(誕生日3日違い)のチェコ人で
2009年の番組「男自転車ふたり旅 〜チェコ ボヘミアの街道をゆく〜」で
通訳とコーディネーターをしてくれた縁で知り合った

出演者がもっちゃんだったから 仕事を引き受けたが
違う出演者なら途中で仕事を辞めたかったほど「キツかった」らしい(笑)



チェコのカレル大学(日本でいう東大)を出た後 来日して
京都で七五三(しめ)さんから狂言を教わった

当時は「外国人に狂言を教えるなんて」というような意見もあったようだ
「神聖な能舞台」に外国人は上がれなかったし
オンジェイは夢だった狂言師になることを諦め 帰国した


だが チェコで発足した狂言会は その後も活動を続け
七五三(しめ)さんやもっちゃんが 毎年のように狂言を教えに行き
今では劇場を超満員にするほどの人気劇団になった


「チェコで狂言劇団が24年も続くなんてすごい」
と話したら オンジェイはこう答えた

「すごいのは私たちではないよ。『狂言』がすごいんです」





人間国宝が揃ったテーブル
こんなシーン たぶん2度と見られまい(笑)





同じテーブルのおばさまが
一緒に写真に写ってくれという
なぜ私と? と思いながら写ったら
「こんな有名な人と写れるなんて」と喜んでいらした

そして「小舞は何がお好きですか?」と
目をキラキラ輝かせて見つめてくるではないか



ポカーンとしていたら
オンジェイがよく分からないギャグで誤魔化して助けてくれた


どうやら私を誰かと間違っていたらしい
番組のディレクターだと言ったら がっかりしていらした(笑)
いったい誰と間違われたのかは いまだに謎である





七五三(しめ)さんは茂山家の次男だ

本家は絶対であり 分家はそれを支えるという家訓はあるにせよ
七五三(しめ)さんが兄の当主・千五郎さんを助けようとするエネルギーは
すさまじいものがあった


『分家は本家に「死ね」と言われれば死ぬ』
それぐらいの覚悟を持って 狂言を続けていたのではないかと思う
そしてそれ以前に 七五三さんは兄・千五郎さんが大好きだったのだと思う


だが その兄・千五郎さんが早くして亡くなった
七五三さんの絶望は いかばかりだったろう


人間国宝の認定が決まって 七五三さんは
「兄がもろうたと思ってます」と泣いていらした



狂言を続けて70余年
鍛錬に鍛錬を重ねた凄まじい芸を見られる自分は
幸せ者だと思う






会場では いたる所で名刺交換が行われていた


これだけ名士が集まる場所を
ビジネスに活用しない手はないということか



ちなみに私は 名刺を1枚も配らなかった
この場を自分のために使うことは なにか違う気がした
私にとってここは 悪友のもっちゃんと
そのパパ七五三さんに会いにきただけの場でしかない



だから出世しないのだ(笑)





もっちゃん
本当に良いものを見させてもらい 感謝してる
七五三さん キヨエちゃんにも会えて嬉しかった
おめでとう
またな!



お豆腐通信。

2021年12月17日 01時33分32秒 | 茂山家
私の仕事場は 都内各所に散らばっていて
編集室やスタジオなど 毎日違う場所に通っている


久々に会社に寄ってみると
デスクの上のサイクルウェアの山の上に
見覚えのある字で書かれた封書があった





見るとほっこりして
笑顔になってしまう文字


茂山宗彦くん(以下もっちゃん)の字だ


しかもどうやら 今までに無いくらい
丁寧に宛名を書いてある
これは何か 大事なものが送られてきたに違いない


封を開けると 入っていたのはこれ





お豆腐通信 と言っても
豆腐屋の新聞ではない

茂山狂言会が発行しているファンクラブ会報のようなもので
「お豆腐」とは 狂言を豆腐のように身近にあるものにしたいという
思いが込められていたんだった気がする


長い付き合いなのに 私は初めて見たが
かなり内容が充実していて
こういった会報にありがちな 内輪ウケに終始せず
読み応えがあった


なぜこれが 丁寧に送られてきたかというと
理由はこれだった





そういえばちょっと前に
「お前のこと書いてもエエか?」
と聞かれて
「好きに書いてくれ」と答えたんだった

「書けたらチェックしてくれるか」と聞かれたが
もっちゃんと私の関係に チェックはいらないだろうと思い
「そんなものはいらん 好きに書いてくれ」と答えた


…答えたものの ちょっと心配だった(笑)


が そんなものは杞憂だった



書かれていたのは 簡単にいえば
「林は面白くてアホですごいやつだ」
という内容(笑)

ロケの裏話などが書かれているのを読んでいたら
あるところまで読んで 息を飲んだ


「十年以上も前にダイスケに取材を受けていなかったら、今の俺はないと思う。
 逆に言えばダイスケは俺に出会わなければもっともっと出世していたかも知れない。
 互いに久しぶりに会う時は緊張する…
 たぶんボーっと生きてるから恥ずかしいのかも知れん。
 ただ誰よりも考えて番組を制作している熱くて天才的な人とは思ってた。
 そしてちょっと悔しいとも思ってた。」

………

私はまるで 気持ちが遠くへと飛ばされていくようだった
嬉しかったのには違いないのだが
何か永遠に触れたような気がしたのだ



生まれてきてよかったな と思った
そして もういつ死んでも良いな とも思った

友人もっちゃん。

2021年04月27日 15時38分47秒 | 茂山家
先日のこと
親友に ひさかたぶりに会って来た



会ったのは 狂言師の茂山宗彦氏(以下もっちゃん)
京都で500年ぐらい続く狂言の家に生まれて
4歳から狂言ひとすじ
今やってる朝ドラ「おちょやん」には天海天海役で出ている






最近の写真がないので
スリランカを旅した時の写真で



今回はもっちゃん主催の狂言の会
場所は大津
対コロナ対策のため 車で行って来た
娘と2人旅






茂山家の狂言を見ると
「あうんの呼吸」のすごさに圧倒される
それは一家で狂言を演じ続け
さらに古典芸能の中に「笑い」を追求するあくなき姿勢の賜物だ

とにかく 何かに圧倒されたいとき
茂山家の狂言を見ることにしている



しかし今回は 多少の心配もあった
コロナ禍にあって 舞台が次々と中止となり
心はとても平静ではなかっただろう
舞台人にとって 自分の生きる価値を疑い続ける日々であったことは
想像に難くない


そんな状況で行う 狂言会







結論から言えば 今回も圧倒された




驚いたことに この日の舞台に
祖父・四世千作さんを垣間見たのだ



↑四世千作さんともっちゃん


四世千作さんは まさに笑いの神のようだった
「古典芸能で ここまで人を笑わせられるか⁉︎」と思うぐらい
腹を抱えてげらげら笑わせてくれた
すっとぼけた雰囲気が面白すぎて
見るだけで こちらの力が抜けていった


ユーモアという空気が そのまま形になって
千作さんになっているようだった


千作さんを撮影するたびに
あの空気を どうやったら手に入れられるのだろうかと
考えたものだが
あの空気が この日のもっちゃんと
弟の逸平くんに 見えたのだ



この家の方々は
ずっと千作さんを追いかけ続けてきて
そして少しずつ あの巨大な背中に追いついているのだ



帰りに楽屋に寄って 顔を見たら
嬉しくて何も話せなくなってしまった





また見に行くよ
大変なのはわかっているが なんとか元気でいてくれ
そしてまた一緒に仕事できる日を楽しみにしているよ★




↑全然関係ないけど スリランカの通訳シャンタ氏とドライバー氏。
 日本語が苦手な通訳さんだった(笑)

もっちゃんからのプレゼント。

2021年01月11日 00時57分22秒 | 茂山家
めったに会わないが
私の親友に京都の狂言師・茂山宗彦(以下もっちゃん)という男がいる


そう 今やってる朝ドラ「おちょやん」で
派手に登場したと思ったら たった2日で死んでしまった(笑)
「天海天海」役の男である


そのもっちゃんから
「一つは売ってないものと
 もう一つはどうでも良いものを送ったで」
と連絡があった







なんのことか分からず 頭の中は「?」だったが
届いた箱を開けて マジ驚いた






おしゃれな風呂敷でしょ?
しかしこれ ただの風呂敷ではない
茂山家で何かの記念にあつらえた
特別な逸品なのだ




今から10年以上前 茂山家に入り浸っているころ
茂山家の狂言師たちが この風呂敷を使っているのを見て
「あれめっちゃオシャレな風呂敷だな…」
と 私にしては珍しく(笑) 欲しそうな顔をしてしまった



私の気持ちを察したもっちゃんは
「あれは特注品で もう残ってないんや ごめんな」と
申し訳なさそうに言った
そう言われて 物欲しそうにしてしまった自分に
ちょっと恥ずかしい気持ちになった


この風呂敷は 茂山家の記念品であり
外部の人間が軽々しく欲しがって良いものではない
あんなこと言わなきゃよかったと
幾度となく思い出しては後悔した





あれから10年以上が経ち
きっと何かの記念で 再びこの風呂敷をあつらえたのだろう
その数少ない貴重な一つを
めったに会いもしない私に 送ってくれたのだ






あの 何気ないやりとりを覚えてくれていたのだ
驚きのあまり 私は
永遠の時間の中に放り出されてしまったような感覚になった


「欲しかったら 欲しいと言えばええねん」
もっちゃんの そんな声が聞こえた気がした
そして あのちょっと恥ずかしい気持ちが
許してもらえたようで
救われた気分になった


ろくでなしで アホだけど
奥の深い男なのです あの男は





ちなみに もう一つの
「どうでも良いもの」とは
4月に大津で行われる狂言会
「MOPPYリサイタル」のチラシだった(笑)



親友の晴れ舞台
行かないわけがないだろう
…仕事の予定2件 動かさなきゃ☆

もっちゃんの40周年。

2019年12月15日 20時25分26秒 | 茂山家
海外ロケの準備をする



時間がない中で行くので
20時間かけて行って 現地2日という強行軍


まずは しばらく乗れない可能性があるので
サイクリングへ





今日は荒サイを河口方面に行ってみた


こちら側の方が人が多いんですね


16kmに渡ってノンストップで走れたので
これなら20分走ができるかも

…と考えていたら
今の時期しかできない のんびりサイクリングのつもりが
なんとなくトレーニングを始めてしまった


30分間 徐々にパワーを上げる
ラスト5分は300Wで

30分 平均252W
ヘロヘロです





友人たちが毎週トレーニングしている
ディズニーリゾートへの行き方を新規開拓





葛西臨海公園
綺麗だけど 整備されすぎていて
好きな場所ではなかった



沖縄後は なんだかんだ言っても
パワーの数字は良くて
特に通勤で走れる1分と2分の数値を更新
1分545W
2分400W


今年は10分以上を重点的にやらないとなあ





自転車を綺麗にして


会社で海外ロケ用のパッキング
今回は私がカメラマンもやる1人ロケのため
機材と自転車を梱包
荷物多いのに
あくまで自転車を持って行くことを諦めない(笑)


からの 京都行き






親友の茂山宗彦くん(以下もっちゃん)の
芸歴40周年という節目の舞台


スケジュール死守するのきつかったけど
これは観ないといけない



絶品の落語から始まり
親子3人で息のあった狂言を2曲


驚いた

10年前に もっちゃんの密着取材した時だって
あまりに息がぴったり合っていて
これ以上息が合うということが無いと思ったのに
さらに上を行っていた


狂言の内容は 知っている物語なのに
とにかく笑ったし 感動した

その間合いが素晴らしいのだ




笑いにとって大事なのは
間合いだと思う
芸人さんで 笑いを取るのが上手い人は
笑いたくなる間合いで話をしている
もっちゃんの一家は 3人とも素晴らしい間合いの達人だけれど
中でもずば抜けているのがもっちゃんなのだ



40年続けるということは
偉大なことだ
続けられるということは 才能だ


3人合わせて 140年ぐらいの芸歴になる
これぞ伝統芸能の恐ろしさ


自分は 人生において
何も続けて来たものがなかった
今からでも遅くない 自分も何かを続けてみよう





楽屋へお邪魔したら
もっちゃんはパンツ一丁だった
慌てて服を着て 写真を1枚(笑)


「40年続けて来てよかったな!」


この男を見て来た私は
とにかくそのことが嬉しかった



京都滞在3時間
会社で荷物をピックアップして
羽田空港へ


さあ20時間の空の旅へ
行って来ます☆

アホな友がいる喜び。

2015年11月26日 18時28分01秒 | 茂山家


京都で親友の大事な舞台があるので、
1日の自由時間をもらった。
(ただし往復移動の4時間は仕事にあてるのが条件)

始発で行けば、舞台まで4時間ある。
花背峠までの往復が50キロ。
これは輪行して峠を攻めるべし!
とワクワク寝るが、起きたら朝7時だった。
夢の花背峠を断念し、けっきょく体ひとつで新幹線。





京都って、大好きな街なんだけど、
だからって行きたいところがあるわけじゃない。
てなわけで、いつも行くのが京都駅近くのラーメン屋さん
「第一旭」(となりの新福菜館ではなく)。


全国のラーメン屋さんで
私のベスト3に入るお店です。
しか~し。





ああ、秋の京都は行楽シーズン。
行列100m。
「行列は3人まで」と決めてるので、断念して能楽堂へ。



親友の舞台とは、
狂言師茂山宗彦の40歳記念舞台。
この日のビックリな演出の良し悪しは置いといて、
この男、非常に型破りで、
「伝統芸能」「能楽師狂言方」というイメージとは
だいぶ遠い趣向なのは気味良かった。


舞台を見て、強烈に思ったことがある。
茂山の狂言師たちは代々「家族」で狂言をやっている。
親が師匠であり、共演者も親戚親兄弟。
そのあうんの呼吸の見事なこと!
舞台上の3人の呼吸の中に、
しっかり客の呼吸まで紛れ込ませてしまう。
これは唸るほどすごかった。


気心知れたプロフェッショナル。
これがガッチリ組んだ時は最強だ。
そういうプロフェッショナルを自分の周りに作れるかどうかが
私にとっても大きな課題だなあ。







夜は、ご家族の宴にお招きいただき。
「また面白いことやろうぜ」と話が弾んだ。

「また面白い舞台イベントをやるためには」
「カツラを楽しく落とす方法」
「自転車で楽しく道に迷う方法と、それを番組上でカットされない方法」


…お互いの「面白いこと(=アホ)」の方向性が似ていることが
私にとって、たいへんな幸せでなのでありました。

昇格したよ!

2014年06月08日 14時39分02秒 | 茂山家




6月7日。「四世 茂山千作を偲ぶ会」。
能楽堂は熱気ムンムンの中、大いに盛り上がりました。
本当にありがとうございました。


おおまかな内容は前もって決めていたのですが、
ようやく台本を書けたのは、前夜に京都へ向かう新幹線の中。
夜11時に到着して、モッピー宗彦氏に京阪三条まで出て来てもらい
喫茶店でパフェ食べながら打合せ。


構成は生放送のトーク番組の要領で書き、
迷ったところをモッピーに相談。細かな動きを決めていく。
狂言を初めてご覧になる方から、古典芸能に携わる方まで
どんな人も満足できる会をめざす。

第一部の秘蔵映像を一緒に見てもらうメンバーは誰にするか。
茂くん腰悪くしてるけど前転してくれるか。
千作さんの「またか」のセリフを再現させるなんて
超ムチャぶりだけど本当にやるのか…?


演者さんたちとは事前に一度も打合せできないので、
ほとんどの演出が「賭け」でした。
でも、たくさん喜んで頂けて、ホッとした。
宗彦氏の司会力の高さを信頼しての構成でしたが、
カンペキ以上にやってくれた。





ただ千作さんを思う気持ちと、
いつも応援してくれる人たちへの感謝をエネルギーに変えて、
私たちがたくさんたくさんもらってきた愛情へ恩返しが出来れば、万歳。
だから今、とても嬉しい。


会が終わり、すぐに京都駅から帰京。
帰ったらすぐ、次の仕事の打合せが待っている。
すると、こんなメールが届いた。
偲ぶ会の「もう1人の」実行委員の宗彦氏から。


………


お前ホントバカ野郎だ!
いい個性を見つけてやったぞ。バカだ!こんな清々しいバカはダイスケぐらいだわ。
またまたお前に甘えちまったわ。悪かったな!

また旅に行こうぜ!一緒にな!今回はたった1日のステージやったけど終盤のアタックも決まって良かったな。
今日も明日もバカ野郎らしく走れよ!
こっちは俺なりのスケベでカリカリ走るわ。

ばーさんから携帯で電話あった。滅多にない事だ。
『家帰って仏さんに報告してたんやで。ほしたら涙が止まらへんねん。嬉しいてな。またお父さんと話し出来てんわ。ありがとう!あのぉ~テレビの人にもよろしゅう言うといてや!』
やてさ。

ありがとう!ダイスケ!
ちゃんと寝ろよ!3時間!
へなちょこドスケべmoppyでした!

………


ただの「へなちょこ」だった宗彦氏と私は、
今日から昇格して「バカ野郎」と「スケベ」になりました。

これ、プライスレスなギャラやね☆



最終段階!

2014年06月06日 03時28分15秒 | 茂山家



水曜日。ようやく自転車探検部5分版×5本の会長試写があり、
編集の方針が固まる。
加えて、とても名誉なことに自転車探検部が選ばれるという
吉報をもらう。
(何に選ばれたのかはまだナイショ)


夜半過ぎから、
会社の入社試験クリエイティブテストの採点をし、
時差のあるポルトガルとやりとりして
16日に出発するロケの準備を進める。


そして木曜日。ようやく「茂山千作を偲ぶ会」のためだけに
動ける体になった!
「秘蔵映像」の編集の最終仕上げにとりかかり、
資料を読みあさって、イベントの進行と構成を考える。
(この段階で使いたい写真が1枚足りないことに気付く…ごめんモッピー)



そして今、金曜日。
遅くても18時の新幹線に乗って京都入りして
進行役のモッピー宗彦氏とVTRのチェック&構成の打合せをしなきゃアカン。
てことは、あと15時間しかないじゃん!



というわけで、「偲ぶ会」最終段階に突入しました。
ユルくて自由で、でもしっかり面白い会をめざしますよ!

今日から!

2014年03月29日 10時05分51秒 | 茂山家



「四世千作を偲ぶ会」
いよいよチケット発売開始ですね!
全席売れてやっと「赤字」の文字が消えるので…ドキドキです。
6月7日、京都にて。
みなさま、きっと良い会にしますので、
どうぞ京都まで見にいらしてください。


ちなみにチケットは茂山家で購入して頂ければ
特別デザインのチケットになります。
しかも1部、2部で別デザイン。
入場時に「もぎり」されたくないくらいカッコいいですよ☆


このブログでは商売ッ気を出したくないのですが、
儲けを考えてない公演だからご勘弁。

 →3/29 10時より クラブSOJA(茂山家のファンクラブ)会員の方受付開始。
  3/30 10時より 一般発売。
  連絡先は、075-221-8371(茂山狂言会事務局)
  1部 2部 各5,000円(指定席)/4,000円(二階自由席)
  通し券 9,000円(指定席)/7,000円(二階自由席)


電話受付は茂山家の役者のみなさんや実行委員が出てくれます。
ちなみに私も実行委員ですが……残念ながら電話受付できません。
東京の編集室で、3番組同時進行で作っておりまして、
気分はさっきまでアルゼンチン、今は伊豆を走っていますので…。



…しまった。
うちのスタッフの席を確保しておくの忘れた…
まあ二階席でいいや☆



限定340名のための、たぶんすごい会をやります。

2014年02月19日 01時16分13秒 | 茂山家



茂山宗彦 × D(アホな匂いがプンプンする…)のふたりが、
また何かやろうと画策しております。



人間国宝の四世 茂山千作さんが亡くなられて
もうすぐ1年。
あの「笑いの神」の立ち姿は、今も目の奥に焼き付いていますし、
お体の具合が悪くなったあとも、酸素ボンベをつけながら
渾身の力で孫たちに稽古をつける様子を撮影させて頂いた。


そのすごい秘蔵映像で、何かできないかと思ったわけです。
千作さんにまつわるすごい会をやれないかなあと。
大笑いしながら、寂しくて泣いてしまいそうな会を。


茂山家のみなさんに相談したら、
大変喜んでいただいた。
そんでもって「茂山家」全員が集える日を探したら……


2014年6月7日(土)
第一部 午後1時~  第二部 午後5時~

@大江能楽堂(京都)


千作さんの映像を見て。
㊙ゲストからステキな話を聞いて。
茂山家の豪華メンバーが全力で狂言をする。
二度とできないような、記憶に残る会にしたいなあ。


各部5,000円、通し券9,000円は、ちょっと高く感じるかもしれませんが、
例によって今回も「儲けゼロ」価格なので、どうかご勘弁。
(ゼロどころかマイナス…)
だって、映像を映し出すプロジェクターとか、音響設備って
めちゃめちゃ高いんだもん。







てなことを思いついたのが、去年のこと。
準備は着々と進んでおります。
今日は千作さんの資料をお借りしに茂山家へ。

アルゼンチン行き2日前の私と、
新作狂言の稽古を抜け出して汗だくで走って来てくれた宗彦氏。
お互い忙しすぎてなかなか会えないので、
細かいところまでがっつり打合せ。


どうか、お時間の許す方はぜひ。
6月7日、京都でお会いしましょう!


チケット発売は3月末。
くわしいことは人間国宝の孫にして自転車旅の常連さん、

→エッチな狂言師 茂山宗彦氏のブログ

を見て下さい。


それでは、アルゼンチン行きの準備に戻ります…☆

ミッション完了・大反省会!!

2012年10月02日 12時41分10秒 | 茂山家


台風ふきすさぶ中。
19時30分、宗彦氏の登場とともに始まった「大反省会」!
会場には自転車好きの方々が半分、そして宗彦氏の親衛隊のみなさま半分。
仕事で遅れる蟹江一平氏を待ちながら、
猪野学氏、茂山宗彦氏の2人でトークショーがスタート!




トークはD☆が考えたお題に沿って進められる仕組み。
スリランカの伝統舞踊体験が大変だった話。
大阪で酔っぱらってサイフをなくした話。
高山病でロレツがまわらなかった話。
あちこちに飛び火しながら、思いもよらない話に展開していくのがスバラシイ。
そして放送じゃ決して言えない話もてんこもり。
放送じゃ言えない=ここでも言えませんので書きませんよ…☆




抱腹絶倒の超☆秘蔵映像をご覧いただいていると、
23時過ぎ、蟹江一平氏が合流。
登場したのっけから、すさまじいテンションのトークが炸裂。
なぜかナレーションの話になり、蟹江、猪野、茂山の3人で
雑誌「ファンライド」の記事をナレーション風読み比べ大会へ。

これは面白かった!
蟹江氏はソフトに、猪野氏はスバラシイ滑舌と通りの良い声で抑揚を強めに。
対する茂山氏は狂言風の発音で読み、会場を湧かせてました。

ちなみに蟹江氏のムチャ振りで、私も読まされました。
うへ~緊張したよん。


そしてなんと、本日は隠しゲストがいたのでした!






…もう亡くなったはずのマイ○ル!



蟹江氏のギターに合わせて「パオ~☆」と踊りまくり!

涙がちょちょ切れ腹筋痛が起きるほど笑いました!!





反省会と題したぐだぐだイベントは、かなりの中だるみを含みつつ
翌朝6時まで面白おかしく続きましたとさ!


………………


大反省会が終わり、自転車で富士山をのぼり。
東京駅で宗彦氏とおさらばした。


これで、しばらくは別の道。
チェコでの9ヶ月は、やりようによっては
私の10年でも追いつかないほどの経験値になるに違いない。
私も、もっともっと必死にやらないといけない。
もっと高みへ。何が高みなのかは分からないのだけれど。


大反省会。
君は、大反省できたか?
私は、会のあいだ中、いろんなことが見えて、
ずっと反省しっぱなしだったよ。
チェコにはきっと行かないと思う。
来年の夏には、君の手の届かないところへ行っているつもりで、
私は私で、この一年を必死にやるよ。

元気で。必死にやれよ!!

いよいよ明日!! 

2012年09月29日 18時42分33秒 | 茂山家


いよいよ!
明日19時開始です「茂山宗彦大反省会」!

場所は「サイクルカフェ プロトン」
東京都世田谷区大原1-24-7
TEL:03-6407-1965
最寄駅:井の頭線「新代田」徒歩5分
    京王線「代田橋」徒歩5分
    小田急線「世田谷代田」徒歩13分


23時くらいまでは、トークショー形式で進行。
それ以降は、気が向いたらVTRを使ってぐだぐだトークで。


当日は夕方から大雨予報ですので、
足下にお気をつけてお越し下さい。
お早めにお店に入っていただいても大丈夫です。
(飲み放題開始前の飲み物などは各自でお願いします)
自転車でお越し頂くこともOKですが、
基本的に店外の駐輪バーにくくりつけて頂くことになります。
(5台くらいなら屋根の下に置けるかも)


直前で2名の方が参加できなくなってしまったので、
あと2名までなら入れます。
参加希望の方はチャリン党メール charintoh@gmail.com まで!


さあ、私はこれから景品とVTR作りです。
どんなVTRかは、明日をお楽しみに☆

大反省会まであと2週間!

2012年09月18日 00時22分35秒 | 茂山家



茂山宗彦氏が「大反省」するための日
『茂山宗彦☆大反省会』まであと2週間!
準備は着々と進めておりますよ。
……頭の中でね!

実際に準備にあてられるのは前日の29日だけ。
そこまでに練り上げて、一気に形にする所存です。
やりたいことがわんさか湧いて出て来ますが、
いったい何割が実現できることやら。


ところで、この大反省会。
出席者のうち3名の欠員が出ましたので、
あと3名様のみ受け付けられることになりました。
日時は、9月30日の夜7時から、
場所は新代田のサイクルカフェ「プロトン」。
参加費5000円です。
ちなみに私からは恒例のくじ引きが、
宗彦氏からはサプライズのお土産が出るかも?です。

ご連絡はチャリン党メールまで。
charintoh@gmail.com


さらに10月1日(月)には、茂山宗彦氏が
あのペルーを走ったDE ROSA KINGで富士山5合目をめざす
「さよならニッポンRIDE」を開催!
猪野学氏と私も参加して、ハードに宗彦氏を送り出します!
応援隊の参加大歓迎! ヘタレて蛇行しそうな宗彦氏を
せいいっぱい応援してあげてください。
参加人数によっては車をどうするかは考えます。


さあ、明日はインドネシア完全版の会長試写!
届いたばかりの新フレーム(二代目ジョカトーレ)を組み立てる時間がないよ~★


イベントのお知らせ。

2012年08月05日 01時36分56秒 | 茂山家



あの感動のチェコ自転車旅から3年。

あの苦難の旅から…





チェコの旅は、旅のはじまり。
あれから始まった旅は、めぐり巡って
茂山宗彦くんに新たな使命を与えました。

このたび、茂山くんは文化交流使という国の使命を帯びて
10月からの9ヶ月間、チェコに旅立つことになりました。
もちろん、エッチな交流や自転車旅に行くのではありません。
狂言という日本が誇る伝統文化を広めるために、日本の仕事をなげうって行くのです。


そこで!
壮行イベントをやります。題して

「日本チャリン党 presents 茂山宗彦大反省会」


主催は日本チャリン党です。
つまり、チャリン党員で宗彦氏を取り囲んでの猛反省会です。

自転車探検部の話を中心に、
これまでは決して口に出来なかった番組の裏話、
特にダメだったりアホだったりした話を中心に展開。
茂山くんに悔いの遺らぬよう存分に反省して頂き、
気持ちよ~くチェコに旅立ってもらおう、
という趣旨でございます。


ご賛同頂ける方は、次の応募要項をよくご覧になって、
チャリン党メール(charintoh@gmail.com)あてに参加表明して下さい。

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日時:2012年9月30日(日)夜7時~翌10月1日朝5時まで
   (仮眠室・シャワーあり)
場所:サイクルカフェ PELOTON(プロトン)
   東京都世田谷区大原1-24-7
   TEL:03-6407-1965
   (京王井の頭線「新代田」駅から徒歩5分くらい)
参加費:5000円(お腹いっぱいイタリアン+朝まで飲み放題)
参加条件:スポーツ自転車に乗っている方
     またはこれから乗ってみたいと思っている方
定員:20名(先着順・自転車での来場OK(駐輪スペースあり)
応募先:チャリン党メール
    charintoh@gmail.com
    までご連絡下さい。

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値段がちょっと高くてごめんなさい。
朝まで飲み放題なので…どうぞご容赦!

それではみなさま、一緒に盛り上がって勇者を送り出しましょう!