
先日、外出した帰りに少し足を伸ばして夷隅郡のALAM'S AMTIQUES(アランズ アンティークス)に顔を出しました。で、いつものようにどんな掘り出し物があるか分からない魔窟(=倉庫)の中を探検していたら・・・

目の利くカミさんがこの花瓶を見つけました。ブラックライト(=紫外線)で照らしてみたらちゃんと光ったので、本物のウランガラスですね。どこの工房の作品かは分からなかったけれど、一見して安物の量産品ではないことが分かります。
「こっ、これはっ、いい物だ~」

アランさんに聞いてみた所、残念ながらどこの工房の作品かまでは分からないけれど、明らかに手作りだし、特徴的なデザインなので調べたら何か分るかもしれないとのこと。いわれてみれば、確かにどこかで見覚えのあるデザインだよなぁ~。私は元々調べるのが大好きだし、いつものように爆安?の価格にして下さったので、めでたくお買い上げとなりました。

着色剤としてウラニウムを使用しているウランガラス(ワセリンガラス等とも呼ばれています)は一時期大量に生産されたので、まだ比較的手に入りやすい価格で流通しています。しかし、現在ではほとんど生産されていない(事実上、もう量産は出来ない)こともあり、蒐集している方が多い人気のアイテムとなっています。ブラックライトを当てると輝くという性質も面白いですしね。この正体不明の花瓶、単純にデザインやつくりの良さが気に入って手に入れたけれど・・・

家に持ち帰って手入れをしながら裏側を良く見たら・・・あれっ、アシッド・エッチングで何かのマークが入っているように見えますね。何だろう?。で、撮影して拡大してみたところ・・・

えっ、これはイギリスの高級ガラス工房、トーマス・ウェッブ(Thomas Webb & Sons、1837年創業)のマークじゃないですか!。これは1935年~1949年に使用されていたマークなので、恐らく第二次世界大戦以前に制作された物でしょうね。丸い突起がある独特のデザインは "オールド・イングリッシュ・ブルズアイ(Old English Bull's Eye)" と呼ばれ、当時のトーマス・ウェッブでは人気のデザインの一つだったそうです。どうやら今回も良い買い物が出来たようです(笑)。

トーマス・ウェッブの作品に関してはこのような専門書もありますけど、残念ながらウランガラス作品に関する記述はほとんどありませんでした。

ちょっと興味が湧いてきたので、ウランガラス関連の書籍でも取り寄せてみようかな?。

目の利くカミさんがこの花瓶を見つけました。ブラックライト(=紫外線)で照らしてみたらちゃんと光ったので、本物のウランガラスですね。どこの工房の作品かは分からなかったけれど、一見して安物の量産品ではないことが分かります。
「こっ、これはっ、いい物だ~」

アランさんに聞いてみた所、残念ながらどこの工房の作品かまでは分からないけれど、明らかに手作りだし、特徴的なデザインなので調べたら何か分るかもしれないとのこと。いわれてみれば、確かにどこかで見覚えのあるデザインだよなぁ~。私は元々調べるのが大好きだし、いつものように爆安?の価格にして下さったので、めでたくお買い上げとなりました。

着色剤としてウラニウムを使用しているウランガラス(ワセリンガラス等とも呼ばれています)は一時期大量に生産されたので、まだ比較的手に入りやすい価格で流通しています。しかし、現在ではほとんど生産されていない(事実上、もう量産は出来ない)こともあり、蒐集している方が多い人気のアイテムとなっています。ブラックライトを当てると輝くという性質も面白いですしね。この正体不明の花瓶、単純にデザインやつくりの良さが気に入って手に入れたけれど・・・

家に持ち帰って手入れをしながら裏側を良く見たら・・・あれっ、アシッド・エッチングで何かのマークが入っているように見えますね。何だろう?。で、撮影して拡大してみたところ・・・

えっ、これはイギリスの高級ガラス工房、トーマス・ウェッブ(Thomas Webb & Sons、1837年創業)のマークじゃないですか!。これは1935年~1949年に使用されていたマークなので、恐らく第二次世界大戦以前に制作された物でしょうね。丸い突起がある独特のデザインは "オールド・イングリッシュ・ブルズアイ(Old English Bull's Eye)" と呼ばれ、当時のトーマス・ウェッブでは人気のデザインの一つだったそうです。どうやら今回も良い買い物が出来たようです(笑)。

トーマス・ウェッブの作品に関してはこのような専門書もありますけど、残念ながらウランガラス作品に関する記述はほとんどありませんでした。

ちょっと興味が湧いてきたので、ウランガラス関連の書籍でも取り寄せてみようかな?。