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半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

資生堂ギャラリーで、 『李 明維 リー・ミンウェイ展 澄・微』 を見ました。

2012-09-19 16:35:25 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で銀座に行きました。向かった先はこちら、銀座資生堂ビル。でもお目当ては 『資生堂パーラー』 じゃありませんよ (笑) 。




現在、こちらの地下1階にある資生堂ギャラリーでは、 『李 明維 リー・ミンウェイ展 澄・微』 が開催されています。いわゆるインスタレーション・アートなので、本来なら私達夫婦にとっては興味が薄い分野の作品なのですが……実は展示作品の一つである “Fabric Memory 記憶の織物 2012” に、以前に私のブログでも紹介させていただいたことのある人形作家、蒲生マリコさんの御祖母様が作った作品が採用されているというご連絡を頂いたので、二人で見に行ってみようということになったのです。カミさんにしてみれば、蒲生さんの人形のルーツを辿る旅という感じでしょうか?。



作品自体は、ギャラリーの解説の言葉をそのまま借りると以下の通り。

「子ども時代から残る手作りの布製品を一般から集め、思い出をつづったテキストと共に収めた木箱です・・・」

会場にはヒモが結ばれた様々な大きさの木箱が16点、台の上に展示されています。中に何が入っているのか?は、蓋を開けるまで分かりません。鑑賞する人は靴を脱いで台に上がり、木箱を開いて布製品とエピソードを鑑賞するという趣向です。

穴の開いている靴下を履いてこなくてよかった!

選ばれた展示品はやはり衣類が多かったものの、人形も3点ほどありました。やはり子供時代に作ってもらったという物だけあって、第三者である私達にまで作り手の “思い” が伝わってくるなぁ……その前では、個々の出来栄えなどは霞んでしまいます。

残念ながら私の母は何かを手作りするというタイプの人ではなかったので、私には “子ども時代から残る手作りの布製品” は何一つありません。でもうちのカミさんは色々作る人なんで、我が家の子供達は生まれる前から “そういう物” = “思い” に囲まれて成長してきました。羨ましい。

もしカミさんの作品の中から何か一つ選ぶとすれば、やっぱりこれかな?。




五味太郎さんの 『ねえ おはなししてよ』 のおくるみ!。



じゃなくて……


……オオサンショウウオ@特別天然記念物の “ぺロちゃん” 。今から15年前、現在中3の娘が生まれるとき、カミさんが人生で最初の友達として作った物です。



このぺロちゃん、今はどうなっているのかというと……











……まだまだ現役。ちょっと色褪せちゃって、舌の色も変わっている (娘に引きちぎられたため) けど、娘の後は息子の遊び相手を務め、今でも小さなお客様がいらっしゃったときには出動します。



そして、私の仕事が忙しいときには、代わりにブログの更新もしてくれます (笑)。
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