水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

幽霊ランナー 新刊

2017-09-07 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

幽霊ランナー 金の星社より刊行されました。金の星社HP(マテウシュさんの装画制作動画が見れます)

見本が手元に届いたのは、先週の(土)です。5日たった今、やっと実感がでてきました。2010年に「こども電車」で作家デビューをして、「めだかの王様」が2015年。そして、今回の「幽霊ランナー」で三冊目の児童書です。よくぞ、本になってくれた。小学校高学年 中学生向けの児童書になります。でも、大人のみなさんにも、読んでもらいたい、そんな一冊に仕上がったと思います。

ぼくは消えない、絶対に。

このキャッチコピー、心にしみます。帯を見た時、本当にドキンとしました。幽霊ランナーという本のタイトルから、このコピー。皆さんは何を想像しますか?どんな物語が、この本の中に繰り広げられていると思われますか?目標も努力も全部、消えてしまう。自分自身も…。なんどもあきらめかけた。トラウマに苦しんだ。そんな弱い心を胸に抱えながら、主人公は走り続ける。

「ぼくは消えない、絶対に」とは、そんな主人公のセリフです。その一言の重み。あ~~~、ストーリー、ネタバレしてしまう~~。ので、ぐっと我慢。口チャックです。本文の中の、どこにこのセリフが入っているか、ぜひチェックしてみてください。

金の星社の編集長には、今回(いや毎回ですが)厳しい(愛のある)ダメだしと、ご指導をいただきました。私も主人公と同じで、何度も何度も、もうだめだ~~~、書けない~~。と思ったことか。でも、この特別な物語を、本という形にしたいぞ。と。あ、この物語は、私にとって、特別なんです~。

その特別!!を多くの子供たちに届けたい。そんな気持ちで原稿に向き合いました。「おザルさま~~。よくぞ、こんな私に付き合ってくださり、感謝しかありません」

大旦那さまにも、いつもいつも、見守ってくださったと…。本当に金の星社さまに感謝いたします。

 

絵を描かずに、文だけ書いた。

私は、画家ということもあって、物語を作るとき、先に絵を描きます。それが、今回は初めてのことですが、絵をかいていないんです。最初に編集長に提出した企画書・プロットにも、一枚も絵が入っていなかったんです。なぜ、絵を描かなかったか?かけなかったのか?(それも、また、お話します。う~。じらすな~~。)

その結果!マテウシュさんに絵を書いてもらえたのかな?すっばらしい絵に出会えた!

また、カバーデザインをしてくださった、グラフィオさま。素敵です!!

いろんな意味で、今回の本は、特別な本なんです。本当に本当に、あきらめないで、走ってよかった!

本の背表紙には 走れ 自分らしく

どうぞ、是非、手に取ってみてください。ありがとうございます。

 

 

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