今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

昔がえり・・・おばさんの家だったのか?

2020-08-16 20:52:23 | ひとりごと

最近の私は昔帰りばかりしている、やはりババになったんだね~気持ちだけでも若いとおもいたいけど、どうしても気になって「北川民治」さんの絵(本で)であったのは、たぶんおばさんの家だったのか?

おばさんとはつまり父の姉で、我々兄弟姉妹と同じく6人の子供がいた、男5人女の子ひとり、我々兄弟とは逆でとても優秀で頭の賢い子供たちだった、我が家と同じだとは言えないけど、暮らし向きは豊かだったとは言えない環境の中で男の子は全員国立大学を卒業した、女の子は私がいつもおねいちゃんと呼んでいた人だがやはり賢い人で地元の女子高で常にトップクラスで卒業後は大手の保険会社に就職していた、5人の男の子の中の誰だったか忘れてしまったけど一橋大学を卒業しある大手の銀行に就職した、いとこにあたる人が、たぶん持ってきたのだろう。

土地柄だったのか、時代がそうだったのかわからないけど、優秀な子は、学校が、地域がほっては置かない、地域ぐるみで子供を育て、導くのだ、大学も就職先、本人が望んだかはわからないけど、それぞれに、ストレートに社会人になり、結婚もそれぞれに上司の進めた女性と結ばれて・・・

私は母を子供時代に亡くしてるので、たぶん、寂しかったのだろう、よくおばさんの家に行って、おばさんの子供たちと食事した、育ち盛りの男の子だ、おかずはこんにゃくの煮物と味噌汁くらいだったがとにかく早ぐいで、競い合って食べないとご飯もおかずも無くなってしまう、だからよく噛まずにたべたように思い出す・・・

かたや、我々兄弟姉妹は誰も大学へは行けず、それどころか、父が起こす問題に振り回された人生だったようで、私はひとりで18歳の時、本の中で「北川民治」さんに出あい、東京に出て来たから、私の身に降りかかる父の問題は少なかったけれど、それでも、突然現れてはお金をせびられることは耐え難い事だった、けれど、そんな苦しみから救われたくてキリスト教に救いを求めたからこそ相方に(夫)出会えたのだから、やはり、救われたのだろう・・・

おばさんやその子供たちとは父が起こした問題が原因で徐々に疎遠になってもう50年近い歳月がすぎていった。

そして、人間にはたてまいと本音があることは分かっていたはずだけれど、見てはいけないものをみた気がして、もちろん私の我儘な性格から、教会からは遠ざかり、それと同じころに自然に惹かれ山の世界にのめり込んだ。

山に行くために寝る時間も犠牲にして働き、今、ボロボロな体で生きながら、相方やわが子に恩返しの人生だと思いながら、今日も明日も頑張ろうと自分に言い聞かせてる。

(相方が育てたお花の写真)



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