この眼の痛さを
どうすればいい
ただ、耐えて
思い出に
ひたりきれないけど
ボリビアを山旅した日に
ラパスの街・・・
雨の中の散歩
私には幸いな日
まぶしさもなく、心呼吸をする
けれど、私の体は心は太陽を恋しがる
いつか、昔の記憶が太陽を感じて
少し冷えた朝の太陽が眩しい
手足の動きがぎこちなく
ギクシャクと音がするような
ちょっと痛さにイラつきながら
きのう少し怠けてしまった心が
責めているのでしょうか
太陽の下で
いつの日か
思い切り走れたら
私はきっと太陽が
大好きな光になって
大きく深呼吸をするでしょう
強い紫外線にも
負けない強い肌に
大きく両手を振って
強い足が大地を踏み
光の中を走る
もう、何か月になるのだろう
食欲がなくて
「食べたくない」を繰り返した日々
体は正直だ
栄養不足
それでいて
対して痩せなかったけれど
まず、歯が痛みだし
ついに、眼がひどく視力低下
ぼんやりと暗い
まるで夕暮れの闇のよう
もう、どうにでもなれと
飲んだ、ビタミン剤がよかったのか
見えるのです
闇夜から
光が、ともしびが
そんな、喜びが
少しだけ
見える喜びが、ただ嬉しくて
心までが
光を
明るさを
感じた今日でした
思いは次々とやってきて
そして、消えていってしまう
健忘症
いえ、いえ
まだ、まだ、
諦めません
暑い
九月の暑さには
裏切られた気分で
耐え難いから
辛いけど
あと何日
我慢すればいい
汗の洪水
体中にからみつく
雨の中
おもいきり
ずぶぬれになってみる
どこの山だろう
記憶もさだかではなく
だけど。いつの日か
登ったのだろう
元気で
岩の感触を楽しんで
この山のどこかに
私が
いたのだだろう
今は見えないけれど
岩の感触だけは
記憶の中でよみがえる
夏の終わり
嵐が大きな傷あとを残して
大切な命をも大自然の驚異には
ただ、ただ、なすすべもなく
地球は怒れり
遠い昔
渓谷に戯れた日
あの渓谷の水の痛さ
怖さを知った
あの記憶がよぎって
今の私
ささやかに祈りを
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見えにくい眼でも粘土遊びのような絵、ただひたすらに、画用紙に絵の具を刻む
ただ。それだけで、嬉しい・・・