今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

ボリビア・アンデス(2)

2014-01-28 13:09:30 | 自然を愛でる


静寂と無限の世界

どれほどの時間がすぎて行ったのか

私の頭はさいげんなく巨大に膨れあがり

痛さと重さだけがかろうじて我を意識させる

眼の前の風景が夢幻か現実なのだろうか


今、ながい時が過ぎても
不自由な体はあの生きづかいがよみがえる

ときめきと苦しくて
そして喜びと感動

あの世界の風に触れられたことに感謝

アンデス・ボリビアにて・・・

2014-01-24 13:58:03 | 自然を愛でる




赤くそしてピンク色に染まる朝日が
めまいする私の体をささえて

辛うじて働かせてる思考は不確か
今目の前の人は誰なのだろう

幾千年も生きて来た
その魂が私を呼ぶように

石組みの美しさをきわだたせて
寄りかかる私を見えない力で

支えてくれる君はいつの世の人
太陽の光をピンク色にして

私を優しさでつつむ
アンデスの風に抱かれて


☆、1999年初夏、ボリビア、アンデスの山旅にて・・・
  高山病で意識も定かでなかった、けれど忘れられない思い出だ!

恋人たち

2014-01-20 11:53:03 | 「美しき人」からのおくりもの


<おふたりのお幸せな姿を載せたいけど映画の大好きなシーンの写真で我慢しますね!>


★  ★  ★


見つめ合うふたり
握られた手と手はとても暖かそう

冬の陽はまぶしいほど輝きを鮮やかにして
愛し合うふたりをつつむ

はにかみながら
遠慮勝ちのふたりの笑顔
素敵過ぎるほどお似合い

今この世界が美しい
なんの不安もなく生きてる

少なくとも今見えてる風景が
ふたりを守れる平和の存在がある

幾たびの困難がおとずれようと
愛は強く美しい

冬のひかりに見る
恋人たちの華やぎが

雑踏の中の私を救い
心を温かくして

通り過ぎて行く恋人たち


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


雑踏のなかでふと立ち止まって目にした風景が私の気持ちを明るくしてくれた、遠い地に想う「美しき人」の幸せな姿を思いながら、まだ、コウノトリさんは遠慮してるのかも???
おふたりの幸せな姿を思う時、うれしいお知らせはそろそらかな?なんて、勝手に決めてしまった・・・・

小さな罪

2014-01-16 13:53:03 | 生きて行くこと


申告します
私は今日罪をおかしました

ケーキを思い切り食べました

申告します
大好きなお菓子を食べたのに
食べてないふりをしてごまかしました

私の体は正直です
今、とても気分が悪いです

ドクターのいつもの言葉を忘れました

<あなたの体にはお菓子を食べる事は罪なのだと思いなさい!>

私には小さくて、大きな罪なのです

今、とても後悔しています
誰に罪を悔い改めればよいのでしょう

今日一日が悔しくて
今日一日が気が重い

身のおきどころのない小さな罪を犯した私を許してください
意思の弱さが悔やまれる
ふ~っとため息つくばかり

明日はきっとだいじょうぶ


遥かなる地平線

2014-01-13 13:50:07 | 自然を愛でる


歩いても歩いても
たどりつけない

地平線のむこうには
何が待っているの

荒涼とした大地が見えるだけ
しっかりと大地と会話して前に進む

ここで生きる者は
ただ前に進み歩く

永遠につづく命など
誰も望まないだろう

ただ今日一日が無事で働ける
そんな心が幸せなのだ


今日の小さな出来事

2014-01-10 23:15:50 | 生きて行くこと


     <今日も美しき人にたよりましょうか・・・>


   ★  ★  ★


今日の小さな出来事
小さなお店での出来事です

誰かのうるさいと怒鳴り声がする
誰かがまゆをひそめる
誰かが嫌な顔をしてる

こどもが泣き叫ぶ

だだをこねて泣き叫ぶ

子の母は困ってる
どうしたら良いのか
ただおろおろするだけ

誰もがいやな顔してるけど

正直言って私は頭痛
正直言って私の頭が壊れてる
正直言って私は怒ってる

何度も何度も迷ったけど
ついに言ってしまった

耐えがたい思いが先走ったのか

「恥ずかしい~ゾ~」

泣き叫ぶ子供は一瞬だけ泣き止んだけど
母の顔をちらっと見て又泣き叫んでる

私は母の顔をちらっと見たら睨んでる
怖い顔して睨んでる

なんだか悲しい気持ちになりました
今日のさんぽ道がつらい気持ちになりました

寒風の中

2014-01-07 12:23:08 | 自然を愛でる


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

身なれた風景にも時として何かが違う
冬の青空は何処までも青く澄みわたる

寒風に震えて

さんぽ道がつづく

大陽が激しく光る

私の眼は焼けつくように赤く色づくそして痛い
まぶしさと痛さに耐えて立ちどまった

朝の光は寒風をも切り裂き
一直線に私に向かってくる

けれど気分はけっしていやではないのだ
むしろ心は晴れやかになる

見上げた青空にはすっくと立つヒマラヤ杉が天をつく

その木肌に触れた
太陽のぬくもりがやさしい

冬の空気はつめたくて厳しさで私を覆うけれど
太陽の陽ざしが柔らかなつめたさにして

私をつつんでくれた

誰もいない

ひとりだけの贅沢なまでに広く大きな冬の公園